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ツムラ 清暑益気湯 エキス顆粒(医療用)の食養生 ツボ 生活改善等

夏やせ・夏負け・注夏病

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食養生  食養生1

食養生

 清暑益気湯は、体質: タイプです

養生法

●料理が薬(くすり)になる膳=薬膳
●薬膳=食べる方の体質に合っている食事料理
●薬膳は中華料理とは限りません。日本の日常の食材で作れます。

●主菜には、ただちに「気」を補ってくれる牛肉、海老(えび)、うなぎ(鰻)を使用すると良いでしょう。

 養生法

身体を温める食材を中心に、規則正しくよく噛んで食べましょう。早寝早起きを習慣にし、休息を充分にとりましょう。
ヨガや気功などのゆったりとした運動をおすすめします。



次の食材を積極的にご利用ください。

 漢方食材

ナツメ 朝鮮人参

 薬味etc.

 穀類・豆類

 野菜・キノコ

かぼちゃ(南瓜)

 果物・木の実

 魚介・海藻

 「気」が足りず、体力が落ちている


人間の活動のエネルギー源である「」。このの量が不足しているのが「気虚」体質です。

は、食べ物が胃腸で消化吸収されて作られます。気虚体質は胃や腸が弱く、消化吸収機能が低下しているため、上手にが作れない状態のことです。その結果、風邪などのウイルスやアレルギーに対する抵抗力も落ちてしまいます。

胃腸を冷やす食べ物や消化しにくい生ものは、できるだけ避けるようにしましよう。また、食べ過ぎも禁物です。温かく消化のよいものを適度に食べるようにしてください。

 肉・たまご(鶏卵)・乳製品

牛肉 豚肉 鶏肉(とりにく) 羊肉

 調味料

はちみつ(蜂蜜)

 飲 物

コーヒー(珈琲) 緑茶

 薬膳茶

 身体を温める食材を

気虚タイプの人は、ほとんどが冷え性です。胃腸も冷えているので、消化機能全般が低下しています。

そこでこのタイプの食養生は、体を温め、胃の消化機能を高め、胃腸に負担をかけない食事が基本になります。料理には、「平性」「温性」「熱性」の食材を火を通して使用します。体を冷やす冷たい食べものや、刺し身などの生ものは避け、消化のわるい脂っぽいもの、甘いもの、刺激の強いものもとりすぎないようにしましょう。

食が細く、下痢や軟便になりやすい人には、消化機能を高める長いも、大和いもなどの山いも類が効果的です。そして山いもであっても、「山いも入りお好み焼き」「とろろ入り味噌汁」などのように、加熱して食べるようにしましょう。

体を温める代表的な食材には、羊肉、えび、にら、にんにく、ねぎ、玉ねぎ、しょうが、山椒、栗、くるみ、シナモン、紅茶などがあげられます。

 「気」を補う食材を

疲れやすくてかぜをひきやすい気虚タイプには、「気」を補う食材が欠かせません。

「補気の王様」といわれる朝鮮にんじん、牛肉や鶏肉(とりにく)などの肉類や、えび、うなぎ、山いもなどは、食べるとすぐに「気」を充実させるためにはたらきます。主菜や副菜にたくさん使って、足りない気を効果的に補いましょう。

また穀類、いも、豆、きのこは、胃の消化機能や新陳代謝を高め、気を補うために大切な食材です。毎食きちんととるようにしましよう。

 避けたい食材

●冷たいもの、生もの、脂っぽいものおよび、甘いものは取りすぎないように注意しましょう。
●刺激の強い食材(唐辛子、わさび、コショウ、山椒)は、なるべく控えましょう。
●チョコレート、小麦粉、白砂糖、うこん(ターメリック)、海藻、レタスは、なるべく避けましょう。

食養生  食養生2

 清暑益気湯は、体質: タイプでもあります

●主菜には、すっぽん(鼈)、あわび、鴨肉、きゅうり(胡瓜)、トマト(蕃茄)を使用すると良いでしょう。

 養生法

辛味が強いからしやこしょう、にんにくや生姜(しょうが)などの薬味は控え、果物など甘味で酸性の食べ物を多くとりましょう。
また、ストレスをため込まないよう、たっぷりと睡眠をとり、早寝早起きをしましょう。



次の食材を積極的にご利用ください。

 漢方食材

枸杞の実 杏仁 葛粉

 薬味etc.

 穀類・豆類

 野菜・キノコ

トマト(蕃茄) きゅうり(胡瓜)

 果物・木の実

りんご(林檎) バナナ

 魚介・海藻

蟹 すっぽん(鼈)

 「陰」の気が不足し、身体が潤い不足になっている


陰虚体質とは、体に潤いをもたらす「陰」の気が足りず、体内の津液も少ない体質です。陰の気は年をとるごとに減るため、更年期が近い40歳以降によく見られます。寝汗をよくかき、のどや口、目が乾きやすく、血液中の水分も少なくなって、血液がドロドロになりやすいのが特徴です。秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。

体に潤いを与える、陰を補う食べものを積極的にとりましょう。十分な睡眠をとることも大切です。ストレスや疲労、喫煙なども、陰の気を減らす原因となるので注意してください。

 肉・たまご(鶏卵)・乳製品

豚肉 たまご(鶏卵)

 調味料

はちみつ(蜂蜜)

 飲 物

緑茶

 平涼寒性の食材を

「水」が不足している陰虚タイプは、身体に潤いがたりず、余計な熱がたまった状態にあります。そこで「平性」「涼性」ときには「寒性」の食材を使って、熱を払って潤いを補充する食事を心がけましょう。のぼせやほてりがあるときは、身体を冷ます平涼性の食材をとくに選んで料理します。

中国で体のほてりを鎮める代表的な食材といえば、すっぽんがあげられます。日本では、生はなかなか入手できませんが、缶詰のすっぽんスープが販売されています。また、すっぽんと同様に稀少な鴨肉やあわびも熱を冷ましてくれる食材です。陰虚の人は、ときにはこれらの食材を使った料理で「陰」を養いましょう。

また、きゅうりやトマトなどの寒涼性の野菜を生で食べると効果的です。

 野菜・果物の食材を

中国には、「甘酸化陰(かんさんかいん)」すなわち「甘味と酸味を合わせると陰分が湧いてくる」という言葉があります。この言葉の意を満たす食材がトマト、梨、レモン、メロンなど。自然のなかで育ったこれらの野菜や果実には、舌にやさしい自然の甘味と酸味が備わり、陰を補い、体を潤すはたらきがあります。陰虚の人には、ぜひ積極的にとってほしいものです。

逆に、なるべく避けたい味は「辛味」です。唐辛子、こしょうなどの香辛料や、大根、ねぎ、にんにくなどの辛み野菜は、辛味が強すぎて陰分を消耗するので、この陰虚タイプには不向きです。

 避けたい食材

●香辛料、薬味野菜など、「辛味」や「温熱性」の強い食材は控えめにしましょう。
●のぼせ、ほてりがあるときは、「温性」「熱性」の食材は避け「平性」「涼性」の食材をとりましょう。
●冷たい飲みものは避け、できるだけ温かい飲みものを飲みましょう。
●しょうが、にんにく、ねぎ、ピーマン、にらは、なるべく避けましょう。

ツボ(経穴)  ツボ(経穴)1

 清暑益気湯は、体質: タイプです

ツボ(経穴)

●気になる不調を自分で手軽にケアする方法として、おすすめなのが『ツボ』(経穴)です。

数千年の歴史を持つ中医学(東洋医学)の治療法です。

WHO(世界保健機関)の主導でツボの名称統一を行うなど、最近は世界的にも関心が高まっている治療法です。

「お茶で一服する」「トイレに立つ」といったタイミングでツボを押すことを、ぜひ習慣化しましよう。その場で不調を解消できるだけでなく、病気への抵抗力や免疫力を日々、高めていくことが可能です。

 気海(きかい)

気海(きかい)

気が集まる気海です。呼吸器系にも消化器系にも作用します。代謝がアップします。

 つぼの見つけ方

臍(へそ)から親指1.5本分(中指2本分)下です。

 つぼの押し方

温めたり、やさしくなでるようにマッサージするとよいでしょう。

経穴

 「気」が足りず、体力が落ちている

人間の活動のエネルギー源である「気」。この気の量が不足しているのが「気虚」体質です。

気は、食べ物が胃腸で消化吸収されて作られます。気虚体質は胃や腸が弱く、消化吸収機能が低下しているため、上手に気が作れない状態のことです。その結果、風邪などのウイルスやアレルギーに対する抵抗力も落ちてしまいます。

胃腸を冷やす食べ物や消化しにくい生ものは、できるだけ避けるようにしましよう。また、食べ過ぎも禁物です。温かく消化のよいものを適度に食べるようにしてください。

 足三里(あしさんり)

足三里(あしさんり) 元気を生み出すツボとして有名です。胃腸の調子を整える作用もあるので、胃もたれしやすいときも良いです。

 つぼの見つけ方

ひざの皿の外側にあるくぼみから中指4本分下にあるツボです。

 つぼの押し方

かるくもんだり、温かいシャワーを当てて刺激すると気持ちよいです。

ツボ(経穴)  ツボ(経穴)2

 清暑益気湯は、体質: タイプでもあります

 太谿(たいけい)

太谿(たいけい)

体に必要なうるおいである陰を、根本から補うことができるツボです。

 つぼの見つけ方

足の内くるぶしのすぐ後ろ、アキレス腱との間のくぼみにあります。

 つぼの押し方

かかとに4本の指を当て、親指でもむようにするのがおすすめです。

経穴

 「陰」の気が不足し、身体が潤い不足になっている

陰虚体質とは、体に潤いをもたらす「陰」の気が足りず、体内の津液も少ない体質です。陰の気は年をとるごとに減るため、更年期が近い40歳以降によく見られます。寝汗をよくかき、のどや口、目が乾きやすく、血液中の水分も少なくなって、血液がドロドロになりやすいのが特徴です。秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。

体に潤いを与える、陰を補う食べものを積極的にとりましょう。十分な睡眠をとることも大切です。ストレスや疲労、喫煙なども、陰の気を減らす原因となるので注意してください。

 湧泉(ゆうせん)

湧泉(ゆうせん) 生命エネルギーの「精」を蓄えている腎の機能を強化し、体内の潤いを増やす作用があります。

 つぼの見つけ方

足の指を曲げたとき、足の裏にできるくぼみにあるツボです。

 つぼの押し方

両手親指をかさねて、気持ちいいと感じる程度の力で押します。

生活改善アドバイス  生活改善アドバイス1

 清暑益気湯は、体質: タイプです

生活改善アドバイス

●世界の伝統医学の中でも、最も理論体系が整い、豊富な治療手段を備え、長い経験の蓄積があり、実用性の高いのが中医学(東洋医学)です。

この医学は病気の治療ばかりでなく、養生思想も内容が豊かで、病気の予防や健康増進にも活用できます。

その大きな特徴は、一人一人に合わせたやさしい眼差しで、各個人の体質を見極め、体質や体調に合った養生や生活改善を提案することです。

 生活環境対応

疲労でもっとも多いタイプは、活力の源である「気」が不足して起こるものです。気が不足する原因には、もともとの虚弱体質、加齢、長引く病気や手術、過労や精神的ストレスなどがあります。

ぐっすり眠れば気が回復するので、朝はすっきり目覚めますが、一日の終わりには、また疲れてしまうタイプです。気の不足を放置すると、血が不足する血虚を招くこともあります。あまり無理をせず、十分な休養をとりましょう。

睡眠

 休息・睡眠を充分にとりましょう

忙しすぎる生活や睡眠不足は、「気」を消耗してしまいます。しかも、寝不足だと元気が出ないこのタイプは、寝る時間を惜しんでがんばっても、思ったほどの成果は上がりません。

効率よく仕事や家事を片付けるためにも、睡眠時間はたっぷりとることが大切です。

日中もあまり根を詰めず、休息時間をこまめにとるようにして、10分でも時間を見つけて昼寝ができれば理想的です。

養生訓

 「気」が足りず、体力が落ちている

人間の活動のエネルギー源である「気」。この気の量が不足しているのが「気虚」体質です。

気は、食べ物が胃腸で消化吸収されて作られます。気虚体質は胃や腸が弱く、消化吸収機能が低下しているため、上手に気が作れない状態のことです。その結果、風邪などのウイルスやアレルギーに対する抵抗力も落ちてしまいます。

胃腸を冷やす食べ物や消化しにくい生ものは、できるだけ避けるようにしましよう。また、食べ過ぎも禁物です。温かく消化のよいものを適度に食べるようにしてください。

 スポーツ利用法

ウォーキング

 運動は、ゆるりと無理せずに行いましょう

元気不足のこのタイプは、無理してハードな運動をすると、ますます体調が悪化して、疲労倦怠、肩こり、などの不調が出やすくなってしまいます。

また、筋力が弱いため、運動が苦手で長く続けられません。このタイプに向いているのは、ウォーキングやヨガなど、ゆっくりした動きです。

疲れない程度の運動から始めて、慣れてきたら徐々に時間を長くしていくとよいでしょう。

生活改善アドバイス  生活改善アドバイス2

 清暑益気湯は、体質: タイプでもあります

 生活環境対応

中医学では、昼は「陽」、夜は「陰」の時間帯といいます。十分に寝て陰を養うための夜間に起きて活動していると、陰分は消耗する一方です。

また、辛みが強い酒やたばこをとりすぎると、熱が生じてのどが渇き、やはり陰分が消耗します。

そこで、陰虚の人は、夜型生活であるならそれをやめて少なくとも午前0時前に寝ることが必要です。そして酒やたばこを控えることを真っ先に心がけてほしいものです。

水分補給

 汗のかきすぎには注意しましょう

健康のために適度に汗をかくのはよいことなのですが、「陰」不足の人は汗をかきやすい体質のため、ますます「陰」が消耗され、体調をくずすもとになります。このタイプには、炎天下でのスポーツやサウナなど、びっしょり汗をかくようなことは不向きです。

また、汗をかきすい夏は涼しい服装で、エアコンも冷えすぎない程度に利用するとよいでしょう。もちろん水分補給には充分に気をくばってください。

養生訓

 「陰」の気が不足し、身体が潤い不足になっている

陰虚体質とは、体に潤いをもたらす「陰」の気が足りず、体内の津液も少ない体質です。陰の気は年をとるごとに減るため、更年期が近い40歳以降によく見られます。寝汗をよくかき、のどや口、目が乾きやすく、血液中の水分も少なくなって、血液がドロドロになりやすいのが特徴です。秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。

体に潤いを与える、陰を補う食べものを積極的にとりましょう。十分な睡眠をとることも大切です。ストレスや疲労、喫煙なども、陰の気を減らす原因となるので注意してください。

 スポーツ利用法

適度な運動は必要ですが、汗のかきすぎには要注意です。運動後はたっぷりと水分を補給しましょう。

水中運動

 プールやアクアビクスでの水中運動がおすすめ

運動をするときには、汗のかきすぎに十分な注意が必要です。最も適しているのは、水泳やアクアビクスなどの水中運動です。

ただし、体を動かせば、水中でも汗をかくので、運動後の水分補給はお忘れなくしてください。

当帰の作用
左の写真は当帰の花です。
当帰の作用は次の通りです。
補血作用血の機能を高め、身体の栄養分を補います。
行血作用…子宮を収縮して、瘀血(流れの滞った状態の血液)を排出したり、子宮の痙攣を抑えます。
潤腸作用腸内の水分不足を改善し、便秘に効果を発揮します。
調経作用…月経を調節します。
鎮静作用気持ちを静める作用です。

判定  類方鑑別

【清暑益気湯類似処方の紹介】…次の方剤は、使用目的が清暑益気湯に比較的近い方剤です。あなたの症状とともに、比較検討してください。

補中益気湯   …比較的体力が低下した人で、全身倦怠感、食欲不振などは同様であるが、津液の損傷はない。季肋部の軽度の抵抗・圧痛を認めたり、微熱のある場合に用いる。(脾虚、中気下陥)

十全大補湯   …比較的体力が低下した人で、全身倦怠感が著しく、冷えと食欲不振があって、皮膚の栄養低下や乾燥傾向が認められる場合に用いる。(気血両虚と虚寒)

人参養栄湯   …比較的体力の低下した人で、全身倦怠感、食欲不振、皮膚の栄養低下や乾燥傾向とともに呼吸器症状を伴う場合に用いる。(気血両虚の咳嗽)

六君子湯   …体質虚弱の人で、心窩部の膨満感、食欲不振、疲労倦怠感などは似ているが、心窩部振水音を認める場合に用いる。(脾虚と湿痰)

五苓散   …発汗、口渇、尿不利、水飲が体内に蓄積したものである。(表寒+水飲内蓄)

白虎加人参湯   …煩渇、多汗、尿自利、脱水症状と洪脈。熱と渇が主症状である。

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