中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
次の症状のいくつかある方は、当帰芍薬散+桂枝茯苓丸が良く効く可能性が大きいです。
●冷え症。
●おりものが多い。
●生理が短い。
●頭痛がある。
●顔色が悪い。
●肩こり。
●めまい。
●貧血。
食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
1日3回、1回成人(15才以上)4錠を食前又は食間に服用
15才未満は服用しないこと
食間とは…食後2~3時間を指します。
12錠中生薬乾燥エキス1200mgを含有しています。
糖衣錠…表面を甘い膜で覆って飲みやすくした錠剤です。
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
(1)胃腸の弱い人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)医師の治療を受けている人
2.服用に際して、次のことに注意すること定められた用法・用量を守ること
3.服用中又は服用後は、次のことに注意すること
(1)本剤の服用により、発疹、かゆみ等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること
(2)本剤の服用により、まれに食欲不振、悪心等があらわれることがある
(3)しばらく服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を一時中止し、医師又は薬剤師に相談すること
4.保管及び取扱い上の注意-〔A〕
(1)小児の手のとどかない所に保管すること(2)直射日光をさけ、なるべく(湿気の少ない)涼しい所に(密栓して)保管すること
(2)’直射日光をさけ、湿気の少ない涼しい所(30°C以下)に、坐剤の先を下に向け、立てて保管すること(坐剤)
(3)誤用をさけ、品質を保持するために、他の容器に入れかえないこと*
(4)火気に近づけないこと(引火性液剤)
(5)1包の分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用すること(分包製剤)
(6)1錠を分割した残りを使用する場合には、清潔な紙に包み外箱中に保管し、2日以内に使用すること(分割の用法のある製剤)
*製剤によっては、(3)の項目が除かれているものがあります。
小児の注意:小児には服用させないこと