出典書籍
西暦1615年 明時代 『寿世保元』 by共廷賢 →処方使用期間:402年間
【適応症】感冒、インフルエンザ、気管支炎、不眠症、肺炎などの回復期に熱が長引いたり、また平熱になっても気分がさっぱりせず、咳や痰が多くて安眠できないもの。
次の症状のいくつかある方は、竹筎温胆湯が良く効く可能性が大きいです。
●ツムラ 竹筎温胆湯 エキス顆粒(医療用)は、比較的体力の低下した方で咳や痰、不眠などを訴え、精神不安、心悸亢進を伴う痰熱上擾に用います。
①胃アトニー体質者の不眠・神経症
②呼吸器疾患で熱が長引き、咳・痰がとれず、イライラして眠れないような場合
●ツムラ 竹筎温胆湯 エキス顆粒(医療用)は、漢方の古典「万病回春」(まんびょうかいしゅん)(明代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。
●竹筎温胆湯は、『千金方』あるいは『三因方』に収載されている温胆湯を基礎として、キョウ延賢が創製したものです。これらの温胆湯は胆寒、胆虚寒による症状とされる驚きやすい、動悸がするなどを目標に用いられていることからこの名があります。したがって本方はその主薬である竹筎とその薬効に基づいて名付けられました。
西暦1615年 明時代 『寿世保元』 by共廷賢 →処方使用期間:402年間