中医学(漢方)の治療目的は病邪を取り除き、病因を消し去り、陰陽のバランス(balance)の乱れを正し、相関する臓腑の生理機能を調和・回復させることです。 中医学(漢方)の特徴は、身体全体を診るということです。 身体全体の調子(バランス)を整え、病気を治していきます。 ですから、病気の症状だけでなく、一人ひとりの体質も診断しなければなりません。 このときの身体の状態や体質をあらわすのが証(しょう)(constitution)という概念です。 この考え方は、西洋医学が臓器や組織に原因を求めていくのとは対照的です。 中医学(漢方)の良さは、薬そのものよりも、証にもとづき人を診るという、その考え方にあります。
次の量を1 日3 回、温湯で希釈して服用してください。
年齢 1回量
大人(15才以上)…5mL
・15才未満7 才以上…3.3mL
・7 才未満4 才以上…2.5mL
・4 才未満2 才以上…1.7mL
・2 才未満…服用しないこと
1 日量(15mL)は
・膿性鼻汁を排出させる…蒼耳子・辛夷 ・浮腫をとり鼻づまりをとる…蒼耳子・辛夷 ・頭痛、頭重をとる…蒼耳子・菊花・茜草 ・化膿を止める…金銀花・辛夷・菊花 ・鬱血をとり止血する…茜草
辛夷仁半両 蒼耳子二銭半 香白*止一両 薄荷葉半銭
内用液剤…店頭でよく売れているドリンク剤や子供用に多いシ□ツプ剤などです。飲みやすく、吸収が速いのが特徴です。一般的な液剤・シロップ剤・チンキ剤・エレキシル剤.懸濁剤.乳剤・酒精剤・浸剤・煎剤・リモナーデ剤・ドリンク剤・ミニドリンク剤.アンプル入り内服液剤などがあります。容器から一定量を取り分けて服用する内用液剤は、コップなどに取り分けて飲むようにします。
〈用法・用量に関連する注意〉
1 用法・用量を厳守してください。
2 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
3 服用の際は、添付の計量カップをご使用ください。
4 計量カップは、ご使用のつど、水洗いして清潔に保管してください。
〔保管及び取扱い上の注意〕
1 直射日光の当たらない涼しい所に密栓して立てて保管してください。
2 小児の手の届かない所に保管してください。
3 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わるため。)
4 本剤は生薬成分を含むため、色や味に多少の違いが生じることがありますが、品質上問題はありません。
5 まれに沈殿を生ずる場合がありますが、薬効に変わりありません。服用の際は、よく振ってから服用してください。
6 服用のつど、ビンの口をよく拭いてからキャップをしめてください。ビンの口に薬液が付着したままキャップをしめると、まれに開けにくくなることがあります。
また、しめ方が悪いと薬液が流れ出たり、汚染することがあります。
〔お問い合わせ先〕
発売元松浦漢方株式会社薬事学術部
TEL(052)883-5131 受付時間10:00~17:00(土・日・祝日を除く)
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松浦漢方株式会社
名古屋市昭和区円上町24-21
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松浦薬業株式会社
名古屋市緑区大高町寅新田36