中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。
中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。
身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。
ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。
このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。
この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。
中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
次の症状のいくつかある方は、紫雲膏が良く効く可能性が大きいです。
●皮膚が蒼白い。
●かゆみが少ない。
【舌診】(tongue)
不定です。
【脈診】(pulse)
不定です。
【腹診】(abdomen)
不定です。
適宜患部に塗布するか又はガーゼなどに展延し幹部に貼布する。
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軟膏クリームビン…成分をワセリンや脂肪などの基剤に溶かしたり練り込んだ半固形状のものです。ジェル剤やゼリー剤もこの仲間です。いずれもよく手を洗い、患部を清潔にしてから使いましょう。
特にありません。
1. 次の人は、服用前に医師または薬剤師に相談してください。
(1) 今までに薬や化粧品等によるアレルギー症状(例えば発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人
(2) 湿潤やただれ・やけどのひどい人
(3) 傷口が化膿している人
(4) 患部が広範囲の人
(5) 医師の治療を受けている人
2. 使用に際して、次のことに注意すること
(1) 定められた用法を厳守すること。
(2) 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。
(3) 本剤は外用にのみ使用し、内服しないこと。
(4) 眼に入らないように注意すること。
3. 使用中又は使用後は、次のことに注意すること
本剤の使用により、発疹、・発赤、かゆみ等の症状があらわれた場合には、使用を
中止し、医師又は薬剤師に相談すること。
【妊娠・授乳の注意】
特にありません。