出典書籍
西暦1800年 日本時代 『本朝経験方』 by 日本で生まれて経験的に幅広く用いられているが明確な創作者がわかっていない処方。→処方使用期間:217年間
●扁鵲(へんせき)は、中性脂肪・内蔵脂肪を減らす医薬品です。
●意外と筋肉質で、カッチリした方に適しています。
●皮下脂肪がどんどんついてきて、食べることが恐ろしく感じる方に適しています。
●余分な水分の俳泄が悪い方に使用します。
漢方では、以下の原因によって胃腸の消化機能が低下し、身体のバランスを取っている「気」に変調が起こり、水の流れや血の流れに影響してスムーズに代謝されずに体内にたまることによって、肥満になると考えています。
●油で加工したもの、味の濃いものや甘い食物の過食。
●運動不足や、横になったり、座ったりしている状態が長く続く状態。
●精神的なもの、特にストレスによるもの。
●コレステロールが増える時間帯である午後0時~午後2時は扁鵲の服用を忘れないようにします。〈時間医療)
●扁鵲を服用後すぐに柑橘類(みかん類)を摂ると喉のイガイガを取り去り、利尿効果を増大させます。原典の九味半夏湯には陳皮が配合されていたことに通じ、それに加えて赤小豆を配合するとその効果著しく増すとあります。
●扁鵲は肥満治療薬で適応症は脂肪過多です。江戸時代の漢方医、石崎朴庵が考案した九味半夏湯を元にアレンジしています。脂肪太り、水太りの両方に効き、服用するとまず中性脂肪やコレステロールが下がり、その後に体重が減ってくるといいます。
西暦1800年 日本時代 『本朝経験方』 by 日本で生まれて経験的に幅広く用いられているが明確な創作者がわかっていない処方。→処方使用期間:217年間
脂肪過多症
食間に一包、水かぬるま湯にて
●成人・・・1包(1日3回)
●7~15歳・・・1/2包(1日3回)
●7歳未満・・・服用しないこと
本品3包(1包2.0g)中、下記生薬を含有します。
使用上の注意
1.服用に際しては、添付文書をよくお読みください。
2.直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管して下さい。
3.小児の手の届かない所に保管して下さい。
【妊娠・授乳の注意】
●配合生薬の牡丹皮により、妊娠によくない影響をする可能性があります。大量でなければまず心配ないのですが、妊娠中の服用については医師とよく相談してください。