出典書籍
西暦1529年 明時代 『正体類要』 by薛己 →処方使用期間:488年間
【適応症】衰弱、消化器手術後後遺症、生理痛、月経不順、月経異常、血の道症、慢性胃炎、下痢、胃下垂、胃アトニー、産後あるいは流産後の疲労回復、冷え性、更年期障害、貧血症、高血圧症、乾燥性の皮膚病、進行性手掌角化症。
●四物湯(補血)との四君子湯(補気)の合方です。気血両虚で胃腸虚弱、元気がない、 貧血の方に。
●元気が無い、気力が無い、疲れやすい、倦怠無力感、食欲不振、軟便~泥状便などの気虚の症候と顔色が悪い、皮膚につやがない、頭がふらつく、目がかすむ、四肢のしびれ感、筋肉の引きつりなどの血虚の症候がみられる気血両虚の方に使用されます。
●四君子湯1/2包と四物湯1/2包を組んでの服用になります。
●本剤は、漢方の『正体類要』収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。
●四君子湯と四物湯と合わせて八物湯(八珍湯)と名付けられました。
●四君子湯と四物湯の合方で、気虚、血虚(気血両虚)に対する治療薬となっています。これに桂枝と黄耆を加えたものが十全大補湯です。
西暦1529年 明時代 『正体類要』 by薛己 →処方使用期間:488年間