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ツムラ 柴陥湯 エキス顆粒(医療用):73
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦1800年 日本時代 『本朝経験方』 →処方使用期間:214年間中薬構成
(herb composition)
これは小柴胡湯と小陥胸湯との合方という意味です。小陥胸湯(傷寒論)は、半夏・黄連・瓜呂仁で、半夏だけが小柴胡湯と重複しています。陥胸とは胸部から心下部にかけて張って重苦しいのを除くというほどの意味で、半夏・黄連・瓜呂仁ともに降性をもつことを特色とします。
また瓜呂仁は洞性の鎮咳・化疾薬であるが、半夏・黄連は燥性であり、方剤は全体として熱・虚・湿・升証向きと見ることができます。
方剤中には柴胡・黄苓の組み合わせと、黄連・黄苓の組み合わせをともに含むので、胸脇苦満と心下病硬をともに有する腹証と考えます。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |