症状・病気別サプリメント一覧

疲れやすい疲　労

疲れやすい・疲労感がとれない、体力に自信がない、といった訴えが少
なくありません。たとえば、成人向けの栄養ドリンク剤が広く利用されて
おり、虚弱体質や冷え症は女性や小児に多い体質です。

疲　労

血圧が高い高血圧
日本では、成人の25%、65歳以上の高齢者では50%が高血圧と推計され
ています。高血圧症は、高頻度に認められる生活習慣病です。
血液は、心臓の左心室の収縮によって大動脈へと押し出されます。収縮
時には、血液の流量が多く血管壁に与える圧力が高くなります。逆に拡張
時には、その圧力は低下します。このように、心臓の収縮や拡張によって
血液が血管壁に与える圧力が血圧です。心臓が収縮するときの一番高い血圧を収縮期血圧(最高血圧)、拡張するときの一番低い血圧を拡張期血圧(最低血圧)と呼びます。
血圧は1日のうちでも、午前と午後、夜間や睡眠中と起床時など時間帯
によってある程度変動しています。また、運動や精神的な緊張などでも変化します。一般的な血圧の日内変動では、昼間や活動時に高めで、夜間や睡眠時には低くなります。

高血圧

血糖値が高い高血糖値

血糖値は、血液中のブドウ糖の量を反映する値です。血糖値の高い状態が続くとき、「糖尿病」が疑われます。2002年の厚生労働省の調査によると、糖尿病患者は740万人と推計され、1997年の調査に比べて50万人も増加しました。また、「糖尿病予備軍」の人は同時期に200万人も増加したのです。現在、日本では成人の6.3人に1人が、糖尿病あるいは糖尿病予備軍なのです。

高血糖値

コレステロール値が高い 高コレステロール値

日本動脈硬化学会の診断基準によると、①総コレステロール値が220mg
/d似上、②LDLコレステロール値が140mg/d1以上、③HDLコレステロ
ール値が40mg/d1未満、④中性脂肪(トリグリセリド)値が150mg/d似上
のいずれか1つ以上を満たすときに「高脂血症」と診断されます。日本で
は、4人に1人、約3000万人もの人が高脂血症と推計されています。特に、男性では40歳代以上、女性では50歳代以上で問題となっています。

高コレステロール値

中性脂肪値が高い高中性脂肪値

中性脂肪は血液中の脂質の1つで、体のエネルギー源として利用されます。食事に含まれる糖質や脂質から合成され、全身を回ってエネルギーとして使われ、過剰な分は脂肪細胞に蓄えられます。
中1生脂肪の値は、人間ドックなどの血液検査でわかります。正常値は150mg/d1未満です。150mg/d1以上のときに高脂血症(高中性脂肪血症)と診断されます。最近では、肥満者や糖質・炭水化物の摂取の多い人の間で、中性脂肪の値が高いと指摘される人が増えています。

高中性脂肪値

アルコールなどから肝臓 を守りたい肝臓

肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれ、異常に気づきにくい臓器です。そのため、肝臓病を防ぐには、定期検診が大切です。肝臓病の原因として多いのはウイルス性肝炎であり、その他、アルコールや薬剤による肝障害が知られています。
人体では肝臓は、次のような重要な働きをしています。
①栄養素を体内で活用できる形に再合成。小腸から送られてきた栄養素は、門脈やリンパ管を経て肝臓に運ばれ、肝臓で分解・再合成されます。
②有害物質を解毒。よく知られているのは、アルコールの分解です。アンモニアを、無毒の尿素に変えるのも肝臓の作用です。
③胆汁の産生。腸内での消化吸収に必要な胆汁を産生します。
④赤血球の分解。古くなった赤血球からヘモグロビンを分解して、ビリルビンを作ります。
⑤女性ホルモンの調節。

肝臓

タバコの害を減らしたいタバコ

喫煙者数は、日本全体では漸減傾向にありますが、若年女性層などでは
増加しています。欧米先進国や日本以外のアジア諸国では、禁煙政策が強力に推進されています。タバコは、喫煙者本人のみならず、周囲の々にも間接喫煙・受動的喫煙により害を及ぼすため、社会問題となっています。
特に、主流煙よりも副流煙に、発ガン物質をはじめとする有害物質が多く
含まれるという問題があります。

タバコ

ＥＤ（勃起障害）を治したいＥＤ（勃起障害）

EDとは、勃起障害あるいは勃起不全の状態を意味する略語で、英語
(erectiledysfunction)の頭文字に由来します。医学的には「性交時に十分なだけの勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」とされています。
従来は「インポテンツ」という表現が使用されていました。しかし、性的不能と訳されるため、最近ではEDという表現が定着しています。

ＥＤ（勃起障害）

女性特有の症状をいやしたい女性特有

女性の生涯には、エストロゲンに代表される女性ホルモンの働きが大きく関わっています。女1生では、脳の視床下部と下垂体前葉、卵巣などの間で行われる調節機構により、ホルモンのバランスが適切に保たれています。
女性ホルモンの産生によって初潮があり、ホルモンの産生量が増加します。
そして、妊娠・出産の可能な年齢を過ぎると、ホルモンは急激に減少し、更年期から閉経を迎えます。また、女性ホルモンは、月経周期に伴って変動します。
女性では、ホルモン産生量の変動に伴って、心身の状態が変化し、さまざまな症状が現れます。

女性特有

更年期 を楽にすごしたい更年期

閉経年齢は平均50歳であり、閉経前後の時期を更年期といいます。通常、40～55歳前後であり、卵巣が生殖機能を終え、ホルモンの分泌が低下していく段階で、女性特有のいろいろな症状が現れます。
更年期障害に対して、西洋医学ではホルモン補充療法や対症療法が行われます。一方、植物性食品やハーブには、女性ホルモンと同じ働きをする成分が含まれており、「統合医療」では、それらもあわせて利用します。

更年期

若々しくありたい（アンチエイジング）アンチエイジング

アンチエイジング(抗加齢)医学が注目を集めています。特に米国では関心が高く、サプリメントによる栄養療法があり、抗加齢の専門学会も組織されています。最近は日本でも注目が集まっています。

アンチエイジング

やせたい（ダイエット）ダイエット

近年、中高年層を中心として肥満者が急増しています。男性では30歳代以上、女性では40歳代以上の年代において、肥満者が多く、肥満を原因とする生活習慣病の問題が生じています。
肥満とは、単に体重が多いということではなく、脂肪組織が過剰に蓄積した状態をさします。しかし、体脂肪の割合(体脂肪率)を正確に測定するのは容易ではありません。一般に、肥満の判定基準として、BMI(ボディ`マス・インデックス=体格指数)が用いられます。BMIは、次の計算式で求められます。
BMI:体重(kg)÷身長(m)2
「普通体重」はBMIが18.5以上25未満のときです。BM125以上では「肥満」、BMn8.5未満では「低体重」と判定されます。また、BMI:22に相当する体重を標準体重とします。
なお、BMIという数値自体が、体脂肪量を正確に反映しているわけではありません。BMIでは、身長と体重が同じであれば、筋肉質の人でも脂肪の多い人でも肥満の程度は同じと計算されてしまうからです。そのため、BMIが標準範囲内であっても、実際には体脂肪の割合が多い、「隠れ肥満」という場合もあります。

ダイエット

シミ・シワを防いで美肌を保ちたいシミ・シワ

皮膚のトラブルで多いのは、紫外線による害です。日光に含まれる紫外線は、過剰に当たると体に有害であることがわかっています。紫外線による肌のダメージとして、「シミ」「シワ」「皮膚ガン」があげられます。シミやシワは単なる老化現象ではなく、紫外線に長期間当たることでダメージが蓄積されて生じる「光老化」です。光老化を防ぐには、日常生活での注意が大切ですし、肌のトラブルをサプリメントで改善することもできます。

シミ・シワ

骨がもろくなる骨粗鬆症を防ぎたい骨粗鬆症

骨粗鬆症とは、骨代謝のバランスが乱れて骨からカルシウムが失われ、骨の密度が低下し強度が弱くなる病態です。現在、全国で1000万人の骨粗鬆症患者がいると推計されています。その多くは女性で、更年期に当たる40歳代から増加しはじめ、65歳では2人に1人、80歳では7割もの女性が骨粗鬆症と診断されています。

骨粗鬆症

便秘を解消したい便　秘

「便秘」に関して、明確な診断基準はありませんが、一般に、3日以上便通がない、便が出しにくい、便が硬いといったとき、便秘と呼びます。女性のほうが、男性よりも便秘になりやすいことが知られています。これは、女性ホルモンの影響や、筋肉量が少ないことなどが原因です。

便　秘

むくみやすい浮腫（むくみ）

「むくみ」は、体内の水分によって生じます。むくみは女性に多く認められ、「夕方になると足がむくむ」「月経前に顔がむくむ」といった症状があります。その他、乳ガンや子宮ガンの手術後にリンパ液の流れが障害されて生じる「リンパ浮腫」や、下肢の静脈の弁が障害されて起こる「下肢静脈瘤」によるむくみがあります。

浮腫（むくみ）

貧血を治したい貧血

貧血とは、血液中の赤血球が減少した状態をさします。一般には、赤血
球中の「ヘモグロビン」値が低下したとき、貧血と診断します。貧血では、「動悸・息切れ・疲れやすし)・めまい」などが現れます。

貧血

低血圧を改善したい低血圧

低血圧とは、収縮期血圧が!00mmHg以下の状態をいいます。「めまい・立ちくらみ・疲れやすい・動悸」といった症状が認められることもあります。これらの症状は、脳や心臓の病気とも共通するため、医療機関での検査と適切な診断が必要です。

低血圧

運動するときに摂りたい成分運動用成分

近年、日本では肥満者が増加して、生活習慣病を指摘される人が急増、
その一方で、運動不足が蔓延しています。たとえば、内閣府によって2000年に行われた「体力・スポーツに関する世論調査」によると、運動不足と「感じる」とする人の割合が64.6%にも達しているのです。運動不足についで性別に見ると、運動不足と「感じる」とする人の割合は女性のほうが高くなっています。また、年齢別では、「感じる」とする人の割合は30～40歳代で高く、一方、「感じない」とする人の割合は60歳代以上で高いという結果が出ています。

運動用成分

活性酸素の害を減らしたい活性酸素

酸素は、私たちの生存に欠かすことができません。しかし、体内に入った酸素のうち、1～2%ほどが「活性酸素」と呼ばれる分子に変化し、老化現象や生活習慣病の原因となることがわかっています。そこで、活性酸素による害を防ぐために、抗酸化作用をもつ成分を豊富に摂ることが大切です。抗酸化作用によって、病気を防ぐだけでなく、アンチエィジング(抗加齢)の働きも期待できます。

活性酸素

風邪をひきやすい風邪症候群

風邪の多くは、ウイルス感染が原因で生じます。風邪を引き起こすウイルスは200種類以上が知られています。これらのウイルスは、寒冷で乾燥した環境を好むため、主に、冬に増殖して風邪の感染を拡大します。

風邪症候群

花粉症でつらい花粉症

花粉症は、花粉に対するアレルギー反応が原因で生じる病態です。代表的な症状は、「くしゃみ」「鼻水・鼻詰まり」「目のかゆみ、涙目」などです。また、「のどのかゆみ、咳」「肌荒れ」「イライラする、眠れない」といった症状も認められます。花粉症対策は症状が出る前に開始します。早期の治療は、症状が出るのを予防したり、発症したときに症状を軽くしたりという効果があります。

花粉症

目の健康が気になる目

若年者に多い目の不調は・眼精疲労で丸中高年では、白内障、緑内障、おうはん黄斑変性症などが起こりやすくなります。「目のかすみ」といった症状があるときは、早めに医療機関で受診しましょう。

目

頭痛に悩まされている頭痛

多くの現代人が、「慢性頭痛」に悩まされています。慢性頭痛は、女性に多い「片頭痛」や「緊張型頭痛」と、男性に多い「群発頭痛」に分けられます。

頭痛

関節が痛む関節痛

関節の病気としては、変形性関節症と関節リウマチの2つが代表的です。変形性関節症は、加齢に伴って増えてくる病気です。関節リウマチは、「免疫」のしくみに何らかの異常が生じることで発症します。いずれも、西洋医学による診断が大切です。

関節痛

腰痛・肩こりをやわらげたい腰痛・肩こり

現代人の10人に1人は「腰痛」で悩んでいるという調査があります。
「肩こり」もよく認められます。一般に、腰痛・肩こりは、筋肉の疲労が原因で起こります。たとえば、同じ姿勢をとり続けることで筋肉が緊張して血行が悪化し、痛みやこりが生じるのです。

腰痛・肩こり

脳の働きを高め、認知症を予防したい認知症

「認知症」とは、脳が病的に障害される結果、その働きが低下し、「もの忘れ」といった症状が現れる病態をいいます。認知症の原因となる主な病気は、「アルツハイマー病」と「脳血管性認知症」の2つです。これらの認知症は、高齢者人口の増加に伴って患者数が増えています。また、うっ病(うつ病性仮性認知症)や甲状腺疾患、一部の医薬品の服用が原因となって認知症の症状があらわれる病態もあります。
認知症の症状に気づいたら、できるだけ早く専門の医療機関で受診することが大切です。適切な医薬品やリハビリテーションによって、病気の進行を遅らせることができます。また、認知症に効果的なサプリメントも報告されています。

認知症

排尿のトラブルがある排尿トラブル

排尿のトラブルとして多いのは、50歳以上の男性では「前立腺肥大症」、若年女性では「急性膀胱炎」です。

排尿トラブル

ストレスを感じるストレス

現代社会では、多くの人が過剰なストレスを受け続けることで、心身に不調を生じています。変化の激しい社会環境によってもたらされる複雑なストレスによって、「心身症」や「神経症」を生じるのです。

ストレス

鬱病でつらい鬱病

鬱（うつ）病は、現代社会では誰でもかかりうる病気です。精神的な症状だけではなく、頭痛や倦怠感といった身体的症状も認められます。

鬱病

眠れない不眠

最近の調査によると、不眠を訴える人が増えていることが報告されています。たとえば、北里大学が1万人を対象に行った調査では、半数の人が「不眠症」あるいはその疑いがあるとされました。
脳には、睡眠を司る「睡眠中枢」と、覚醒を司る「覚醒中枢」とがあり、この両者の調節機構が正常に働かないと、睡眠障害の1つとして不眠症を生じるのです。不眠症の原因としては、過労やストレス、うつ病、いくつかの身体的な疾患などが知られています。

不眠

抗ガン作用抗ガン作用

免疫細胞を活性化させる作用や、活性酸素を取り除く抗酸化作用などで、抗がん効果を期待させるサプリメントを紹介いたします。

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その他のコーナーですその他

上記の分類には、当てはまらないサプリメントをその他のコーナーで紹介いたします。

その他