中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
【中薬大分類】治風剤…風(ふう)の邪による失調を治す方剤です。即ち、外風を疏散したり、内風を平熄する効能をもち、風病を改善する方剤です。
【中薬中分類】平熄(そく)内風剤…体内に発生した内風を治す方剤です。内風は「身中陽気の変化」で、熱盛により肝陽が亢盛になって化風したり、陰血不足のために肝陽偏亢になって動風を生じるもので、肝陽の偏亢に続発してひきおこされる「風うちより生ず」の病変です。
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五臓(ごぞう)
気・血・津液・精
弁証論治・事典
【証(病機)】裏・営分・寒・実・鬱傷(りえいぶんかんじつうつしょう)
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食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
●15歳以上…1日1回3~5錠
●11歳以上15歳未満…1日1回2~4錠
●7歳以上11歳未満…1日1回1~3錠
就寝前(又は空腹時)にふくようすること。
ただし、初回は最小量を用い、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量又は減量すること。