【適応症】扁桃腺肥大症(アデノイド)、副鼻腔炎(蓄膿症)、扁桃腺炎、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、咽喉痛、急性リンパ腫、るいれき、扁桃腺炎
次の症状のいくつかある方は、小柴胡湯+桔梗石膏が良く効く可能性が大きいです。
●JPS 小柴胡湯+JPS 桔梗石膏は、慢性用で、一見して異常とは感じられないごく普通の、冷房や冷たい飲料が大好き、尿意があまりなく尿量が少ない、便は硬め、灼熱感があり寒気はあまりしない、体力や元気があまりなく汗がでている、の体質・症状の患者さんに投与します。
●のどの炎症や痛みをやわらげ、また、そのようになりやすい体質を改善します。
●小柴胡湯に桔梗と石膏を加味したものです。
●風熱型(熱のみあり悪寒がない)の感染症で表証のない場合に使用します。
○体力が中くらいで、ミゾウチから肋骨下部が張り胸苦しさのある方に向きます。
×石膏という強い寒性薬が加わっているので寒証の方は禁忌(きんき)(服用を避ける)です。
●本方は小柴胡湯に桔梗と石膏を加味した処方で、処方名はこれに由来します。
扁桃腺肥大症(アデノイド)、副鼻腔炎(蓄膿症)、扁桃腺炎、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、咽喉痛、急性リンパ腫、るいれき、扁桃腺炎
食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
小柴胡湯+桔梗石膏の構成生薬は、下記の9種類です。柴胡と黄ごん、石膏の組み合わせにより、炎症をしずめる効果が高まります。桔梗は、去痰・排膿作用のある生薬です。また、半夏は胸のつかえ感や吐き気をおさえます。そのほか、滋養作用の人参、炎症や痛みを緩和する甘草などが配合されます。
【妊娠・授乳の注意】
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。