出典書籍
西暦196年 後漢(西)時代 『傷寒雑病論』 by張 仲景 六経によって急性熱病を識別し、治療する方法について説明している。→処方使用期間:1821年間
【適応症】感冒で悪寒・発汗止まらない、産後の脱汗、半身不随、小児麻痺、筋痙攣(けいれん)、神経痛、リウマチ、手足冷え
次の症状のいくつかある方は、桂枝加附子湯が良く効く可能性が大きいです。
●表虚に対する発汗過多で、汗が出てとまらない・悪風・尿量が少ない、四肢の屈伸にこわばり感があるなどを呈する方に使用されます。
●冷えが原因で手足のつれが起こっている方に用いられます。
●桂枝湯の証よりさらに体力が落ちた方には、附子を加えた桂枝加附子湯が用いられます。
●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られた煎じ薬です。
西暦196年 後漢(西)時代 『傷寒雑病論』 by張 仲景 六経によって急性熱病を識別し、治療する方法について説明している。→処方使用期間:1821年間
感冒で悪寒・発汗止まらない、産後の脱汗、半身不随、小児麻痺、筋痙攣(けいれん)、神経痛、リウマチ、手足冷え
食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
大人は1袋(1日分)につき水600ml(約3合3勺)を加え、あまり強くない火にかけ300ml(約1合7勺)に煮詰め、袋を取り出し、2~3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服します。
桂枝…9g
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
●附子が含まれているため子供の使用には、注意が必要です。