中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
●中医学の基礎を知りたい方は、次のページを参照ください。
五臓(ごぞう)
気・血・津液・精
弁証論治・事典
【証(病機)】脾虚湿困(ひきょしつこん)
● > 女性の使用が多い方剤です。
【中医学効能(治法)】 清熱排膿
【用語の説明】(term)
清熱(せいねつ) »…熱をさますことです。身体の内部の熱を冷ますことです。体表の熱の場合は解熱といいます。
排膿(はいのう) »…化膿した部分を切開して膿(うみ)を出すことです。
脾虚(ひきょ) »…脾の機能が落ちた状態のことです。
証(症状・体質)判定を望む方は
証判定メニュー
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
●皮膚の荒れ。
●いぼ。
食前または食間に服用してください。
食間とは…食後2~3時間を指します。
成人(15才以上)1回5錠、7~14才1回3錠、5~6才1回2錠。1日3回、食前又は食間に服用
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 効能1 | 大分類 | 中分類 |
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薏苡仁 » | 1 |
滋養 |
利水滲湿薬 |
君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
錠剤…成分を一定の形に圧縮して固めた薬です。薬が口・食道に貼り付くのを防ぐために、あらかじめ水またはお湯を飲んで口・食道を湿らせてから、口に水またはお湯を含み、薬を口に入れて、水またはお湯と一緒に飲み込むようにしてください。
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること医師の治療を受けている人 2.服用に際しては、次のことに注意すること(1)定められた用法、用量を厳守すること(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること〔小児の用法のある場合〕 3.服用中又は服用後は、次のことに注意すること(1)本剤の服用により食欲不振、胃部圧迫感等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること(注1:(1)を下記に変える)(1-2)本剤の服用により胃がもたれる、重たい感じがする、下痢をするなどの症状があらわれたときは、服用量を減らすか、又はいったん服用を中止して、医師又は薬剤師に相談すること(注2:(1)を下記に変える)(1-3)本剤の服用により、胃部不快感や下痢等の症状があらわれた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること(2)1カ月位服用しても症状の改善がみられない場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること 4.保管及び取扱い上の注意-〔G〕(1)小児の手のとどかない所に保管すること(2)直射日光をさけ、なるべく(湿気の少ない)涼しい所に(密栓して)保管すること(3)誤用をさけ、品質を保持するために、他の容器に入れかえないこと(4)1包を分割して服用した後、残りを保管し、続けて服用するような場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用すること(分包製剤)(5)生薬を原料として製造しているので、製品の色や味等に多少の差異が生じることがある。 小児の注意:5才未満には服用させないこと
【妊娠・授乳の注意】
●特にありません。