出典書籍
西暦1810年 江戸時代 『華岡青洲経験方』 by華岡青洲 華岡青洲(1760年11月30日 - 1835年11月21日)は、江戸時代の外科医。記録に残るものとして、世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させた。→処方使用期間:207年間
【適応症】外傷、火傷(やけど)、ただれ、ひび、しもやけ、あかぎれ、肛門裂傷、痔核による疼痛、かぶれ、あせも、魚の目、いぼ、たこ、水虫、褥瘡(とこずれ)、下腿潰瘍、皮膚び爛、肌荒れ、青年性扁平疣贅(ゆうぜい)、尋常性疣贅(ゆうぜい)、白癬、わきが、円形脱毛症、しらくも、鮫肌
次の症状のいくつかある方は、紫雲膏が良く効く可能性が大きいです。
●線維芽細胞の働きを促進する軟膏(血に働く)です。
●紫雲膏は、内服薬ではなく外用薬(塗り薬)です。日本の代表的漢方軟膏です。
●成分はゴマ油、当帰、紫根、ミツロウなどですが、止血、消炎、細胞の代謝促進などに効能があり、外傷、凍傷、痔、打撲、水虫、ひび、あかぎれ、かぶれ、湿疹などに効く、皮膚の総合薬といった趣があります。
●局所が乾燥気味で、赤くなったり、膿が出たりしていない場合に用います。
●とりわけやけど(火傷)には効き目があり、厚く広く塗ると皮膚の再生を促し、あとが残りません。
●防腐、肉芽形成の作用があります。
●肌の乾燥、肌荒れにも有効で、家庭にあると非常に重宝する常備薬といえるでしょう。
●江戸時代末期の名医・華岡青州(はなおかせいしゅう)が作ったと伝えられる日本の代表的漢方軟膏です。
●「紫雲膏」は、江戸末期の名医華岡青洲が処方した漢方の軟膏として「外科正宗」に収載されています。
●漢方系の塗り薬です。独特な赤紫色は、「紫根」という植物の根の色です。紫根には、炎症をやわらげ皮膚の再生を助ける作用があります。
西暦1810年 江戸時代 『華岡青洲経験方』 by華岡青洲 華岡青洲(1760年11月30日 - 1835年11月21日)は、江戸時代の外科医。記録に残るものとして、世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させた。→処方使用期間:207年間
ひび、しもやけ
適宜患部に塗布するか又はガーゼなどに展延し幹部に貼布する。
日局 ごま油…1000g
1. 次の人は、服用前に医師または薬剤師に相談してください。 (1) 今までに薬や化粧品等によるアレルギー症状(例えば発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人 (2) 湿潤やただれ・やけどのひどい人 (3) 傷口が化膿している人 (4) 患部が広範囲の人 (5) 医師の治療を受けている人 2. 使用に際して、次のことに注意すること (1) 定められた用法を厳守すること。 (2) 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。 (3) 本剤は外用にのみ使用し、内服しないこと。 (4) 眼に入らないように注意すること。 3. 使用中又は使用後は、次のことに注意すること 本剤の使用により、発疹、・発赤、かゆみ等の症状があらわれた場合には、使用を 中止し、医師又は薬剤師に相談すること。
【妊娠・授乳の注意】
特にありません。