●料理が薬(くすり)になる膳=薬膳
●薬膳=食べる方の体質に合っている食事料理
●薬膳は中華料理とは限りません。日本の日常の食材で作れます。
身体を温める「生姜(しょうが)」や「シナモン(桂皮)」などを積極的にとり、身体を冷やすものは避けましょう。
冷たい食べ物はできるだけあたためて食べましょう。
クーラーの冷気にあたりすぎるせいか、夏かぜをひく人が目立ちます。冷房によるかぜは長びきやすいのが難点です。また、冬になって冷たい風にあたったり、冷えた場所に長くいたりしても、かぜをひきやすくなります。
このようなタイプのかぜは、中医学では「寒邪(かんじゃ)」が原因と考えます。病気の原因(病邪)が「寒」にあるということです。主な症状は、冷え、頭痛、鼻水など。熱が出て体が熱くなるというよりは、寒くてぞくぞくするようなかぜです。外から帰ってちょっと寒気がするようなときは、このタイプのかぜのひき始めかもしれません。放っておくとどんどん悪化することもあるので、早めに対処したいものです。
風邪気味でさむけがすると感じるときは、しょうが湯を使用しましょう。細かくきざむか、すりおろした生姜に黒砂糖を加えてお湯を注げば良いです。黒砂糖のかわりに蜂蜜を入れても良いです。湯ではなく紅茶を加えても良いです。
●気になる不調を自分で手軽にケアする方法として、おすすめなのが『ツボ』(経穴)です。
数千年の歴史を持つ中医学(東洋医学)の治療法です。
WHO(世界保健機関)の主導でツボの名称統一を行うなど、最近は世界的にも関心が高まっている治療法です。
「お茶で一服する」「トイレに立つ」といったタイミングでツボを押すことを、ぜひ習慣化しましよう。その場で不調を解消できるだけでなく、病気への抵抗力や免疫力を日々、高めていくことが可能です。
身体の根本である「腎」の働きをよくします。腰痛や生理痛にも効果があります。
クーラーの冷気にあたりすぎるせいか、夏かぜをひく人が目立ちます。冷房によるかぜは長びきやすいのが難点です。また、冬になって冷たい風にあたったり、冷えた場所に長くいたりしても、かぜをひきやすくなります。
このようなタイプのかぜは、中医学では「寒邪(かんじゃ)」が原因と考えます。病気の原因(病邪)が「寒」にあるということです。主な症状は、冷え、頭痛、鼻水など。熱が出て体が熱くなるというよりは、寒くてぞくぞくするようなかぜです。外から帰ってちょっと寒気がするようなときは、このタイプのかぜのひき始めかもしれません。放っておくとどんどん悪化することもあるので、早めに対処したいものです。
●世界の伝統医学の中でも、最も理論体系が整い、豊富な治療手段を備え、長い経験の蓄積があり、実用性の高いのが中医学(東洋医学)です。
この医学は病気の治療ばかりでなく、養生思想も内容が豊かで、病気の予防や健康増進にも活用できます。
その大きな特徴は、一人一人に合わせたやさしい眼差しで、各個人の体質を見極め、体質や体調に合った養生や生活改善を提案することです。
かぜをひいて寒気があるのは、風寒の邪が体内に侵入したのが原因です。
病邪は背中や首すじの毛穴から侵入するので、かぜのひきはじめに、背中がぞくぞくします。体温が上がっても寒がるのが特徴です。
水っぽい鼻水が出て、頭痛や関節の痛みがあることもあります。
風邪と寒邪を撃退するには、汗をかいて病邪を発散させ、身体を温めることが大切です。
クーラーの冷気にあたりすぎるせいか、夏かぜをひく人が目立ちます。冷房によるかぜは長びきやすいのが難点です。また、冬になって冷たい風にあたったり、冷えた場所に長くいたりしても、かぜをひきやすくなります。
このようなタイプのかぜは、中医学では「寒邪(かんじゃ)」が原因と考えます。病気の原因(病邪)が「寒」にあるということです。主な症状は、冷え、頭痛、鼻水など。熱が出て体が熱くなるというよりは、寒くてぞくぞくするようなかぜです。外から帰ってちょっと寒気がするようなときは、このタイプのかぜのひき始めかもしれません。放っておくとどんどん悪化することもあるので、早めに対処したいものです。
(remarks)
風寒が太陽の表を緊束して表閉営欝をひきおこし、悪寒・発熱・身体痛・無汗・脈が浮緊などの表寒表実(麻黄湯証)がみられます。邪正相争によって発生した熱が表閉のために外泄できずに垂滞し、少陽三焦に内逆して気機を阻滞すると身体が重だるくなり、心神を上擾すると煩躁がみられます。なお、少陽の気機がたまに通じると身体が軽くなる場合もあり、陽熱が外氾して脈行を塑滞させると脈が浮緩を呈することもあります。