出典書籍
西暦1830年 清時代 『医林改錯』 by王清任 →処方使用期間:187年間
【適応症】狭心症、冠不全、慢性頭痛、偏頭痛、不眠症、胸痛、脳外傷後遺症、慢性肝炎、肝硬変、月経困難症、無月経、打撲による血腫などで、血オの症候を呈する方
●活血化瘀剤の最も著名な薬で、上焦(胸部)の(おけつ)を治します。
●(おけつ)(古く汚れた血)を取り除き、血をきれいにし、血液の循環をよくする薬です。
●血瘀による頑固な固定性の鈍痛や刺痛(頭痛、胸痛など)に多々用いられます。
●慢性的に反復する出血(血便、皮下出血など)、腫瘤(肝腫、脾腫、子宮筋腫外傷後の血腫など)に多く用いられます。
●女性では、月経痛、暗紅色の月経血で凝塊がまじる、無月経などがみられるものに使用されます。
中国・清代の名医王清任の著した『医林改錯』収載の薬方を基本とした血府逐瘀湯を飲みやすく丸剤にしたものです。
西暦1830年 清時代 『医林改錯』 by王清任 →処方使用期間:187年間
中年以降又は高血圧傾向のあるものの次の諸症:頭痛、頭重、肩こり、のぼせ、動悸
次の量を1日3回水又は白湯で服用して下さい。
・成人(15歳以上)…1回8丸、1日3回
・15歳未満…………服用しないこと
1日量24丸中
相談すること
1. 次の人は服用前に、医師又は薬剤師に相談して下さい。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人
2. 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい。
(1)服用後、次の症状があらわれた場合 関係部位 症状
消化器 食欲不振、胃部圧迫感
その他 異常出血
(2)1カ月間服用しても症状がよくならない場合
3. 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい。
軟便、下痢
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保管及び取扱い上の注意
(1) 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管して下さい。
(2) 小児の手のとどかない所に保管して下さい。
(3) 他の容器に入れ替えないで下さい。
(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4) 使用期限を過ぎた製品は服用しないで下さい。
【妊娠・授乳の注意】
妊婦には禁忌です。