【適応症】①四肢の冷え、寒がる、縮こまって寝る、元気がなくうとうとする、嘔吐、腹痛、不消化下痢(泄瀉)、
②ショック状態で冷汗が止まらない
●四肢が冷える、寒がる、縮こまって寝る、元気が無くうとうとする、不消化下痢、嘔吐、腹痛、脈が微細無力の方に使用します。
●ショック状態で、上記の症状以外に冷汗が止まらない、脈が微弱で絶えそうになるなどを呈する方に使用します。
●新陳代謝機能が極度に沈衰している方を振興鼓舞させるときに使用します。
●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られた煎じ薬です。
●裏(胃腸)の寒を温散し、四肢の厥逆(末端より血行が絶えて冷えてくる)を主治するので、これを四逆湯と名付けられました。
①四肢の冷え、寒がる、縮こまって寝る、元気がなくうとうとする、嘔吐、腹痛、不消化下痢、
②ショック状態で冷汗が止まらない
食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
製附子…15~30g