【適応症】腎炎、糖尿病、インポテンツ、腰痛、脚気、前立腺肥大、膀胱カタル、高血圧、頻尿、排尿困難、むくみ、下肢痛、しびれ、老人のかすみ目、かゆみ、坐骨神経痛、血糖増加による口渇、動脈硬化、慢性腎炎、ネフローゼ、萎縮腎、浮腫、産後脚気、更年期障害、老人性の湿疹、低血圧、夜尿症、腎盂炎、脳出血、下肢の麻痺、脱力、スモン病(初期)、白内障、緑内障、眼精疲労、視力減退、老人性皮膚掻痒症、陰部掻痒症、湿疹、肺気腫、喘息、脱肛、便秘、耳鳴り。
次の症状のいくつかある方は、八味地黄丸+人参が良く効く可能性が大きいです。
●漢方処方「八味丸」に薬用人参を加えた生薬末で、中高年になるとおこりがちな倦怠感、肩こり、腰痛、頻尿、口渇などの症状にすぐれた効果をあらわします。
●特有の香味をもったのみやすいかっ色~暗かっ色の細粒状の製剤です。
●腰から下がだるい方の漢方薬です。その状態は冷える(足の裏はほてることもある)ことと、重だるいことが特徴です。冷えのために夜中にたびたびトイレに行く人には、特に良く効きます。
●漢方医学に腎気(じんき)という言葉がありますが、これは人間のからだの働きのもとになるエネルギーといえるもので、からだのみずみずしさや活力の源になると考えられています。この腎気が中年以降になると徐々に失われ(腎虚(じんきょ)といいます)、いわゆる老化現象があらわれるようになります。
●ロックミン ゴールドは、腎気を補う漢方薬として用いられ、尿の出が悪くなったり、夜間よくトイレに起きたり、また足腰が痛むとか、目がかすんで小さな文字が読みにくいなどの症状に効果があります。
●八味丸は中国の後漢時代(西暦200年頃)に編集された代表的な漢方医学書「金贋要略」(きんきようりゃく)に収録されている処方で、疲れやすい、手足が冷えやすい、頻尿、口渇などの症状に用いられています。
●8種類の生薬から成ることを八味と表現し、地黄を主薬とするので、八味地黄丸と名付けられました。八味丸、八味腎気丸、金匱腎気丸などと呼ばれることもあります。
●人参は神農本草経(しんのうほんぞうきょう)に収録されている重要な生薬の1つで、胃腸虚弱などによる新陳代謝機能の低下を改善し、強壮作用があるので、倦怠感などに用いられています。
疲れやすくて、手足が冷えやすく、尿量減少または多尿で時に口渇がある次の諸症:
●倦怠感、肩こり
●頻尿、排尿困難、むくみ
●腰痛、下肢痛、しびれ
●老人のかすみ目、かゆみ
次の量を、食後に水またはお湯で服用すること。
年齢… 1回量 1日服用回数
成人(15歳以上)… 1包 3回
15歳未満… 服用しないこと
<用法・用量に関連する注意>
用法・用量を厳守すること。
八味地黄丸は、その名が示すよう、主薬の地黄を中心に下記の8種類の生薬からなります。地黄には、貧血症状を改善し元気をつける作用があります。山茱萸や山薬にも滋養強壮作用があり、地黄の働きを高めます。茯苓と沢瀉は、水分循環をよくする生薬です。牡丹皮は漢方でいう「(おけつ)(おけつ)」を治す生薬で、血行障害を改善し血のめぐりをよくします。さらに、体をあたため痛みをとる桂皮と附子が加わります。
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
次の人は服用しないこと
(1)胃腸の弱い人。
(2)下痢しやすい人。
1.次の人は服用前に医師または薬剤師に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人。
(4)今までに薬により発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師または薬剤師に相談すること
(1)服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 症状
皮ふ 発疹・発赤、かゆみ
消化器 食欲不振、胃部不快感、腹痛
その他 のぼせ、どうき
(2)1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合
3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談すること
下痢
保管および取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)。
(4)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。