2.症状対応
痛風の痛みに効<薬は何なの? |
痛風(gout)の急性発作時には非ステロイド性抗炎症剤を使います。OTCではメフェナム酸の製剤があります。しかし一時的な鎮痛効果のみです。腎臓の機能が低下している人や胃潰瘍で治療中の場合は使用できませんので、受診して医師の治療を受けることをおすすめします。 また、痛風に罹患する人は、実証体質者が多く、いわゆる体質改善の為に防風通聖散・大柴胡湯などが有効な場合もあります。 【参考】痛風 血中の尿酸が飽和し、尿酸結晶が関節及び腱の内部やまわりに沈着して起こる急性または慢性の関節炎です。末梢関節とくに足根関節に多く見られ、疼痛、腫脹があります。症状が進むと、尿路結石症が進行することがありますので、早期の診断と適切な治療を受けることが重要です。 血清尿酸値は年齢・性別によって多少変動があり、男性で4.0〜asmg/dl、女性では3.0〜5.0mg/dlが正常値と言われています。上限は710mg/dlであり、尿酸降下療法は8.0mg/dlを超えた場合に考慮し、合併症や病態に応じて開始します。 薬物は最小量で治療し、生活習慣の見直しを励行します。心腎機能に問題がない場合は、水分を多めに摂取し、尿量を1日2リットル程度に増加させます。血清尿酸値が変動すると発作(関節痛)が起こり悪化することが知られていますので.病院で治療中の方は、処方された薬物を継続して服用することが重要です。 |
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