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シノミッテル カプセルの食養生 ツボ 生活改善等

糖尿病、呼吸器及び消化器疾患に広く応用

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シノミッテル カプセル

食養生  食養生1

食養生

 麦門冬飲子は、体質: タイプです

養生法

●料理が薬(くすり)になる膳=薬膳
●薬膳=食べる方の体質に合っている食事料理
●薬膳は中華料理とは限りません。日本の日常の食材で作れます。

●主菜には、すっぽん(鼈)、あわび、鴨肉、きゅうり(胡瓜)、トマト(蕃茄)を使用すると良いでしょう。

 養生法

辛味が強いからしやこしょう、にんにくや生姜(しょうが)などの薬味は控え、果物など甘味で酸性の食べ物を多くとりましょう。
また、ストレスをため込まないよう、たっぷりと睡眠をとり、早寝早起きをしましょう。



次の食材を積極的にご利用ください。

 漢方食材

枸杞の実 杏仁 葛粉

 薬味etc.

 穀類・豆類

 野菜・キノコ

トマト(蕃茄) きゅうり(胡瓜)

 果物・木の実

りんご(林檎) バナナ

 魚介・海藻

蟹 すっぽん(鼈)

 「陰」の気が不足し、身体が潤い不足になっている


陰虚体質とは、体に潤いをもたらす「陰」の気が足りず、体内の津液も少ない体質です。陰の気は年をとるごとに減るため、更年期が近い40歳以降によく見られます。寝汗をよくかき、のどや口、目が乾きやすく、血液中の水分も少なくなって、血液がドロドロになりやすいのが特徴です。秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。

体に潤いを与える、陰を補う食べものを積極的にとりましょう。十分な睡眠をとることも大切です。ストレスや疲労、喫煙なども、陰の気を減らす原因となるので注意してください。

 肉・たまご(鶏卵)・乳製品

豚肉 たまご(鶏卵)

 調味料

はちみつ(蜂蜜)

 飲 物

緑茶

 平涼寒性の食材を

「水」が不足している陰虚タイプは、身体に潤いがたりず、余計な熱がたまった状態にあります。そこで「平性」「涼性」ときには「寒性」の食材を使って、熱を払って潤いを補充する食事を心がけましょう。のぼせやほてりがあるときは、身体を冷ます平涼性の食材をとくに選んで料理します。

中国で体のほてりを鎮める代表的な食材といえば、すっぽんがあげられます。日本では、生はなかなか入手できませんが、缶詰のすっぽんスープが販売されています。また、すっぽんと同様に稀少な鴨肉やあわびも熱を冷ましてくれる食材です。陰虚の人は、ときにはこれらの食材を使った料理で「陰」を養いましょう。

また、きゅうりやトマトなどの寒涼性の野菜を生で食べると効果的です。

 野菜・果物の食材を

中国には、「甘酸化陰(かんさんかいん)」すなわち「甘味と酸味を合わせると陰分が湧いてくる」という言葉があります。この言葉の意を満たす食材がトマト、梨、レモン、メロンなど。自然のなかで育ったこれらの野菜や果実には、舌にやさしい自然の甘味と酸味が備わり、陰を補い、体を潤すはたらきがあります。陰虚の人には、ぜひ積極的にとってほしいものです。

逆に、なるべく避けたい味は「辛味」です。唐辛子、こしょうなどの香辛料や、大根、ねぎ、にんにくなどの辛み野菜は、辛味が強すぎて陰分を消耗するので、この陰虚タイプには不向きです。

 避けたい食材

●香辛料、薬味野菜など、「辛味」や「温熱性」の強い食材は控えめにしましょう。
●のぼせ、ほてりがあるときは、「温性」「熱性」の食材は避け「平性」「涼性」の食材をとりましょう。
●冷たい飲みものは避け、できるだけ温かい飲みものを飲みましょう。
●しょうが、にんにく、ねぎ、ピーマン、にらは、なるべく避けましょう。

ツボ(経穴)  ツボ(経穴)1

 麦門冬飲子は、体質: タイプです

ツボ(経穴)

●気になる不調を自分で手軽にケアする方法として、おすすめなのが『ツボ』(経穴)です。

数千年の歴史を持つ中医学(東洋医学)の治療法です。

WHO(世界保健機関)の主導でツボの名称統一を行うなど、最近は世界的にも関心が高まっている治療法です。

「お茶で一服する」「トイレに立つ」といったタイミングでツボを押すことを、ぜひ習慣化しましよう。その場で不調を解消できるだけでなく、病気への抵抗力や免疫力を日々、高めていくことが可能です。

 太谿(たいけい)

太谿(たいけい)

体に必要なうるおいである陰を、根本から補うことができるツボです。

 つぼの見つけ方

足の内くるぶしのすぐ後ろ、アキレス腱との間のくぼみにあります。

 つぼの押し方

かかとに4本の指を当て、親指でもむようにするのがおすすめです。

経穴

 「陰」の気が不足し、身体が潤い不足になっている

陰虚体質とは、体に潤いをもたらす「陰」の気が足りず、体内の津液も少ない体質です。陰の気は年をとるごとに減るため、更年期が近い40歳以降によく見られます。寝汗をよくかき、のどや口、目が乾きやすく、血液中の水分も少なくなって、血液がドロドロになりやすいのが特徴です。秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。

体に潤いを与える、陰を補う食べものを積極的にとりましょう。十分な睡眠をとることも大切です。ストレスや疲労、喫煙なども、陰の気を減らす原因となるので注意してください。

 湧泉(ゆうせん)

湧泉(ゆうせん) 生命エネルギーの「精」を蓄えている腎の機能を強化し、体内の潤いを増やす作用があります。

 つぼの見つけ方

足の指を曲げたとき、足の裏にできるくぼみにあるツボです。

 つぼの押し方

両手親指をかさねて、気持ちいいと感じる程度の力で押します。

生活改善アドバイス  生活改善アドバイス1

 麦門冬飲子は、体質: タイプです

生活改善アドバイス

●世界の伝統医学の中でも、最も理論体系が整い、豊富な治療手段を備え、長い経験の蓄積があり、実用性の高いのが中医学(東洋医学)です。

この医学は病気の治療ばかりでなく、養生思想も内容が豊かで、病気の予防や健康増進にも活用できます。

その大きな特徴は、一人一人に合わせたやさしい眼差しで、各個人の体質を見極め、体質や体調に合った養生や生活改善を提案することです。

 生活環境対応

中医学では、昼は「陽」、夜は「陰」の時間帯といいます。十分に寝て陰を養うための夜間に起きて活動していると、陰分は消耗する一方です。

また、辛みが強い酒やたばこをとりすぎると、熱が生じてのどが渇き、やはり陰分が消耗します。

そこで、陰虚の人は、夜型生活であるならそれをやめて少なくとも午前0時前に寝ることが必要です。そして酒やたばこを控えることを真っ先に心がけてほしいものです。

水分補給

 汗のかきすぎには注意しましょう

健康のために適度に汗をかくのはよいことなのですが、「陰」不足の人は汗をかきやすい体質のため、ますます「陰」が消耗され、体調をくずすもとになります。このタイプには、炎天下でのスポーツやサウナなど、びっしょり汗をかくようなことは不向きです。

また、汗をかきすい夏は涼しい服装で、エアコンも冷えすぎない程度に利用するとよいでしょう。もちろん水分補給には充分に気をくばってください。

養生訓

 「陰」の気が不足し、身体が潤い不足になっている

陰虚体質とは、体に潤いをもたらす「陰」の気が足りず、体内の津液も少ない体質です。陰の気は年をとるごとに減るため、更年期が近い40歳以降によく見られます。寝汗をよくかき、のどや口、目が乾きやすく、血液中の水分も少なくなって、血液がドロドロになりやすいのが特徴です。秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。

体に潤いを与える、陰を補う食べものを積極的にとりましょう。十分な睡眠をとることも大切です。ストレスや疲労、喫煙なども、陰の気を減らす原因となるので注意してください。

 スポーツ利用法

適度な運動は必要ですが、汗のかきすぎには要注意です。運動後はたっぷりと水分を補給しましょう。

水中運動

 プールやアクアビクスでの水中運動がおすすめ

運動をするときには、汗のかきすぎに十分な注意が必要です。最も適しているのは、水泳やアクアビクスなどの水中運動です。

ただし、体を動かせば、水中でも汗をかくので、運動後の水分補給はお忘れなくしてください。

糖尿病
●糖尿病とは
 多くは慢性の遺伝病体質で、体内でのインスリンの不足により細胞にブドウ糖を摂り込む事が出来にくくなります。その結果血液中のブドウ糖の値が異常に高くなり、尿にブドウ糖が多く排泄される病的状態を云います。その結果、糖質、蛋白質、脂肪などの栄養素が体内でうまく利用されない病気です。糖尿病になりやすい人は、生まれつきインスリンを作る細胞の働きが弱い傾向にあります。

●糖尿病の現状
 日本人の糖尿病の患者数は約700万人で予備軍を含めると1600万人と云われII型の糖尿病(成人発症型糖尿病)はこの50年間で50倍に増加しました。これは成人の6人に1人の確率です。遺伝的体質によるものや、食生活の向上により糖質、脂肪やアルコールの取り過ぎ、運動不足などによる肥満、過度のストレスなどにより増加の一途にある文明病のひとつです。最近では、糖尿病が内臓脂肪型肥満や高血圧、高脂血症と複合して、心筋梗塞、脳梗塞など動脈硬化性疾患のリスクを高めるなど大変やっかいな病気でありますが、食養生、運動、規則正しい生活を心がけて、漢方薬を服用しますと糖尿病の進行をおさえ合併症にもたいへん効果的です。

●糖尿病の症状
※糖尿病はほとんど自覚症状がないのが大きな特徴ですが
◎ 口やのどが渇き、大量の水分を摂る。
◎ 頻尿になり量も多い、夜間に何回も尿意を催す。
◎ 食欲が旺盛になりいつも空腹感があり、病気が進行すると次第に痩せる様になり、さらに悪化すると糖尿病性昏睡を起し死に至る。
◎ 体の疲労感、無気力になり性欲が減退する。
◎ 不妊症や月経異常になったり、妊娠時巨大児になる事がある。
◎ 体の掻痒感、陰部のかゆみ、化膿しやすく治りにくい。
◎ 視力低下、網膜炎、白内障、歯槽膿漏が進行する。
◎ 手や足先のしびれや神経痛、こむらがえりの多発など。
 以上の症状のうちいくつか思いあたる場合は専門医による検査を御薦めします。早期診断、早期治療は治療の鉄則です。そのうえでの漢方薬の服用をぜひお考え下さい。

●糖尿病の分類
I型糖尿病
 インスリン依存性糖尿病とも云われ、水ぼうそう、はしか、風邪などのウイルス感染により発症、膵臓のランゲルハンス島β細胞が障害を受けインスリンの分泌が低下するのでインスリンの投与が必要になります。
 主に小児期(15歳以下)に突然発症し、重くなる傾向があり痩せた人に多くあらわれます。
II型糖尿病
 中年以降の肥り過ぎの人に多く成人発症型糖尿病とも云われます。
◎ 遺伝的要素と肥満による
インスリン非依存性糖尿病ともいわれインスリンの絶対量の不足や、インスリンが作用を発揮する為人体の各細胞の表面にあるレセプターと結びつく必要があるが肥満症の人はレセプターの低下と減少により結果としてインスリンの不足と同じ事になる。
◎ 酒飲みの人に多くみられる
インスリンレセプターの感受性の低下によると云われる。
◎ 精神的、肉体的ストレスの多い人
血中にカテコールアミンなどの抗インスリンホルモンの増加によりインスリンの作用が低下する。
※糖尿病は単一の病気ではなく、種々の原因などが複合的に関与して発症し悪化する複合的な疾患である。
糖尿病になると血糖値が上昇し色々な合併症が現われます。
◆ 微小血管障害を起し目の網膜症や糖尿病性腎症になり進行により失明や人工透析に至る場合も多くあります。
◆ 知覚鈍麻などの神経障害の進行手足のしびれや血行障害による麻痺の進行により壊疽を起し切断に至る場合もあります。
※ 実際にはI型II型の糖尿病には典型的なものは別にしてどちらとも云えない中間型のものがたくさんあります。
また特殊なものとしてインスリンレセプターの異常や、これらの抗体などによる慢性膵炎、クッシング症候群、末端肥大症などもあります。

●糖尿病の養生
◎ 特に糖質(炭水化物)や脂肪を控えめにして、肥満にならない様に時間をかけゆっくり良く噛んで食事をするよう。
野菜や海藻など食物繊維を多く摂ると食後の高血糖の改善になります。
◎ 3食はきちんと食べる様にし、腹八分目とし食事のバランスを心がける。食事療法の目的は、その人の理想体重を保つ様に努力する事にあります。
◎ 運動不足にならない様に、毎日20~30分は散歩を心がけましょう(1日7千歩以上できれば1万歩以上が理想です)。
◎ 飲酒はできるだけ控える様に心がけ甘いお菓子、脂っぽいもの、果物の食べ過ぎに注意しましょう。
◎ ストレスを貯めない様、気分転換を心がけましょう。
◎ 過労や不摂生を避け、休養と睡眠を充分に取りましょう。
◎ 35歳を過ぎたら健康診断で糖尿病チエックを、空腹時血糖値が110mg/dl以上、HbA1cの数値は1~2ヶ月間の血糖変化の指標で5.8%以上なら精密検査を受ける事が望ましいです。

●漢方薬の治療
 血糖降下作用などの体質改善薬として、漢方薬では 地黄、人参、石膏、山薬、柴胡、知母、麦門冬、などの配剤された処方(麦門冬飲子)が用いられます。
 症状や病気の進行状態、体力の程度により多くの処方のなかから漢方的診断にて最適な処方薬を選び決めます。くれぐれも素人診断で処方を決めない様に、漢方薬専門の薬剤師に相談して、気長に続けて服用する事を御薦めします。
 不治の病とあきらめず、血糖値や随伴症状も体質改善されますし新薬との併用も可能です。単に血糖値を下げる対症療法でなく、長期服用により進行をおさえ体質改善になります。合併症を防ぐ働きもある病因を正す原因療法です。

 注 文

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