陽盛体質では、体内の陰陽のバランスが崩れ、相対的に「陽気」が盛んになります。上半身に「陽気」が集まり、口の渇き、目の充血、赤ら顔、のぼせなどの熱症状が現れるのが特徴です。
五臓の中では、情緒をコントロールする肝に症状が出やすく、イライラや怒りっぽさ、興奮、またそれにともなって高血圧になりがちです。また、春先にその傾向が強まります。
陽盛体質では、体内の陰陽のバランスが崩れ、相対的に「陽気」が盛んになります。上半身に「陽気」が集まり、口の渇き、目の充血、赤ら顔、のぼせなどの熱症状が現れるのが特徴です。
五臓の中では、情緒をコントロールする肝に症状が出やすく、イライラや怒りっぽさ、興奮、またそれにともなって高血圧になりがちです。また、春先にその傾向が強まります。
陽気が頭に昇らないようにするには、日ごろから足の裏の「湧泉」というツボを意識しながら、座禅や深呼吸をするとよいでしょう。
食養では、貝類が効果的です。しじみやはまぐりの味噌汁のように、殻から成分が出るような調理をしてください。また、高齢の人は「陰虚体質」の食材も合わせて摂ると有効です。
●陽気を亢進させる食材は「辛味」で「温性」のものに多いので、頻繁に摂らないようにしましょう。
●にら、にんにく、唐辛子、しょうが、ねぎなどは、なるべく避けましょう。
●気になる不調を自分で手軽にケアする方法として、おすすめなのが『ツボ』(経穴)です。
数千年の歴史を持つ中医学(東洋医学)の治療法です。
WHO(世界保健機関)の主導でツボの名称統一を行うなど、最近は世界的にも関心が高まっている治療法です。
「お茶で一服する」「トイレに立つ」といったタイミングでツボを押すことを、ぜひ習慣化しましよう。その場で不調を解消できるだけでなく、病気への抵抗力や免疫力を日々、高めていくことが可能です。
陽性の頭痛に効きます。
陽盛体質では、体内の陰陽のバランスが崩れ、相対的に「陽気」が盛んになります。上半身に「陽気」が集まり、口の渇き、目の充血、赤ら顔、のぼせなどの熱症状が現れるのが特徴です。
五臓の中では、情緒をコントロールする肝に症状が出やすく、イライラや怒りっぽさ、興奮、またそれにともなって高血圧になりがちです。また、春先にその傾向が強まります。
●世界の伝統医学の中でも、最も理論体系が整い、豊富な治療手段を備え、長い経験の蓄積があり、実用性の高いのが中医学(東洋医学)です。
この医学は病気の治療ばかりでなく、養生思想も内容が豊かで、病気の予防や健康増進にも活用できます。
その大きな特徴は、一人一人に合わせたやさしい眼差しで、各個人の体質を見極め、体質や体調に合った養生や生活改善を提案することです。
身体が強く、臓腑機能が高ぶる体質です。赤ら顔で、声が高く、呼吸が荒いです。のどの渇き、多汗、食欲旺盛などの体質があります。
陽盛体質では、体内の陰陽のバランスが崩れ、相対的に「陽気」が盛んになります。上半身に「陽気」が集まり、口の渇き、目の充血、赤ら顔、のぼせなどの熱症状が現れるのが特徴です。
五臓の中では、情緒をコントロールする肝に症状が出やすく、イライラや怒りっぽさ、興奮、またそれにともなって高血圧になりがちです。また、春先にその傾向が強まります。
陽気が頭に昇らないようにするには、日ごろから足の裏の「湧泉」というツボを意識しながら、ヨガ・座禅や深呼吸をするとよいでしょう。
柴胡桂枝乾姜湯 …少陽病で煩熱の証があるが、脾弱虚証である。胸脇微満結。
桂枝加竜骨牡蛎湯 …神経症状と動悸があるが、腎弱虚証で、虚陽が上浮したものである。胸脇苦満はなく少腹弦急する。
抑肝散 …神経症状があるが興奮性のものである。腹直筋の緊張があり、胸脇苦満はほとんどない。気血両虚して肝陽化風。
大柴胡湯 …実証、胸脇苦満が強い(便秘有、神経症状や動悸はない)。
甘麦大棗湯 …精神症状は狂症(本方は抑うつと不安)。
苓桂朮甘湯 …動悸とめまい(水飲上衝)、脈沈緊、胸脇苦満はない。