{ "噫気":"

(あいき)おくび、愛気ともいう。げっぷのことです。【漢方症状】

" , "あおそこひ":"

(あおそこひ)緑内障【病気俗称】

" , "アガリクス茸について":"

(あがりくすたけについて)原産地は、ブラジルのサンパウロ郊外のピエダーテ。この地方にしか自生していません。生産量は少なく、そのほとんどは、アメリカへ輸出され、入手がきわめて難しかったのです。

 ペンシルバニア州立大学とランバード研究所に於て研究発表が行なわれ、キノコの中でB-グルカン多糖類と酵素の量が最大であることが判明しました。

 日本でも、日本ガン学会等で研究発表があり、B-グルカンの特殊性が注目され、一部の人たちから潤沢な供給が切望されていました。

 現在、抗生物質の大量投与とその副作用が問題になっている折、キノコなどの天然物による免疫療法は、もっと注目されてよいのではないでしょうか。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "亜急性甲状腺炎":"

(あきゅうせいこうじょうせんえん)急に熱が出て、のどが痛くなり、甲状腺のはれに気がつきます。はれはそれほど大きくはありませんが、硬くて、押すとかなり痛みます。熱は、微熱の場合もあれば40度の高熱になることもあり、扁桃炎や咽頭炎と間違えられることがよくあります。【代謝性疾患】

" , "アキレス腱断裂":"

(あきれすけんだんれつ)成人によくある外傷です。PTAの運動会などで急に走ったりして起こります。完全断裂の場合には、アキレス腱部にくぼみを生じ、つま先立ちが困難となります。手術で腱縫合を行い、不全断裂ならば、ギブス固定を行います。【神経・運動器系疾患】

" , "悪性腫瘍に対する化学療法や放射線療法の副作用":"

(あくせいしゅよう)●悪性腫瘍に対する化学療法や放射線療法の副作用は、胃腸障害(嘔気・嘔吐、下痢、食欲不振)、造血障害(白血球・血小板減少、貧血)、肝腎障害、膀胱直腸障害(血尿、下血)、全身倦怠感、皮膚硬結性浮腫(むくみ)、神経障害など多岐にわたると共に、精神不安も相まって種々の不定愁訴がみられる。これらに対して、一般には複数の対症療法を組み合わせて行うが、全身状態の改善や副作用の軽減に対して漢方薬が果たす役割は大きいです。
●中国では抗癌治療の副作用軽減のため漢方薬の併用が一般化しており、日本でも最近は相当普及してきています。
【呼吸器疾患】

" , "悪性腎硬化症":"

(あくせいじんこうかしょう)30歳前後の若い女性に多く、激しい頭痛や視力障害などを訴えます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "悪夢障害":"

(あくむしょうがい)怖い夢を見て、一晩の間に頻繁に目覚めてしまうのが「悪夢障害」です。悪夢を恐れて眠るのを我慢しようとしたりするため、社会活動や日常生活に支障を来してしまいます。【精神科疾患】

" , "アジソン病(副腎皮質機能低下症)":"

(あじそんびょう)副腎皮質が結核や自己免疫のために萎縮し、副腎皮質ホルモンの分泌が低下して起こる病気です。主な症状としては、疲れやすいこと、食欲の低下、体重の減少のほか皮膚が黒くなったり、特に口の中の粘膜に黒いしみができることです。そのほか、血圧が低下し、吐き気、嘔吐が起こりやすく、頭痛、めまい、失神などを起こすことがあります。男女ともに性欲が低下し、特に女性でわき毛や陰毛が少なくなります。【消化器系疾患】

" , "あせも":"

(あせも)頭や首の周り、わきの下や乳房の下、もものつけ根などに赤いブツブツができて、とてもかゆくなります。【皮膚科疾患】

" , "アデノイド":"

(あでのいど)咽頭扁桃の肥大によって鼻、耳、神経系、身体発育に影響を及ぼし、一定の症状を現わすものをアデノイドといいます。小児の病気であり、3~10歳に多くみられ、10歳以上ではほとんどみられなくなります。【小児科疾患】

" , "アトニー":"

(あとにー)atony;(収縮性)器官の無緊張(症)です。【神経・運動器系疾患】

" , "アトピー性皮膚炎2":"

(あとぴーせいひふえん)乳児期から成人に至るまで悪化したり回復したりをくり返す慢性の湿疹病変で、主として室内塵によるアレルギーといろいろの接触アレルギーが関係しておこります。その症状の特徴は、間擦疹(皮膚のくびれにひどくできる)で、乳児期は、頭や顔が発赤し、じゅくじゅくと分泌がひどくなります。学童期は、体幹と腕や脚が乾燥し、かさかさします(アトピー皮膚)。また成人期は、皮膚全体が象の皮のように厚くなったりします。学童期のものは冬期に悪化し、乳児、成人の場合は夏期に悪化することが多く、強いかゆみがあります。【皮膚科疾患】

" , "アトピー性皮膚炎":"

(あとぴーせいひふえん)アトピーとは、いわゆるアレルギー反応を起こしやすい遺伝傾向や体質のことをいい、そうした家系の人には、しつこい湿疹や皮膚病が起きやすく、それをアトピー性皮膚炎とよんでいます。【皮膚科疾患】

" , "アトピーの意味":"

(あとぴーのいみ)ア(否)トーピック(ふつうとか尋常)のことで、ふつうのものではない、病的な生まれつきの過敏症をさしています。【皮膚科疾患】

" , "アフタ性口内炎":"

(あふたせいこうないえん)粘膜のあちこちに小さな潰瘍ができる口内炎です。アフタ性は円形の潰瘍の中央が白っぽくくぼんでいます。強い痛みがあって、話すのもつらく、食べ物がとてもしみます。重症では高熱が出ることがあります。【口腔科疾患】

" , "アミノ酸":"

(あみのさん)タンパク質を構成する成分で、全部で20種類ほどある。アミノ酸の中でも、人間の体内で合成できないため、食品から摂らなければいけないものを必須アミノ酸という。必須アミノ酸は、9種類ある。卵、大豆食品などには、必須アミノ酸が多く含まれているため、良質のタンパク質といわれている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "アミラーゼ":"

(アミラーゼ)でんぶん、グリコーゲンを加水分解する酵素で、消化促進作用に優れている物質です。山芋、大根、かぶなどに多く含まれます。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "アルコール中毒":"

(あるこーるちゅうどく)手やからだがふるえたり、発汗、不眠、食欲減退、吐き気、頻脈などがあらわれ、精神的にも強い不安、いらだちを覚えます。さらに、てんかん様の大発作を起こしたり、意識障害、幻視(小動物を見ることが多い)、興奮、手やからだの大きなふるえがみられることがあります。【精神科疾患】

" , "α-リノレン酸":"

(あるふぁりのれんさん)人間の体内で作ることができないため、食品から摂取しなくてはならない必須脂肪酸。体内に取り入れられると、EPA、DHAへと代謝されるため、αーリノレン酸を摂ることで、EPA、DHAの持つ働きも期待できる。Α-リノレン酸は、はじめ学習効果を上げる成分として脚光を浴びたが、ほかにも高血圧を予防する効果があることも証明されている。シソやエゴマなど、緑の濃い食材に多く含まれる。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "アレルギー性結膜炎":"

(あれるぎーせいけつまくえん)結膜の充血、流涙、かゆみなど、アレルギー反応でおこる目の病気の1つです。おもな原因は、薬品、花粉、室内のちりやダニ、動物の毛やふけ、真菌、胞子などです。【眼科疾患】

" , "アレルギー性鼻炎":"

(あれるぎーせいびえん)鼻水、くしゃみ、鼻づまりが主な症状で、そのほか目のかゆみ、目の充血、頭痛、鼻のかゆみ、味覚臭覚の異常などが現れます。原因は、風邪症候群などによる鼻炎とは異なり、アレルギー原(抗原)によって引き起こされる鼻炎です。アレルギー原としては、花粉、ハウスダスト、かびなどがあります。【耳鼻科疾患】

" , "アレルギー性鼻炎、花粉症":"

(あれるぎーせいびえんかふんしょう)鼻水、くしゃみ、鼻づまりが主な症状で、そのほか目のかゆみ、目の充血、頭痛、鼻のかゆみ、味覚臭覚の異常などが現れます。原因は、風邪症候群などによる鼻炎とは異なり、アレルギー原(抗原)によって引き起こされる鼻炎です。アレルギー原としては、花粉、ハウスダスト、かびなどがあります。【耳鼻科疾患】

" , "安神":"

(あんしん)精神を安定させることです。【中医学用語】

" , "安神法":"

(あんじんほう)驚悸、不眠、悪夢などの精神不安に対する治療法です。【弁証論治】

" , "安胎":"

(あんたい)妊娠を安定させることです。【中医学用語】

" , "アントシアニン":"

(あんとしあにん)ブルーベリーやアヤムラサキという種類のサツマイモに含まれている紫色の色素。抗酸化物質ポリフェノールの一種で、ゴマリグナンと同じような働きをする。視神経の働きを支えているロドプシンという色素の再合成を促して、疲れ眼を改善し、視力を向上させる。活性酸素の生成を抑制し、血液をきれいにする作用もある。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "安寧":"

(あんねい)無事で安らかなことです。【中医学用語】

" , "安眠":"

(あんみん)睡眠を安らかにさせることです。【中医学用語】

" , "胃":"

(い)六腑のひとつで飲食物を受け入れ脾と協力して消化吸収を行います。【弁証論治】

" , "胃アトニー":"

(いあとにー)胃無力症のことで、胃の壁の筋肉がゆるんで無力化し、胃の運動や消化作用も鈍くなる状態です。このために、食べた物がいつまでも胃内にたまって下がらず、胃部膨満感、げっぷ、吐き気、食欲不振などを訴え、疲労しやすく、神経質になり、胃下垂を伴っていることが多いのです。【消化器系疾患】

" , "胃アトニー・胃下垂":"

(いあとにーいかすい)胃アトニーや胃下垂症は、神経質で無力体質の人に多く、体力のガッチリした人にはあまり見られません。胃アトニーとは胃の筋肉の無力症で、働きが鈍くなるため、さまざまな胃腸症状を起こしてきます。胃下垂の多くは内臓全体の下垂といっしょに起ります。【消化器系疾患】

" , "EPA":"

(いーぴーえい)エイコサペンタエン酸のことで、青魚の脂肪に多く含まれている。食物油などに含まれているα-リノレイン酸が体内に入るとEPAに変わる。血中の悪玉コレステロールを減少させるほか、動脈硬化、心筋梗塞などを予防することが解明されている。また、アレルギーにも効果があるといわれている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "EPA、DHA":"

(いーぴーえーでぃーえいちえー)魚などに含まれている油で、血中コレステロールを下げ、血液をサラサラにすることで動脈硬化を防ぎます。動脈、赤血球をやわらかくして、血管のつまりを予防します。また脳細胞の成長、脳の働きを高める大切な油でもあります。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "胃陰虚(胃陰不足・脾陰虚)":"

(いいんきょいいんふそくひいんきょ)胃の陰液の不足によるもので、消化管全般とくに胃粘膜の分泌不足・粘膜の萎縮・慢性の炎症などによる症候と考えられます。熱性病による脱水あるいは慢性病で津液が消耗した場合や老人にみられます。【弁証論治】

" , "胃炎":"

(いえん)胃炎は、ほとんどの人が罹りやすい病気で、お酒の飲みすぎ、ヘビースモーク、刺激物の取り過ぎ、あるいはアレルギー、ストレスなどによって起ります。 二日以上も急性の症状が続いたり、痛みがひどいとき、熱があるときには、すぐにドクターに相談して下さい。【消化器系疾患】

" , "胃火":"

(いか)胃熱とも言い、美食が過ぎると胃が熱を帯び、胃痛、口内炎、歯痛などが起ることです。【漢方症状】

" , "胃潰瘍":"

(いかいよう)腹痛、上腹部のなんともいえない重苦しさやもたれ感などの不快感、胸やけなどがあります。一般におなかがすくと痛み、物を食べたり、牛乳を飲むとおさまることがあります。【消化器系疾患】

" , "イカリ草":"

(いかりそう)メギ科のホザキノイカリソウの全草又は葉を乾燥したもので【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "胃寒(寒痛)":"

(いかんかんつう)上腹部(胃部)の冷感と惨痛を主とするもので胃の陽気の障害によって生じます。胃の平滑筋の痙攣(ケイレン)・副交感神経過亢進などが関連すると考えられます。【弁証論治】

" , "胃気":"

(いき)水穀を受け入れ、消化して栄養を運ぶ機能のことです。【漢方症状】

" , "胃気上逆":"

(いきじょうぎゃく)胃の生理機能は通降です。胃の気が虚すと通降ができなくなり胃部が張り、胃気上逆となると悪心、嘔吐、げっぷなどの症状が起こります。【弁証論治】

" , "胃虚寒(胃気虚・胃気虚寒)":"

(いきょかんいききょいききょかん)胃の陽気が不足したもので、胃の蠕動減弱・循環不良・溜飲などによる症候と考えられます。飲食の不節制・生ものや冷いものの過食・精神的ストレスなどにより、次第に胃の陽気が損傷して生じます。【弁証論治】

" , "胃酸過多":"

(いさんかた)胸やけや胃もたれ、腹痛を伴わない慢性的な下痢があります。空腹時に特有の痛みを覚えることがあります。【消化器系疾患】

" , "胃・十二指腸潰瘍":"

(いじゅうにしちょうかいよう)症状は、腹痛、上腹部のなんともいえない(重苦しさ)やもたれ感などの不快感、胸やけなどですが、主な症状は胃・十二指腸潰瘍特有のシクシクする、“焼けるような”、差し込むようなおなかの痛みです。一般におなかがすくと痛み、物を食べたり牛乳を飲むとおさまることがよく知られています。【消化器系疾患】

" , "胃・十二指腸潰瘍の穿孔":"

(いじゅうにしちょうかいようのせんこう)胃や十二指腸の潰瘍ぐらいで、と軽くみていると、とんでもないことになることもあります。放置すると、貧血、食欲不振、嘔吐を起こします。潰瘍がひどくなって胃や十二指腸に孔があくと、胃、十二指腸の内容物が腹腔全体に広がり、腹膜炎を起こします。病状は突発的な痛みがたちまちのうちに腹部全体に広がり、おなかは板のようにかたくなります。【消化器系疾患】

" , "萎縮性鼻炎":"

(いしゅくせいびえん)ごくまれな病気で、鼻粘膜や骨がやせ、鼻腔ががらんどうになってしまう状態で、鼻腔が乾燥し、かさぶたができたりします。ときには悪臭を伴うことがあります。【耳鼻科疾患】

" , "異食症":"

(いしょくしょう)ティッシュペーパーや新聞紙、砂、自分の髪の毛など、食べ物でないものを食べる状態を異食症といいます。家庭環境としては、親のしつけが厳しい、年上の兄弟などがオモチャなどを奪って圧倒する、などの場合が多く、本人は萎縮してしまって、伸び伸びと動けない状態になっています。環境が原因なので、子供らしく伸び伸びと生活できる環境をつくってやることが何よりも大切です。【精神科疾患】

" , "胃神経症":"

(いしんけいしょう)いろいろな胃症状(食欲不振、上腹部痛、胃部膨満感、不快感、悪心、嘔吐、げっぷ、胸やけなど)を訴えますが、胃の精密検査や全身の検査で病気を認めることができず、精神的な要因が強く関与していると考えられるものに対して用いられる病名です。このなかには、仮面うつ病、分裂病などの精神科領域の病気が含まれていることがあり、細かい問診と精神科医による診断も必要となることがあります。現代社会は、ストレスが多く神経症におちいりやすいのです。一般的には、ちょっとしたからだの不調、変調が気にかかり、重大な病気ではないかと不安を抱く性格の人に多く、がんノイローゼなどもその1つです。胃の症状のほかにも、不眠、頭痛、頭重、いらいら感などの神経症状を訴えることも多いものです。【消化器系疾患】

" , "イチョウ葉エキスの作用と効果":"

(いちょうはえきすのさようとこうか)約30年前よりドイツで研究され、イチョウ葉特有の成分(テルペンラクトン、フラボノイド)が含まれ、脳血流改善や手足などの末梢血管障害、めまい(眩暈)や耳鳴りなどに有効であることがわかりました。現在ではヨーロッパ各国では医薬品として、アメリカ、日本では健康食品として使用されています。●血管に弾力性を与えて強化します。●血液をサラサラにして血管をつまりにくくします。●血管を拡張して、血流を良くします。●血栓ができるのを防ぎます。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "溢飲":"

(いついん)水分があふれることです。【中医学用語】

" , "胃痛":"

(いつう)胃がいたむこと。また、そのいたみ。【消化器系疾患】

" , "一過性脳虚血発作":"

(いっかせいのうきょけつほっさ)一時的に片まひや単まひ(上下肢の一方だけのまひ)が起こり、同時に失語症や舌のもつれ、めまい、視力障害なども起こることがあります。これらの症状は、1日以内、多くは数分から数時間で、完全に治ってしまいますが、脳梗塞の前兆とも考えられるので、必ず治療を受けましょう。【脳・神経系疾患】

" , "一般用医薬品":"

(いっぱんよういやくひん)一般用医薬品とは、医師による処方箋を必要とせずに購入できる医薬品のことです。大衆薬、市販薬、OTC医薬品(Over The Counter Drug、OTC薬)、家庭用医薬品などとも呼ばれます。一般用医薬品承認審査合理化等検討会の中間報告書によると、一般用医薬品とは、「一般の人が、薬剤師等から提供された適切な情報に基づき、自らの判断で購入し、自らの責任で使用する医薬品であって、軽度な疾病に伴う症状の改善、生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防、生活の質の改善・向上、健康状態の自己検査、健康の維持・増進、その他保健衛生を目的とするもの」と定義されています。十分な説明や情報を示した上で、消費者が自ら簡単な治療を行うというセルフメディケーションの方向性が提唱されています。薬事法上は、長らく医療用医薬品以外の医薬品として扱われていましたが、2006年の薬事法改正(2009年6月1日施行)により、「医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの」と定義されました。よって購入に際しては薬剤師や登録販売者の助言と指導を受けることが望ましいというわけです。【お薬よもやま話】

" , "胃内停水":"

(いないていすい)胃の中でゴボゴボと音が鳴り、胃の辺りをたたいたり、さすったり、あるいは急に腹に力をいれてふくらましたり、へこますとバチャバチャ、ブカブカ音がするものをいいます。胃に滞った水分、その度合いによって生薬の配合が変わります。体を揺すれば、振水音が確認されます。水毒ともいいます。食物が滞ったものは食滞といいます。【漢方症状】

" , "胃熱(胃火)":"

(いねついか)熱邪による胃の障害(実熱)と、胃陰虚による虚熱がありますが、熱邪は急激に陰液を消耗するので実熱と虚熱のまじり合った虚実挾雑のものも少なくないです。【弁証論治】

" , "遺ふん症":"

(いふんしょう)トイレへ行けるお子様がパンツへ大便をしてしまうのが遺ふん症です。4歳以降の男児に多いです。心因性の原因が考えられ、下に兄弟ができて親から離されることへの不安があるときや、排尿便のしつけが厳しすぎるとき、排便を我慢してその後が不安な時などに見られます。【小児科疾患】

" , "いぼ":"

(いぼ)表面がザラザラして淡褐色を帯び、大きさは針頭大から大豆大までさまざまです。手や足にできやすく、さわると数が増えますが、他人には、めったにうつりません。【皮膚科疾患】

" , "医薬品と医薬部外品":"

(いやくひんといやくぶがいひん)薬や化粧品などには「医薬品」あるいは「医薬部外品」と書かれたものがあります。それは薬事法で効能・効果が認められ、表示が義務付けられている製品なのです。

薬事法は、主に「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「医療用具」について、品質、有効性、安全性を確保するため、原料から製造方法、ラベルに表示しなければならない内容や広告の表現まで、細かく規制している法律です。「医薬品」とは、病院で医師が処方するクスリや、市販されている風邪薬、胃腸薬などのことです。配合されている有効成分の効果が認められているもので、病気の治療や予防に使われるクスリのことをいいます。効果に即効性はあるが、多量または長期的に服用すると副作用の発生が考えられるので、使用法を守らなければなりません。「医薬部外品」は、医薬品に準ずるものです。主な製品には、薬用歯磨き剤、薬用クリーム、育毛剤、入浴剤など、さまざまな該当商品が定められています。病気やけがなどを治すものではなく、予防に重点が置かれています。有効成分は配合されていますが、即効性は望めません。長期的に使用すると、個人差があることが前提で、緩慢な効果は期待できるとされています。【お薬よもやま話】

" , "医薬部外品":"

(いやくぶがいひん)医薬部外品は、法律で医薬品に準ずるものとして定義されています。身体に作用がはっきりと現れる医薬品と違って、医薬部外品にはある程度の薬効がありますが、身体への作用は穏やかです。危険性もないので、製造に承認と許可が必要なだけで販売に規制はありません。【お薬よもやま話】

" , "医療用医薬品":"

(いりょうよういやくひん)処方せん等を介して医師等の医療従事者から販売ないし授与されることが企図されている医療用医薬品全てが、処方せん医薬品であるわけではない。処方せん医薬品には、薬理作用が強い薬剤や、発売後期間を多く経ていない新薬などが指定されており、経口投与のビタミン剤や漢方薬などは医療現場で繁用されているにもかかわらず指定されていない。このほか、エフェドリンやリドカイン製剤も指定されておらず、店頭やインターネット上の薬局などで販売されている。【お薬よもやま話】

" , "色":"

(いろ)色沢(色つや)のことであり、臓腑気血のあらわれです。【漢方症状】

" , "飲":"

(いん)水分代謝異常により体の一部分に停滞する希薄な水液です。【弁証論治】

" , "陰液":"

(いんえき)人体を構成する津・液・精・血などの総称です。【弁証論治】

" , "咽乾":"

(いんかん)咽喉粘膜の乾燥のことです。【中医学用語】

" , "陰虚":"

(いんきょ)冷やす力が不足しほてりやすくなった状態です。体の構成成分の液体、血・体液などが不足し、消耗、乾燥状態になります。虚熱証です。【弁証論治】

" , "陰虚火旺":"

(いんきょかおう)冷やす力(陰)が落ちて相対的に熱の状態が強くなった状態です。【弁証論治】

" , "陰虚火動":"

(いんきょかどう)日本漢方の用語で意味は陰虚内熱、陰虚陽亢などをいいます。【弁証論治】

" , "陰虚内熱":"

(いんきょないねつ)血虚、貧血の状態になると陰液が不足し、相対的に陽気が余り、熱が出るようになります。(虚熱)【弁証論治】

" , "陰虚陽亢":"

(いんきょようこう)冷やす力(陰)が落ちて相対的に熱の状態が強くなった状態です。【弁証論治】

" , "いんきんたむし":"

(いんきんたむし)白癬菌というカビの仲間が感染して起きる皮膚病です。 男性の陰のう、股、おしりなどにできるものをいい、初めは小さい膿疱ですが、これが集まって輪状に並んで広がり、からだが温まるとかゆくなります。【皮膚科疾患】

" , "陰経":"

(いんけい)体を巡る経絡のなかで五蔵に帰属する手足の太陰・少陰・厥陰の三経です。【弁証論治】

" , "咽喉頭異常感":"

(いんこうとういじょうかん)咽頭の圧迫感、異物感、つまる感じなどを咽頭異常感といいます。原因として貧血、胃腸障害、延髄[えんずい]の病気、更年期障害など全身の状態に関係あるもの、下咽頭や食道のがん、舌根扁桃肥大、咽頭炎など局所に異常のあるもの、そして神経症、ヒステリー、がん恐怖症などのように、からだの病気がないのに異常感覚だけ存在するものとがあります。【咽喉科疾患】

" , "咽喉不利":"

(いんこうふり)咽の異物感や不快感の症状です。【漢方症状】

" , "陰証":"

(いんしょう)八綱弁証で虚証・裏証・寒証の総称です。日本漢方では寒証を指します。【弁証論治】

" , "咽中炙肉":"

(いんちゅうしゃにく)のどに炙った肉片が張り付いて取れないような感じの違和感があることです。類似証に梅核気というのがあります。類語;咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)。【漢方症状】

" , "咽頭炎":"

(いんとうえん)鼻とのどの境目のあたりがカラカラに乾燥したようになり、唾液を飲み込むときに、のどにつかえるような感じがし、次第にいがらっぽく、痛むようになります。【咽喉科疾患】

" , "咽頭ジフテリア":"

(いんとうじふてりあ)ジフテリア菌の飛沫感染、接触感染でうつる病気をジフテリアといいます。2~10歳の子供に多く、3~5日間の潜伏期間の後で発病します。おもに冬にかかりますが、健康保菌者も少なくありません。このジフテリア菌に咽頭をおかされたものを咽頭ジフテリアと呼び、ジフテリアのなかで一番多いです。【咽喉科疾患】

" , "陰のう水腫":"

(いんのうすいしゅ)陰のうにリンパ液がたまって、大きく腫れてしまう病気です。陰のうが大きく腫れて、触れてみると弾力性があり、水がたまっているのがわかります。また、光を当ててみると、睾丸が透けて見えます。出生直後から見られるものですが、痛みなどは伴いません。【小児科疾患】

" , "陰のう水瘤":"

(いんのうすいりゅう)睾丸と睾丸を包み込んでいる膜との間に、しょう液[膜から分泌される透明な液]がたまる病気で、幼児または壮年、老人に多くみられます。しょう液がたまると、陰のうがはれますが、まだ小さい段階は、ほとんど自覚症状はありません。ところが、大きくなると歩行障害が起こったり、性交時や排尿時に邪魔になることがあります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "インフルエンザ":"

(いんふるえんざ)かぜのなかでも最も激しい症状をあらわす病型です。伝播力が強いため、ほとんど毎年冬に流行し、ときには大流行になることもあります。かぜと同様、有効な薬がないため、対症療法となります。【呼吸器疾患】

" , "陰陽":"

(いんよう)八綱陰陽・虚実・表裏・寒熱の大概念です。陰;緩和、静止、内向、下降、寒冷、暗、女性/陽;激烈、運動、外向、上昇、温熱、明、男性。
陰陽学説は、紀元前300年ごろ周の時代に易に結び着いて始まったと考えられます。これは、現代数学の「多変量」の概念を持ち込んだものとして興味深いです。
【弁証論治】

" , "淫羊かく":"

(いんようかく)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "陰陽学説":"

(いんようがくせつ)この世の中は、陰(暗くて冷たく、うるおいをあたえるもの)と陽(明るくて温かく、動かす力)が互いに影響しあい、バランスをとりながら共存しているという考えです。【中医学用語】

" , "陰陽五行説":"

(いんようごぎょうせつ)漢方・中医学の中核をなす、哲学ともいうべき概念です。漢方・中医学は、自然と人間とのかかわりを基本骨子として展開されていることが特徴的であり、たとえば月と太陽、水と火などの自然現象を、ふたつの対立関係としてとらえた「陰陽」という概念が生じ、また、五遊星(木星・土星など)の発見と、古代人の生活必須要素である木・火・土・金・水が一緒になり「五行説」が生まれました。これらふたつの概念が合体して「陰陽五行説」が成立し、天文歴、政治、道徳、その他すべての物事の基礎理論に応用されました。この「陰陽五行説」がさらに拡大されて、医学の分野にも採用され、人と自然との関係および人体内部の臓腑の相互関係を明らかにし、病理、診断、予防、治療など、漢方・中医学の理論的基礎をつくりました。これを記述したのが『黄帝内経』(世界最古の医学書)といわれます。「陰陽原理というと、いかにも古めかしいですが、陽気・陰気、陽極(+)・陰極(-)、山陰・山陽など、現代の日本語の中にも、結構とり入れられているのです。【弁証論治】

" , "鬱血性心不全":"

(うっけつせいしんふぜん)動悸、息切れ、むくみなどが頻発して、なかなか回復しません。さらに睡眠中、突然息苦しくなったり、からぜきが出る、夜間の尿量が増えはじめる、などの症状があります。【循環器系疾患】

" , "鬱滞性乳腺炎":"

(うったいせいにゅうせんえん)母乳が乳管内にたまったために乳腺がはれて痛み、皮膚に熱感を生じます。【産・婦人科疾患】

" , "鬱熱":"

(うつねつ)鬱状態が長引いて熱化した状態です。【中医学用語】

" , "鬱病":"

(うつびょう)睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い、朝早くから目が覚める)で朝起きようとしても、なんとなく気分が悪くて起き上がれません。食欲が低下して、短期間のうちに数kgもやせることがあります。そのほか便秘や下痢、口の渇きや、夜間の発汗、頭重、肩こり手足のしびれ、倦怠感、のぼせなど、さまざまな不定愁訴(一定しない症状)に悩まされます。なお几張面で執着的な性格の人に多い病気です。【精神科疾患】

" , "鬱冒":"

(うつぼう)意識朦朧のことです。【漢方症状】

" , "瘟":"

(うん)温疫(急性伝染病)。温病のことです。【漢方症状】

" , "運化":"

(うんか)脾の機能で、運搬し消化するという意味があります。脾胃の機能で飲食物から栄養物質を生成するのが「化」で、栄養物質を全身に送るのが「運」です。消化吸収はおもに胃と小腸で行われていますが、これには脾の運化機能が深く関係していて、脾の運化機能が正常に働くことで四肢末端まで栄養が届けられるのです。【中医学用語】

" , "運動不足による腰痛":"

(うんどうぶそくによるようつう)現代人が訴える腰痛のほとんどが運動不足による腹筋や背筋の衰えが原因です。検査をしても骨に異常はないので、日ごろからこまめにからだを動かし、体操などをして、腹筋や背筋を鍛えることです。【神経・運動器系疾患】

" , "営気":"

(えいき)血と共に脈中を流れる気のことです。脾胃によって飲食物から産生されます。【中医学用語】

" , "H2ブロッカー":"

(えいちつーぶろっかー)ヒスタミンH2受容体拮抗薬は、胃の壁細胞(へきさいぼう)のヒスタミンH2受容体に作用して、これをブロックして胃酸分泌を抑制する薬です。 胃のヒスタミンH2受容体に拮抗する成分です。 H2ブロッカーが配合された胃腸薬は胃酸の出過ぎをたいへん効果的に抑えます。 胃酸の出過ぎによる胃の痛み、胸やけ、もたれ、むかつきに効果があります。 もともと医家向けの胃腸薬でしたが、安全性が確認され、一般薬として薬局で販売されるようになったスイッチOTCです。【お薬よもやま話】

" , "衛気":"

(えき)脈外を流れる気のことです。臓腑を温め、皮毛の開閉をし、皮膚を保護し、外邪の侵入を防ぎます。腎陽から産まれ、脾胃で補充され、肺で全身に送られます。【中医学用語】

" , "益肝":"

(えきかん)肝の働きを高めることです。【中医学用語】

" , "益血":"

(えきけつ)血を補充することです。【中医学用語】

" , "益元":"

(えきげん)活動源である元気を補充することです。【中医学用語】

" , "益寿":"

(えきじゅ)寿命を延ばすことです。【中医学用語】

" , "益腎":"

(えきじん)腎の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "益髄":"

(えきずい)髄液を補充することです。【中医学用語】

" , "エキス剤":"

(えきすざい)生薬の浸出液を濃縮したものです。水あめ状の軟エキス剤と粉末の乾燥エキス剤があります。原料の臭味があります。【生薬よもやま話】

" , "エキスとチンキ":"

(えきすとちんき)エキスは、「水」又は「水で薄めたアルコール」の中で、有効成分を溶かし出したもので、通常、熱を加えます。
チンキは、「アルコール」又は「水で薄めたアルコール」の中で、有効成分を溶かし出したものです。必ずアルコールを用い、熱は加えません。
【お薬よもやま話】

" , "益精":"

(えきせい)精を補充することです。【中医学用語】

" , "益智":"

(えきち)大脳の働きを活発にすることです。【中医学用語】

" , "益脳":"

(えきのう)大脳の働きを活発にすることです。【中医学用語】

" , "エコノミークラス症候群":"

(えこのみーくらすしょうこうぐん)長時間すわっていた状態から、立ち上がったときに起きやすい症状です。国際線飛行機のエコノミークラスに長時間座っていた状態から、降りたとたんに息苦しさや胸の痛みに襲われ、重症の場合は呼吸困難で亡くなるということで『エコノミークラス症候群』と呼ばれています。飛行機のような狭い座席に長時間同じ姿勢ですわっていると、太ももの奥にある太い血管(深部静脈)が圧迫され、血流が悪くなって血液が濃くなり、固まりやすい状態になります。こうした条件下で作り出されやすいのが血栓(血の固まり)です。 やがて空港に到着して歩き始めると一気に血流がよくなり、太ももの静脈にできた血栓がはがれて血流にのり、数秒で心臓から肺に達して肺の動脈をふさいでしまいます。こうして肺の組織が酸素不足になり、息苦しさや胸の痛みを引き起こすのです。これを肺塞栓症(はいそくせんしょう)といいます。【呼吸器疾患】

" , "エゾウコギ":"

(えぞうこぎ)薬用人参と同様に強壮強精作用を持つといわれるウコギ科の植物です。日本では北海道東部に自生しています。学名はlAcanthopanaxsenticosus又はEleuterococussenticosusです。生育地はシベリアのアムール河中流地域と樺太、中国の黒龍江省、吉林省、遼寧省、日本では先述のごとく、北海道の北見、帯広など東部に分布します。成長すると4~5メートルの高さにまでなるウコギ科のウコギ属に属する落葉灌木です。その代表的なものが薬用人参〔ニンジン属トチバニンジン(生薬名;竹節人参)、オタネニンジン(生薬名;朝鮮人参)〕です。エゾウコギという名は日本名で、ロシアではエレウテロコック、中国名は刺五加、刺のある五加(ウコギ)という意味です。鋭い刺があるのが特色です。アイヌの人達は、神聖な植物として珍重してきました。枝を入口につるし、悪霊を遠ざけるまじないのように使ったそうです。薬効については、強精、強壮以外にも神経痛や関節表、淋病の治療に使ったという記録があります。
中国の刺五加やロシアのエレウテロコツクの製品はエゾウコギの根皮を原料とし、そのエキスを抽出し、加工したものです。しかし、根を利用することは資源が枯渇しますから、北海道では一般に茎を使うようになっているのが現状です。根を使わないのは邪道との意見もありますが、根と茎の成分を比較すると含有量こそ違いますが、同じ成分が含まれていることより、問題は無いとされています。エゾウフギは生命力の強い植物ですが、栽培するのは容易ではなく、原料は中国やロシアに自生しているものを使うことが多いようです。ロシアや中国でも資源保護と有効利用の意味で茎を使うようになってきました。近年、根に含まれない、活性を有する化合物が葉に存在することから、用途によっては根より葉の方が効果があるとされています。
日本では、エゾウコギは厚生省薬務局長通達に明記されています。これによりますと、医薬的な効果効能を標榜したり、形状あるいは用法用量が医薬的であったりしない限りは薬事法の規制対象外であることを意味します。即ち「OOに効く」「OOが治る」とか、1日に3回食後に飲むという薬と間違いやすそうな表記や形状でなければ一般の食品と見なすということです。尚、中国では国が認めた薬として、中国の薬局方にあたる「中華人民共和国薬典」に刺五加とその製剤の刺五加エキスが収載され、不眠、鎮静、気の減退、食欲不振、足腰の痛みの鎮痛、精力減退、老衰による体力減退などの滋養強壮剤に用いられると記されています。従って病院でも処方され、含有率の高い薬液や注射液などが使われています。それらの心血管の疾病、神経衰弱症に対する効果は定評があるといわれます。従来、抗疲労や持久力増強効果があることから、スポーツ選手を中心に愛用されてきました。長野オリンピックでは有名選手達が、また日本人の宇宙飛行士もエゾウコギを愛用していたそうです。しかし、その免疫力増強作用が注目を集め、幅広い研究が行われた結果、その使用目的も多岐にわたっています。
現在中国とロシアが世界的にその販路競争をしていますが、薬用人参の市場にも食い込んでいます。成分的に薬用人参とは全く異なるところに注意して下さい。世界的にみると、ニンジン60%、エゾウコギ(エレウテロコツク、刺五加)40%くらいのシェアを占めるといわれます。
【生薬よもやま話】

" , "益気":"

(えっき)気を補充することです。【中医学用語】

" , "益気法":"

(えっきほう)気虚を補う補法のひとつです。【弁証論治】

" , "NMF(天然保湿因子)":"

(えぬえむえふてんねんほしついんし)肌の角質層中に存在し、皮膚の保温機能に重要な役割を果たしている水溶性の物質。NMFの中には、16種類に及ぶアミノ酸が含まれており、これらのアミノ酸が皮膚や毛髪の潤いを保ち、柔軟性や弾力性を与える重要な役割をしている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "衛表不固":"

(えひょうふこ)気の固摂の機能失調の一つです。気は汗や尿、唾液、胃液、腸液、精液等の分泌と排泄をコントロールしています。【中医学用語】

" , "L型とD型":"

(えるがたとでぃーがた)アミノ酸にはD型とL型の2種類があります。D型アミノ酸のほとんどは、化学的に合成されたもので、人の体では十分利用することができません。
肉・魚・卵等に含まれるアミノ酸は、L型です。L型は、体内に入ると利用吸収され易く、血液・筋肉・皮膚・臓器・消化酵素・ホルモン等を作るもとになります。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "円形脱毛症":"

(えんけいだつもうしょう)頭髪の1部に豆粒大~こぶし大のはげが一つ又はいくつかできる症状です。良性の場合は3~7週間たつと、患部の中央から周辺部に向かって細くて柔らかい白い毛が生え始め、2~3ヶ月で正常に戻ります。悪性の場合はいくつかある患部が互いにくっついて大きなはげになります。さらに進行すると全身の毛が抜け落ちることもありますが、人から人へ感染する病気ではありません。【皮膚科疾患】

" , "塩酸ブテナフィン":"

(えんさんぶてなふぃん)皮膚に感染した真菌(カビの一種)に直接作用して、殺菌的に働きます。白癬(みずむし)や癜風(くろなまず)の治療に用います。【皮膚科疾患】

" , "遠視":"

(えんし)光が網膜に像を結ばず、ピントが網膜より後方に合ってしまう状態です。凸レンズで矯正します。【眼科疾患】

" , "炎症":"

(えんしょう)生体が微生物の侵入や物理的・化学的刺激などを受けて、発熱・発赤・はれ・痛みなどの症状を呈することです。【漢方症状】

" , "延年":"

(えんねん)寿命を延ばすことです。【中医学用語】

" , "嘔気":"

(おうき)吐き気のことで、実際吐くことは少ないです。【漢方症状】

" , "黄耆":"

(おうぎ)生薬の一つです。【生薬よもやま話】

" , "黄精":"

(おうせい)生薬の一種。ユリ科の黄精の根茎で、滋養強壮作用、抗菌作用などがある、病後の衰弱や消耗性の栄養不良に、滋養強壮薬として、他の生薬と配合して用いられる場合が多いです。【生薬よもやま話】

" , "黄疸":"

(おうだん)黄疸が30歳代までにあらわれた場合には、まず急性肝炎が疑われます。【消化器系疾患】

" , "往来寒熱":"

(おうらいかんねつ)寒気と熱が交互におこることをいいます。午前中は平熱で、午後から夕方にかけ微熱が出たりすることもあります。【漢方症状】

" , "悪寒":"

(おかん)体に不快な寒気を感じることです。風とは関係なく起ります。【漢方症状】

" , "オキソアミヂン末":"

(おきそあみぢんまつ)ニンニクより抽出された乾燥粉末で中国では大蒜(たいさん)と呼ばれ、強壮、健胃、整腸、疲労回復などの薬効が認められ民間薬として広用されています。【生薬よもやま話】

" , "於血":"

(おけつ)生理的機能を失ったり、滞った血。一般で言う血行障害のようなもの。類語;血於【漢方症状】

" , "瘀血":"

(おけつ)流れの悪くなった常態の血液。血液の粘りが高くなり、流れにくくなってくることをいいます。【中医学用語】

" , "悪心":"

(おしん)胸が苦しく、吐きたいような気持ちのことです。【中医学用語】

" , "おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)":"

(おたふくかぜ)流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)ともいいます。耳下腺がはれる場合、片側のみのこともあれば両側ともはれることもあります。また、あごの下にある顎下腺がはれることもあります。熱が出たり、はれた部分が痛むこともあります。4~5歳以後によくみられますが、一度かかると免疫ができ、終生かかりません。【耳鼻科疾患】

" , "悪熱":"

(おねつ)不快な熱を感じることです。【中医学用語】

" , "悪風":"

(おふう)風にあたると悪寒(おかん)がする症状です。【漢方症状】

" , "オブラートの正しい使い方":"

(おぶらーとのただしいつかいかた)オブラートの中央に薬を置き、周囲を持ち上げ、軽くひねって、水とともに呑み込みます。丁寧に重ねて巻いて包みますと、水に触れると表面がコロイド状になり、水をはじいて中まで水がしみ込まず、胃の中で破れないことがあります。【お薬よもやま話】

" , "おむつかぶれ":"

(おむつかぶれ)おむつをすると、湿疹のできやすい体質の赤ちゃんはすぐかぶれてきます。 これは湿度も高くなるのに加えて、尿からできたアンモニアの刺激やカビがその原因のことがしばしばです。 股の間をいつも清潔に保つように心がけ、おむつかぶれができたら、おむつをとって、かぶれた部位を乾燥させると早く治ります。 また、湿疹に使う軟膏だけでなく、カビに効く軟膏もぬることが必要です。【小児科疾患】

" , "オルタナティブ・メディスン":"

(おるたなてぃぶめでぃすん)少子・高齢化社会を迎え、「自分の健康は自分で守る」という「オルタナティブ・メディスン」の考え方が、私たちの健康を考えるキーワードになりつつあります。
この考え方は、病気にならないように予防し、もし成ってしまっても重度に進行しないようにする、というものです。
そのためには、現代西洋医学だけにたよるのではなく、自然医学、民間療法、食品類の効用にまで幅を広げて実践することが大切です。
【健康活動よもやま話】

" , "オレイン酸":"

(おれいんさん)オリーブオイルや菜種油などに多く含まれる単価不飽和脂肪酸。オレイン酸の含有量70%のオリーブオイルは酸化されにくい油で、体内で発ガンの恐れのある過酸化脂質を作りにくい。オリーブオイルを常食するイタリアでは、他の国に比べ心臓病による死亡率が低いことがわかっている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "温胃":"

(おんい)胃を温めることです。【中医学用語】

" , "温宮":"

(おんきゅう)子宮を温めることです。【中医学用語】

" , "温煦":"

(おんく)体を温めることです。【中医学用語】

" , "温経":"

(おんけい)経絡を温めることです。【中医学用語】

" , "温経散寒法":"

(おんけいさんかんほう)温・熱性の生薬を用いて体を温め、寒邪を除き関節痛や冷えを治療する方法です。【弁証論治】

" , "温腎":"

(おんじん)腎を温めることです。【中医学用語】

" , "温中":"

(おんちゅう)中焦=脾胃を温めることです。【中医学用語】

" , "温中散寒法":"

(おんちゅうさんかんほう)温・熱性の生薬を用いて脾胃を温め、腹痛や冷え下痢などを治療する方法です。類語;温裏散寒法(おんりさんかんほう)【弁証論治】

" , "温通":"

(おんつう)温めることで経絡の通りを良くすることです。【中医学用語】

" , "温熱薬":"

(おんねつやく)陽気を補う、体を温める温・熱性の生薬です。【弁証論治】

" , "温病":"

(おんびょう/うんぴょう)感染性発熱疾患のことです。温熱の邪を感受することでの発病です。←→傷寒。【中医学用語】

" , "温補":"

(おんぽ)温め補う療法で温薬を用い寒冷の症状に対処します。温める力を補充することです。【中医学用語】

" , "温陽":"

(おんよう)温める力を補充することです。【中医学用語】

" , "温絡":"

(おんらく)経絡を温めることです。【中医学用語】

" , "火":"

(か)内生五邪、六淫の邪の一つ。火は熱を極めたものとされる。陽性の邪気で、炎上しやすい性質をもつ。高熱の症状がでるほか、神明を乱し、いらいら・不眠などの症状も引き起こす。【中医学用語】

" , "開胃":"

(かいい)食欲を増進させることです。【中医学用語】

" , "外陰部膣炎":"

(がいいんぶちつえん)幼児期の女子は外陰部の皮膚や膣粘膜が薄く、しかも成人女子に比べて、ホルモンの分泌が少なく、細菌への抵抗力が弱いために外陰部膣炎を起こしやすいのです。局所が不潔なために感染する場合が多いですが、ときに家族に淋菌保有者がいると感染することがあります。症状としては、外陰部が赤く腫れたり、異臭のあるうみが出ることが多いです。【産・婦人科疾患】

" , "解鬱":"

(かいうつ)鬱を解消することです。【中医学用語】

" , "解渇":"

(かいかつ)口の渇きを解消することです。【中医学用語】

" , "外感":"

(がいかん)季節や気候、環境など外界の要素で発生する病態です。【中医学用語】

" , "咳逆上気":"

(がいぎゃくじょうき)こみ上げてくる咳のことです。類語;喘息。【漢方症状】

" , "開竅":"

(かいきょう)意識をはっきりさせることです。五臓の機能が反映する窓ともいえます。肝=目/心=舌/脾胃=口/肺=鼻/腎=二陰・耳です。【中医学用語】

" , "海狗腎":"

(かいくじん)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "開闔":"

(かいこう)開閉の意味で、津液・水液の代謝・排泄をする腎の機能のことです。【中医学用語】

" , "外耳炎":"

(がいじえん)耳の違和感、かゆみで始まり、強く痛むようになります。ひどくなって外耳道がふさがってしまうと、難聴が起こります。耳鼻科へ行って下さい。【耳鼻科疾患】

" , "回春":"

(かいしゅん)若さを回復させることです。【中医学用語】

" , "解暑":"

(かいしょ)暑さによる症状を解消することです。【中医学用語】

" , "開心":"

(かいしん)心の機能を回復させることです。【中医学用語】

" , "疥癬虫":"

(かいせんちゅう)指の間や下腹部、陰部など皮膚のやわらかなところに疥癬虫が寄生することによって起こり、激しいかゆみを覚えます。【皮膚科疾患】

" , "咳嗽":"

(がいそう)「せき」、「しわぶき」のことです。【漢方症状】

" , "解表":"

(かいひょう)体内表面の邪気を除くことです。【中医学用語】

" , "回陽":"

(かいよう)精気を取り戻すことです。【中医学用語】

" , "海洋深層水":"

(かいようしんそうすい)海の水でも、汚染された表層部分ではなく水深2000m以上の世界の海域を、太古の昔から循環し約2000年でひと回りして、その一部が室戸沖に湧昇流となって湧き出ているものが海洋深層水です。豊富なミネラルをバランスよく含んだ海洋深層水は母なる海の言葉通り人間の体液にきわめて近い水と言われています。利用する場合は、食塩分(NaCl)を除去し、水としての硬度を調整しています。生物は海から生まれ、当然海の成分を構成しています。現代人はその成分比率が公害、添加物、ストレスなどによりバランスがくずれ生活習慣病などを引き起こしています。特に現代人に不足しているマグネシウムをバランス良く含んでいます。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "潰瘍性歯肉炎":"

(かいようせいしにくえん)歯肉炎は、歯肉のみの炎症で、放置すると歯槽膿漏に発展する、いわば歯槽膿漏の前段階です。この歯肉炎は、細菌によって潰瘍ができ、ときに、触れると激しい痛みを伴って40度近い高熱を起こすこともまれにあります。原因となる菌は、健康な人の口の中にも少数はいますが、全身疲労や栄養失調などによってからだの抵抗力が極度に落ちると、これらの菌が増殖し、炎症を引き起こします。【口腔科疾患】

" , "潰瘍性大腸炎":"

(かいようせいだいちょうえん)20歳から40歳にかけてみられる病気で、ほとんどの場合、別に不消化な物を食べたわけでもないのに、血のついた下痢便から始まります。【消化器系疾患】

" , "解離性大動脈瘤破裂":"

(かいりせいだいどうみゃくりゅう)40歳~50歳代の男性に多く、高血圧症を伴うことが少なくありませんが、ほとんどは、急性に胸部の激痛として発症し、ときにはショック症状を呈します。【循環器系疾患】

" , "解離性大動脈瘤":"

(かいりせいだいどうみゃくりゅう)40~50歳代の男性に多く、高血圧症を伴うことが少なくありませんが、ほとんどは、急性に胸部の激痛として発症し、ときにはショック症状を呈します。【循環器系疾患】

" , "鵞雁風":"

(ががんふう)汗疱、水虫のことです。【漢方症状】

" , "火逆":"

(かぎゃく)温熱を加えて無理に発汗した時の副作用で温灸などの後に見られます。【中医学用語】

" , "顎関節症":"

(がくかんせつしょう)あごを動かすと痛くて、口を大きく開けることができません。また、あごを動かすときに、ギシギシとすれ合うような音がしたり、カックンあるいはポッキンと他人にも聞こえるような音がします。そして、あごを動かすと、下あごが「く」の字を描くように、あるいは、左右に蛇行するように不規則に動きます。【口腔科疾患】

" , "鶴膝風":"

(かくしつふう)膝関節炎で関節が鶴の膝のように肥大したもののことです。【漢方症状】

" , "角膜炎":"

(かくまくえん)目の充血のほか異物感、またはまぶしさを感じ、涙が出ます。そして角膜が濁って見えます。【眼科疾患】

" , "加減方":"

(かげんほう)症状に応じて、処方中の生薬を去ったり、新たに加えたり、分量を増減することです。【弁証論治】

" , "鵞口瘡":"

(がこうそう)カンジダアルビカンスという真菌(カビ)が急に繁殖して起こる病気で、新生児、未熟児では、出産時に産道で感染し、新生児室で他児にうつります。母親の乳房や哺乳瓶などを介して感染することもあります。新生児にできやすく、それ以降は、栄養状態が悪く、からだの弱い乳幼児に発病しやすいです。口の粘膜のところどころに白い小さな斑点が膜状にみられます。乳児の場合、乳のかすがついているように見えますが、鵞口瘡(がこうそう)はこすってもなかなか取れないのですぐわかります。なかには、簡単に取れない物もありますが、その跡は赤くただれ、すぐにまた白い斑点ができてきます。進行すると、早い内に口内全体に広がり、咽喉頭や食道まで及ぶことがあります。ただし、痛みや発熱はありません。【小児科疾患】

" , "過呼吸症候群(過換気症候群)":"

(かこきゅうしょうこうぐん)ほとんど無意識の過呼吸(呼吸のしすぎ)によって、全身的に多彩な症状がみられる発作性の疾患で、心身症の1つです。20~40歳の比較的神経質な女性におこりやすく、精神的ストレスが誘因となることが多いのです。呼吸器、循環器、脳神経系などに特に異常が無いのに、発作的に呼吸数が増加し、呼吸困難、めまい、手足のしびれ、痙攣などが起こります。原因は過呼吸による血液中の二酸化炭素不足で、ちょうど酸素ボンベの酸素を吸収し過ぎて息苦しくなるのと似ています。呼吸を止めたり、紙袋を口に当てて自分の呼気を吸入し、酸素の補給を減らすと落ち着きます。【呼吸器疾患】

" , "火邪":"

(かじゃ)火や熱の症状をひきおこす発病因子で火は熱より激しいです。類語;熱邪・外熱。【弁証論治】

" , "ガジュツ":"

(がじゅつ)●亜熱帯地方に育成するショウガ科の多年草植物で、根茎を薬用にします。
●原産地はインドやヒマラヤですが、現在栽培されているのはインド、中国南部、スリランカ、東インド諸島、また日本では屋久島、奄美大島、沖縄などです。
【生薬よもやま話】

" , "鵞掌風":"

(がしょうふう)指掌角皮症または主婦湿疹のことです。【漢方症状】

" , "ガス中毒":"

(がすちゅうどく)ガス中毒;部屋が暗くても電気のスイッチをつけるのは危険です。ガスが充満していて爆発のおそれがあります。絶対に室内でマッチやライターをつけないで下さい。救助にはいるときは、ぬれたハンカチやタオルで鼻や、口を覆うか、室外で大きく息を吸い込んで息を止め、素早く行動して室外に出て下さい。【その他】

" , "風邪症候群":"

(かぜ)かぜは万病の元です。決してあなどってはいけません。風邪(かぜ)は昔から風(ふう)の邪気が身体に侵入して起こる病気だと考えられてきました。ですから、風邪(かぜ)の初期には、身体の表面に症状(頭痛、発熱、咳など)が出て、病気が進むに従い、内部に邪気が入り込み、胃などを悪くします。【呼吸器疾患】

" , "仮性クループ(急性声門下喉頭炎)":"

(かせいくるーぷ)気道に炎症が起こって狭くなる病気で、1~3歳の幼児によくみられます。高熱と激しいせきや呼吸困難が、夜中に突然起こるのがこの病気の特徴です。日中、風邪気味で鼻水やせきが出たり、かすれた声をしていた子供が、夜中に突然、犬の遠吠えに似た金属性のせきの発作を起こし、息ができずに苦しみます。普通数時間続き、翌朝には軽快し、たいてい2~3日で治ります。【小児科疾患】

" , "火臓":"

(かぞう)心は気血を動かし、体を温めるため火に例えられます。【中医学用語】

" , "肩こり痛":"

(かたこりつう)一時的あるいは慢性的な肩こりは、筋肉の疲労や血行不良によって起こります。ひどいときは、不快な痛みを伴います。【神経・運動器系疾患】

" , "牙痛":"

(がつう)歯痛のことです。【中医学用語】

" , "喀血":"

(かっけつ)気管・肺など呼吸器からの喀出する血のことです。【中医学用語】

" , "活血":"

(かっけつ)血の流れを良くすることです。【中医学用語】

" , "活血化瘀":"

(かっけつかお)血流を良くして、流れの悪くなった状態を改善することです。【中医学用語】

" , "活血化瘀法":"

(かっけつけおほう)瘀血が原因となった様々な症状や疾患の治療法です。【弁証論治】

" , "活性型":"

(かっせいがた)ビタミンB2は、肝臓でFAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)という物質に変化して、はじめて効果を発揮します。この変化を活性化と言い、FADに変化したビタミンB2が活性型ビタミンB2です。目薬は、肝臓を通らないため、あらかじめ活性型にしておく必要があります。【ビタミンよもやま話】

" , "活性酸素":"

(かっせいさんそ)通常、体内酸素の2~3%を占め、体内に侵入した細菌を殺したり消毒作用を行なう物質。しかし、非常に不安定なため、そばにある物質を片っぱしから酸化させてしまう。そのため、ガンをはじめとする生活習慣病の原因ともいわれている(現在までの研究で、活性酸素が人体に与える弊害は200種類ともいわれている)。喫煙をはじめとする汚染物質を体内に取り込んだり、ストレスなどによって増加する。この活性酸素を抑制するのが抗酸化物質である。【その他】

" , "豁痰":"

(かったん)痰を除くことです。【中医学用語】

" , "活膚":"

(かつふ)皮膚の働きを活発にすることです。【中医学用語】

" , "活絡":"

(かつらく)経絡の流れを活発にすることです。【中医学用語】

" , "カテキン":"

(かてきん)緑茶の渋み成分。日本茶はすべて緑茶でカテキンが含まれている。近年、赤ワインにも多く含まれていることが分かった。コレステロールの減少、中性脂肪の抑制などの効果があるほか、発ガンの転移を抑制することが動物実験によって明らかになっている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "火熱":"

(かねつ)六気;風・寒・暑・湿・燥・火のひとつで気候に関係し、夏に出現します。【中医学用語】

" , "化膿性膝関節炎":"

(かのうせいしつかんせつえん)膝関節に細菌感染が起きて化膿する病気です。症状は、膝関節が赤くはれて運動が制限され、関節液に膿が混じります。【神経・運動器系疾患】

" , "化膿性乳腺炎":"

(かのうせいにゅうせんえん)からだ全体に悪寒を感じて、しばしば38度前後の発熱を起こします。わきの下のリンパ腺がはれ、激しく痛むこともあります。【産・婦人科疾患】

" , "過敏性腸症候群":"

(かびんせいちょうしょうこうぐん)特別な原因もないのに、しつこい便秘や下痢に悩まされることがあります。また、腹部の膨満感や腹痛、不快感なども伴います。ところが、どんなに検査をしても胃や腸になんの異常もみられません。原因は、ひと口にいえば、人間関係や仕事などあらゆる精神的なストレスの増大で、腸が過敏な状態に陥っているためです。【消化器系疾患】

" , "カフェイン":"

(かふぇいん)中枢神経興奮作用により眠気や疲労感を取り除きます。【お薬よもやま話】

" , "ガラクトース血症":"

(がらくとーすけっしょう)先天性のガラクトース代謝異常症で、現在2型が知られています。1つは乳糖の分解産物であるガラクトースをガラクトース-リン酸に変える酵素の欠乏、もう1つはガラクトース-リン酸をブドウ糖-リン酸に変え、ブドウ糖の代謝経路へ導く酵素の欠乏によるものです。いずれも血中にガラクトースが蓄積し、目のレンズが障害された結果、白内障を生じます。また後者の型では知能障害と肝硬変も併発します【血液・リンパ疾患】

" , "カルシウム":"

(かるしうむ)カルシウムは、身体の1.5~2%ほどを占めており、そのうち99%は炭酸塩やリン酸塩として骨や歯に存在する。残りのカルシウムは、筋肉や神経、血液中に存在する。厚生労働省の国民栄養調査では、カルシウムの摂取量が少ないことが示されている。具体的には、1日当たり目標量600mgに対して、550mg前後で推移している(2000年は547mgであった)。そのため、食事に加えて、サプリメントを上手に利用することが好ましい。元素記号Ca.【ミネラルよもやま話】

" , "カルシウム所要量":"

(かるしうむしょようりょう)日本人のカルシウム所要量とは、厚生省の指導する日本人のカルシウムの必要量の目安です。これくらいの量を毎日とるように心がけましょう。【ミネラルよもやま話】

" , "川崎病":"

(かわさきびょう)原因不明の発熱、結膜の充血、口唇・口腔・咽頭粘膜の発赤、舌のいちご様腫脹、頸部リンパ節腫大などをともない、急性に発病します。その後、多形性紅斑が出現します。1歳児に多いです。【小児科疾患】

" , "癇":"

(かん)精神病を言い、大人は「癲」小児は「癇」です。【漢方症状】

" , "肝":"

(かん)西洋医学の肝臓より広い概念で、精神・自律神経機能も含めた働きをします。【弁証論治】

" , "寒":"

(かん)六気(風・寒・暑・湿・燥・火)のひとつで気候に関係し、冬に出現します。① 外寒(がいかん);六淫の邪の一つ。冬に多く発生し、体の冷えやぞくぞくする症状を引き起こす。② 内寒(ないかん);内生五邪の一つ。体を温める機能である陽が衰えることにより、体の冷えを引き起こす。【弁証論治】

" , "疳":"

(かん)虫に侵食されることです。他に五疳という小児の神経質や腺病質を指すことがあります。【漢方症状】

" , "肝胃不和":"

(かんいふわ)肝の機能が失調した為、胃に影響し胃の機能も失調することです。似た状態で肝気横逆、肝脾不和というのもあります。【漢方症状】

" , "肝鬱":"

(かんうつ)肝の機能鬱滞です。気分の落ち込んだ状態、神経症、ヒステリー、憂鬱などです。【中医学用語】

" , "肝炎":"

(かんえん)この病気の症状は、肝細胞が障害されるので、全身が非常にだるく、疲れやすくなってきます。肝臓に痛みを感じる神経がないため、少々悪くなっても肝臓自体は痛くないのです。しかし、炎症を起こすと、肝臓がはれるために、腹痛を覚えることがあります。また、吐き気や食欲がなくなるため、胃腸の病気と間違えられることが少なくありません。【消化器系疾患】

" , "乾嘔":"

(かんおう)吐き気を催すが何も吐けない症状のことです。【中医学用語】

" , "肝火":"

(かんか)肝の機能亢進状態です。肝機能が亢進、オーバーヒート、憂鬱気味で、その熱によってイライラ、怒り、頭痛、目の充血があります。【中医学用語】

" , "乾霍乱":"

(かんかくらん)食中毒などで食物が胃に停滞し、吐くことも、下すこともできずにもだえ苦しむことです。【漢方症状】

" , "肝火上炎(肝火旺)":"

(かんかじょうえんかんかおう)肝の陽気の過亢進によるもので、虚証の徴候がみられないのが特徴です。自律神経系の過亢進・中枢神経系の興奮・異化作用の亢進あるいは炎症による症候と考えられます。【弁証論治】

" , "肝気":"

(かんき)肝は西洋医学で言う肝臓も含め自律神経、ホルモン系の調整機能、血の貯蔵、精神機能などを有し、これらの機能を総称して肝気といいます。肝機能のことで、全身へ気を良く巡らせる働きをします。【中医学用語】

" , "肝気鬱結":"

(かんきうっけつ)気滞のうちで、特に精神的な素因に関連するものをいいます。憂鬱感(ゆううつかん)・怒りやすい・胸脇部の張った痛みなどの症状があります。女性では、月経痛・月経周期が一定しない・乳房が脹るなどの症状がみられることが多いです。【弁証論治】

" , "肝気欝結(肝気欝滞)":"

(かんきうっけつかんきうったい)肝の「疏泄を主る」機能の障害で、自律神経系の過緊張が主となるものと考えられます。緊張感・憂鬱・ヒステリックな反応・ため息・脈は弦です。【弁証論治】

" , "寛胸":"

(かんきょう)胸のつかえをすっきりさせることです。【中医学用語】

" , "ガングリオン":"

(がんぐりおん)腱鞘から発生する良性の腫瘍で、おもに手の甲に小さなこぶができます。押してもそれほど痛くないため、放置しておくと、だんだん大きくなり、軽い圧痛を感じます。【皮膚科疾患】

" , "眼瞼縁炎":"

(がんけえねん)目の縁が赤くなり、ときには周りの皮膚がカサカサしてくるもので俗にただれ目ともいわれます。【眼科疾患】

" , "肝血":"

(かんけつ)肝が貯蔵している血のことです。過労やストレスなどで消耗すると、肝の病態が出現します。【中医学用語】

" , "肝血虚":"

(かんけっきょ)肝血の不足によるもの、栄養障害、視覚系や運動系の異常・月経異常などがみられます。【弁証論治】

" , "間歇熱":"

(かんけつねつ)一定の時間を置いて起こりまたはさめる熱です。【漢方症状】

" , "肝硬変":"

(かんこうへん)手のひらが赤くなってくる手掌紅斑や、血管が一点から放射状に広がるくも状血管腫、おなかに水がたまる腹水などがみられ、それがきっかけでこの病気を診断されることもあります。【消化器系疾患】

" , "完穀下痢":"

(かんこくげり)食物が消化されないままの下痢のことです。【漢方症状】

" , "カンジダ症":"

(かんじだしょう)口の中、指、つめ、わきの下、陰部など、部位によって若干違いますが、紅斑ができ、ふやけたり、かさぶたがついたり、手指のつめの周りがはれたりします。【皮膚科疾患】

" , "カンジタ腟炎":"

(かんじたちつえん)おりものがふえ、外陰部がかゆくなります。豆腐のかすのような白いものが外陰部の皮膚につき、いくらふき取っても次の日にはまた同じようについています。おりものはトロッとしたのり状で、腟の中にも白い豆腐かすのようなものがびっしりと詰まっています。【産・婦人科疾患】

" , "寒湿":"

(かんしつ)寒と湿が結びついた病態で陽気の運行や血流を妨げ、疼痛、関節の強ばりを引き起こします。←→湿熱。【弁証論治】

" , "寒湿困脾(湿困脾胃)":"

(かんしつこんひしつこんひい)湿邪によって脾胃の運化機能が障害されたものです。清涼飲料水の摂取過多・果物や生物の過食・潮湿の環境・雨に長くぬれるなどの条件によって発生しますが、本来脾胃が虚弱で津液の運輸が十分行われず痰湿が生じた方が罹患することが多いです。【弁証論治】

" , "寒邪":"

(かんじゃ)冬に多くみられ寒冷を受けることによって発症する病因です。類語;外寒。【弁証論治】

" , "肝証":"

(かんしょう)癇症または神経症や精神病です。【弁証論治】

" , "寒証":"

(かんしょう)寒邪を受けたり、陽気の衰退によって起こる寒冷の症状です。機能異常衰退的・萎縮的・アトニー的な病の性質です。足腰が冷えて痛い、寝冷えでの腹痛寒がり・手足の冷え・頻尿など冷えの症状です。【弁証論治】

" , "肝障害":"

(かんしょうがい)アルコール性の肝障害では、肝臓が大きくはれるため、右上腹部に鈍痛を自覚することがあります。また、ほかの原因もなく、腹痛や下痢を繰り返します。【消化器系疾患】

" , "冠状動脈硬化":"

(かんじょうどうみゃくこうか)心筋へ酸素や栄養分を補給している冠状動脈が硬化すると、狭心症や心筋梗塞のほか、心不全や不整脈を起こします。【循環器系疾患】

" , "眼色":"

(がんしょく)眼色は、 球結膜(白目の部分を覆っている膜)の色を望診します。【漢方症状】

" , "肝腎陰虚":"

(かんじんいんきょ)肝と腎の陰の消耗により、目の充血、頭痛、視力障害などが起ることです。【漢方症状】

" , "肝腎両虚":"

(かんじんりょうきょ)肝と腎の機能が落ちた状態です。目の疲れ、腰痛、健忘等が起こります。⇒滋腎養肝。【漢方症状】

" , "眼精疲労":"

(がんせいひろう)細かいものを長くみていて、普通以上に目が疲れる状態のことを眼精疲労といいます。特に額のあたりが重く感じるような頭痛や、目の痛みを覚えることが多く、ひどくなると吐き気や嘔吐を起こすこともあります。【眼科疾患】

" , "関節痛":"

(かんせつつう)関節の部分がズキズキと痛んだり、こわばりなどが起こります。動かすと特に痛みを感じます。関節がスムーズに動くために骨と骨の間には軟骨が存在しますが、この軟骨がすりへってざらざらになることで、関節に炎症や痛みを生じます。【神経・運動器系疾患】

" , "乾癬":"

(かんせん)境界のはっきりした赤い斑点ができ、その表面に銀白色のかさぶたが、つくのが特徴です。【皮膚科疾患】

" , "寒疝":"

(かんせん)寒冷を受けたり、飲食することで起こる腹痛のことです。【中医学用語】

" , "感染症":"

(かんせんしょう)ウイルスや細菌、原虫、リケッチアなどの病原体が、からだに侵入して、体液(血液、リンパ液、唾液、涙など)または細胞の中や表面に定着し、増殖することを感染といい、このために、全身あるいは局所的に起こった病気を感染症といいます。【血液・リンパ疾患】

" , "甘草":"

(かんぞう)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "肝臓が疲れている時の症状":"

(かんぞうがつかれているときのしょうじょう)●口の中がにがく、舌が気持ち悪い●朝歯磨きすると吐き気がする●酒が弱くなり、二日酔いする●ストレスが多く、疲れ、だるさが翌日まで残る●眼が疲れ、肩や背中がこる【消化器系疾患】

" , "寒滞肝脈(寒疝)":"

(かんたいかんみゃく(かんせん))肝経の経絡に沿った冷えをともなう惨痛で、寒邪の侵襲によって生じます。寒冷による血管収縮・筋肉の緊張・平滑筋痙攣(けいれん)などによるものと考えられます。【弁証論治】

" , "肝胆湿熱":"

(かんたんしつねつ)肝胆が、熱を持った状態です。イライラ、頭痛等が起こります。【弁証論治】

" , "寒痛":"

(かんつう)寒冷感を伴う疼痛、寒冷を受けて起る疼痛のことです。【中医学用語】

" , "嵌頓痔核":"

(かんとんじかく)内痔核のいぼが放置され、肛門の外に出てくるほど大きくなり、潰瘍や激痛を伴うようになります。【消化器系疾患】

" , "寒熱":"

(かんねつ)寒冷と温熱という病態を表現する対立概念です。病性。陽気と陰液のバランスの崩れから病気の性質を見ます。【弁証論治】

" , "肝膿瘍":"

(かんのうよう)細菌やカビ、寄生虫により肝内に膿がたまってできたもので、消化器官にその原因となる病巣をもっている場合がほとんどです。抗生物質の発達につれて減少している病気ですが、胆石の増加のため、胆道の感染からとくに高齢者に多くみられるようになっています。膿瘍が多発している例では、現在でも予後がわるいので、早期治療が必要です。【消化器系疾患】

" , "肝脾不和":"

(かんぴふわ)肝の機能が失調すると、相克の位置にある脾胃に影響し不調が起こります。【漢方症状】

" , "肝風内動(虚風内動・肝風)":"

(かんふうないどうきょふうないどうかんふう)肝陰が消耗して肝陽が過度に亢進したもので、痙攣(けいれん)・眩量(めまい)などが主症状となります。中枢神経系の過度の興奮あるいは脳血管の収縮によるものと考えられます。【弁証論治】

" , "漢方":"

(かんぽう)5世紀半ば頃日本に入ってきた中国伝統医学が、平安後期から日本独自の発達をしたものです。江戸時代に全盛期を迎えました。そのため、日本の漢方と中医学は実際には異なる部分が多いです。【漢方症状】

" , "漢方治療の適応":"

(かんぽうちりょうのてきおう)(1)手術が絶対必要なものは除く。 (2)現代医学的治療でよくならない方。(3)現代医学的治療で副作用を現わす方。(4)現代医学的治療で検査所見は改善しても症状の残る方。(5)検査上正常でも、症状のある方。(6)体質改善を期待する方。(7)高齢者、体力低下傾向のいちじるしい方。【漢方症状】

" , "頑麻":"

(がんま)重度の知覚麻痺のことです。【中医学用語】

" , "顔面神経まひ":"

(がんめんしんけいまひ)顔にしわを寄せたり、目を閉じることができなくなるために、表情が消えて、ゆがんだ面のような顔つきになります。また、まひした側の口が下がるため、食べ物やよだれがでてしまいます。まれには、耳に帯状疱疹ができて激しい耳鳴りやめまいを伴うことや、まひが両側に起こる場合もあります。【脳・神経系疾患】

" , "肝陽上亢":"

(かんようじょうこう)肝の陰液不足のために相対的に肝陽が亢進して生じます。肝陰虚・肝腎陰虚による陰虚火旺でありますが、肝血虚に伴うこともあります。特徴は陰液不足の症候とともにあらわれる熱証(虚熱)で上半身とくに顔面や頭部に熱証がみられます。脳の抑制過程の減弱による興奮性増大・自律神経系の興奮・ホルモン失調・異化作用亢進などが関連すると考えられます。【弁証論治】

" , "寒涼薬":"

(かんりょうやく)熱邪を除いたり熱症状を治す薬のことです。【弁証論治】

" , "気":"

(き)生命エネルギーを表し、心身の活動に影響するものです。体内を流れるエネルギーの一種といえます。消化、吸収、排泄を正常に行う、体内中の血を巡らせる、体温を正常に保つなどの働きをします。精神症状の強い人は「気」の流れが体内で停滞したり、減少して起こるといわれています。
体の機能をコントロールする精微物質です。「気」とは見えないけれど実体のある”物”です。
【弁証論治】

" , "喜按":"

(きあん)痛みが軽減することです。【漢方症状】

" , "気陰両虚":"

(きいんりょうきょ)気虚と陰虚の両方あるときに気陰両虚といいます。熱病による消耗や慢性疾患などで見られます。多くは陰虚の病態が先行し、ひきつづき元気が衰えて発生する、易疲労・気力や元気がないなどの気虚の症候とともに、口乾・ほてり・熱感などの陰虚の症候がみられます。【弁証論治】

" , "気化":"

(きか)ある物質を別の物質に変化させる気の働きのことです。【中医学用語】

" , "気管支炎":"

(きかんしえん)初めに鼻づまりやのどの痛みなどがありますが、特徴的な症状はせきで、抑えきれずに激しくせき込みます。初めのうちはたんはありませんが、炎症が進むにつれて水のようなたんが出るようになり、次第に粘性をおびて、やがて膿性のものに変わっていきます。【呼吸器疾患】

" , "気管支拡張症":"

(きかんしかくちょうしょう)気管支が異常に拡張し気道に変形を生ずる慢性の病気です。起床後しばらくしてから、せきとともに膿性の痰(たん)が出ることが長期間続きます。痰(たん)は少ないものから多量に出るものまでいろいろです。しばしば、血たんや喀血をともないます。気管支が拡張したままだと痰(たん)が排出されにくくなり、そこに細菌が繁殖するなどして肺に慢性感染が起きやすくなります。【呼吸器疾患】

" , "気管支喘息":"

(きかんしぜんそく)気道(空気が肺に入るまでの道)が狭くなるために、呼吸、とくに吐く息が苦しくなる病気です。喘息の発病は、寒さ、過労、タバコ・酒の飲みすぎなどの他、心因的な誘因もあり、これにほこりや花粉、カビなどの原因物質が重なって起こり、治りにくい病気です。【咽喉科疾患】

" , "気機":"

(きき)気の運動を気機といいます。昇・降・出・入という気の作用機序(4つの動き)のことです。【中医学用語】

" , "気逆":"

(きぎゃく)気が上方に逆流する状態です。気の逆上で、怒りによって呼吸が激しくなったり、息切れが起ったりすることです。【中医学用語】

" , "気虚":"

(ききょ)気が減少する事です。気が不足している状態です。消化機能が衰えて栄養が行き渡らなくなるため、心身の活動性に支障が起こり、だるさ・疲労・食欲不振・風邪をひきやすいなどの症状が現れます。
気の働き(推動・温煦・防御・固摂・気化)が不足した状態です。疲労倦怠感、食欲不振、泥状便、息切れ、脈無力などの症状があります。
【弁証論治】

" , "気血虚労":"

(きけつきょろう)気が衰退し、血が消耗し疲れた状態のことです。【漢方症状】

" , "気・血・津液・精":"

(きけつしんえきせい)人体を構成する基本的な物質で、これらにより生命活動および臓腑・経絡・組織・器官の生理的機能が維持されます。【弁証論治】

" , "気血津液弁証":"

(きけつしんえきべんしょう)気・血・津液・精の病変について診断する方法です。五臓において、気血津液などの正常なバランス状態がくずれたときに病気は起こると考えます。【弁証論治】

" , "気血双補剤":"

(きけつそうほざい)補気剤と補血剤の構成を合方したものになります。ただし、血虚は多くの場合気虚に不随して発生するので、気血双補剤の主体は補気にあります。【弁証論治】

" , "気血両虚":"

(きけつりょうきょ)気と血が両方不足した状態。気の力で血が生成されるため、気が不足すると血も不足しやすいです。【弁証論治】

" , "奇恒の腑":"

(きこうのふ)奇恒とは「通常でない」と言う意味です。腑のように中空であるが、臓のように精血を貯蔵します。脳・髄・骨・脈・胆・女子胞、子宮などです。【漢方症状】

" , "寄生虫の感染":"

(きせいちゅうのかんせん)鉤虫症など寄生虫の病気になると、小腸の粘膜から血を吸い取るので、めまいやだるさ、息切れなどの貧血症状が起こります。【消化器系疾患】

" , "喜唾":"

(きだ)しばしば唾液を吐き出す症状です。【中医学用語】

" , "気滞":"

(きたい)気の流れが滞っている状態です。気が滞ると脹痛、膨満感などが現れます。肝の機能低下、風邪、飲食、水毒、オ血などが原因の機能低下などです。【弁証論治】

" , "気滞血瘀":"

(きたいけつお)気の流れと血の流れが悪い状態です。気のポンプ作用で血が動くため、気の流れが悪くなると、血の流れも悪くなります。【弁証論治】

" , "気脱":"

(きだつ)産後など、多量の出血に伴って起る貧血や眩暈(めまい)のことです。【中医学用語】

" , "記帳義務医薬品":"

(きちょうぎむいやくひん)万一の場合にはすばやく回収できるよう、流通段階での保管・管理が特に必要とされる医薬品です。メーカーから薬局への販売、医薬品販売業者への販売、また業者同士の売買時には、以下の記録が必要です。「品名・数量・製造番号又は製造記号」、「受け入れ年月日・譲渡人又は譲受人の氏名」等必要事項を記録し、3年間保管しておかなければなりません。一般の生活者への店頭販売時には、この記録は不要です。
記帳義務医薬品には、「ビタミン・酵素など使用期限の表示を義務づけられた医薬品」、「新医薬品」、「毒薬・劇薬」、「抗生物質などで有効期間が3年以内の医薬品」、「習慣性医薬品」等があります。
ただし、「毒薬・劇薬」等に関しては、生活者に必要事項を記入してもらう必要があります。
【お薬よもやま話】

" , "吃逆":"

(きつぎゃく)しゃっくりのことです。【漢方症状】

" , "ぎっくり腰":"

(ぎっくりごし)中腰で重い物を持ったはずみなどで、突然ギクッときて、伸ばすことも曲げることもできなくなってしまうのが、ぎっくり腰です。ぎっくり腰は絶対安静がたいせつです。痛みがひどかったり、なかなかとれない場合には、ドクターに診てもらいましょう。【神経・運動器系疾患】

" , "亀頭包皮炎":"

(きとうほうひえん)亀頭部が不潔になりやすいため、亀頭や、包皮の内側に炎症を起こすものをいいます。 陰茎の先端が赤くなり、かゆみや痛みを生じ、ときにははれてきます。 また、薬疹が原因で発生することもあります。亀頭に炎症が起きるものを亀頭炎といい、炎症が包皮の内側にまで及んだものを亀頭包皮炎といいます。亀頭包皮炎は真性包茎の子供に多くみられます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "肌肉":"

(きにく)皮下・筋肉組織のことです。【中医学用語】

" , "気の鬱帯":"

(きのうったい)気が滞ることです。喉のつかえ感、のぼせ、気がめいる、倦怠感、食欲不振などの血管運動症状、精神神経症などが現れます。【弁証論治】

" , "気の上衝":"

(きのじょうしょう)気が逆流することです。イライラしたり、不眠傾向、腹部の膨満感、頭重感などが見られます。【弁証論治】

" , "肌膚甲錯":"

(きふこうさく)皮膚が滋潤を失いカサカサしている症状です。類語;皮膚甲錯。【漢方症状】

" , "気分腫":"

(きぶんしゅ)気の巡りが悪いため浮腫(むくみ)が起こることです。類語;気腫。【漢方症状】

" , "気分熱盛":"

(きぶんねっせい)熱邪による病態で、高熱、口渇、顔面紅潮、目の充血、いらいら、胸痛などの症状です。【漢方症状】

" , "瘧":"

(ぎゃく)マラリアのことです。【漢方症状】

" , "客証":"

(きゃくしょう)主証に対する言葉で兼証、傍証とも言います。【中医学用語】

" , "逆治":"

(ぎゃくち)治療法則のひとつで、病の症状に逆らう治療を行います。【弁証論治】

" , "吸収不全症候群":"

(きゅうしゅうふぜんしょうこうぐん)脂肪を中心にビタミン、糖質、蛋白質、無機質など各種栄養素の吸収が障害されるために生ずる低栄養状態(栄養失調)を吸収不良症候群といいます。原因は数多くありますが、わが国では、胃や小腸を切除して吸収する腸が短くなった場合や小腸、肝臓、胆道系、膵臓などの病気で多くみられます。【消化器系疾患】

" , "丘疹":"

(きゅうしん)皮膚にできた小さな隆起です。【皮膚科疾患】

" , "急性胃炎":"

(きゅうせいいえん)主な症状は、上腹部の痛み、吐き気、嘔吐、食欲不振です。普通は、2~3回絶食したり、おかゆにして安静を守れば、遅くとも、2~3日で軽快します。しかし、治療をおろそかにし、急性胃炎を繰り返していると、慢性化することもあります。【消化器系疾患】

" , "急性胃腸炎":"

(きゅうせいいちょうえん)主な症状は、上腹部の痛み、吐き気、嘔吐、食欲不振です。普通は、2~3回絶食したり、おかゆにして安静を守れば、2~3日で軽快します。しかし、治療をおろそかにし、急性胃炎を繰り返していると、慢性化することもあります。また、3日しても痛みがおさまらないときは、急性膵炎、胆石症、急性虫垂炎なども考えられるので、必ず受診しましょう。【消化器系疾患】

" , "急性咽頭炎":"

(きゅうせいいんとうえん)鼻とのどの境目あたりが、カラカラに乾燥したようになり、唾液を飲み込むときに、のどにつかえるような感じがし、次第にいがらっぽく、痛むようになります。38度前後の発熱とともに全身倦怠などの症状があらわれます。【咽喉科疾患】

" , "急性肝炎":"

(きゅうせいかんえん)この病気の症状としては、肝細胞が障害されるので、まず全身が非常にだるく、疲れやすくなってきます。肝臓には痛みを感じる神経がないため、少々悪くなっても肝臓自体は痛くないのです。しかし、炎症を起こすと肝臓がはれるために、腹痛を覚えることがあります。また、吐き気や食欲がなくなるため、胃腸の病気と間違えることが少なくありません。【消化器系疾患】

" , "急性気管支炎":"

(きゅうせいきかんしえん)初めに鼻づまりやのどの痛みなどがありますが、特徴的な症状はせきで、抑えきれずに、激しくせき込みます。【咽喉科疾患】

" , "急性結膜炎":"

(きゅうせいけつまくえん)おもに細菌やウィルス、アレルギーが原因ですが、目のこすりすぎ、検査のさいの結膜への刺激、薬品、紫外線、異物などによっても起こることがあります。まぶたがむくみ、白目が充血して涙や目やにが出るようになり、乳幼児では、発熱を伴うことがあります。家族など、身近な人からうつることが多いですが、疲労がきっかけとなったり、ホコリのために起こることもあります。【眼科疾患】

" , "急性喉頭炎":"

(きゅうせいこうとうえん)のどがむずがゆい感じで始まり、いがらっぽくなり、やがて痛むようになります。声が出にくく、かれてきて、せきやたんが出るようになって、たんは数日のうちに粘っこくなってきます。【咽喉科疾患】

" , "急性腎炎":"

(きゅうせいじんえん)頭痛、食欲不振、浮腫(むくみ)などが急激に出現し、血尿と蛋白尿が認められ、尿量減少、血圧上昇があり、発病初期は、腎機能も低下することが多いとされています。【腎・泌尿器系疾患】

" , "急性膵炎":"

(きゅうせいすいえん)何らかの原因で、膵臓に炎症が起きる病気で、その結果、消化液やホルモンの分泌に異常が現れます。いわゆる膵臓痛といって左肋弓のすぐ下から、ちょうどその後ろにかけて、キリキリと差し込むように持続的に痛みます。そして、吐き気や嘔吐、冷や汗、時には軽い黄疸などを伴います。また、ひどくなるとショック状態に陥り、顔面蒼白になって、血圧が下がり、脈が異常に早く、危篤状態になります。【消化器系疾患】

" , "急性胆のう炎":"

(きゅうせいたんのうえん)普通は胆石症の発作があってから1から2日後に発熱し、しばしば黄疸を伴います。胆石のない胆のう炎も少なくありません。38度から39度以上の高熱を発して悪寒や腹痛を伴い、ときには黄疸がみられます。痛みの部位は、右上腹部でかなり強く、右肩や背中にも痛みが放散します。そして、右上腹部を指先で圧迫するといっそう強く痛みます。【消化器系疾患】

" , "急性中耳炎":"

(きゅうせいちゅうじえん)鼻かぜ症状と一緒に、耳がふさがった感じや耳鳴り、難聴、軽い耳の痛みがあります。鼓膜は少し赤くなる程度です。しかし、炎症が強くなると、38度から39度の高熱とともに、脈打つような激しい痛みが起こります。【耳鼻科疾患】

" , "急性虫垂炎":"

(きゅうせいちゅうすいえん)俗に、盲腸炎といわれるもの。ときには初めから右下腹部が痛むこともありますが、普通は胃部かへそのあたりから痛み始め、次第に右下腹部に移って固定します。痛みとともに、なんともいえない不快感と嘔吐を伴い、37度から37。5度の発熱をみますが、痛みは徐々に強まっていき、持続性のものであることと、もう一つは、そのあたり(圧痛点)を押すと、いわゆる圧痛を感じるのが、虫垂炎の大きな特微です。【消化器系疾患】

" , "急性腸炎":"

(きゅうせいちょうえん)食べすぎ、飲みすぎや、古くなったものを食べたとき、急に腹痛とともに下痢を起こしたら、まず急性の腸炎と思ってよいでしょう。【消化器系疾患】

" , "急性鼻炎":"

(きゅうせいびえん)鼻の奥の乾燥感で始まり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが起こります。頭重感、頭痛、発熱、全身倦怠、せき、たんを伴うこともあります。鼻づまりが起こると、声は鼻声となり、物のにおいがわからなくなります。【耳鼻科疾患】

" , "急性副鼻腔炎":"

(きゅうせいふくびこうえん)鼻づまりと、黄色い膿性の鼻汁がのどに落ちてきたりします。頭重や、頭痛を訴えることが多く、においがよくわからなくなることもあります。【耳鼻科疾患】

" , "急性扁桃炎":"

(きゅうせいへんとうえん)39度~40度の高熱を出し、全身がだるく、のどが痛みます。特に物を飲み込むときに強く痛みます。頭痛がしたり、関節が痛むこともあります。扁桃は赤くはれ、炎症が強いと、表面のくぼみに黄白色の膿栓がついています。ひどいときには、膿栓がくっつき合って苔が生えたようになることがあります。【咽喉科疾患】

" , "急性・慢性腎炎":"

(きゅうせいまんせいじんえん)20歳までの青年に多くみられ、年が増すごとに発病する頻度は低くなります。一般的な症状としては、むくみ、たんぱく尿、血尿、高血圧などが主なものです。慢性腎炎は、急性腎炎が悪化して慢性化する場合と、気がついたときには慢性腎炎になっている場合とがあります。いずれにしても、安静と保温を守ることが第一です。【腎・泌尿器系疾患】

" , "急性涙のう炎":"

(きゅうせいるいのうえん)涙のうが化膿した状態です。目からいつも涙があふれ、涙のうのある目頭の部分を指で押すと膿汁が出てきます。また、目がふさがれるほど大きくはれて発赤し、強い痛みを感じます。【眼科疾患】

" , "急痛攣急":"

(きゅうつうれんきゅう)筋肉が急に引きつれて痛むことです。【漢方症状】

" , "急迫":"

(きゅうはく)物事が差し迫った状態になることです。せっぱつまることです。【漢方症状】

" , "久病":"

(きゅうびょう)長期間の病気のことです。長患いのことです。【中医学用語】

" , "虚":"

(きょ)体に必要な機能や物質が不足することです。【弁証論治】

" , "拒按":"

(きょあん)痛みがひどくなることです。【漢方症状】

" , "竅":"

(きょう)人は百骸九竅あり。百骸は100個の骨で九竅は9個の穴です。目・耳・口・鼻・生殖器・肛門など外界へ通じる器官のことです。【漢方症状】

" , "胸膈痰結":"

(きょうかくたんけつ)胸のあたりに痰が痞える(つかえる)症状です。【漢方症状】

" , "胸郭出口症候群":"

(きょうかくでぐちしょうこうぐん)神経や血管が胸郭の出口から出るあたりで圧迫されるために、首や肩、腕などにしびれや痛み、血行障害などを起こします。【神経・運動器系疾患】

" , "驚癇":"

(きょうかん)驚いて痙攣(けいれん)を起すことです。【中医学用語】

" , "胸脇苦満":"

(きょうきょうくまん)心下部や肋骨に沿って、また脇腹から背部周辺が重苦しく脹ったり、痛んだりすることです。往来寒熱と共に柴胡を配合するときの目安となります。【漢方症状】

" , "強筋":"

(きょうきん)腱や筋膜を強化することです。【中医学用語】

" , "強骨":"

(きょうこつ)骨を強化することです。【中医学用語】

" , "強心":"

(きょうしん)心の機能を強化することです。【中医学用語】

" , "強身":"

(きょうしん)体全体の機能を強化することです。【中医学用語】

" , "狭心症":"

(きょうしんしょう)前胸部の中央に、突然“締め付けられるような”“焼けるような”痛みや圧迫感、息苦しさを覚えたら、必ず狭心症を疑ってみなければいけません。痛みの強さは必ずしも病気の重さとは関係なく、また発作自体、長くても数分内におさまってしまいますが、怖いのは、こうした発作を繰り返しているうちに、いずれは心筋梗塞に発展しやすいことです。【循環器系疾患】

" , "胸中停痰":"

(きょうちゅうていたん)胸郭に痰が停滞することです。【漢方症状】

" , "強皮症":"

(きょうひしょう)手が冷たい空気や水に触れると皮膚が白くなり、暖めると紫色になって、その後普通に戻るという現象で始まり、全身に広がっていきます。同時に内臓にも変化がみられ、特に食道や胃腸、肺がおかされます。【皮膚科疾患】

" , "胸痺(心痺・胸陽不運)":"

(きょうひしんぴきょうようふうん)胸が詰まり痛むことです。心の血脈が十分通じないもので、冠不全に相当します。【弁証論治】

" , "驚風":"

(きょうふう)ひきつけ、脳膜炎などの症状です。【漢方症状】

" , "去風化湿法":"

(きょうふうけしつほう)風湿の邪を発散させたり、動かして除き頭痛、関節痛、だるさ、微熱などを治す治療法です。【弁証論治】

" , "去風散寒法":"

(きょうふうさんかんほう)辛温の薬で温め風寒の邪を体表から発散させる治療法です。悪寒、頭痛、発熱を治します。類語;辛温解表法(しんおんげひょうほう)。【弁証論治】

" , "去風清熱法":"

(きょうふうせいねつほう)辛涼の薬で冷まし風熱の邪を体表から発散させる治療法です。発熱、咽痛、咽の腫れを治します。類語;辛涼解表法。【弁証論治】

" , "胸膜炎":"

(きょうまくえん)胸膜炎とは、以然は肋膜炎と呼ばれたもので、胸の痛みを主症状とする胸膜の炎症性の病気です。進行すると呼吸困難が生じます。【呼吸器疾患】

" , "強膜炎":"

(きょうまくえん)白目の部分が充血してゴロゴロし、まぶたの上から押すと鈍い痛みがあります。眼球を覆っている最も外側の膜を強膜といいますが、ここに炎症を起こすためです。しかし、これは目の病気によるものではなく、多くの場合、リウマチその他の膠原病や結核などの全身病それにアレルギー疾患に伴って起こるものです。【眼科疾患】

" , "虚寒":"

(きょかん)虚証で寒のあるものです。陽気が欠如して体を温めることが出来ない状態です。←→実寒。温める力、陽が不足し冷えやすい状態です。【弁証論治】

" , "挙陷":"

(きょかん)気の落ち込みによる内臓下垂を引き上げることです。【中医学用語】

" , "虚実":"

(きょじつ)体に必要不可欠な基本物質や機能が不足した状態を「虚」体に必要はなく、害を与える発病因子を「実」。他に体や見かけや程度の強弱・大小・多少などを言う事もあります。【弁証論治】

" , "虚実錯雑":"

(きょじつさくざつ)虚証と実証が入り混じっている病態です。他に寒熱錯雑という用語もあります。【弁証論治】

" , "去邪":"

(きょじゃ)邪気を除くことです。【中医学用語】

" , "去邪法":"

(きょじゃほう)外部や体内からの発病因子を取り除く治療法です。【弁証論治】

" , "虚腫":"

(きょしゅ)浮腫、腹水などを圧迫してもブヨブヨして陥没が容易に回復しないことです。←→実腫。【漢方症状】

" , "去暑":"

(きょしょ)暑さによる症状を取り去ることです。【中医学用語】

" , "虚証":"

(きょしょう)体に必要不可欠な基本物質や機能が不足した状態です。病態によって気虚・陽虚・血虚・陰虚に分類されます。【弁証論治】

" , "去痰":"

(きょたん)痰を除くことです。【中医学用語】

" , "虚熱":"

(きょねつ)虚証で熱のあるものです。陰気が欠如して相対的に陽気が余り熱が出ることです。←→実熱。【弁証論治】

" , "去風":"

(きょふう)風邪を除くことです。【中医学用語】

" , "虚脈":"

(きょみゃく)脈の強さ(おし込んだ指にたいしてはねかえる弾力)が、弱い脈です。【漢方症状】

" , "虚労":"

(きょろう)衰弱、過労による身体疲労のことです。【漢方症状】

" , "起立性調節障害":"

(きりつせいちょうせつしょうがい)小・中学生にみられる虚弱な体質で、立ちくらみ、動悸、朝の寝起きが悪い、朝礼などで長時間立っていたり、風呂に入っていると気分が悪くなり、ひどいときは冷や汗が出て倒れるなどの症状を起こします。【小児科疾患】

" , "禁忌":"

(きんき)医薬品・食品などで、病状を悪化させ、または治療の目的にそぐわないもののことです。【漢方症状】

" , "近視":"

(きんし)屈折異常のうち、網膜より前に像ができてしまって、ピントがぼける状態をいいます。たいていの場合は、凹レンズ、すなわちめがねによって矯正すれば、正常視力まで出すことができます。【眼科疾患】

" , "金瘡":"

(きんそう)切り傷のことです。【中医学用語】

" , "筋肉痛":"

(きんにくつう)過度の運動や打撲などによる筋肉の炎症によって痛みが起こります。【神経・運動器系疾患】

" , "クエン酸":"

(くえんさん)柑橘類などに含まれている酸味成分のこと。水に溶けやすいため、清涼飲料水のクエン酸は食べ物からエネルギーを作りだし、老廃物を体内に残さないための働きをする。疲労回復、肝機能改善、胃を守るなど数多くの効能があるといわれている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "駆於血剤":"

(くおけつざい)於血が原因となった様々な症状や疾患を治す薬です。中医では活血化於剤。類語;血剤。【弁証論治】

" , "苦温燥湿":"

(くおんそうしつ)苦温の薬で、湿邪を除きます。【弁証論治】

" , "枸杞子":"

(くこし)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "薬の中毒":"

(くすりのちゅうどく)1.睡眠薬;日中から頭の中がもうろうとし、記憶力、判断力が低下し中断すると不眠や幻視を生じます。2.麻薬;衰弱がひどくなり、薬をやめると死ぬほど苦しみます。3.覚醒剤;知情意に変調を起こし、人格が変化し、躁うつ状態や幻覚妄想状態に陥り、ついには精神分裂症の様相を呈します。【お薬よもやま話】

" , "クッシング症候群":"

(くっしんぐしょうこうぐん)顔が満月のように丸くまた赤くなり、胴体や首のつけ根のあたりに脂肪がたまります。また、急に太るため、下腹部の皮下組織が裂けて、赤紫色の筋が透けて見えます。【代謝性疾患】

" , "くも膜下出血":"

(くもまくかしゅっけつ)突然、今まで経験したことのないほどの割れるような、激しい後頭部の頭痛におそわれ、首筋が硬直し、同時に吐き気や嘔吐が起こります。【脳・神経系疾患】

" , "クラシエ":"

(くらしえ)クラシエ薬品株式会社。〒108-0022 東京都港区海岸三丁目20番20号。漢方薬に強みを持ち、漢方製剤における一般用医薬品部門では業界首位、医家向け商品も製造、販売されている(業界2位)。かつては医療用新薬事業も行っていたが、1999年に日本オルガノンへ売却した。親会社はクラシエ製薬株式会社(ファンド設立の紀尾井町インベストメントが母体)。【その他】

" , "クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)":"

(くれちんしょう)甲状腺機能の低下、甲状腺の欠損、甲状腺はあっても甲状腺ホルモンを合成できないなどのために甲状腺ホルモンが不足して起こる病気です。放置すると、運動機能発達の遅れ、知能障害、発育障害などが現れます。生後1ヶ月以内に甲状腺剤の補充を開始すれば、障害を残さずに発育します。【小児科疾患】

" , "クローン病":"

(くろーんびょう)急性の場合には、原因不明の腹痛、嘔吐、発熱などがみられます。慢性型の場合には、下痢、腹痛のほか、便がツヤツヤした、いわゆる脂肪便となり、体重の減少が目立ちます。進むと発熱し、腹部にしこりを触れ、手術を要することが少なくありません。【消化器系疾患】

" , "君火":"

(くんか)心の陽気のことです。【中医学用語】

" , "君主の官":"

(くんしゅのかん)五臓の心の別称で、高次の精神神経活動をつかさどるためです。【弁証論治】

" , "君臣佐使":"

(くんしんさし)君;病気を治す主薬、臣;君薬を助ける、佐;補佐する、使;使役する、という薬の運用法です。【弁証論治】

" , "頚肩腕症候群":"

(けいけんわんしょうこうぐん)首、肩、腕などの痛みと、手指のしびれを伴う病気を総称して、頚肩腕症候群といいます。【神経・運動器系疾患】

" , "頸項強":"

(けいこうきょう)背や肩のコリです。首すじのこわばりです。【漢方症状】

" , "経水不利":"

(けいすいふり)月経閉止、無月経のことです。【漢方症状】

" , "桂皮":"

(けいひ)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "経絡":"

(けいらく)身体のエネルギーである「気」の通り道です。身体の経穴(ツボ)と内臓は経絡でつながっているので、刺激することで気や血を整えることができます。気血の通り道で、全身を網目状に走り内臓、組織、器官を結びつけます。縦に走る幹線を経脈、横に走る支線を絡脈といいます。【中医学用語】

" , "稽留熱":"

(けいりゅうねつ)発熱時、38℃以上で1日の体温の高低が摂氏1度内で続く熱型です。【漢方症状】

" , "化瘀":"

(けお)瘀血を解消することです。【中医学用語】

" , "化気":"

(けき)気の通りを良くすることです。【中医学用語】

" , "解肌":"

(げき)発汗剤によって体表の邪を発散させることです。【中医学用語】

" , "劇症肝炎":"

(げきしょうかんえん)急性肝炎や薬物による肝障害、アルコール性肝炎の最も重症のもので、意識障害を起こして致命的な経過をとる恐い病気です。自覚症状がきわめて強いこと、高度の黄疸と著しい肝障害や神経症状があらわれることによって判断できます。【消化器系疾患】

" , "化結":"

(けけつ)できもの、塊を解消することです。【中医学用語】

" , "化湿":"

(けしつ)体内の余分な水分を排出させることです。【中医学用語】

" , "化湿法":"

(けしつほう)湿邪を動かしたり、汗や尿などで排除する治療法です。【弁証論治】

" , "下焦":"

(げしょう)肝・腎・大腸・小腸・膀胱・胆【弁証論治】

" , "化石":"

(けせき)結石を解消することです。【中医学用語】

" , "化滞":"

(けたい)滞り(とどこおり)を良くすることです。【中医学用語】

" , "化痰":"

(けたん)痰を除くことです。【中医学用語】

" , "化痰法":"

(けたんほう)痰飲が病因となって起る咳、痰、吐き気、嘔吐、眩暈(めまい)などの治療法です。【弁証論治】

" , "血":"

(けつ)血液や血中ホルモンの状態を表しています。血の異常のほとんどが女性特有の病気を引き起こすと言われています。中医学でいう血には、濡養作用・血液循環・血液という3つの意味があり、それぞれの病態として血虚・血瘀・出血がみられます。【弁証論治】

" , "血鬱":"

(けつうつ)血の流れが悪い状態のことです。【中医学用語】

" , "血液:飲食後の赤血球":"

(けつえき:いんしょくごのせっけっきゅう)私たちの身体の中を流れる血液が、サラサラかドロドロかは外からいくら見てもわかりません。

なんとか観察することはできないか、という思いで開発された血液栄養分析法は、左手中指から採取した一滴の血液を顕微鏡で拡大してみる方法です。

これにより私たちの体内環境を知ることができます。【血液・リンパ疾患】

" , "血液:元気な白血球":"

(けつえき:げんきなはっけっきゅう)私たちの身体の中を流れる血液が、サラサラかドロドロかは外からいくら見てもわかりません。

なんとか観察することはできないか、という思いで開発された血液栄養分析法は、左手中指から採取した一滴の血液を顕微鏡で拡大してみる方法です。

これにより私たちの体内環境を知ることができます。【血液・リンパ疾患】

" , "血液:元気のない白血球":"

(けつえき:げんきのないはっけっきゅう)私たちの身体の中を流れる血液が、サラサラかドロドロかは外からいくら見てもわかりません。

なんとか観察することはできないか、という思いで開発された血液栄養分析法は、左手中指から採取した一滴の血液を顕微鏡で拡大してみる方法です。

これにより私たちの体内環境を知ることができます。【血液・リンパ疾患】

" , "血液:サラサラ血液":"

(けつえき:さらさらけつえき)私たちの身体の中を流れる血液が、サラサラかドロドロかは外からいくら見てもわかりません。

なんとか観察することはできないか、という思いで開発された血液栄養分析法は、左手中指から採取した一滴の血液を顕微鏡で拡大してみる方法です。

これにより私たちの体内環境を知ることができます。【血液・リンパ疾患】

" , "血液:鉄分不足の赤血球":"

(けつえき:てつぶんふそくのせっけっきゅう)私たちの身体の中を流れる血液が、サラサラかドロドロかは外からいくら見てもわかりません。

なんとか観察することはできないか、という思いで開発された血液栄養分析法は、左手中指から採取した一滴の血液を顕微鏡で拡大してみる方法です。

これにより私たちの体内環境を知ることができます。【血液・リンパ疾患】

" , "血液:ドロドロ血液":"

(けつえき:どろどろけつえき)私たちの身体の中を流れる血液が、サラサラかドロドロかは外からいくら見てもわかりません。

なんとか観察することはできないか、という思いで開発された血液栄養分析法は、左手中指から採取した一滴の血液を顕微鏡で拡大してみる方法です。

これにより私たちの体内環境を知ることができます。【血液・リンパ疾患】

" , "血液:尿酸結晶":"

(けつえき:にょうさんけっしょう)私たちの身体の中を流れる血液が、サラサラかドロドロかは外からいくら見てもわかりません。

なんとか観察することはできないか、という思いで開発された血液栄養分析法は、左手中指から採取した一滴の血液を顕微鏡で拡大してみる方法です。

これにより私たちの体内環境を知ることができます。【血液・リンパ疾患】

" , "血瘀":"

(けつお)血の流れが悪い状態です。生理的機能を失ったり、滞った血のことです。一般で言う血行障害のようなものです。類語;瘀血。【弁証論治】

" , "結核性副睾丸炎":"

(けっかくせいふくこうがんえん)一般に、無痛ないし軽い痛みを伴って、副睾丸がはれてきます。陰のうにも炎症が及び、膿瘍になって膿が出ることもあります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "血管性紫斑病":"

(けっかんせいしはんびょう)後天性に血管の異常がおこり、その結果、出血傾向を呈します。【循環器系疾患】

" , "血虚":"

(けっきょ)体を栄養する血が不足した状態です。貧血などで栄養成分が不足した状態です。顔色不良、口舌が淡白、爪・毛髪につやがない、ふらつき、視力減退などがあります。【弁証論治】

" , "結胸":"

(けっきょう)心下部が膨張し、硬く、疼痛があることです。【中医学用語】

" , "月経過多症":"

(げっけいかたしょう)30歳代、40歳代になって、月経量が多く、それも大きな血液の塊が出ることがあります。月経血は固まらないのが普通です。【産・婦人科疾患】

" , "月経困難症":"

(げっけいこんなんしょう)女性の50%くらいにみられ、いわゆる月経痛のことをいいます。月経前緊張症とは違って、月経の直前または初日から始まり、月経期間中にわたって下腹部痛、腰痛、頭痛、背部痛、全身的な倦怠感や不快感、吐き気、下痢などに悩まされます。【産・婦人科疾患】

" , "血室":"

(けつしつ)女性の内性器系で、月経、受胎、妊娠、分娩を行います。類語;女子胞・子宮。【中医学用語】

" , "血証":"

(けっしょう)生理的機能を失ったり、滞った血。一般で言う血行障害のようなものです。中医では血瘀といいます。【弁証論治】

" , "結節性紅斑":"

(けっせつせいこうはん)多くの場合、ひざから下の外側部分にうずらの卵大から、鶏卵大のしこり(結節)ができ、このしこりは、押すと痛みます。 鮮紅色に始まり、次第に暗赤色になり、治った後に褐色の色素沈着を残します。 また、発疹ができる前に発熱、食欲不振、関節痛、筋肉痛を訴えることがあります。【皮膚科疾患】

" , "結節性動脈周囲炎":"

(けっせつせいどうみゃくしゅういえん)症状は急速に始まり、高熱とともに関節痛、筋肉痛が起こります。その他いろいろな形の皮疹、障害の部位によっては激しい痛み、腎障害、気管支ぜんそくをはじめ、下血や吐血をもみます。【循環器系疾患】

" , "結節、ポリープ":"

(けっせつぽりーぷ)声帯の縁に小さいはれもの(球形で、きのこのように茎をもっている)ができることがあります。これをポリープとよんでいます。また、声帯の両側にポリープより小さい粟粒大で、ややかたい突起ができるのを結節といいます。どちらも、しわがれ声となり、のどに不快感があって、声が出にくくなります。ポリープや結節が大きくなると、呼吸困難も起こります。【口腔科疾患】

" , "血栓性外痔核":"

(けっせんせいがいじかく)静脈内に血まめができ、肛門括約筋がけいれんを起こし、痛みが強いのが特徴です。【消化器系疾患】

" , "血燥":"

(けっそう)皮膚や筋肉の栄養が悪く潤いや光沢・弾力を失うことです。【漢方症状】

" , "血滞":"

(けったい)血の流れが悪い状態です。瘀血の一種です。【弁証論治】

" , "厥陰":"

(けっちん)臓腑・経絡の三陰経のひとつです。【中医学用語】

" , "結毒":"

(けつどく)梅毒の第2期、第3期で結毒眼、結毒筋骨痛、咽喉結毒などがあります。【中医学用語】

" , "血熱":"

(けつねつ)熱邪が血に及び出血が起る(実熱)。貧血に伴う熱(虚熱)です。【弁証論治】

" , "血分腫":"

(けつぶんしゅ)月経閉止による浮腫(むくみ)のことです。【漢方症状】

" , "血癖":"

(けっぺき)経血に見られる於血塊のことです。【中医学用語】

" , "結膜炎":"

(けつまくえん)目が充血して、目やにが出る状態をいいます。細菌やウイルスの感染、アレルギー反応、かわき目などによっておこります。アレルギー性のものではかゆみや、ときにちくちくするような痛みとして感じることが多く、かわき目によるものでは、しょぼしょぼしたり、異物感を感じることがあります。【眼科疾患】

" , "血脈":"

(けつみゃく)血管系と経絡を併せ持った概念です。【中医学用語】

" , "厥冷":"

(けつれい)手足が冷たくなることです。【中医学用語】

" , "解毒":"

(げどく)体内に入った毒の作用を除くことです。【中医学用語】

" , "化熱":"

(けねつ)明らかな熱のない病態がやがて熱を帯び、口乾、口苦などの熱象が出現することです。【中医学用語】

" , "解表散寒":"

(げひょうざんかん)辛温解表と同義です。寒さの邪気による風邪の場合に体表にある寒邪を追い出すことです。【中医学用語】

" , "解表散熱":"

(げひょうざんねつ)辛涼解表と同義です。熱の邪気による風邪の場合に、体表にある熱邪を追い出すことです。【中医学用語】

" , "下法":"

(げほう)大便を下すことで腹痛、腹満、便秘、食滞、熱などを除く治療法です。類語;攻下法・瀉下法。【中医学用語】

" , "下痢":"

(げり)身体に悪いものを食べたり、細菌が体内に侵入したときに起こります。水分を十分にとり、脱水を防ぐことが重要です。【消化器系疾患】

" , "健胃":"

(けんい)胃の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "牽引痛":"

(けんいんつう)ひきつれるような痛みのことです。【漢方症状】

" , "健運":"

(けんうん)体に必要な滋養分や水分を全身に送る脾胃の正常な機能のことです。【中医学用語】

" , "健康診断結果の見方":"

(けんこうしんだんけっかのみかた)定期健康診断の結果を正しく把握して下さい。今後の生活方法を検討してみましょう。【健康活動よもやま話】

" , "健骨":"

(けんこつ)骨の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "腱鞘炎":"

(けんしょうえん)この病気は、女性に多くみられ、親指を動かしたり、手首を小指側または手のひら側に曲げると、親指のつけ根より前腕寄りのところに激痛を覚えます。また指を曲げたりするときに、一時的な停止状態があり、それから急に伸展または屈曲する腱鞘炎もあります。【神経・運動器系疾患】

" , "健身":"

(けんしん)体全体の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "健脳":"

(けんのう)脳の働きを高めることです。【中医学用語】

" , "肩背拘急":"

(けんぱいこうきゅう)肩から背中にかけて筋肉が引きつれて凝ることです。葛根湯の証として有名です。【漢方症状】

" , "原発性アルドステロン症":"

(げんぱつせいあるどすてろんしょう)主な症状は、高血圧ですが、そのほか尿量の増加、のどの渇き、ときに発作的に数時間手足が動かなくなったり、テタニー発作(まず手足のしびれが起こり、次に手の指先をすぼめて、手首を曲げる特有のけいれん)を起こすこともあります。【循環器系疾患】

" , "健脾":"

(けんぴ)脾の働きです。脾胃の機能を正常にする治療法です。【中医学用語】

" , "弦脈":"

(げんみゃく)脈のタイプです。弓の弦のように力強く感ずる脈です。【漢方症状】

" , "護胃":"

(ごい)胃の機能を守ることです。【中医学用語】

" , "降火":"

(こうか)上った熱を下げることです。火を鎮めれば炎症が消えるという意味です。【中医学用語】

" , "口角びらん":"

(こうかくびらん)口の粘膜のあちこちに小さい潰瘍ができ、潰瘍の表面が赤くただれています。そのため、強い痛みがあり、話すのもつらく、食べ物がとてもしみます。重症では微熱が出ることがあります。【口腔科疾患】

" , "口渇":"

(こうかつ)のどが渇いて水分を欲する症状です。【漢方症状】

" , "口乾":"

(こうかん)口中が乾燥するが、水分はそれほど欲しないことです。【漢方症状】

" , "睾丸炎":"

(こうがんえん)ウイルスや細菌の感染によって睾丸に炎症が起こることがあります。高熱を発し、睾丸が強く痛み、はれて大きくなります。陰のうは赤くはれ上がり、熱感をもち、数時間後には数倍の大きさになります。また、下腹部から腰部にかけて痛みます。睾丸にさわると、飛び上がるほどの激痛を覚え、痛みは腹部まで響きます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "睾丸捻転症":"

(こうがんねんてんしょう)睾丸をささえている精索(せいさく)がねじれる病気です。突然睾丸部から下部にかけて激痛が起こるとともに、吐き気や嘔吐、ときにはショック症状を起こすこともあります。幼児は、腰を曲げて激痛を訴えたりします。放置すると、痛みやはれは5日ほどでおさまりますが、これは次第に睾丸が萎縮していくためで、睾丸の機能がなくなってしまいます。【小児科疾患】

" , "行気":"

(こうき)気の流れを良くすることです。【中医学用語】

" , "降気":"

(こうき)上った気を下げることです。【中医学用語】

" , "行気活血":"

(こうきかっけつ)理気活血と同義です。気の流れと血の流れを同時に良くする方法です。【中医学用語】

" , "降逆":"

(こうぎゃく)上った気を下げることです。【中医学用語】

" , "拘急":"

(こうきゅう)筋肉がひきつれることです。【漢方症状】

" , "口苦":"

(こうく)口の中が苦いという自覚症状のことです。【漢方症状】

" , "高血圧":"

(こうけつあつ)高血圧は早期に発見して、正しい治療を受ければ、心臓病や脳卒中など余病の併発を防ぐことができます。 自覚症状がないからといって甘くみず、30歳を過ぎたら、定期的に年1~2回は血圧をはかってもらいましょう。【循環器系疾患】

" , "膠原病":"

(こうげんびょう)原因不明の発熱、関節痛、筋肉痛、こわばりなどがみられます。慢性関節リウマチも膠原病の一種と考えられていますが、そのほかに全身性エリテマトーデス、全身性硬化症、皮膚筋炎、結節性多発動脈炎、混合性結合組織病、シェーグレン症候群などがあります。これらの病気では、すべての臓器に共通して存在する血管や結合組織がおかされるのです。【神経・運動器系疾患】

" , "虹彩炎":"

(こうさいえん)視力障害、まぶしい、涙が出る、目が痛いといった症状が現れます。白目は充血し、角膜の後ろの前房というところにあるもともと透明な液が、炎症のため濁ってみえます。再発しやすい病気です。【眼科疾患】

" , "虹彩毛様体炎":"

(こうさいもうようたいえん)白目が紫がかった充血を起こし、まぶしさや流涙、ゴロゴロとした鈍い痛みを伴います。また、結膜炎と違って目やにがなく、物が霧状にかすんで見えるのが特徴です。【眼科疾患】

" , "抗酸化物質(スカベンジャー)":"

(こうさんかぶっしつすかべんじゃー)組織を酸性化させる活性酸素に対して、私たちの体にはそれを撃退する抗酸化物質を生成するメカニズムが備わっている。しかし、喫煙、ストレス、暴飲暴食などが原因で活性酸素が増加すると体内で処理できなくなる。そこで、抗酸化物質を含んでいる食物を摂る必要がある。近年、研究が進んで、ポリフェノール、ゴマリグナンなどが強力な抗酸化力をもっていることが分かった。代表的な抗酸化物質は、βカロチン、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、ゴマリグナンなど。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "高脂血症":"

(こうしけつしょう)血液中の「総コレステロール値」、「悪玉コレステロール(LDL)値」、そして「中性脂肪値」の三つが高く、「善玉コレステロール値(HDL)値」が低い血液のこと。体内に入ってきた脂肪は、タンパク質の仲間によって、まず血液中を運ばれていく。本来それは筋肉で燃やされるために流れているものだが、運動していない筋肉は脂肪を燃やさないので、使われなかった脂肪は一切排泄されることなく、すべて体脂肪として体に貯えられてしまう。そして、さらに運動不足などが続くと、血液中にも脂肪分が溢れだしてくる。この状態が高脂血症である。高脂血症になると、中性脂肪や悪玉コレステロールで濁ってしまい、サラサラと流れなくなり血管を詰まらせるようになってしまう。【血液・リンパ疾患】

" , "甲状腺機能亢進症":"

(こうじょうせんきのうこうしんしょう)甲状腺ホルモンは、つねに一定の濃度に調節されていますが、なんらかの原因で甲状腺ホルモンが過剰になり、甲状腺ホルモン中毒症をおこした状態が、甲状腺機能亢進症です。ほとんどはバセドウ病が原因ですが、亜急性甲状腺炎や無痛性甲状腺炎によるものもあります。【血液・リンパ疾患】

" , "甲状腺機能低下症":"

(こうじょうせんきのうていかしょう)特徴は、皮膚のむくみです。全身に起こりますが、特に顔面が、特有のボーッとした顔つきになります。また、動作が鈍く、口のききかたがゆっくりになり、手足が冷たく、皮膚がカサカサになり、毛髪にはつやがなくなり、切れたり抜けたりしやすくなります。女性の場合は、初めは月経過多になり、重症になると無月経になります。【血液・リンパ疾患】

" , "亢進":"

(こうしん)気持ちや病勢などが、高ぶり進むことです。【漢方症状】

" , "口唇炎":"

(こうしんえん)唇がほぼ全体にわたって腫れたり、ただれたりします。日光に当たったり、寒風にさらされたり、高熱を出したり、外傷、薬や化粧品、ハミガキ剤、食べ物などのアレルギー、ビタミンB2の不足などが原因となります。化粧品の中では、口紅が原因となっている場合が最も多いです。笛、ハーモニカ、パイプなどが原因となることもあります。【口腔科疾患】

" , "行水":"

(こうすい)水分代謝を良くすることです。【中医学用語】

" , "亢盛":"

(こうせい)気持ちや病勢などが高ぶり、盛りあがることです。【漢方症状】

" , "哮喘":"

(こうぜん)喘息(ぜんそく)のことです。【中医学用語】

" , "降濁":"

(こうだく)胃の機能で、濁なものを降ろすという意味があります。脾胃で消化された飲食物の残りを下の小腸へ送る働きのことです。胃は濁なるものを腸へ送ることで新しい飲食物を入れることができます。脾と胃は表裏関係にあり、脾の昇清作用と胃の降濁作用により栄養を全身に送っています。【中医学用語】

" , "黄帝内経":"

(こうていだいけい)中国最古中医学形成の中医学書です。伝説の黄帝と岐伯の問答形式によって、陰陽五行論にのっとった医学理論と針灸による治療術が述べられています。戦国(BC403-BC221)時代に作成されました。【中医学用語】

" , "後天性心疾患":"

(こうてんせいしんしっかん)出生後に起こった心疾患のことです。いくつかの種類に分かれますが、いずれも乳幼児よりも小学生に多く見られます。その種類は「心筋炎」、「特発性心筋症」、「心膜炎」、「細菌性心内膜炎」などです。【小児科疾患】

" , "後天の精":"

(こうてんのせい)脾胃で産生された滋養物質をもとに五臓が作り出した精微物質を腎に貯えることです。「腎」の別称です。【弁証論治】

" , "後天の本":"

(こうてんのほん)食物から脾胃で作られる滋養物質が生命活動の源になっています。「脾胃」の別称です。【弁証論治】

" , "喉頭炎":"

(こうとうえん)のどがむずがゆい感じで始まり、いがらっぽくなり、やがて痛むようになります。声が出にくく、かれてきて、せきやたんが出るようになり、たんは数日のうちに粘っこくなってきます。【咽喉科疾患】

" , "喉頭ジフテリア":"

(こうとうじふてりあ)ジフテリア菌に喉頭をおかされたものを喉頭ジフテリアといいます。幼児に多く、声がかすれる、犬の吠えるような咳をする、呼吸困難になるなどの症状がみられます。これは喉頭部の偽膜形成によって起こるものです。この偽膜は外からは見えないです。【咽喉科疾患】

" , "口内炎":"

(こうないえん)アフタ性口内炎〆◎症状;口の中の粘膜に1~数個の円形の斑点ができ,浅い潰瘍を作り,痛みは激しい.場所は口唇の内側,歯茎,舌等で,塩分,熱いもの,酸の強いものを口にすると,激しく痛む.〆◎原因;腸内で大腸菌から作られるビタミンB2,B6の不足により,粘膜が弱り発症する〆①発熱した時に,熱に弱い腸内の有効大腸菌が死滅してしまったとき.〆②疲労の蓄積により,ビタミンB2,B6を大量に消費して,生産が間に合わないとき.〆③病気で,抗生物質等を長期服用し,有効大腸菌を殺菌してしまったとき.〆④防腐剤,殺菌剤の入った加工食品を多く食べ,腸内を無菌化したとき.〆⑤糖分や炭水化物の過食により,ビタミンB2,B6を大量に消費して不足したとき.〆⑥オキシダント公害で,ビタミンB2,B6を大量消費する場合.〆⑦腸内の有効大腸菌がもともと少ない体質の人.〆以上のような原因のもとで,口内に加わる物理的刺激(こすったり,かんだり)に対するアレルギー反応,熱い食物による口内のヤケドなどでもひどくなります.そして,いったん口内炎ができると,酸性に傾いた体質やビタミンB2,B6の不足がなくなるまでなかなか治りません.【口腔科疾患】

" , "更年期障害":"

(こうねんきしょうがい)更年期とは、閉経前後の数年間を指します。 最も多く見られる症状は、動悸やのぼせ、顔面の紅潮、手足の熱感、頻脈、耳鳴りなどの血管運動神経障害です。そのほか、不正出血や外陰部のかゆみ、おりものの増加が起こったり、便秘や下痢などが起こったりすることがあります。 また、精神的な動揺も起こってきます。興奮しやすくなったり、憂うつ感、疲労、不眠、恐怖感、不感症などを訴えるようになります。 それが高ずると、いわゆる更年期うつ病に進展することさえあります。【産・婦人科疾患】

" , "項脊":"

(こうはい)首に後ろから背中の部分です。この筋肉が凝ることを項背拘急と言い葛根湯を用います。【中医学用語】

" , "紅斑":"

(こうはん)炎症などにより、皮膚が赤みを帯びた状態です。【皮膚科疾患】

" , "後部尿道炎":"

(こうぶにょうどうえん)男性の場合は、尿道に掻痒感や湿潤感などの不快感を覚え、排尿時に灼熱感を伴うこともあります。尿道から乳白色の膿が出るため、下着が汚れます。一方、女性の場合は、尿道が赤くはれ、排膿や頻尿が起こります。自覚症状は男性ほど激しくありません。【腎・泌尿器系疾患】

" , "攻法":"

(こうほう)病邪を攻めて除去する治療法です。【中医学用語】

" , "合方":"

(ごうほう)2種以上の処方を合わせて用いることです。通例、重複する生薬は多い分量の処方に順じます。【中医学用語】

" , "攻補兼施":"

(こうほけんし)病邪を除く治療と体の抵抗力などを補う治療を同時に行うことです。【中医学用語】

" , "咬耗症":"

(こうもうしょう)咀嚼によって歯が摩耗し、歯の先端がすりへった状態をいいます。【口腔科疾患】

" , "肛門周囲膿瘍":"

(こうもんしゅういのうしょう)肛門の周囲に炎症が起きると、激しい痛みを伴って、局部は赤くはれ、さらに38~39度の高熱を出すこともあります。激しい悪寒とのどの渇きなど、全身症状が起こるので、体力も消耗します。【消化器系疾患】

" , "興陽":"

(こうよう)温める力を高めることです。【中医学用語】

" , "拘攣":"

(こうれん)痙攣(けいれん)と同じことです。【漢方症状】

" , "抗老":"

(こうろう)老化防止のことです。【中医学用語】

" , "牛黄の話":"

(ごおうのはなし)牛黄は牛の胆石で胆石症にかかった牛の胆のうから取り出し、乾燥して作られます。 牛黄は牛、千頭から1万頭に一頭の割合でしか取れません。 このため数量には限りがあり、きわめて希少かつ貴重なものとして、古来より「ゴオウはゴールドより高価」といわれるほど、その効き目とともに、天然自然の摂理によってわずかに得られる名薬として、長く珍重され続けています。【生薬よもやま話】

" , "杞菊地黄丸":"

(こぎくじおうがん)疲れると手足の裏がほてり、口が渇き、身体のふらつく人に用います。【お薬よもやま話】

" , "呼吸促迫":"

(こきゅうそくはく)呼吸が速くなり息苦しいことです。【漢方症状】

" , "五行":"

(ごぎょう)物事や物事の性質を木・火・土・金・水に分類し、相互の関係を解釈する方法論です。陰陽説と共に陰陽五行説として有名ですが、実態にそぐわない矛盾点の扱いに注意を要します。【弁証論治】

" , "五行学説":"

(ごぎょうがくせつ)五行とは木、火、土、金、水の五種類の物質の運動をさしており、世界のすべてはこれらで構成されているという説のことです。【中医学用語】

" , "穀嘴瘡":"

(こくしそう)ニキビのことです。【漢方症状】

" , "護喉":"

(ごこう)喉(のど)の機能を守ることです。【中医学用語】

" , "五更瀉":"

(ごこうしゃ)朝方に起こる水瀉性下痢のことです。【漢方症状】

" , "帯下":"

(こしけ)膣より流出する一種の粘液様物質です。【漢方症状】

" , "痼疾":"

(こしつ)古い病気、慢性病のことです。難病痼疾という表現もあります。【中医学用語】

" , "護膝":"

(ごしつ)膝(ひざ)の機能を守ることです。【中医学用語】

" , "五十肩・四十肩":"

(ごじゅうかたしじゅうかた)急性期には何もしなくても痛みます(自発痛)が、やがて徐々に動かすときに痛む(運動痛)だけになります。 特に髪を整えたり、着がえの動作など、手を前方に上げたり、側方に上げたり、回したりする(上腕骨を軸として、その軸の周りの回旋運動)が制限されます。夜間や明け方に痛むことが多く、眠れなくなることがあります。 老化による肩関節周囲の炎症が原因です。 日頃肩をあまり使わない人に多発します。【神経・運動器系疾患】

" , "固渋法":"

(こじゅうほう)慢性の汗、咳、下痢、帯下、遺精などを止める治療法です。【弁証論治】

" , "固腎":"

(こじん)遺尿、精の漏れ(もれ)を改善することです。【中医学用語】

" , "五心煩熱":"

(ごしんはんねつ)全身の煩わしい熱のことです。【中医学用語】

" , "後世派":"

(ごせいは)後世とは言え時代は古方より古く、曲直瀬道三を創始者とした陰陽五行を重んじる治療を行う一流派です。【その他】

" , "固摂":"

(こせつ)血や津液などが体外に漏れ出ないように引き締めることです。気の機能のひとつで、血や津液などが漏れ出さないよう引き締めることです。【中医学用語】

" , "枯燥":"

(こそう)皮膚が光沢を失いカサカサになることです。【中医学用語】

" , "五臓":"

(ごぞう)中医学では古代哲学の陰陽五行説をもとに、身体の構成要素として、肝・心・脾・肺・腎の五臓と、気・血・津液・精を考えます。自然界の五行を人体に当てはめたもの。「肝(かん)」「心(しん)」「脾(ひ)」「肺(はい)」「腎(じん)」の五臓がある。【弁証論治】

" , "五臓・疾病相関図":"

(ごぞうしっぺいそうかんず)漢方の五臓と現代疾病の相関図です。【その他】

" , "五臓の精":"

(ごぞうのせい)脾胃で生成された水穀の精微物質が五臓に送られ、それをもとに更に五臓が産生する精微物質です。余剰の精は腎に貯蔵されます。【弁証論治】

" , "五臓六腑":"

(ごぞうろっぷ)五臓(肝・心・脾・肺・腎)、と六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)のことです。【弁証論治】

" , "コタロー":"

(こたろー)小太郎漢方製薬株式会社。〒531-0071 大阪府大阪市北区中津2丁目5番23号。社名「小太郎」は、漢方のエキス剤を初めて世に出した創業者・上田太郎の出身地に因んでつけたものです。出身地の近くに天下の景勝・香落渓(こおちだに・三重県と奈良県の県境)があり、なかでも第一の景観を誇るのが小太郎岩です。まっすぐそびえ、天にもとどく勢いに「社業もこれにあやかりたいものだ」と創業者の思いから、命名いたしました。【その他】

" , "鼓脹":"

(こちょう)腹部膨満のことです。【中医学用語】

" , "骨粗鬆症":"

(こつそしょうしょう)骨の老化現象で、骨の有機質と無機質のバランスがくずれ、骨がスポンジ状に孔があき、その結果もろくなります。特に女性に多く、閉経後に著しくなるため、性ホルモンに関係していると思われます。骨折すると、なかなか治りにくいため、日ごろから牛乳やチーズを食べてカルシウムを十分に摂り、からだを動かし、骨を強くすることが大切です。【神経・運動器系疾患】

" , "骨盤腹膜炎":"

(こつばんふくまくえん)高熱や下腹部の激痛、吐き気、嘔吐、などといった腹膜刺激症状がみられます。慢性化すると、卵巣、卵管、子宮、腸管、腹膜などの炎症部位が癒着し、鈍痛や牽引痛、腰痛などを起こします。【消化器系疾患】

" , "護膚":"

(ごふ)皮膚の機能を守ることです。【中医学用語】

" , "固崩止滞法":"

(こほうしたいほう)固渋法の一つで、不正性器出血や帯下を止める治療法です。【弁証論治】

" , "古方派":"

(こほうは)五行理論を重視せず傷寒論・金匱要略の処方にもとづく治療を行う一流派。証に対応する処方を即、病名とするため、その治療を方証相対といいます。【その他】

" , "ゴマリグナン":"

(ごまりぐなん)植物の根、茎、花、種子などにはリグナンという成分が含まれている。ゴマに含まれているリグナンをゴマリグナンと呼ぶ。ゴマリグナンは抗酸化物質のセサミン、セサモール、セサミノール、セサモリンなどの総称である。肝機能を高める働きがあるので、二日酔いを防止するほか、悪玉コレステロールを減少させる効果があるといわれている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "五味子":"

(ごみし)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "護腰":"

(ごよう)腰の機能を守ることです。【中医学用語】

" , "コラーゲン":"

(こらーげん)タンパク質の一種で、皮膚組織の70%を占める。皮膚や髪の毛の老化を防止するほか、骨の組織にカルシウムが定着するのを助けるので、骨粗しょう症や関節炎の予防にいい。また、ガンの予防効果もあるといわれている。鶏の手羽先、豚足、牛スジ、スペアリブなど肉類のほか、カレイ、エビなどにコラーゲンが多く含まれている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "コレステロール":"

(これすてろーる)全身の細胞に脂肪を運ぶ役割をする物質。脂肪分の多い食事を摂ることによって、体内のコレステロールが増加する。コレステロールは必要なものだが、総量が増えると動脈硬化などの原因となる。コレステロールには、善玉と悪玉がある。悪玉は血管壁に蓄積し、善玉がそれを防ぐといわれている。【健康活動よもやま話】

" , "狐惑病":"

(こわくびょう)精神病の一つで、夢遊病のことです。【漢方症状】

" , "臍下拘急":"

(さいかこうきゅう)臍(へそ)の下の筋肉が硬くつっぱることです。腎虚の証とされます。類語;小腹拘急。【弁証論治】

" , "臍下不仁":"

(さいかふじん)臍(へそ)の下に力が入らず、軟弱無力になることです。腎虚の証とされます。類語;小腹不仁。【弁証論治】

" , "剤形(クスリの形)について":"

(ざいけい(くすりのかたち)について)市販薬には口から服用するもの(内服薬)、直接患部につけるもの(外用薬)など、さまざまなタイプがあります。

剤形は、使用し易い、効果が良く発揮される、副作用が軽減される、品質の保存期間が長いなどを目的に工夫されています。【お薬よもやま話】

" , "柴胡":"

(さいこ)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "催生":"

(さいせい)陣痛促進のことです。【中医学用語】

" , "臍疝痛":"

(さいせんつう)内蔵に病気がないのに、突然、へそのまわりに激しい痛みが起こり、ときには吐き気を伴うことがあります。1日に数回繰り返す場合や週に2~3回のこともあります。園児から中学生くらいまでの神経質な子や甘えん坊の子によく見られ、起床から登校するまでの時間に起こることが多いです。精神的ストレスが原因で、自律神経が緊張し、腸に痙攣性の痛みが起きます。心身症的な腹痛なので、ストレスの原因解消が大切です。【精神科疾患】

" , "細脈":"

(さいみゃく)脈のタイプです。細くて幅のせまく感ずる脈です。【漢方症状】

" , "さかさまつげ":"

(さかさまつげ)まつげはふつう、まぶたから外側へ向かって1列に生えていますが、その配列や方向が不整なものをいいます。まつげが眼球をこするため、ごろごろしたり、やたらに涙が出たり、目が充血をしたりします。【眼科疾患】

" , "数脈":"

(さくみゃく)1呼吸に5回以上うつ脈(4~5回は正常)です。【漢方症状】

" , "坐骨神経痛":"

(ざこつしんけいつう)一般によく知られている神経痛で、ほとんどが症候性です。坐骨神経はもっとも長い末梢神経で、腰髄から出て膝まで下行して、膝から下は2本の神経に分かれます。原因として椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊椎すべり症、脊髄腫瘍、ウイルス感染(とくに帯状疱疹)、膠原病などがあげられますが、糖尿病にともなっておこる場合もあります。また、不良姿勢、妊娠、靭帯の緊張でも出現することがあります。なかには原因不明の特発性坐骨神経痛もあります。【神経・運動器系疾患】

" , "ササヘルスの対応:アトピー性皮膚炎":"

(ささへるすのたいおう:あとぴーせいひふえん) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:アレルギー性鼻炎":"

(ささへるすのたいおう:あれるぎーせいびえん) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:胃潰瘍":"

(ささへるすのたいおう:いかいよう) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:肝炎":"

(ささへるすのたいおう:かんえん) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:肝機能障害":"

(ささへるすのたいおう:かんきのうしょうがい) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:高血圧":"

(ささへるすのたいおう:こうけつあつ) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:自律神経失調症、便秘、食欲不振":"

(ささへるすのたいおう:じりつしんけいしっちょうしょ) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:生理痛":"

(ささへるすのたいおう:せいりつう) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:喘息":"

(ささへるすのたいおう:ぜんそく) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:糖尿病":"

(ささへるすのたいおう:とうにょうびょう) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:疲労、糖尿、口内炎":"

(ささへるすのたいおう:ひろうとうにょうこうないえん) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:貧血、コレステロール":"

(ささへるすのたいおう:ひんけつこれすてろーる) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの対応:便秘、口臭":"

(ささへるすのたいおう:べんぴこうしゅう) 「人は、血管とともに老いる」と言われますが、その中を流れる血液も、食生活や水、年齢、体質、ストレスなどによって、ドロドロの流れの悪い状態になります。その状態が続くと脳や内臓、筋肉やいろいろな細胞は酸欠状態になり、脳でいえば貧血やボケなどが起こってきます。
 ササヘルスは自然の緑の力で血液をサラサラにして血液中の赤血球(酸素、栄養の運搬)や白血球(外から侵入する菌などをやっつける内部の免疫力のアップ)の働きを助けて、自然治癒力を高めてくれます。
 血管や血液によって起こる病気を予防し、治療の手助けをしてくれるのが「ササヘルス」です。心筋梗塞、脳梗塞、糖尿、コレステロール、中性脂肪、高血圧、低血圧、肝臓、貧血、更年期、疲労、うつ、頭痛、肩こり、便秘、口臭、口内炎などです。近年、ササヘルスの有効成分の多糖体には、ガンに対する免疫療法としての効果が脚光をあびています。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ササヘルスの飲み方":"

(ささへるすののみかた)●全ての病気は血液の汚れと細胞の損傷から起こります。
  ●クマ笹に含まれる笹多糖体(SPS)と活性葉緑素(クロロフィリン)等が体液の浄化と細胞の修復を行います。
●一日平均30ml~40mlが治療服用の目安です。
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "嗄声(しわがれごえ)":"

(させい)喉頭の病気や外傷で、声帯がはれたり、うまく動かなかったりすると声がかれ(嗄声(させい))、ときにはまったく声が出ない(失声)ことがあります。しかし、嗄声や失声は、脳の病気、声帯を動かす筋や神経の疾患で、声帯がうまく動かなくなっても起こるものですし、また、ヒステリーなどでも起こります。【咽喉科疾患】

" , "雑病":"

(ざつびょう)傷寒(急性熱性疾患)以外の一般の病気です。【中医学用語】

" , "散瘀":"

(さんお)瘀血を解消することです。【中医学用語】

" , "散寒":"

(さんかん)寒さの邪気を追い出すことです。【中医学用語】

" , "散寒法":"

(さんかんほう)温める事によって寒邪をのぞく治療法です。【弁証論治】

" , "散結":"

(さんけつ)できもの、塊を解消することです。【中医学用語】

" , "散堅":"

(さんけん)できもの、塊を解消することです。【中医学用語】

" , "三叉神経痛":"

(さんさしんけいつう)顔面の三叉神経に沿った部分の発作性の痛みで、中年以上特に50~60歳に多く起こります。突然、顔の片側の一つの神経に沿って激しい痛みが瞬間的に起こり、これを繰り返します。内科へ行って下さい。【神経・運動器系疾患】

" , "山茱萸":"

(さんしゅゆ)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "三焦":"

(さんしょう)裏証の病位の再分類です(上下概念の補足)。.上焦;下顎底~胸隔です。中焦;上腹です。下焦;少腹(下腹)と陰部です。【弁証論治】

" , "三焦(気と津液の通路)":"

(さんしょう)全身に広がる膜状の組織で、臓腑、組織を包み込む気と津液の通路です。【弁証論治】

" , "散熱":"

(さんねつ)熱を下げることです。【中医学用語】

" , "散風":"

(さんふう)風の邪気を追い出すことです。【中医学用語】

" , "山薬":"

(さんやく)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "霰粒腫":"

(さんりゅうしゅ)まぶたのなかに、あずき大ぐらいのしこりができます。痛みはあまりはげしくありませんが、急性の炎症をおこすと赤くはれたり、痛んだりして、ものもらいと区別がつきにくいことがあります。涙の成分を出す瞼板腺(マイボーム腺)がつまって、その周囲に慢性肉芽性の炎症がおき、なかにかゆ状の分泌物がたまったものです。【眼科疾患】

" , "支飲":"

(しいん)胸部や心下部に水毒が停滞し、咳嗽、呼吸困難を起すことです。【中医学用語】

" , "滋陰(補陰・養陰・涵陰・育陰)":"

(じいん(ほいん・よういん・かんいん・いくいん))潤い、冷やす力、陰を補充することです。陰(液)を潤すと、陽(氣)即ち元気が出るということです。陰虚を解消することです。類義語;補陰・養陰・涵陰・育陰【中医学用語】

" , "滋陰潤燥法":"

(じいんじゅんそうほう)陰虚のため滋養や水分が不足し乾燥したものを潤す治療法です。【弁証論治】

" , "滋陰法(養陰法・補陰法)":"

(じいんほう(よういんほう・ほいんほう))陰虚の病態に陰(液)を補い治療する方法です。類語;養陰法・補陰法。【弁証論治】

" , "シェーグレン症候群":"

(しぇーぐれんしょうこうぐん)涙の出が悪くなるため、目が乾燥し、乾燥性の角膜炎を起こしたり、唾液があまり出ないので口がカラカラに渇き、物が飲み込みにくくなったりします。また、おたふくかぜのように、耳下腺がはれることもあります。【眼科疾患】

" , "地黄":"

(じおう)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "止咳":"

(しがい)咳を止めることです。【中医学用語】

" , "耳下腺炎":"

(じかせんえん)耳下腺のはれと発熱で、耳下腺部(耳の下、あごの後ろ側)を押すと痛みます。また口を動かしにくいなどの症状もみられます。炎症が強いときには、耳下腺を押すと、口の中の開口部から膿が出たりします。【耳鼻科疾患】

" , "自家中毒症(アセトン血性嘔吐症)":"

(じかちゅうどくしょう)2歳~10歳位に見られる病気です。特に6歳以下の比較的神経質な子供に多いです。ぐったりとして元気がないと思っているうちに、突然嘔吐します。1日に何度も吐くため、げっそりして、しまいには吐くものがなくなり、黄色い胆汁や、血液の混じったものを吐くこともあります。また、頭痛、食欲不振、顔面蒼白、だるさ、頭痛を伴うこともあり、感染による場合には発熱があります。脱水が進むと、ウトウトする、痙攣(けいれん)を起こす、脈拍が弱くなる、血圧が低下するなどの症状が現れて重症化します。【小児科疾患】

" , "止渇":"

(しかつ)渇きを止めることです。【中医学用語】

" , "自汗":"

(じかん)暑さ、厚着、労働などによらずに、自然としきりに汗の出ることです。【漢方症状】

" , "耳管狭窄":"

(じかんきょうさく)鼻やのどの炎症が耳管へ波及して耳管粘膜がはれたり、アデノイドや上咽頭の腫瘍によって耳管が圧迫されたときなどでは、耳管はつねにとじた状態となります。そのため中耳腔内の空気は少しずつ吸収されますが、補充されないために中耳腔内は陰圧となります。その結果、鼓膜は奥へ引かれて動きが制限されるため、耳がふさがれたような感じ(耳閉感)がして、聞こえが悪くなります。この状態がつづくと、中耳に水がたまり、滲出性中耳炎となります。【耳鼻科疾患】

" , "弛緩性便秘":"

(しかんせいべんぴ)高齢者や内臓が下垂ぎみの人のなかには、腸そのものが弛緩していて、そのため排便効果が低下していることがあります。治療の原則は、身体の筋肉を強めるため、腹筋を中心とした全身運動を毎日励行することです。【消化器系疾患】

" , "子宮外妊娠":"

(しきゅうがいにんしん)少量の不正出血と、軽い腹痛があらわれますが、そうした症状があらわれるころには、すでに卵管破裂寸前のことが多いものです。ときには、流産するだけで自然におさまりますが、大部分は、卵管破裂によって大出血を起こし、そのため母体が危険にさらされます。【産・婦人科疾患】

" , "子宮筋腫":"

(しきゅうきんしゅ)子宮筋細胞の一部が異常に増殖して、こぶをつくる、良性の腫瘍です。こぶのできる場所により、症状は異なり、粘膜下では、月経とは無関係に不正出血を起こし、そのため貧血を起こし顔色が悪くなって息切れしやすくなります。また、漿膜下の場合は、出血はほとんどなく、子宮の周りの直腸や尿道を圧迫するため便秘や頻尿または排尿困難を起こします。【産・婦人科疾患】

" , "子宮頚管炎":"

(しきゅうけいかんえん)女性の2人に1人は必ずかかるといわれるほどの病気です。急性のものは、おりものの増加のほか、下腹部痛や腰痛を伴うことがあり、発熱をみることもあります。慢性のものは、分娩後に多く、おりものの増加、出血、下腹部痛、腰痛のほか、性交痛、性感の異常をきたすことがあります。【産・婦人科疾患】

" , "子宮腟部びらん":"

(しきゅうちつぶびらん)分娩後には、ほぼ100%の女性にみられるといわれています。主な自覚症状は、おりものの増加です。炎症がない場合のおりものの大半は透明ですが、炎症があると、黄色く、血液がまじることもあります。ひどい場合は、1日に何度も下着をとりかえなければなりません。また、炎症のためにリンパ管炎が起こり、腰痛を伴うこともあります。【産・婦人科疾患】

" , "子宮内膜炎":"

(しきゅうないまくえん)細菌が子宮頸管より上方の子宮に及び、内側の粘膜に感染し炎症が起きます。ひどくなると、さらに上方まで侵入し、卵管、卵巣、腹膜にまで炎症を起こすことになります。おもな症状は、発熱、下腹部痛、おりものの増加などです。【産・婦人科疾患】

" , "子宮内膜症":"

(しきゅうないまくしょう)発症すると、痛みはどんどん強くなっていきます。また、痛みは月経の直前から1日目にかけてひどく、直腸、下腿などに向けて波及します。ときには、排便痛や排尿痛を伴い、直腸出血をみることもあります。そして最も恐いのは患者の75%が不妊症になることです。【産・婦人科疾患】

" , "子宮付属器炎":"

(しきゅうふぞくきえん)思春期以後の成熟女性にみられる病気で、急性期の症状は、38度以上の発熱と同時に右か左に寄った下腹部に激痛が起こります。炎症が更に進むと、月経過多や子宮出血がみられ、おりものがふえてきます。【産・婦人科疾患】

" , "止驚":"

(しきょう)ドキドキなど不安感をなくすことです。【中医学用語】

" , "シクロピロクスオラミン":"

(しくろぴろくすおらみん)抗真菌成分で、皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要な物質の輸送機能を妨げることにより白癬菌の増殖を抑える作用を示し、外皮用薬に配合されます。【皮膚科疾患】

" , "止血":"

(しけつ)出血している血を止めることです。【中医学用語】

" , "耳硬化症":"

(じこうかしょう)両方の耳がだんだん聞こえなくなってくる病気で、女性に多く、思春期に発病します。欧米では比較的多いものですが、幸い日本ではまれです。放置すると全く聞こえなくなることもありますが、早期に手術を受ければ、聴力を回復させることができます。【耳鼻科疾患】

" , "耳垢栓塞":"

(じこうせんそく)耳垢がたくさん詰まって、外耳道をふさいでしまうことがあります。詰まった耳垢が小さいうちは特別な症状はありませんが、水が入って膨張すると、耳がふさがったような感じがして、耳鳴り、難聴、ときには痛みを起こします。【耳鼻科疾患】

" , "自己免疫疾患":"

(じこめんえきしっかん)自己免疫疾患;病原体に対して抗体を作るそれぞれの細胞が異常を起こし、本来守るべき正常な細胞を攻撃してしまう病気。成人女性の三大疾患といわれる、肌荒れ、冷え性、便秘も自己免疫疾患が関係している場合が多いという。【健康活動よもやま話】

" , "止瀉":"

(ししゃ)下痢を止めることです。【中医学用語】

" , "四傷":"

(ししょう)実虚にいたる病因です。気傷;生気異常 → 実。血傷;血液異常 → 実虚。痰傷;痰水異常 → 実虚。欝傷;消化異常 → 実虚。【弁証論治】

" , "四診":"

(ししん)診断方法として、4種類の診断方法があります。望診、聞診、問診、切診です。望診;体格、舌、顔、皮膚、大小便など見て診断。聞診;言葉、呼吸、口臭、体臭などで診断。問診;自覚症状、病歴、生活など問い診断。切診;脈、腹などに触れて診断。※薬局では診断行為は許されない。相談の一環として3番迄が限度です。【弁証論治】

" , "滋腎":"

(じじん)腎の冷やす力のことです。【中医学用語】

" , "視神経萎縮":"

(ししんけいいしゅく)萎縮が起こった視神経に相応する視野が欠けていきます。また眼底を見ると視神経の色が蒼白にかわっており、進行すると、ほとんど視力の回復は不可能です。【眼科疾患】

" , "視神経炎":"

(ししんけいえん)視力が落ち、同時に中心部に暗点がみられます。これは、ウイルス感染や多発性硬化症などの全身病のほか、顔部の炎症が原因しています。【眼科疾患】

" , "四診の優先順位":"

(ししんのゆうせんじゅんい)四診の優先順位;望診→聞診→問診→切診。全体→局部。【弁証論治】

" , "滋腎養肝":"

(じじんようかん)腎と肝の機能を補うことです。特に潤す作用と冷やす作用を補充することです。肝腎両虚の場合に用いる方法です。【中医学用語】

" , "歯髄炎":"

(しずいえん)一般に[歯の神経]といわれているのは歯髄のことで、ここに炎症が起きると、何もしなくてもズキズキ痛むようになります。【口腔科疾患】

" , "耳性帯状疱疹":"

(じせいたいじょうほうしん)耳がピリピリと激しく痛みます。また、激しい耳鳴りやめまいを伴うことも多く、数日後には、耳の中に細かい水疱が帯状にできます。【耳鼻科疾患】

" , "耳せつ":"

(じせつ)強い痛みがあり、頭や歯に放散します。特に耳介をひっぱったり、外耳道の方を押したりすると強くなります。この病気は子供、女性に多く、ほとんどの場合、外耳道を耳かき、その他で傷つけた場合に起こります。【耳鼻科疾患】

" , "自然界の五行":"

(しぜんかいのごぎょう)自然界はすべて異なった性質を持つ「木(もく)」「火(か)」「土(ど)」「金(こん)」「水(すい)」の五つの基本物質で成り立っている。そしてそれらは支えあったり抑制しあったりして互いに影響しあっている。性質木・・・成長繁殖、調達、筋が通る火・・・温熱、上土・・・生成、発育、積載、受納金・・・粛清、収斂、清潔水・・・寒冷、湿潤、下降【中医学用語】

" , "自然気胸":"

(しぜんききょう)胸膜にできた小さい嚢胞が突然破れて、空気が胸腔内に漏れ出したため、肺がちぢんでおきる病気です。突然の胸痛と呼吸困難をきたします。【呼吸器疾患】

" , "自然治癒力":"

(しぜんちゆりょく)私たちの身体には、健康になろうとするチカラ(自然治癒力)があります。
体の中に侵入したウィルスなどの異物を排除したり。
ケガなどで傷ついた組織を修復し、もとの状態に戻そうとしたり。
健康には欠かせない、大切なチカラです。

①自然治癒力が低下すると...
●ケガが治りにくくなったり、慢性病になりやすくなります。
●体調がすぐれなくなったり、食欲不振、性欲減退がみられるようになります。

②自然治癒力のdown
自然治癒力は、年齢とともに徐々に低下します。
また、ストレス等によっても低下する傾向にあるので、若いからといっても油断は大敵です。

③こんな症状で悩んでいたら、あなたの自然治癒力は低下しています。
□神経痛や肩こりが、ひどくてつらい。
□ケガをすると化膿して、なかなか治らない。
□いつも倦怠感があり、性欲も減退しがち。
□虚弱体質で疲れやすく、貧血ぎみ。
□忙しくて、生活が不規則になりがち。体調をくずしやすく、便秘にもなりがち。
□人間関係や仕事のことで、なにかとストレスがたまりやすい。
□食欲不振が続いている。
□アレルギー性鼻炎や、湿疹などのアレルギー性皮膚炎に悩まされている。
【健康活動よもやま話】

" , "止嗽":"

(しそう)咳を止めることです。【中医学用語】

" , "歯槽膿漏":"

(しそうのうろう)歯そのものではなく歯をささえている周囲の組織がおかされ、歯がグラグラになる病気です。よくみると歯ぐきの一部が赤くなっており、歯をみがいたときや指で押すと出血します。やがて進んでくると歯ぐきが下がって歯が伸びたように見えたり、歯と歯の間に隙間ができます。そして歯がぐらついてきて、物がかみにくく感じます。また、歯と歯ぐきの間から出てくる膿のため、口臭を伴うこともあります。【口腔科疾患】

" , "止帯":"

(したい)下り物(おりもの)を止めることです。【中医学用語】

" , "七情":"

(しちじょう)外からの刺激に反応して起る七種類の感情;喜・怒・憂・思・悲・恐・驚のことです。【中医学用語】

" , "七情内傷":"

(しちじょうないしょう)七情が限度を超えたため、体の機能や気・血・津液などを消耗したり調和を乱します。【中医学用語】

" , "弛張熱":"

(しちょうねつ)発熱時、1日中の体温の高低の差が摂氏1度以上ある熱型です。【漢方症状】

" , "湿":"

(しつ)六気;風・寒・暑・湿・燥・火のひとつで気候に関係します。夏と秋の間の73日を長夏といい湿はこの季節に最も多くなります。① 外湿(がいしつ);六淫の邪の一つ。季節の変わり目に多く発生し、人体に余分な水分を停滞させる。② 内湿(ないしつ);内生五邪の一つ。脾・腎などの機能障害により水分の代謝が悪くなり、余分な水分を停滞させる。【中医学用語】

" , "実":"

(じつ)体に必要がなく有害な発病因子の存在する状態です。【弁証論治】

" , "止痛":"

(しつう)痛みを止めることです。【中医学用語】

" , "実火":"

(じっか)陽実証の炎症、充血、発熱で寒剤を用いて治します。【中医学用語】

" , "実寒":"

(じっかん)外から侵入した寒が体内の陽気を阻害する病態です。【弁証論治】

" , "実虚":"

(じっきょ)病勢(病気の勢い)についての分類です。病邪(病気の原因になる要素)の勢いと体力との比較です。実証;体力(抵抗力)が強くて病邪が強い場合です。虚証;抵抗力が弱くて病邪が強いまたは弱い場合です。【弁証論治】

" , "衄血":"

(じっけつ)鼻血です。【中医学用語】

" , "失語症":"

(しつごしょう)言葉がつかえたり、同じ音を繰り返して、言葉がスムーズに話せなくなります。また、文字を書いたり理解する機能が同時に障害されることがしばしばあります。【精神科疾患】

" , "湿邪":"

(しつじゃ)外環境に似たものを体内環境で想定し、そのうちの湿気が発病因子となることです。湿気の多い季節や環境で受けやすいです。【中医学用語】

" , "実証":"

(じっしょう)外からの病邪侵入、ストレス、体内から病理産物としての発病因子が生まれ、それらの病邪が引き起こす病変です。すなわち、正気は不足していないのに病邪が旺盛で病気になる状況です。他に体や見かけや程度の強さ、大きさ、多さなどについて言う事もあります。【弁証論治】

" , "湿疹と皮膚炎":"

(しっしんとひふえん)湿疹(くさ)と皮膚炎(かぶれ)は、もっとも多い病気です。欧米では両者を厳密に分けにくいので、湿疹皮膚炎と呼んでいますが、わが国では、その主たる原因が内因性の場合に湿疹、外因性の場合、皮膚炎という傾向に今なお慣習上呼んでいるようです。急性湿疹は最初、境界のはっきりしない発赤(紅斑)とほてり(局所熱感)が生じ、強いかゆみで始まります。ついで、小さなぶつぶつ(丘疹)ができ、さらに進むと、小さな水ぶくれ(小水疱)となったり、化膿(膿疱)したりします。やがてこれらが破れて分泌し、びらんやかさぶた(痂皮)を形成しますが、分泌が減少してくると、かさぶたがしぜんにとれて治癒します。【皮膚科疾患】

" , "湿疹・皮膚炎の生活改善":"

(しっしんひふえんのせいかつかいぜん)湿疹・皮膚炎では、生活改善も治療の柱となります。次の4つのことを心がけましょう。自然治癒の方向へ導くことが大切です。①和食を中心に、腹八部目までとし、食べ過ぎないようにしましょう。 ②清涼飲料水、チョコレート、クリーム、ケーキなどの甘いもの、スナック菓子などは、取りすぎないようにしましょう。 ③趣味を楽しんだり、息抜きをするなど、ストレスにうまく対応するようにしましょう。汗をかくと、かゆくなりますが、適度なスポーツを楽しむことも大切です。 ④規則正しく生活しましょう。夜更かしを避け、一定の睡眠時間を確保することが自律神経の安定につながります。【皮膚科疾患】

" , "湿・痰飲・水腫":"

(しつたんいんすいしゅ)津液の輸布と排泄に障害が発生すると、津液が停滞して異常な水液となり、新たな病邪に転化します。軽度なものを湿あるいは水湿、程度が進んで所在が確定できるようになったものを痰飲・水腫といいます。【弁証論治】

" , "失調":"

(しっちょう)物事の調子が狂うことです。【中医学用語】

" , "湿熱":"

(しつねつ)体の余分な水分が熱を帯びた状態のことです。湿邪+熱邪が発病因子となったものです。【弁証論治】

" , "実熱":"

(じつねつ)外からの熱邪の侵襲、ストレス、飲食の不摂生による熱の発生などの症候です。(実火)【弁証論治】

" , "湿痺":"

(しつび)体内の余分な水分が原因で起きた手足のしびれのことです。【中医学用語】

" , "実脈":"

(じつみゃく)脈の強さ(おし込んだ指にたいしてはねかえる弾力)が、強い脈です。【漢方症状】

" , "指定医薬品":"

(していいやくひん)薬剤師だけが取り扱う医薬品として厚生大臣が指定したものです。
「薬理作用が激しく、使用に注意が必要なもの(例えば抗生物質)」、「品質の経時変化がしやすいもの(例えばインシュリン)」、「副作用が強いもの又は副作用の発現頻度が高いもの(例えば毒薬)」、「販売の際に服用方法等の指示を必要とするもの(例えばH2ブロッカー)」等です。
昭和36年以前に薬種商の資格をとったお店では、ほとんどの指定医薬品を販売することができます。
【お薬よもやま話】

" , "歯肉炎":"

(しにくえん)歯頸部に付着するプラーク(歯垢)が原因となって発生します。プラークは細菌の塊で、細菌の出す毒素や酵素の作用によって歯肉に炎症をおこします。【口腔科疾患】

" , "歯肉増殖症":"

(しにくぞうしょくしょう)抗てんかん薬の副作用によって歯肉がかたくはれるもので歯肉炎の一種です。【口腔科疾患】

" , "滋肺":"

(じはい)肺の潤す力のことです。【中医学用語】

" , "紫斑病":"

(しはんびょう)初め、皮膚[すねや胸]に小さな赤い点があらわれ、ときにはそれが、大きな青あざになります。このような皮下出血のほかに、しばしば鼻や歯ぐきからの出血、血尿をみることもあります。また、女性では月経量がふえたり、月経時以外に出血することもあります。【皮膚科疾患】

" , "脂肪肝":"

(しぼうかん)健康なときの肝臓は、中性脂肪を1%程度含んでいる。脂肪肝は、中性脂肪が10%以上蓄積された状態のことをいう。酒の飲みすぎ、カロリーの過剰摂取などにより、脂肪肝となる。病気ではないが、そのままにしておくと肝機能障害を引き起こす。【健康活動よもやま話】

" , "滋補肝血":"

(じほかんけつ)肝血を補って肝を強化することです。【弁証論治】

" , "霜腹":"

(しもばら)霜や雪の日に冷えて起こる腹痛や下痢のことです。【中医学用語】

" , "シモンズ病":"

(しもんずびょう)分娩の際の出血が原因で、下垂体への血液の流れがとだえたために、下垂体組織が破壊されておこるものと考えられています。下垂体や視床下部の病気のために、すべての下垂体ホルモンの分泌が低下した場合をシモンズ病といいます。【産・婦人科疾患】

" , "邪":"

(じゃ)体に必要がなく、有害な発病因子です。外から侵入するものと体内から生じる病理産物があります。【弁証論治】

" , "瀉火":"

(しゃか)熱の過剰な状態を改善することです。【中医学用語】

" , "弱視":"

(じゃくし)目に、病気がないのに、矯正視力がわるいことをいいます。【眼科疾患】

" , "積聚":"

(しゃくじゅう)腹中の腫瘤です。【中医学用語】

" , "若年性関節リウマチ":"

(じゃくねんせいかんせつ)小児にみられる関節リウマチを若年性関節リウマチと呼び、成人にみられる慢性関節リウマチと区別されます。【小児科疾患】

" , "芍薬":"

(しゃくやく)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "斜頸":"

(しゃけい)筋性・炎症性・外傷性・眼性・骨性・習慣性に分けられますが、一般には筋性斜頸(しゃけい)をいいます。しこりのある側と反対のほうに顔を曲げ、その方向ばかり向いて寝ます。しこりは生後5日頃から発生し、3週間くらいまで大きくなります。その後、柔らかく、小さくなり、6ヶ月から1年で90%が自然に治ります。原因は、分娩時の影響で首の筋肉にしこりを生じ、筋肉が短縮して首が曲がってくるためです。【小児科疾患】

" , "瀉剤":"

(しゃざい)病気を攻撃するのに用いる薬方です。作用が激しく薬味も少ない傾向があります。←→補剤。【中医学用語】

" , "斜視":"

(しゃし)両方の目で同時に同じものがみられず、片方の目の視線がはずれてしまっている状態をいいます。【眼科疾患】

" , "瀉実":"

(しゃじつ)邪気の旺盛な状態を改善することです。【中医学用語】

" , "蛇床子":"

(じゃしょうし)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "邪正相争":"

(じゃせいそうそう)病邪が体の正気と争うことです。【中医学用語】

" , "瀉下法(下法・攻下法)":"

(しゃっかほう(かほう・こうかほう))糞便を排出させることによって病邪を駆除することで、単に便通をつけることではありません。病邪が裏にとどまって裏実を形成した場合にはすべて瀉下法(下法・攻下法)を行って良いです。【中医学用語】

" , "瀉熱":"

(しゃねつ)熱の過剰な状態を改善することです。【中医学用語】

" , "縦隔":"

(じゅうかく)縦隔とは、胸骨から脊柱までの空間のことを指し、このなかには、心臓、大血管、食道、気管、リンパ節、神経などがあります。縦隔に起こる病気のなかで最も重いのは、縦隔腫瘍です。この病気の初期では、これといった自覚症状はありませんが、腫瘍の増大につれて、呼吸困難や、顔や首にむくみが起こります。【循環器系疾患】

" , "柔肝":"

(じゅうかん)肝の機能を高めることです。肝血を補い、肝気を伸びやかにし回復させることです。【中医学用語】

" , "周期性嘔吐症":"

(しゅうきせいおうとしょう)自家中毒症ともよばれます。2~10歳の子供に発症し、疲れ、かぜ、精神的緊張などが原因となって、年に数回、嘔吐をひんぱんにくり返します。やせ型で神経質な子どもに多く、10歳を過ぎると自然に起こらなくなります。【小児科疾患】

" , "重金属の中毒":"

(じゅうきんぞくのちゅうどく)かん詰めや食器の金属部分が酸性食品に触れて食品と一緒に口に入った場合に起こり、嘔吐、腹痛、下痢を起こし、めまいを伴うこともあります。【消化器系疾患】

" , "重症筋無力症":"

(じゅうしょうきんむりょくしょう)筋力が低下し疲れやすく、手足に力が入らず、使っているうちに弱ってきますが、休むとまた動くようになるのが特徴です。手足以外には、まぶたが下がってきたり、物が二重に見えるという眼筋障害のほか、かんだり飲みこんだりすることができなかったり、声を発することができなくなることもあります。これらの症状が進行し、呼吸筋まひを起こすと大変危険です。【神経・運動器系疾患】

" , "渋精止遺法":"

(じゅうせいしいほう)固渋法の一つで、腎虚による遺精や早漏などを止める治療法です。【弁証論治】

" , "修治":"

(しゅうち)薬草を加工調整する事です。【中医学用語】

" , "渋腸固脱法":"

(じゅうちょうこだつほう)固渋法に一つで、慢性の下痢や失禁を止める治療法です。類語;渋腸止瀉法。【弁証論治】

" , "重鎮安神法":"

(じゅうちんあんじんほう)心神不安の症状を、鉱石、貝殻など重い生薬を用い鎮め安定させる治療法です。【弁証論治】

" , "羞明":"

(しゅうめい)光に弱く、明るい光線で涙がポロポロでる症状です。【漢方症状】

" , "粛降":"

(しゅくこう)肺の機能で、各臓腑へ降ろすという意味があります。下降させることにより、吸気や水分を下方へ移動させることです。体内に清気を採り入れることをいいます。採り入れた清気は下降して気道を清潔に保ちます。また、大腸の蠕動運動を促します。【中医学用語】

" , "宿疾":"

(しゅくしつ)持病、古くからの病気のことです。【中医学用語】

" , "縮尿法":"

(しゅくにょうほう)固渋法の一つで、腎虚による遺尿、夜尿を止める治療法です。【弁証論治】

" , "主証":"

(しゅしょう)証を判断する上で特徴的かつ必発する症状です。←→客証。【弁証論治】

" , "受盛の官":"

(じゅせいのかん)小腸を指し、脾胃で消化吸収した飲食物の残渣から、さらに水分と固形物を分け膀胱や大腸に送る機能です。【漢方症状】

" , "出血":"

(しゅっけつ)出血そのもののことです。【弁証論治】

" , "主婦湿疹":"

(しゅふしっしん)主婦など水仕事をする人によくみられる皮膚病なので、このようによばれています。症状は、指があれ、ひどくなると皮膚が硬くなって指紋がなくなり、亀裂を生じます。また、つめの形がかわってしまうこともあります。かゆみを伴うことも少なくありません。【皮膚科疾患】

" , "潤喉":"

(じゅんこう)咽(のど)を潤すことです。【中医学用語】

" , "潤燥":"

(じゅんぞう)乾きの状態を改善することです。【中医学用語】

" , "潤腸":"

(じゅんちょう)腸内の水分不足を改善して、便秘などを治すことです。【中医学用語】

" , "潤肺":"

(じゅんぱい)空咳(からせき)など肺の乾燥した状態を改善することです。【中医学用語】

" , "暑":"

(しょ)六気(風・寒・暑・湿・燥・火)のひとつで気候に関係し、夏に出現します。六淫の邪の一つ。夏、熱い地域に限定される熱系の邪気。【弁証論治】

" , "証":"

(しょう)中医学(漢方)の分類による体質、症状のことです。証とは、中医学(漢方)の生理観と病理観を基にした病気がどういう種類かということです。病気の症状です。また漢方的診断と治療法です。患者の症状や体質などを検討し病態の本質を検討した結果、それに対応する薬方名を付して○○湯証といいます。【弁証論治】

" , "止痒":"

(しよう)痒み(かゆみ)を止めることです。【中医学用語】

" , "四要":"

(しよう)病位の内外概念です。衛分(エブン);防衛。気分;元気が冒される。営分;営養状態の異常。血分;血液が犯され全身に病邪が回る。【弁証論治】

" , "滋養":"

(じよう)からだの栄養となることです。また、そのものを指すこともあります。【中医学用語】

" , "少陰":"

(しょういん)臓腑・経絡のうち臓に属する陰経のひとつです。【中医学用語】

" , "少陰病":"

(しょういんびょう)苦痛は少ないが気力が衰え、寝たり横になっている病状です。【弁証論治】

" , "相火":"

(しょうか)腎で生成され、肝で旺盛になり、臓腑を温め機能を推進することです。【中医学用語】

" , "消化性潰瘍病":"

(しょうかせいかいようびょう)潰瘍は胃液が自分の胃の壁を消化することによっておこります。【消化器系疾患】

" , "消渇":"

(しょうかつ)咽(のど)が渇き水分を欲しがり、排尿回数も多い、糖尿病の症状に似ています。【中医学用語】

" , "消渇病":"

(しょうかつびょう/しょうかちびょう)糖尿病のことです。【漢方症状】

" , "傷寒":"

(しょうかん)風寒の邪を感受することで発病することです。←→温病。【弁証論治】

" , "上気道":"

(じょうきどう)呼吸器系の鼻腔・咽頭・喉頭などの総称です。【中医学用語】

" , "上逆":"

(じょうぎゃく)気が下腹から上部へ発作的に突き上げてくる症状です。【中医学用語】

" , "生姜":"

(しょうきょう)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "症候性多汗症":"

(しょうこうせいたかんしょう)汗を異常に分泌する症状を多汗症といい、局所性のものと全身性のものがあります。局所性の多汗症は、大部分がもともと汗をかきやすい体質であることに、精神的なストレスが加わって起きるもので、そうした場合では病気と考える必要はありません。全身性の多汗症も同様で、ほとんどが体質的なものですが、ときには病気が原因で多汗症になるときがあります。これが症候性多汗症です。【精神科疾患】

" , "猩紅熱(溶連菌感染症)":"

(しょうこうねつ)溶連菌がのどに入ることで発症するのが多いのですが、傷口ややけどなどによりうつることもあります。潜伏期は2~5日で、高い熱が出て24時間くらいで発疹が出てきます。発疹は、はしかよりずっと小さく、けし粒くらいです。これが皮膚一面に出るので皮膚が真っ赤にみえます。かゆみのあることもあります。A群β(べーた)溶連菌と呼ばれる菌が原因となって飛沫感染します。法廷伝染病なので隔離入院して治療を行います。【小児科疾患】

" , "硝酸エコナゾール":"

(しょうさんえこなぞーる)抗真菌成分です。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞膜透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示します。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合されます。【皮膚科疾患】

" , "硝酸ミコナゾール":"

(しょうさんみこなぞーる)抗真菌成分です。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞膜透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示します。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合されます。【皮膚科疾患】

" , "消腫":"

(しょうしゅ)腫れ(はれ)、腫れ物を消すことです。【中医学用語】

" , "消暑":"

(しょうしょ)暑さによる症状を改善することです。【中医学用語】

" , "上衝":"

(じょうしょう)気の上昇(のぼせ、イライラ、興奮、緊張、不安、不眠、頭痛、咳、めまい、動悸)のことです。【弁証論治】

" , "上焦":"

(じょうしょう)横隔膜より上部です。心・肺【弁証論治】

" , "小食":"

(しょうしょく)生まれつき、食が細い場合もありますが、食事の時間が不規則だったり、精神的ストレスが原因となることもあります。【小児科疾患】

" , "消食":"

(しょうしょく)消化不良を改善することです。【中医学用語】

" , "消食導滞法":"

(しょうしょくどうたいほう)食物の停滞によって起こる腹満、食欲不振、ゲップ、吐き気などに対する治療法です。【弁証論治】

" , "昇清":"

(しょうせい)脾の機能で、上へあげるという意味があります。消化された飲食物のうち滋養物、清を上方の肺に送る脾胃の機能のことです。すなわち、清と濁に分けられた飲食物を脾の昇清作用によって上焦へ上げることです。【中医学用語】

" , "掌蹠膿疱症":"

(しょうせきのうほう)手のひらや足の裏だけに、小さな水疱ができ、かゆみを伴うといえば、まず水虫を考えますが、水虫と違うのは、水疱ではなく膿疱[なかに黄白色の膿がある]であることです。膿疱は数日で乾燥して褐色になり、1週間ぐらいでカサブタとなり皮がむけてきます。このように、一応は1週間前後でよくなるようにみえますが、実はそうではなく、次々とできて広がっていきます。【皮膚科疾患】

" , "条達":"

(じょうたつ)全身の機能を伸びやかにする肝の働きのことです。【中医学用語】

" , "小腸":"

(しょうちょう)六腑の一つで、脾胃で消化吸収した飲食物の残渣から、さらに水分と固形物を分け、膀胱や大腸に送ります。【中医学用語】

" , "舒鬱":"

(じょうつ)鬱状態を取り去ることです。【中医学用語】

" , "消導":"

(しょうどう)消化不良を改善することです。【中医学用語】

" , "蒸騰":"

(じょうとう)蒸されて(むされて)水蒸気のように立ち昇ることです。【中医学用語】

" , "蒸騰気化":"

(じょうとうきか)水分を温めて蒸気のように全身に巡らせる腎の機能です。【中医学用語】

" , "小児自閉症":"

(しょうにじへいしょう)2歳頃からはっきりわかる場合が多く、自分だけの世界に閉じこもり、周囲の人たちに対する関心が薄く、人間的交流を持ちたがらないなどのほか、言語発達の遅れ、会話でのオウム返しなど独特な病的精神状態のことをいいます。【小児科疾患】

" , "小児糖尿病":"

(しょうにとうにょうびょう)大多数は、インスリン依存性糖尿病と呼ばれるもので、生涯にわたって毎日インスリン注射を必要とします。一方、成人病の1つであるインスリン非依存性糖尿病も、近年、小児にもふえつつあります。これは過食と肥満が病気の進行に大きな要因となっていることが指摘されています。【小児科疾患】

" , "昇発":"

(しょうはつ)肝の機能です。春に若芽が伸びるように体の上部や外に向かう肝の働きです。肺の粛降に対して上へあげることをいいます。気を昇発するというように使用します。【中医学用語】

" , "昇発疏通":"

(しょうはつそつう)全身の機能を、のびのびと滞りなく行う肝の機能です。【中医学用語】

" , "小腹":"

(しょうふく)下腹部の事です。その周辺に、しこりや圧痛があるのを小腹急結と言いオ血の診断を下します。【中医学用語】

" , "小腹拘急":"

(しょうふくこうきゅう)臍の下の筋肉が硬くつっぱることです。腎虚の証とされます。類語;臍下拘急。【弁証論治】

" , "小腹不仁":"

(しょうふくふじん)臍の下に力が入らず、軟弱無力になることです。腎虚の証とされます。類語;臍下不仁。【弁証論治】

" , "小便不利":"

(しょうべんふり)小便が出難い、尿量減少のことです。。←→小便自利。【中医学用語】

" , "消法":"

(しょうほう)食滞、於血、病理産物などを取り除く治療法です。【中医学用語】

" , "生薬":"

(しょうやく)生薬というのは、薬効のある自然物、多くは草根木皮です。ジギタリスはヨーロッパ生薬から抽出されています。エフェドリンは麻黄(まおう)という生薬から、サルチル酸は柳の枝、モルヒネやパパべリンがケシの実からです。生薬の薬効は、何千年もの間にわたって大勢の人々がのんで経験し、その安全性が確かめられています。しかも、その経験はラットやマウスなど動物実験でなく、貴重な人体の経験です。従って、効果のないものや副作用のあるものは自然淘汰され、現在ではほとんど使用されていないのです。【生薬よもやま話】

" , "消瘍":"

(しょうよう)できものを消すことです。【中医学用語】

" , "少陽":"

(しょうよう)臓腑・経絡のうち腑に属する陽経のひとつです。【中医学用語】

" , "昇陽":"

(しょうよう)陽気の不足による内臓下垂の状態を改善することです。【中医学用語】

" , "少陽病":"

(しょうようびょう)半表半裏(横隔膜に隣接する臓器)の病気。口苦、のどの乾き、眩暈、胸脇苦満、往来寒熱などの症状が見られます。小柴胡湯で代表される方剤の適応症です。【弁証論治】

" , "擾乱":"

(じょうらん)入り乱れて騒ぐことです。また秩序をかき乱すことです。【中医学用語】

" , "上腕神経叢まひ":"

(じょうわんしんけいがいまひ)オートバイ事故で肩をついて倒れたり、首を強く横に曲げることにより起こります。【神経・運動器系疾患】

" , "助運":"

(じょうん)消化機能を高めることです。【中医学用語】

" , "舒肝":"

(じょかん)鬱状態の肝の機能を良くすることです。【中医学用語】

" , "舒筋":"

(じょきん)筋肉の動きを伸びやかにすることです。【中医学用語】

" , "食間":"

(しょくかん)食後2~3時間をさします。【お薬よもやま話】

" , "食滞":"

(しょくたい)飲食物が停滞し、腹満、食欲減、腐臭あるゲップ、吐き気などを呈する症状です。【中医学用語】

" , "食滞胃脱(胃中停食)":"

(しょくたいいだついちゅうていしょく)飲食の不節制による消化不良症で、消化管内に食物が停滞したものです。軽度のものを「傷食」、やや重いものを「腸胃積滞」といいます。このほか、脾胃が本来虚弱なために、ふつうに飲食していても食滞が発生することがあり、これを「脾虚挾食」と呼びます。【弁証論治】

" , "食中毒":"

(しょくちゅうどく)食中毒のほぼ9割までが、細菌によるものであることがわかっています。予防としては、調理の前によく手を洗い、食事前は動物の体をはじめ、不潔なものには絶対に手を触れないようにすることが大切です。食中毒とは、食物や飲み物が原因で健康に害を及ぼすことをいいます。公衆衛生の向上で伝染病は激減したものの、食中毒は近年、増え【消化器系疾患】

" , "食中毒の予防対策":"

(しょくちゅうどくのよぼうたいさく)食中毒予防の三原則は、1.清潔(細菌を付けない)、2.迅速(細菌を増やさない)、3.加熱(細菌を殺す)です。 この三原則を徹底して、家庭から食中毒をなくし、家族の健康を守りましょう。【消化器系疾患】

" , "食道炎":"

(しょくどうえん)胸やけを起こしたり、物を飲み込むときに、胸骨の後ろあたりに痛みを感じます。特に、硬い物を食べると、食道上部に詰まった感じがして、ときには狭心症の発作と間違えることがあります。【口腔科疾患】

" , "食道狭窄":"

(しょくどうきょうさく)強酸や強アルカリを誤って飲んだときに起こります。飲んだ直後に、激しい灼熱感がのどや胸部、腹部を襲います。その後、1週間から、長くても1か月後に、食物が胸につかえるようになります。【口腔科疾患】

" , "食道静脈瘤":"

(しょくどうじょうみゃくりゅう)食道の静脈が、次第に拡張し、弱い部分がふくらんで薄くなり、蛇行しはじめ、ついには食道粘膜側の血管が、数珠状にふくらんできます。したがって、かたい物を食べたり、ちょっとせきをしただけでも、その部分が、簡単に破れて大出血を起こし、きわめて危険な状態に陥ることがあります。【口腔科疾患】

" , "食道裂孔ヘルニア":"

(しょくどうれっこうへるにあ)胃の噴門部(胃の最上部で細い管様の部分)が横隔膜より少し上に上がってしまう病気をいいます。胃液の逆流が続いたときや、胃の全切除術の後に、しばしば起こります。逆流性の場合には、横になっても楽にならず、胸やけがいっそうひどくなります。就寝時には、背を少し高くしてからだを起こすような形をとることが大切で、コーヒー、アルコール、たばこなどの刺激物を避け、食事は、一度にたくさん食べず、少量を数回に分けてとらなければいけません。発作は水分を一度にたくさん飲むとおさまります。【消化器系疾患】

" , "食物アレルギー":"

(しょくもつあれるぎー)青身の魚や、えび、かに、貝類などを食べると、腐っていたわけでもないのに、急に具合いが悪くなり、吐いたり、おなかが鳴ったり、腹痛、下痢を起こしたりすることがあります。ときにはからだじゅうにじんま疹ができたり、ひどいときには、口に触れただけでも唇がビリビリしびれたりします。【消化器系疾患】

" , "徐痙":"

(じょけい)痙攣(けいれん)を治すことです。【中医学用語】

" , "暑湿":"

(しょしつ)夏の炎暑による暑邪と、内外の湿気が結びついたものです。【中医学用語】

" , "除湿":"

(じょしつ)体内の余分な水分を排出させることです。【中医学用語】

" , "女子胞":"

(じょしほう)女性の内性器系で、月経、受胎、妊娠、分娩を行う。類語;血室・子宮【漢方症状】

" , "暑邪":"

(しょじゃ)夏の炎暑が引き起こす熱性疾患の病因です。湿邪を伴うことが多いです。【中医学用語】

" , "女性ホルモン":"

(じょせいほるもん)卵巣から分泌される女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。特に、エストロゲンは女性らしい体型を作り、排卵などの生殖機能も支配しています。このように、エストロゲンは女性の体に対して大きな影響力を持っています。閉経に向かう更年期には、このエストロゲンの分泌量も低下しますが、これが更年期障害を引き起こす最も大きな要因とされています。【産・婦人科疾患】

" , "除滞":"

(じょたい)水分や血液の流れの滞りを改善することです。【中医学用語】

" , "除痰":"

(じょたん)痰を除くことです。【中医学用語】

" , "除中":"

(じょちゅう)死の直前に一時的に食が進み、病状が軽快したかのように見えることです。【中医学用語】

" , "徐煩":"

(じょはん)イライラを改善することです。【中医学用語】

" , "助陽":"

(じょよう)温める力を高めることです。【中医学用語】

" , "自律神経失調症":"

(じりつしんけいしっちょうしょう)汗が出ない、体温調節の異常、低血圧などのほか、性欲の減退や夜尿、失禁、失神などの症状が起こります。私たちの内臓は休み無く働いていますが、その作業はいちいち脳の指示によって行われているわけでなく、交感神経と副交感神経からなる自律神経によって調整されています。自律神経失調症は、その自律神経の調整が円滑にいかなくなって、様々な症状が現れる病気です。【神経・運動器系疾患】

" , "痔瘻":"

(じろう)肛門周囲膿瘍の後、膿の通り道になる瘻孔ができる病気です。瘻孔から膿が出るので、肛門の周りはベタベタしはじめ、1日のうちに何度も下着を取りかえなくてはならないほどです。ふだんは、膿が出るだけで痛みはありませんが、膿がたまって炎症が起こると発熱を伴って痛みます。しかし、膿がトンネルから外に出ると、痛みは感じません。【消化器系疾患】

" , "脂漏性皮膚炎":"

(しろうせいひふえん)一般に黄色みをおびた赤い炎症があり、かゆみを伴います。これは、皮膚腺が多く、活発な部分、たとえば鼻のわきや頭髪部の地肌などに起こります。【皮膚科疾患】

" , "白なまず":"

(しろなまず)原因は、皮膚の中にある色素を作る細胞の働きが停止するためで、どちらかといえば中年以上になって、できやすい傾向があります。【皮膚科疾患】

" , "白なまず(尋常性白斑)":"

(しろなまず(じんじょうせいはくはん))皮膚の一部が白くなる病気で、メラニン色素をつくる細胞の働きが低下するために起きます。治療法としては、オキソラレンのローションまたは軟膏を塗るのが一般的です。どちらかといえば中年以上になって、できやすい傾向があります。【皮膚科疾患】

" , "心":"

(しん)五臓の一つで、精神、意識、思考など高度の精神活動を行う。血液の循環や血液の生成を行う。【弁証論治】

" , "腎":"

(じん)五臓の一つで、精を貯蔵し、水液代謝を行う。精から髄を生み脳や骨、歯を涵養する機能を持つ。【弁証論治】

" , "腎陰虚":"

(じんいんきょ)腎の陰液不足によるもので、腎虚の症候以外に熱証(虚熱)を呈します。【弁証論治】

" , "腎盂腎炎":"

(じんうじんえん)高熱を発し、腰痛、尿の混濁などが起こります。が、なかには、微熱程度か無熱で膀胱炎(頻尿、排尿痛、尿の混濁)の症状がみられることもあります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "津液":"

(しんえき)からだに必要な水分を “津液” といいます。体の正常な状態の水分で臓腑、組織、器官に滋養を与えそれぞれが円滑に機能するように助けます。陰津・水液・水津・水湿などの別称があります。【弁証論治】

" , "津液不足(津虚)":"

(しんえきふそく(しんきょ))津液による滋潤作用の不足で、乾燥の症候がみられる、組織液の不足です。燥邪を感受して急性の脱水症状を呈するものが外燥で、燥邪犯肺ともいわれます。
熱邪によって高熱・発汗・炎症とともにしだいに脱水を生じる場合、激しい下痢や嘔吐・出血過多があります。利尿剤などによる尿排泄過多。慢性病などによって発生する津液不足が内燥で、やや軽度のものを「傷津」、重いものを「傷陰」あるいは「脱液」といいます。
【弁証論治】

" , "腎炎":"

(じんえん)腎臓の皮質にある糸球体は血液をろ過する装置です。この部分に炎症を起こすのが腎炎で、急性、亜急性、慢性などに分類して治療が施されます。腎炎の症状としてよくみられるものは、血尿、タンパク尿、浮腫(むくみ)、血圧の上昇、心臓肥大などで、広範囲にわたって障害が現れます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "辛温解表法":"

(しんおんげひょうほう)辛温の薬で温め風寒の邪を体表から発散させる治療法です。悪寒、頭痛、発熱を治します。類語;祛風散寒法(きょふうさんかんほう)。【弁証論治】

" , "心下":"

(しんか)胃部、みずおちです。【漢方症状】

" , "心火":"

(しんか)心火;心の機能が過亢進して熱を帯びると焦燥、不眠、口内炎動悸などが起ります。【漢方症状】

" , "心火旺(心火上炎・心炎亢盛)":"

(しんかおうしんかじょうえんしんえんこうせい)心の陽気の過亢進状態で、中枢神経系の亢奮・自律神経系の過亢進・異化作用亢進・副腎髄質機能の亢進などによって生じると考えられます。
精神的な原因・刺激物の摂取過多などによることが多い、はげしい熱症(実熱)が特徴で、虚証の症候はみられません。
【弁証論治】

" , "心下悸":"

(しんかき)心下部の動悸、胃の水滞によって起る事が多いです。【漢方症状】

" , "心下逆満":"

(しんかぎゃくまん)下から心下部に向かって突き上げられる充満感です。【漢方症状】

" , "心下痞":"

(しんかひ)心下部(みぞおち)の支えです。【漢方症状】

" , "心下痞硬":"

(しんかひこう)心下部(みぞおち)がつかえて硬いことです。【漢方症状】

" , "心下悶":"

(しんかもん)心下部(みぞおち)がつかえて硬いことです。【漢方症状】

" , "真寒仮熱":"

(しんかんかねつ)真は寒であるが見かけは熱状を呈します。このため寒剤を与え逆治してはならないです。四逆湯の証として知られています。【中医学用語】

" , "心悸":"

(しんき)心臓が躍り動悸して不安になる病証です。多くは瞬間的で、情緒不安定あるいは過労によって発作がおこります。本病の発生は精神的原因の他に、心血の不足・心陽の虚弱・腎陰の虧損により、あるいは水飲の内停・オ血・痰火によりおこります。【漢方症状】

" , "腎気":"

(じんき)腎の生理機能です。【中医学用語】

" , "心気虚・心陽虚":"

(しんききょしんようきょ)心の陽気の不足による症候で、一般的な気虚・陽虚の症候がみられると同時に、循環障害・心拍動の異常・中枢神経系の興奮性低下などの症候が現れます。【弁証論治】

" , "腎気虚・腎陽虚":"

(じんききょじんようきょ)腎気虚は、腎気による固摂作用の減退で、泌尿生殖器系の異常があらわれます。とくに副交感神経系の機能低下による障害ではないかと考えられます。老化による機能衰弱・幼児の神経機能未熟・早婚や性生活不節制による消耗などによって生じます。腎陽虚は、腎虚の程度がすすみ「温煎作用」の減退による寒証(虚寒)があらわれたものです。内分泌機能の低下にもとづく同化作用の減弱・循環不良・脳の興奮性低下などによる症候と考えられます。先天的な虚弱・老化・慢性病による消耗などで発生します。腎陽虚は早晩他臓に影響をおよぼし、脾腎陽虚・肺腎陽虚・心腎陽虚などを生じます。【弁証論治】

" , "腎虚":"

(じんきょ)下半身に位置する臓器の働きが低下した状態をさし、様々な全身症状をもたらします。腎の精気不足です。
腎陰虚;陰が虚して相対的に陽が亢進し熱を帯びます。
腎陽虚;陽が虚して冷えや精力減退を伴います。
【弁証論治】

" , "心筋炎":"

(しんきんえん)原因不明の発熱、悪寒、発汗が続きます。この病気はリウマチのほか、もともと心臓の悪い人が、抜歯や扁桃炎をきっかけに起こすことがあります。【循環器系疾患】

" , "心筋梗塞":"

(しんきんこうそく)突然、前胸部に激痛を覚えますが、痛みの強さは狭心症の比ではなく、“焼けるような”とか“えぐられるような”“締め付けられるような”などという言葉で表現されます。狭心症と違ってニトログリセリン製剤は全く効果がありません。発作は30分以上数時間ないし十数時間続くことがあり、患者は苦悶を呈し、冷や汗を流して、“死の恐怖”を覚えます。ただし高齢者では胸痛発作は比較的軽いことがあります。【循環器系疾患】

" , "神経症":"

(しんけいしょう)神経症(ノイローゼ)には次のようなタイプがあります。1.不安神経症2.ヒステリー3.強迫神経症4.抑うつ神経症5.神経衰弱6.離人神経症注意)精神病とは違いますから安心してください。【精神科疾患】

" , "神経性胃炎":"

(しんけいせいいえん)症状としては、胸やけ、むかつき、お腹が張った感じや痛みなど、ふつうの胃炎と同じなのですが、胃の検査をしても特に病気が見つからない場合に『神経性胃炎』と診断されます。【消化器系疾患】

" , "神経性食欲不振症":"

(しんけいせいしょくよくふしんしょう)間脳・下垂体の病気というよりは、心理的な原因で食べることを拒否するため、極端にやせた場合です。ほとんどが思春期の女性で、大人になることへの不安や、ふとることへの恐怖が根底にあるようです。拒食の原因が、表面に現われない家族間の葛藤である場合もあります。最近は小・中学生の女子にも増えてきています。【精神科疾患】

" , "神経痛":"

(しんけいつう)「肋骨にそった痛み」「腰からひざに抜ける痛み」と表現されるくらい、つらい痛みが特徴です。神経のある部位にそって起こります。神経を電線にたとえると、電線が感電を防ぐためにゴムカバーで覆われているように、人間の神経も髄鞘により保護されています。神経痛はカバー役の髄鞘の炎症などにより起こると考えられています。【神経・運動器系疾患】

" , "心血":"

(しんけつ)心が推動する血を指し、全身の栄養と精神活動の基本物質です。【中医学用語】

" , "心血虚・心陰虚":"

(しんけっきょしんいんきょ)心の陰液の不足による症候で、主に精神不安があり、心拍動の異常があり、一般的な血虚・陰虚の症候が見られます。中枢の抑制過程の低下・自律神経系の過亢進・心筋の代謝異常などによる症候と考えられます。【弁証論治】

" , "進行性指掌角皮症":"

(しんこうせいししょうかくひしょう)指先が荒れて皮膚が角質化し、亀裂ができたり指紋がなくなったりします。また爪の形が変わることもあります。多くの場合、手のひら側に限られますが、指先ではときに手の甲側にも広がることがあります。夏の間は症状が軽く、冬になって空気が乾燥すると悪くなるのが特徴です。自律神経障害なども原因と考えられます。【皮膚科疾患】

" , "臣使の官":"

(しんしのかん)心包を指し、心に代わって邪を受け、心の働きを代行することです。【漢方症状】

" , "真珠腫":"

(しんじゅしゅ)慢性中耳炎の一種です。名前はきれいで、痛みもありませんが、気づかぬうちに顔面神経まひやめまい、さらには頭蓋内まで達して、脳膜炎などの合併症を引き起こし、生命の危険さえ招く悪性の病気です。鼓膜の辺縁に穿孔があり、耳だれには悪臭があります。【耳鼻科疾患】

" , "滲出":"

(しんしゅつ)炎症によって血管壁や組織の性質が変化して、血液や組織液が血管外にしみ出ることです。【漢方症状】

" , "滲出性炎症":"

(しんしゅつせいえんしょう)細菌感染などによって起こる炎症の一つです。血管の透過性が高まり、血液や組織液が病巣に出てくるものです。【漢方症状】

" , "滲出性中耳炎":"

(しんしゅつせいちゅうじえん)主な症状は、耳の閉塞感や耳鳴り、難聴で、自分の声が頭に響きますが、痛みはありません。鼓膜をみると奥のほうに落ち込み、中にたまっている液が透けてみえるので、診断がつきます。【耳鼻科疾患】

" , "心腎相交":"

(しんじんそうこう)心と腎が相互に作用し、相互に制約しあって、正常な生理活動を維持することです。腎中の真陽の上昇は、心火を温養し、心火は腎水の泛濫(はんらん)を制して真陽を助け、腎水はまた心火を制し、亢ぶりをおこさないようにし、心陰を益します。この種の関係はまた水火相済ともいいます。【中医学用語】

" , "振水音":"

(しんすいおん)胃に水が溜まっているとき、揺すったり叩いた時などに聞こえる音です。【漢方症状】

" , "新生児黄疸":"

(しんせいじおうだん)新生児黄疸;軽い黄疸が、生後3~4日ごろにみられるのがふつうです。この黄疸は無害でしぜんに消失します。母親と赤ちゃんの血液型が合わない場合に強い黄疸がおこることがあります。とくにRh陰性の女性がRh陽性の男性と結婚し、Rh陽性の胎児ができた場合、初回の妊娠はよいのですが、何回か妊娠をくり返すと、生後まもなく重症の黄疸をおこすようになり、さらに重くなると妊娠中に胎児が大事に至ることもあります。【小児科疾患】

" , "腎精不足(腎虚)":"

(じんせいふそくじんきょ)腎精不足とは、骨格発育不良知力減退・運動能力の発達不良あるいは減退・性機能低下による生長・発育・生殖・栄養代謝・神経機能維持などの機能減退です。【弁証論治】

" , "心臓神経症":"

(しんぞうしんけいしょう)胸痛、動悸などの症状を訴える人の約1割は、器質的な異常のみつからない心臓神経症の患者だといわれています。狭心症など、ほんとうの心臓疾患者が主として胸骨部あたりに“押しつぶされる”ような圧迫感を感じるのに対して、神経症患者は、心臓部に“チクチクとした”痛みを訴えます。呼吸状態についても、前者は“浅く速く”呼吸するのに対して、心臓神経症患者の場合は、一般に“深く大きい”呼吸をし、ときどきため息をつくといった特徴があります。一般に心臓神経症は、比較的神経質の人が、心配事や過労といった外的要因に触発されて発病することが多いものです。【循環器系疾患】

" , "心臓性浮腫":"

(しんぞうせいふしゅ)心臓病でむくみが起こるのは、心不全の疑いがあります。その場合、重力の関係で、立ったり腰かけた姿勢では、足にむくみが起きやすく、また、長く寝ている場合では、身体の下になる部分にむくみが起きやすくなります。【循環器系疾患】

" , "心臓喘息":"

(しんぞうぜんそく)睡眠中、突然息苦しくなったり、からぜきが出ます。ストレスを避け、塩分を減らし、禁酒、禁煙を守りましょう。【循環器系疾患】

" , "心臓弁膜症":"

(しんぞうべんまくしょう)初期には動悸、息切れ、疲労感といった、つい見落とされがちな症状しかあらわれませんが、いったん悪化すると、ちょっとからだを動かしても休みたくなったり、手足にむくみがあらわれたり、せきや血たんが出る、といった症状がみられます。ぜんそく様の発作や、眠れないほどの息苦しさ、桃色の泡がまじったたんが出るようになったら、病状が急に悪くなっている証拠です。【循環器系疾患】

" , "心中懊悩":"

(しんちゅうおうのう)胸脇苦満の一種で、心煩、胸苦しさの度合いの強いものです。【漢方症状】

" , "心中疼熱":"

(しんちゅうとうねつ)心煩はなはだしく痛みや熱を覚えることです。【漢方症状】

" , "心中煩悸":"

(しんちゅうはんき)胸苦しく動悸がすることです。【漢方症状】

" , "身疼痛":"

(しんとうつう)筋肉の疼痛です。【漢方症状】

" , "身熱":"

(しんねつ)悪寒を伴わない熱感です。【中医学用語】

" , "神農本草経":"

(しんのうほんぞうきょう)薬物に関する原典です。前漢(BC202~AD8年)末期に書かれました。365種の生薬を紹介している最も古い生薬の書籍です。【中医学用語】

" , "心煩":"

(しんぱん)胸苦しさ、煩悶感を指します。【漢方症状】

" , "心脾両虚":"

(しんぴりょうきょ)心と脾の機能が同時に落ちた状態です。食欲不振や不眠が起ります。【弁証論治】

" , "心不全":"

(しんふぜん)動悸、息切れ、むくみなどが頻発して、なかなか回復しません。さらに睡眠中、突然息苦しくなったり、からぜきが出たり、夜間の尿量が急にふえはじめます。【循環器系疾患】

" , "心膜炎、心内膜炎、心筋炎":"

(しんまくえん)原因不明の発熱、悪寒、発汗が続きます。この病気はリウマチのほか、もともと心臓の悪い人が、抜歯や扁桃炎をきっかけに起こすことがあります。【循環器系疾患】

" , "心膜炎":"

(しんまくえん)原因不明の発熱、悪寒、発汗が続きます。この病気はリウマチのほか、もともと心臓の悪い人が、抜歯や扁桃炎をきっかけに起こすことがあります。【循環器系疾患】

" , "じんま疹":"

(じんましん)一般に激しいかゆみとともに、赤と白のまだらな発疹があらわれます。【皮膚科疾患】

" , "心明":"

(しんめい)心の機能で、精神、意識、思惟などの高レベルの精神神経活動です。【中医学用語】

" , "心陽":"

(しんよう)心の機能のうち温める働き、温煦作用に重点を置いたものです。【中医学用語】

" , "辛涼解表法":"

(しんりょうげひょうほう)辛涼の薬で冷まし風熱の邪を体表から発散させる治療法です。発熱、咽痛、咽の腫れを治します。類語;祛風清熱法。【弁証論治】

" , "水":"

(すい)体液などを表し、冷えやむくみの症状に関連するものです。【弁証論治】

" , "髄":"

(ずい)腎精から作られ、骨髄は骨格を脊髄は脳を形成します。【漢方症状】

" , "水飲":"

(すいいん)痰飲、胃内停水のことです。【中医学用語】

" , "膵炎":"

(すいえん)何らかの原因で、膵臓に炎症が起きる病気で、その結果、消化液やホルモンの分泌に異常が現れます。いわゆる膵臓痛といって左肋弓のすぐ下から、ちょうどその後ろにかけて、キリキリと差し込むように持続的に痛みます。そして、吐き気や嘔吐、冷や汗、ときには、軽い黄疸などを伴います。また、ひどくなるとショック状態に陥り、顔面蒼白になって血圧が下がり、脈が異常に速く、危篤状態に陥ります。【消化器系疾患】

" , "水逆":"

(すいぎゃく)嘔吐の一種で、口が渇き、尿量が減少し、水を飲んでもすぐに吐き出す。五苓散の証として有名です。【弁証論治】

" , "水気凌心":"

(すいきりょうしん)胃陽が虚したために腎水が温められず、寒が内盛して水剋火の関係(水から火への相剋関係)から心陽が衰弱してしまうことです。【漢方症状】

" , "水穀":"

(すいこく)飲食物のことです。【中医学用語】

" , "水穀の海":"

(すいこくのうみ)飲食物である水分や穀物を溜める胃の別称です。【漢方症状】

" , "水穀の精微":"

(すいこくのせいび)飲食物の消化によって胃で生成され、脾で運ばれる滋養物質のことです。【漢方症状】

" , "水剤":"

(すいざい)水毒の病証に用いる生薬のことです。【中医学用語】

" , "水湿停滞":"

(すいしつていたい)水分の停滞で浮腫(むくみ)、下痢、尿量減少などが起こることです。類語;水毒。【中医学用語】

" , "水臓":"

(すいぞう)水分代謝を主るため、腎臓の別称です。【中医学用語】

" , "水痘(水ぼうそう)":"

(すいとう)水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)による感染症です。接触や飛沫感染によって伝染します。強い伝染力のため、保育園の集団生活で容易にうつってしまいます。冬から春先にやや多く、潜伏期間は2~3週間です。発病すると発疹が胸、腹部から全身に広がり、顔、手足、口腔内や外陰部、まぶたの裏にも見られます。発病は小さな紅斑で始まり、やがてその一部が盛り上がって丘疹となり、さらに水疱となります。【皮膚科疾患】

" , "水道":"

(すいどう)津液の通路である三焦のことです。【中医学用語】

" , "推動":"

(すいどう)気の働きの一つで、血や津液の循環や分布、人体の発育、臓腑や経絡の機能を推進することです。【中医学用語】

" , "水頭症":"

(すいとうしょう)脳脊髄液の産生過剰、脳脊髄液路の閉鎖または狭窄により、脳の中心部の脳室に髄液がたまる病気です。生後1~2ヶ月から頭囲がどんどん大きくなり、脳実質が圧迫損傷されて、発育発達が妨げられます。首のすわりやお座りが遅れ、手足の麻痺や痙攣、知能障害も起きます。頭部が異常に大きくなる場合は早期に検査を受けることが大切です。【脳・神経系疾患】

" , "水毒":"

(すいどく)水の代謝異常で、水が体内に滞る(とどこおる)ものです。主な症状にはむくみや頭重感、動悸、手足の冷えや関節痛などがあります。【弁証論治】

" , "水の上源":"

(すいのじょうげん)肺の別称です。呼吸によって水分を蒸発、発散させ、五臓の中でも上部にあるためです。【弁証論治】

" , "水疱":"

(すいほう)水疱;内部に透明な液体がたまった隆起です。【皮膚科疾患】

" , "髄膜炎":"

(ずいまくえん)激しい頭痛、吐き気や嘔吐が起こり、次第に後頭部から頚部にかけ強く突っ張ったようになり、首が曲がらなくなります(項部硬直)。さらに進行すると手足にけいれんが起こることもあります。【脳・神経系疾患】

" , "頭蓋底骨折":"

(ずがいていこっせつ)耳や鼻、目などから脳脊髄液がもれて水様の出血があります。【脳・神経系疾患】

" , "スキンケア":"

(すきんけあ)大切なことは清浄、保湿、保護、そして紫外線予防(UVケア)です。中でも清浄(クレンジングと洗顔によるダブル洗顔)は最も重要なことです。皮脂腺から出る皮脂は皮脂膜を形成しお肌を外界から守り、正常に保つ大切な役割を果たしますが、その皮脂膜も時間の経過で確実に酸化します。酸化した皮脂膜はくすみの原因を作り、さらに紫外線の影響などにより活性酸素が老化を早めます。〆皮膚年齢と実年齢は明らかに違うものです。クレンジングはメイク落しではなく、皮膚に付着し酸化した皮脂膜をはじめとする油脂性の汚れを落とすものです。一日一回、夜のクレンジングは、あなたのお肌に透明感を与え、皮膚年齢を若返らせるはずです。皮膚年齢の若さを保ちため絶対欠かせないものがクレンジングです。【健康活動よもやま話】

" , "スクアレン":"

(すくあれん)スクアレンの6大作用
①免疫増強作用
からだを守る機能を高める力があります。体を防御する免疫機構の活性を促進したり、働きを調節します。現代免疫学の進歩により、多くの病気が免疫と深く関わっていることがわかってきました。また、老化・長寿と免疫との関係にも大きな注目があつまっています。
②細胞賦活作用
弱った細胞や傷ついた皮膚が丈夫に生まれ変わります。ヒトの体は、約60兆もの細胞から成り立っています。ひとつひとつの細胞は、コレステロールを主な構成成分とする細胞膜で覆われていて、これがないと生きていけません。この良いコレステロールはスクアレンから作られているのです。
③浄化(抗酸化)作用
老化物質の発生を防ぐ力があります。ビタミン類を破壊したり、酵素の作用を失わせるなど、体にとって有害な過酸化脂質ができるのを防ぎます。また、胃機能を強化し、有害物質の排泄を促進するので、血液の浄化が期待されます。
④鎮痛・麻痺作用
痛みをとめる力があります。スクアレンが生体内にある鎮痛物質の活発化を促します。激しい痛みが起きると、この活性化された鎮痛物質が痛覚神経の「痛み信号伝達」を抑えて、鎮痛効果を発揮します。
⑤浸透作用
薬を細胞の深部にまで浸透させる力があります。皮膚は、薬剤などの異物が深部まで浸透しないようバリヤゾーンで防御されています。しかし、スクアレンには1秒間で2.0mmもの浸透力があるため、皮膚の奥の病原菌に対しても効果的。また、薬剤と併用するとその薬剤の効き目を飛躍的に向上させます。
⑥殺菌作用
病原菌を殺す力があります。スクアレン濃度70%で、大腸菌、赤痢菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌、カンジダ菌の発育を阻止することができます。また、みずむしに対しては、濃度10%で効果を現します。
こんな方におすすめします二日酔い、食欲不振やけど、口内炎全身倦怠、虚弱日焼け、痔痛肩こり、神経痛、関節痛にきび、水虫
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "頭眩":"

(ずげん)頭が眩む(くらむ)、眩暈(めまい)のことです。【中医学用語】

" , "頭重":"

(ずじゅう)頭が重く感じられることです。【中医学用語】

" , "頭痛":"

(ずつう)急性の頭痛は、風邪、髄膜炎、脳炎、脳腫瘍、高血圧、ガス中毒、頭部外傷、頭蓋内出血などでおこります。慢性の頭痛は、どんどんひどくなるもの以外は、心配ないのがふつうで、血管性の頭痛(片頭痛)、心因性頭痛などが知られています。てんかんの一種でも、慢性の頭痛がおこることがあります。【循環器系疾患】

" , "スライム(洗濯糊アメーバ)の作り方":"

(すらいむのつくりかた)作るのに必要な物は、PVA洗濯糊。ホウ砂。透明のコップ1個。割りばし1膳。大さじ1個。水彩絵の具。【その他】

" , "寸関尺":"

(すんかんしゃく)手首の脈で一指づつ腕に向かって寸口、関上、尺中の脈とします。この両手首、橈骨の動脈の状態で診断することを脈診といいます。【弁証論治】

" , "精":"

(せい)生命の根本物質で気や血に変化し、成長、老化、生殖、死に直接関わります。腎に貯蔵されるので腎精とも言います。【弁証論治】

" , "清音":"

(せいいん)咽(のど)の調子を整え、発声をスムーズにすることです。【中医学用語】

" , "精液瘤":"

(せいえきりゅう)副睾丸の上方に、のう腫といって、液体がたまった袋状の物ができる病気です。青年期の性機能が盛んな年ごろに多くみられ、痛みや苦痛がないため、特に治療の必要もありません。ただし、親指くらいの大きさになると、圧迫感を覚え、一度液を取っても再発するので根治手術が必要です。【腎・泌尿器系疾患】

" , "清火":"

(せいか)カッカした熱の状態を改善することです。【中医学用語】

" , "臍下悸":"

(せいかき)水滞などが高じると腹部大動脈を圧迫し、その拍動が腹皮まで波及します。水滞の程度によって位置が異なります。【漢方症状】

" , "生活習慣病":"

(せいかつしゅうかんびょう)加齢とともに多発する病気の総称で、これまで成人病と呼ばれていたもの。高血圧、動脈硬化、慢性の肝臓病などは、塩分の摂取過多、酒の飲みすぎ、タバコの吸いすぎなど本人の生活習慣の悪さから招くものであるとして、このような名称が付けられた。【健康活動よもやま話】

" , "清肝":"

(せいかん)肝の機能亢進状態を改善することです。【中医学用語】

" , "精関不固":"

(せいかんふこ)腎の機能失調のため、精を貯蔵できず、遺精、滑精、早漏、夜間頻尿、尿失禁を起します。類語;腎気不固。【漢方症状】

" , "清肝明目":"

(せいかんめいもく)目の働きは肝に関係するので、肝の機能を調節して目の働きを回復させる方法です。【弁証論治】

" , "清気":"

(せいき)肺が呼吸によって得た自然界の空気のことです。【中医学用語】

" , "精気":"

(せいき)腎精と腎から生成する気のことです。【中医学用語】

" , "生肌":"

(せいき)傷あとの再生を促進することです。【中医学用語】

" , "正気":"

(せいき)病邪に対する人体の抵抗力のことです。【中医学用語】

" , "性器いじり":"

(せいきいじり)3~5歳頃にかけてしばしば見られるものですが、ほとんどのお子様は、外遊びや幼稚園の生活などが楽しくなり、遊びに熱中するようになると自然にやめてしまうものです。従ってそれほど大騒ぎしない方が良いです。このために性的に早熟になるようなことはなく、汚れた手で触れて泌尿器に炎症を起こすわずかな例を除いて、実害はあまりありません。【小児科疾患】

" , "精血":"

(せいけつ)一体を構成する基本物質です。生命活動を維持する栄養物質で飲食物から作られます。【中医学用語】

" , "精子侵襲症":"

(せいししんしゅうしょう)精子が副睾丸の周囲の組織に侵入し、慢性的な炎症と、硬いしこりをつくる病気です。症状としては、しこりに触れると軽い痛みを感じる程度で、ほとんど自覚症状がありません。【腎・泌尿器系疾患】

" , "生津":"

(せいしん)唾(つば)を出させて、咽(のど)の渇きを取ることです。【中医学用語】

" , "醒神":"

(せいしん)意識をはっきりさせることです。【中医学用語】

" , "清心":"

(せいしん)心の機能亢進状態を改善することです。【中医学用語】

" , "精神発達遅滞(精神薄弱)":"

(せいしんはったつちたい)何かの原因によって、精神の発達が妨げられ、知能に障害がみられる病気です。知能指数の程度によって、最重度、重度、中等度、軽度というように4段階に分けられています(国際疾病分類)。一般に重症の場合には、けいれんを起こしやすいなど脳の障害や、奇形、内臓の病気などによって、生後まもなく発見されることが多いです。しかし、軽症の場合は、乳幼児健診でも発見されないで、学齢期になって初めて判明することがあります。【精神科疾患】

" , "精神分裂病":"

(せいしんぶんれつびょう)会話などをしていても本人との間に自然な感情の流れがなく、かたい表情の中で何を考えているのか全く見当がつかないといった感じです。一般に、この病気は思春期に発病しやすく、うつ病などの場合と違って身体的な症状はありません。【精神科疾患】

" , "整体観念":"

(せいたいかんねん)人体を部分ごとに分けるのではなく、まるごと見ることです。そして、人間もまた自然界の一部であるという考えです。【中医学用語】

" , "清腸":"

(せいちょう)腸内の積滞物や熱邪を除くことです。多くは寒性の瀉薬を用います。【中医学用語】

" , "清熱":"

(せいねつ)熱をさますことです。身体の内部の熱を冷ますことです。体表の熱の場合は解熱といいます。【中医学用語】

" , "清熱化湿法":"

(せいねつけしつほう)寒涼性の生薬を用い、湿や熱邪、発熱・嘔吐・下痢・尿不利・腹脹を治します。【弁証論治】

" , "清熱解毒":"

(せいねつげどく)解熱と抗炎症の作用のある方法です。【弁証論治】

" , "清熱解毒法":"

(せいねつげどくほう)寒涼性の生薬を用い、熱毒の邪、発赤・腫脹・化膿・高熱を治します。【弁証論治】

" , "清熱瀉火法":"

(せいねつしゃかほう)寒涼性の生薬を用い、熱や火邪(高熱・口渇・顔面紅潮・目の充血・腹満)を除く治療法です。【弁証論治】

" , "清熱涼血法":"

(せいねつりょうけつほう)寒涼性の生薬を用い、火熱が血に及んで出血や発熱するものを除く治療法です。【弁証論治】

" , "醒脳":"

(せいのう)意識をはっきりさせることです。【中医学用語】

" , "清肺":"

(せいはい)肺の熱を持った状態を改善することです。【中医学用語】

" , "生髪":"

(せいはつ)髪の毛の再生を促進することです。【中医学用語】

" , "喘鳴":"

(ぜいめい)ゼイゼイいうことです。【漢方症状】

" , "生理不順":"

(せいりふじゅん)生理をコントロールするホルモンのバランスがくずれることが原因です。精神的ショックやストレスなどが重なることによっても異常が生じることがあります。【産・婦人科疾患】

" , "脊髄炎":"

(せきずいえん)発熱や頭痛、手足の痛みで始まり、下肢の運動まひ、膀胱直腸障害を伴った下半身の感覚まひが起こります。急性脊髄炎の場合は、急速に進行し、重症の場合は四肢の完全まひの状態に陥るまでに、数時間から2日ということもあります。慢性脊髄炎では、徐々に両肢の運動まひが起こりますが、感覚まひは急性の場合のように顕著にはあらわれません。【神経・運動器系疾患】

" , "脊椎すべり症":"

(せきついすべりしょう)分離症を経たすべり症では、ひどくなると足のしびれなどの神経症状があらわれます。【神経・運動器系疾患】

" , "脊椎分離症":"

(せきついぶんりしょう)おもに第5腰椎に起こります。一般に圧痛、運動痛が特徴です。【神経・運動器系疾患】

" , "赤痢":"

(せきり)赤痢患者や赤痢菌の保菌者の便、または菌に汚染された手指、飲食物などによって口から感染します。1~3日間の潜伏期の後、頭痛や悪寒、腹痛などを訴え、吐き気を催します。【消化器系疾患】

" , "せつ":"

(せつ)ぶどう球菌が毛穴から入り、化膿して毛穴の周りにまで炎症を起こしたものをせつといいます。顔にできるものは面疔といわれ、ひどくなると、場所によっては目や口を開けれないほどになり、まれに髄膜炎や敗血症を起こすこともあるので要注意です。【皮膚科疾患】

" , "舌炎":"

(ぜつえん)舌の粘膜にできる炎症性病変の総称で、口内炎の一部のものと舌特有なものとがあります。口内炎の一部のものでは、舌の表面が赤く腫れるカタル性舌炎、潰瘍性舌炎、アフタという円形の潰瘍のできるアフタ性舌炎などがあり、舌特有のものに地図状舌炎やハンター性舌炎などがあります。【口腔科疾患】

" , "泄瀉":"

(せっしゃ)下痢の中で、水を流すように下り、腹痛をあまり伴わない症状のことです。【中医学用語】

" , "接触性皮膚炎":"

(せっしょくせいひふえん)皮膚が化学物質などに接触すると、皮膚炎(かぶれ)を起こすことがあります。症状は、原因によって多少違いますが、たいていはその物質が触れた皮膚の部分に、境界のはっきりした赤みやはれなどの炎症があらわれ、強いかゆみを伴います。【皮膚科疾患】

" , "切診":"

(せっしん)触覚によって診断する方法であり、大別して、触診と脈診に分けられます。○触診;手で病人の身体を触って診断する方法であり、例えば手足の温度を手で検査したり、あるいは、腹部を押さえてそのかたさをみます。○脈診;脈によって診断する方法であり、脈の深さ、速さ、強さを診断します。【弁証論治】

" , "舌苔":"

(ぜったい)舌の上についた苔状の物質で、病邪の性質や部位などを推測する手がかりにします。(舌診)【漢方症状】

" , "泄痢下重":"

(せつりげじゅう)冷えによる下痢のことです。冷飲食によっても起こります。【漢方症状】

" , "ぜにたむし":"

(ぜにたむし)生毛部にできる浅在性白癬です。頭部、手のひら、足の裏、陰茎、股間を除いた皮膚に生じる白癬菌感染症です。

頻度は、全白癬感染症患者さんの約7%にあたります。

環状の皮疹の形状が貨幣(コイン)に似ていることから、ぜにたむしと呼ばれてきました。
【皮膚科疾患】

" , "尖圭コンジローム":"

(せんけいこんじろーむ)ウイルスの感染で起こる病気で、米粒から小豆大のいぼが肛門の内と外にたくさん発生する病気です。初期にはほとんど症状はありませんが、炎症がひどくなると、肛門の周りがいつもジメジメして、不快感を覚え、かゆみや痛みを感じるようになります。【消化器系疾患】

" , "譫語":"

(せんご)うわごとです。【中医学用語】

" , "煎熬":"

(せんごう)汁が無くなるまで煮詰めることです。【漢方症状】

" , "煎じ薬":"

(せんじやく)生薬に含まれる様々な有効成分を熱湯で抽出した内服用の水剤(のみ薬)のことです。生薬に含まれる成分をお湯で煮出すことを「煎じる」といい、刻んだ生薬(キザミ生薬)を煎じて、生薬の成分を煮出したスープ状の液を「煎じ液」といいます。【生薬よもやま話】

" , "染色体異常":"

(せんしょくたいいじょう)受胎時の染色体の異常によって発症します。染色体は遺伝子の集合体で、人間の場合、各細胞に2本ずつ対をなして23対、計46本あります。このうち、22対は男女共通の常染色体であり、1対はXとYで男女で異なり、性を決定する性染色体です。染色体数の過剰、1部または全部の欠損、あるいは染色体の構造に異常があると、いろいろな障害が現れてきます。染色体の異常によって起こる病気としては、常染色体異常ではダウン症候群、性染色体異常では女性にみられるターナー症候群、男性にみられるクラインフェルター症候群などがあります。常染色体異常の場合は知能障害を伴うが、性染色体異常では、知能障害はほとんどないです。【脳・神経系疾患】

" , "全身性エリテマトーデス":"

(ぜんしんせいえりてまとーてす)鼻を中心に両ほほにかけて、蝶が羽を広げたような赤い発疹が出ることで有名です。1週間以上にわたって発熱が続いたり、関節の痛みや皮下結節がみられたり、ときにはたんぱく尿が出て腎臓の病気と間違えられることがあります。【耳鼻科疾患】

" , "喘息様気管支炎":"

(ぜんそくようきかんしえん)ぜんそくに似た症状がみられる気管支炎で、主として乳幼児に起こります。ゼーゼーという喘鳴を起こし、軽い発熱を伴います。せきをすることもよくありますが、比較的元気で、気管支喘息の時のような激しい呼吸困難はめったにみられません。【呼吸器疾患】

" , "先端巨大症":"

(せんたんきょだいしょう)成長ホルモンが下垂体から過剰に分泌されるために起きる病気で、末端肥大症ともいいます。似た病気に、身長が異常に高くなる巨人症があります。手足や下あご、鼻、舌など末端部分が太く、巨大化します。そのため歯と歯の間が開き、下あごが突き出すといった特徴的な顔つきとなり、一見してこの病気であることが診断できます。【代謝性疾患】

" , "前置胎盤":"

(ぜんちたいばん)子宮壁に付着するはずの胎盤が、子宮口をふさいでしまうものです。分娩時に、子宮口が開きはじめると、普通は少量の出血があるだけですが、前置胎盤の場合には、子宮壁と胎盤が少しはがれただけで大出血を起こしてしまいます。輸血をしながら帝王切開によって胎児を出さないと、母体が危険に陥ります。【産・婦人科疾患】

" , "疝痛":"

(せんつう)発作的に起る、刺すような痛みのことです。【中医学用語】

" , "先天性心臓病":"

(せんていせいしんぞうびょう)生まれつきの心臓の形態異常を総称して、先天性心疾患といいますが、このなかには、すぐ手を打たないと新生児期すら乗り越えられないような、重い異常もあります。また、チアノーゼといって、口唇や指先が紫色になるものもあれば、そうならないものもあります。左右の心室の壁に穴のあいている心室中隔欠損症がもっともよくみられますが、この場合も、穴の大きさや、ほかの異常が同時にあるか否かで症状は異なります。【循環器系疾患】

" , "先天性巨大結腸症":"

(せんてんせいきょだいけつちょうしょう)別名ヒルシュスプルング症。出生直後の新生児ががんこな便秘、嘔吐、腹部膨満をきたして、イレウス症状を呈する先天性の病気です。発生率は5000人に1人の割合で男児に多く、ほとんどが出生した病院で発見されます。黄色っぽい胆汁を含む嘔吐で発症することが多いのですが、腹部の膨満から発症することもあります。また、出生直後の胎便排泄が遅れることが多く、がんこな便秘に移行します。【消化器系疾患】

" , "先天性股関節脱臼":"

(せんてんせいこかんせつだっきゅう)股関節が生まれつき脱臼しているもので、女児に多くみられ、家系的に発生しやすいです。痛みがないため赤ちゃん自身は何も訴えず、関節も動くのでうっかりすると見落としてしまいます。片側脱臼と両側脱臼とがあり、片側の場合は、左右の股関節の開き方が違い、脱臼している方の足が短く感じられます。気をつけて見ると、太ももの皮膚のシワが左右対称でなかったり、両膝を合わせると高さが違っていたりすることがわかります。両側の場合は外見からの判断は難しいです。【神経・運動器系疾患】

" , "先天性代謝異常":"

(せんてんせいたいしゃいじょう)特定の遺伝子に先天的に異常があって、その遺伝子に支配される蛋白質の生合成が変化しておこる病気をいいます。【代謝性疾患】

" , "先天性胆道閉鎖症":"

(せんてんせいたんどうへいさちょう)先天的に胆道が閉鎖しているため、胆汁が十二指腸に流れずに黄疸を呈します。生後1か月以内に発熱をともなう黄疸と灰白色便がおもな症状です。早期発見が大切です。【消化器系疾患】

" , "先天性緑内障":"

(せんてんせいりょくないしょう)隅角の発育がわるいために、眼圧が上がる緑内障です。生まれた直後から1歳前後までに発症することが多いのですが、10歳を過ぎてからみつかることもあります。【小児科疾患】

" , "先天の精":"

(せんてんのせい)両親から受け継いだ、生まれつき備わった精のことです。【弁証論治】

" , "先天の本":"

(せんてんのほん)腎を指します。両親から受け継いだ先天の精は腎に貯蔵され、生命の源となります。【弁証論治】

" , "宣肺":"

(せんはい)肺の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "宣発":"

(せんぱつ)肺の機能で、広く発散させて行き渡らせるという意味があります。気・血・津液を全身に巡らせたり、発汗や呼吸を行うことです。口から濁気を外へ出したり、発汗したり、皮膚呼吸で濁気を出すことをいいます。【中医学用語】

" , "宣痺":"

(せんひ)しびれや運動障害を改善することです。【中医学用語】

" , "涎末":"

(せんまつ)「よだれ」のことです。【中医学用語】

" , "前立腺炎":"

(ぜんりつせんえん)悪寒を伴う高熱とともに、頻尿と激しい排尿痛を起こします。病状が進むと、肛門と陰のうの間の会陰部に痛みや重圧感を生じ、排便時には、腰、下腹部、背中、陰部、太ももなどに強く響きます。前立腺がはれ、尿が出にくくなり、ときには尿閉を起こすこともあります。また、食欲の低下やむかつきなどがみられます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "前立腺膿瘍":"

(ぜんりつせんのうしょう)悪寒を伴う高熱とともに、頻尿と激しい排尿痛を起こします。 病状が進むと、肛門と陰のうの間の会陰部に痛みや重圧感を生じ、排便時には、腰、下腹部、背中、陰部、太ももなどに強く響きます。 前立腺がはれ、尿が出にくくなり、ときには尿閉を起こすこともあります。 また、食欲の低下やむかつきなどがみられます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "前立腺肥大症":"

(ぜんりつせんひだいしょう)60歳代以上の男性に多く、一種の老化現象です。初期には、尿の回数が増え、特に夜間何度もトイレに行くようになります。トイレに行っても尿が出はじめるまでに時間がかかり、尿線が細く、勢いが弱くなります。また、出終わるまでの時間が長く、何度もとぎれやすくなります。さらに進行すると、排尿しても全部出きらず、残るようになり、そのため1回の尿量が減り、排尿回数がますますふえてきます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "燥":"

(そう)六気(風・寒・暑・湿・燥・火)のひとつで気候に関係し、秋に出現します。① 外燥(がいそう);六淫の邪の一つ。秋になり空気が乾燥し始めたときに、粘膜や肺を乾燥させ、空咳・肌かさつきなどを引き起こす。② 内燥(ないそう);内生五邪の一つ。慢性病、急な脱水状態、熱性の疾病などで潤い(津液)の消耗が原因。粘膜の乾燥、空咳、便の乾燥など引き起こす。【弁証論治】

" , "そううつ病":"

(そううつびょう)明るく活動的なそう状態から、暗く落ち込んだうつ状態へ、あるいはその逆の方向へと、感情が異常に揺れ動く病気です。精神分裂病が主に理性的な面で障害が現れるのに対し、こちらは主に感情的な面にトラブルが生じる病気です。なおそううつ病は、本来、そうとうつが交互に現れる病気を言いますが、実際にはこうした症例は全体の10%程しかありません。またそうだけが現れるそう病は全体の約5%で、多くはうつ状態だけが現れるうつ病です。【精神科疾患】

" , "相克":"

(そうかつ)相手を抑制する関係です。それは、「相生」の流れにおいて一つ飛ばした木→土→水→火→金という順に関係しています。木は土から養分を吸収し、土は土手として水の氾濫を抑え、水は火を消し、火は金を溶かし、金属でできた刃物は木を切り倒すという具合です。【中医学用語】

" , "壮元":"

(そうげん)活動源である元気を補充することです。【中医学用語】

" , "壮骨":"

(そうこつ)骨を強くすることです。【中医学用語】

" , "燥邪":"

(そうじゃ)乾燥した秋や、乾燥した環境で乾燥に似た症状を引き起こす発病因子です。【弁証論治】

" , "相生":"

(そうせい)相手を生み育てる母子関係で、五行では木→火→土→金→水という流れを持ちます。木が燃えて火がおき、火からできる灰が土を肥やし、土から鉱物(金)が生まれ、鉱脈から水が湧き出て、その水は木を育てるという具合です。【中医学用語】

" , "蔵躁":"

(ぞうそう)子宮が騒ぐという意味から、ヒステリーなど泣いたり悲しんだりする症状のことです。【中医学用語】

" , "燥熱":"

(そうねつ)津液、血、精が不足して起こる内燥と内熱が結びついて、熱と更なる消耗が起こることです。【中医学用語】

" , "壮年性脱毛症":"

(そうねんせいだつもうしょう)一般的に遺伝性の薄毛または抜け毛で、ゆっくりと何年もかかって進行し、目立つようになるものです。徐々に進行する家族性のものです。【皮膚科疾患】

" , "糟粕":"

(そうはく)飲食物の消化吸収後に残る粕(かす)のことです。【中医学用語】

" , "壮髪":"

(そうはつ)髪を生やすことです。【中医学用語】

" , "臓腑弁証":"

(ぞうふべんしょう)中医学の病態鑑別法のひとつです。臓腑の生理と臓腑間の相互関係を検討します。【弁証論治】

" , "壮腰":"

(そうよう)腰を強くすることです。【中医学用語】

" , "壮陽":"

(そうよう)陽気を補充することです。【中医学用語】

" , "疏肝":"

(そかん)鬱状態の肝の機能を高めることです。肝気鬱結を解き、肝気を良く巡らせることです。(疏肝解鬱)【中医学用語】

" , "疏肝解鬱法":"

(そかんげうつほう)肝気の鬱結によって起こるイライラ、憂鬱、怒り、ヒステリー、胸脇苦満などの治療法です。【弁証論治】

" , "疏肝理気":"

(そかんりき)釘肝理気と同義です。気の流れは肝の働きに関係しているため、肝の機能を高めて気の流れを良くする方法です。【弁証論治】

" , "熄風":"

(そくふう)眩暈(めまい)、ふるえ、痙攣(けいれん)などの状態を改善することです。【中医学用語】

" , "熄風法":"

(そくふうほう)内風で起こる、めまい、ふらつき、痙攣、震えなどの治療法です。類語;平肝熄風法。【弁証論治】

" , "疏経":"

(そけい)経絡の気の流れを良くすることです。【中医学用語】

" , "鼠径ヘルニア":"

(そけいへるにあ)小腸の一部が太ももの付け根に飛び出してくる病気です。いわゆる脱腸で、片側だけの場合と左右両方の場合があります。比較的男子に多く、ときに陰のうの下まで下がってきます。手で押すと、グルグルと音がして、腸がお腹の中へ戻る場合にはほとんど痛みはありません。30%は1歳頃までに自然に治ってしまいますが、嵌頓(かんとん)するのもこの時期に多いです。嵌頓とは押しても腹腔内に戻らず、腸閉塞の状態となり、非常に危険な状態です。【消化器系疾患】

" , "疏泄":"

(そせつ)肝の生理機能のひとつです。精神機能や臓腑の活動をのびやかに円滑に保つことです。自律神経系の働きに似ています。新陳代謝と同様な意味があります。【中医学用語】

" , "疏風":"

(そふう)風の邪気を分散させることです。【中医学用語】

" , "疏絡":"

(そらく)経絡の気の流れを良くすることです。【中医学用語】

" , "ターンオーバー":"

(たーんおーばー)皮膚の新陳代謝現象のこと。皮膚は表皮の最も下にある基底細胞で新しい細胞が作られ、有核の細胞から、次々と形を変えながら上へ上へと押し上げられ、ほぼ一日で無核の角質細胞となる。そしてそこでさらに一日ほどとどまり、最後には垢となって剥がれていく。このような過程をターンオーバーといい、健康な皮膚は約28日周期でターンオーバーを繰り返している。【皮膚科疾患】

" , "太陰":"

(たいいん)五臓に属する陰経の一つで、陰気が旺盛であることです。【中医学用語】

" , "太陰病":"

(たいいんびょう)虚状を帯びて腹満、下痢、吐き気をともなう病気です。【弁証論治】

" , "ダイエットのしくみ":"

(だいえっとのしくみ)
◎ポイントはカロリーバランス
消費カロリー<摂取カロリー→太る
消費カロリー>摂取カロリー→やせる
消費カロリー=摂取カロリー→変化なし
◎食べないだけでは栄養不足に
摂取カロリーを押えればやせるといっても、やみくもに食事量だけを減らすと、健康維持に必要な栄養素を欠いてしまうことになります。
◎医学的でないダイエットの怖さ
医学的な裏付けがないダイエット法の多くは、こうした栄養面への配慮が不十分。体重が減ったとしても危険です。
◎ダイエットをやってはいけない人→「STOP」
①妊婦
②産後1年未満の授乳中の人
③重度の心臓病、肝臓病、腎臓病の人
④血圧が異常に高い人
⑤著しく体力が低下している人
⑥17才以下の人
⑦通院中の人は医師に相談後
【その他】

" , "大黄を含む方剤の副作用":"

(だいおうをふくむほうざいのふくさよう)腹痛、下痢、耐性(効きが悪くなる)、便秘の可能性があります。【漢方副作用】

" , "大過":"

(たいか)気候の異常のことです。例;暑すぎる夏、寒すぎる冬など。【中医学用語】

" , "太極":"

(たいきょく)バランス(調和)の取れた状態を太極と言います。【中医学用語】

" , "内経(黄帝内経)":"

(だいけい(こうていだいけい))戦国時代(BC475~BC221年)から後漢時代(25~220年)にかけて編纂されたといわれ、「素問」と「霊枢(れいすう)」の二部からなります。【中医学用語】

" , "体脂肪率":"

(たいしぼうりつ)体重に対する脂肪の割合。男性は25%、女性は30%を越えると肥満とされる。近年、体重が軽くても脂肪が多く含まれている体脂肪率の高い肥満=隠れ肥満の人が増えたことが問題となっている。隠れ肥満は血管の老化を進行させ、多くの生活習慣病の引き金となる。【健康活動よもやま話】

" , "帯状疱疹":"

(たいじょうほうしん)皮膚の表面近くがピリピリと激しく痛み、胸、腹、顔、下肢などに神経痛のような激しい痛みとともに、細かい水疱が帯状にできます。【皮膚科疾患】

" , "大豆レシチン":"

(だいずれしちん)リン脂質の一種で私たちの細胞のすべてに含まれ、細胞再生の手助けをします。またコレステロールを肝臓へ運び込む働きや血管を強くする働きもある大切な成分です。症状が軽い場合の高脂血症に精製大豆レシチンが使われることがあります。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "大泉門":"

(だいせんもん)赤ちゃんの頭のてっぺんにある、ブヨブヨした菱形のくぼみです。まだ骨で覆われていないため、ブヨブヨしています。別名「おどりこ」とか「ひよめき」などともいわれます。また、大泉門の真下にあるくぼみが小泉門で、こちらは生まれたときにはすでに閉じているか、生後すぐに閉じます。赤ちゃんの頭骨は、脳の急速な発達に追いつけないため、大泉門は一時、広がるが、その後は小さくなり、1年半ほどで閉じます。大泉門が異常に大きい場合、あるいは2年たっても閉じない場合は、小児科医の診察を受ける必要があります。【小児科疾患】

" , "大棗":"

(たいそう)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "大腸":"

(だいちょう)六腑の一つで、水分を吸収し残りを大便として排出する機能の部分です。【中医学用語】

" , "大腸湿熱":"

(だいちょうしつねつ)湿熱の邪による大腸の「糟粕の伝化を主る」機能の障害です。細菌性の腸管炎症に相当します。【弁証論治】

" , "胎毒":"

(たいどく)親からの遺伝による毒や体質的な病毒のことです。先天梅毒などです。【中医学用語】

" , "太陽":"

(たいよう)六腑に属する陽経の一つで、体表に位置し最初に外邪に犯されやすい部分のことです。【中医学用語】

" , "太陽病":"

(たいようびょう)太陽病;熱性病の初期で脈浮、頭痛、悪寒、項強などがみられます。【弁証論治】

" , "タウリン":"

(たうりん)タンパク質を構成するアミノ酸の一種。血圧やコレステロールの低下、心臓機能の強化をする働きがある。また、肝臓解毒作用を強化する働きがあるので、お酒を飲むときにタウリンを一緒に摂ると二日酔い、悪酔いの予防になる。カキ・イカ・タコなど貝類、甲殻類などに多く含まれている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "タウン症候群":"

(だうんしょうこうぐん)精神発達の遅れと、顔つき、からだつきに異常が現れます。特に目立つのが顔つきで、丸い顔に細くつり上がった目、低い鼻(鞍鼻あんび)、小さく厚い唇と大きな舌が特徴です。このほか、首が短い、後頭部扁平、耳の奇形、幅広く短い手指、指紋・足紋の異常なども見られます。【小児科疾患】

" , "濁":"

(だく)不要な成分のことです。←→清。【中医学用語】

" , "濁飲上逆":"

(だくいんじょうぎゃく)胃内停水によって起こる頭痛、眩暈(めまい)、嘔吐などのことです。【中医学用語】

" , "多型滲出性紅斑":"

(たけいしんしゅつせいこうはん)手足の甲にあたる部分やひじ、ひざなどに、左右対称に紅斑があらわれます。針頭大、もしくは小指頭大くらいの円形で始まり、だんだんと周囲に広がり、一般には鶏卵ぐらいの大きさになって止まります。かゆみを伴うことが多く、軽い発熱、関節痛、筋肉痛を訴えることがあります。【皮膚科疾患】

" , "脱汗":"

(だっかん)瀕死状態の多汗のことです。【中医学用語】

" , "脱水症":"

(だっすいしょう)水分欠乏型脱水症は、乳幼児で水分の補給が不十分なとき、大人でも病気で水分が欠乏したときにおこります。いろいろな病気で濃い尿が出なくなった場合、下痢や嘔吐、発汗、やけど、糖尿病性昏睡などでおこることもあります。水分が少なくなる結果、血液は濃縮されてナトリウムの濃度、浸透圧が高くなります。そうすると、細胞のなかの水は外に向かって移動し、細胞内の水分も減少してしまいます。【代謝性疾患】

" , "脱敏":"

(だつびん)過敏状態を改善することです。【中医学用語】

" , "多動症候群":"

(たどうしょうこうぐん)お子様が身体的にも精神的にも極端に活動的な状態を多動といいます。症状としては、長時間注意を集中させられず、癇癪を起こしやすくなります。また、エネルギーが豊富なので、あまり眠らず、動き回ります。多くの場合、9~12歳頃になると症状は減少します。【小児科疾患】

" , "多発性筋炎":"

(たはつせいきんえん)まず筋肉痛や関節痛で始まり、続いて脱力感を感じるようになります。皮膚症状としては、特徴的な浮腫性の紅斑があらわれてきます。これは、顔面、特に上まぶたにできて、紫がかった色にはれたり、四肢それもひじやひざの突起部を中心に、境界のはっきりした赤紫色の斑点があらわれます。【皮膚科疾患】

" , "多発性骨髄腫":"

(たはつせいこつずいしゅ)多発性骨髄腫は、骨の中身のスポンジ様構造である骨髄中に存在する形質細胞の腫瘍です。形質細胞は白血球の一種で、体内に侵入する細菌やウイルスなどに対して抗体を産生する細胞です。したがって、腫瘍化によって、これが異常増殖すると、からだにとって役に立たない一定の抗体分子(M蛋白という)が大量に産生されます。このM蛋白は血液、尿中に容易に証明されます。この一方で、正常な抗体の産生は不十分となるので、感染しやすくなります。【血液・リンパ疾患】

" , "多発性神経炎":"

(たはつせいしんけいえん)末梢神経がおかされる病気で、左右対称に四肢の運動まひが起こります。手足の先にしびれや感覚の鈍麻が起こり、筋力が低下し、委縮もみられます。障害は上肢よりも下肢に強く起こり、フラフラとして歩行が困難になり、まひはやがて全身に広がり、筋委縮のためにやせ細っていきます。【神経・運動器系疾患】

" , "たむし":"

(たむし)白癬菌というカビの仲間が感染して起きる皮膚病です。 男性の陰のう、股、おしりなどにできるものをいい、初めは小さい膿疱ですが、これが集まって輪状に並んで広がり、からだが温まるとかゆくなります。【皮膚科疾患】

" , "胆":"

(たん)六腑の一つで、胆汁を貯蔵し、脾胃の消化吸収を助け、決断の機能を持ちます。【弁証論治】

" , "痰":"

(たん)痰;水分代謝の異常により停滞した湿が、体の部分に集まって出来ます。粘稠なものを痰、希薄なものを飲といいます。脾胃で生じ、肺に溜まりやすいです。【弁証論治】

" , "痰飲":"

(たんいん)痰と飲の総称を表現する言葉です。【中医学用語】

" , "痰鬱阻絡":"

(たんうつそらく)水分代謝の異常産物が、経絡に詰まった状態のことです。【中医学用語】

" , "胆気":"

(たんき)思考などの結果、決断をする機能のことです。【中医学用語】

" , "暖宮":"

(だんきゅう)子宮を温めることです。=温宮。【中医学用語】

" , "痰湿":"

(たんしつ)体内に滞った水分からできる代謝異常物質のことです。【中医学用語】

" , "単純性甲状腺腫":"

(たんじゅんせいこうじょうせんしゅ)甲状腺のあるあたり首全体が一様にはれてくる病気です。甲状腺機能に異常がないため、生命にかかわる病気ではないです。【代謝性疾患】

" , "単純性疱疹":"

(たんじゅんせいほうしん)口唇や陰部に好発し、一般には一度できると再発しやすくなります。小水疱が一か所に集まって、普通は痛くもかゆくもなく、1週間から10日間くらいで治ります。口唇疱疹は、かぜや発熱、海水浴後によく発生します。【皮膚科疾患】

" , "暖腎":"

(だんじん)腎を温めることです。=温腎。【中医学用語】

" , "痰滲利水法":"

(たんしんりすいほう)湿邪によって起こる、浮腫、下痢、尿不利を尿として排出する治療法です。【弁証論治】

" , "胆石症":"

(たんせきしょう)胆道のどこかに結石がたまる病気を胆石症といいますが、発作としては、ある日突然、上腹部に急激な痛みが走ります。痛みはみぞおちや上腹部全体に広がります。そして、ひどくなると、右肩や背中にまで響くように感じます。痛みの特徴は波打つように強くなったり弱くなったりすることです。ときには吐き気や嘔吐を伴うため、急性胃炎や胃潰瘍と間違えられることがありますが、吐いたものには黄色い胆汁がまじり、吐いても楽になりません。【消化器系疾患】

" , "暖中":"

(だんちゅう)脾胃を温めることです。=温中。【中医学用語】

" , "痰熱証病":"

(たんねつしょうびょう)咳嗽の特徴は、咳、痰が黄色くて粘調です。【弁証論治】

" , "胆のう炎":"

(たんのうえん)38度~39度以上の高熱を発して悪寒や腹痛を伴い、肩や背中にも痛みが響きます。そして、右上腹部を圧迫すると、いっそう強く痛みます。炎症が進むと胆のうが破れて腹膜炎を起こすことがあり、そうなると上腹部全体が痛んで危険な状態になりますから、油断は禁物です。【消化器系疾患】

" , "タンパク漏出性胃腸症":"

(たんぱくろうしゅっせいいちょうしょう)血中の蛋白質が胃や腸の粘膜から胃・腸管内に漏れ出るために、血中の蛋白質が低下する病気です。【消化器系疾患】

" , "痰迷心竅":"

(たんめいしんきょう)水分代謝の異常産物が、心に詰まった状態で、意識の混濁や胸苦しさが起こることです。痰によって心の「神を主る」機能が障害されたものです。現代医学的な病理では明瞭でないが、脳の循環障害・代謝異常・浮腫および自律神経系の失調などが関連します。【弁証論治】

" , "蓄膿症":"

(ちくのうしょう)鼻腔(びこう)の周囲の骨の中にある大小の空洞(副鼻腔)に膿(うみ)の溜まる病気を副鼻腔炎といい、慢性の副鼻腔炎を普通蓄膿症といいます。症状としては、濃い鼻汁がたくさん出たり、鼻詰まりがしたり、頭痛がしたりして、記憶力、思考力が鈍くなり、さらには鼻の通りも悪くなり、ときには悪臭がしたりします。激しい痛みや高熱がでることはありません。原因としては、インフルエンザ、はしか、チフス、肺炎、鼻の湾曲、虫歯などです。【耳鼻科疾患】

" , "智歯周囲炎":"

(ちししゅういえん)[親知らず]と呼ばれる、いちばん奥の歯[智歯]の周りが赤くはれる病気です。ひどくなると口が開けられないほどになり、あごの骨や頚部のリンパ節にまで炎症が及んで高熱が出ます。局所をきれいにして、抗生物質や消炎剤で炎症を抑えます。再発する可能性がある場合は、症状が落ち着いてから抜歯します。【口腔科疾患】

" , "地図状舌":"

(ちずじょうぜつ)舌の表面に、淡紅色の境界がはっきりした斑と白いすじが混在して全体的に地図のように見えるものをいいます。原因としてはビタミンB2欠乏症、内分泌障害、神経性障害、体質異常、遺伝などが考えられています。【口腔科疾患】

" , "治則":"

(ちそく)治療の大原則のことです。【中医学用語】

" , "膣カンジダ症":"

(ちつかんじだしょう)カンジダと呼ばれる真菌(カビ)の一種が、膣の中で繁殖して起こる膣炎のことで、外陰部にまで炎症が及んでいることが多いです。多くの場合、外陰炎を併発していて、外陰部がかゆくなります。おりものが増えて、その中に混じっている豆腐のかすのような白いものが外陰部の皮膚につき、いくら拭き取っても翌日にはまた同じようについてきます。おりものは糊のようにトロッとした状態のもので、膣の中にも、白い豆腐かすのようなものが詰まっていることが多いです。【産・婦人科疾患】

" , "チック":"

(ちっく)チック;意味もなく目をパチパチさせたり、首をふる、まばたきをする、顔をゆがめる、口をとがらす、鼻をならす、声を出す、肩をすくめる、手足をびくっとさせる、という動作が突然起こり、無意識に頻繁に繰り返す状態をチックと言います。5~10歳の男児に多いです。情緒的な原因が重視され、精神療法的な接近が試みられています。【小児科疾患】

" , "血の道":"

(ちのみち)婦人にみられる神経症の一種のことです。【漢方症状】

" , "血の道症":"

(ちのみちしょう)血の道とは、血液の通る血管のことです。 月経時、更年期、産後などの女性にみられる頭痛、めまい、精神不安などの諸症状で、子宮関係の病気の俗称としても使われています。【産・婦人科疾患】

" , "治法":"

(ちほう)具体的治療法のことです。【中医学用語】

" , "遅脈":"

(ちみゃく)1呼吸に4回以下うつ脈です。【漢方症状】

" , "中医学":"

(ちゅういがく)鍼灸や漢方薬など中国伝統医学は、現在では中医学と呼ばれ、中国では西洋医学とともに、よく利用されています。「生き物」としての人体を総合的・全体的にうまくとらえ、自然界の事物である金石・草根木皮を用いた、自然で無理のない「治療医学」の体系を形成しています。【中医学用語】

" , "中寒":"

(ちゅうかん)寒冷に中る(あたる)ことです。【中医学用語】

" , "中国":"

(ちゅうごく)今日中華人民共和国および中華民国が存在する地域の名称、もしくは両国そのものに対する略称です。地理的にはアジア大陸の東部に広がる地域、中国大陸とそれに付随する島嶼にあたります。この地域では、現代の中国社会の中心的地位を占めている漢民族をはじめとして、一時は中国全土を支配していたモンゴルなど、様々な民族による異なる王朝が出現、滅亡、戦乱を繰り返してきました。清代までの中国には「国家」という概念は無く、「天下あって国家無し」と言える状態だったため、王朝の名前が対外・対内的な呼称として使われていました。19世紀半ば以降、中国が世界的な主権国家体制に組み込まれてゆく過程で、「中国」という語が主権国家の自称として広く用いられようになり、次第に固有名詞としての性格を濃くしていきました。現在では中国の地域、文明、民族を広く指す用語として用いられ、そこで成立した中華民国、中華人民共和国に対する略称としても用いられます。また、その地域に紀元前から継続する文明の総体をも指して使用されています。【その他】

" , "中焦":"

(ちゅうしょう)脾・胃【弁証論治】

" , "中心性脈絡網膜炎":"

(ちゅうしんせいみゃくらくもうまくえん)40歳以上の男性にしばしばみられます。視野の中心部が見えにくく、小さく見えたり、ゆがんだり、暗く見えたりします。ただし、視力障害は2~3か月以内に元に戻ります。【眼科疾患】

" , "虫垂炎":"

(ちゅうすいえん)俗に、盲腸炎といわれるもの。ときには初めから右下腹部が痛むこともありますが、普通は胃部かへそのあたりから痛み始め、次第に右下腹部に移って固定します。痛みとともに、なんともいえない不快感と嘔吐を伴い、37~37.5度の発熱をみますが、痛みは徐々に強まっていき、持続性のものであることと、もう一つには、そのあたり[圧痛点]を押すと、いわゆる圧痛を感じるのが、虫垂炎の特徴です。【消化器系疾患】

" , "中風":"

(ちゅうふう)傷寒論では熱病や感冒のことです。金匱要略では脳出血、脳軟化症などによる半身不随のことです。【中医学用語】

" , "腸炎":"

(ちょうえん)腸の粘膜に炎症が起きる病気で、急性腸炎と慢性腸炎があります。腹痛と下痢が主な症状です。また食中毒に見られるように、急性胃炎を併発して、吐き気や嘔吐が現れることもあります。【消化器系疾患】

" , "腸虚滑脱(大腸虚寒・小腸虚寒)":"

(ちょうきょかつだつ)慢性の下痢のこと、「大腸虚寒」あるいは「小腸虚寒」ともいわれるが、実際には脾陽虚の一種と考えてよいです。腸管の循環不良にともなう吸収障害や筋緊張低下による症候と考えられます。【弁証論治】

" , "調経":"

(ちょうけい)月経を調節することです。【中医学用語】

" , "腸結核":"

(ちょうけっかく)腸結核は、肺などの別の臓器に結核の病巣があって、その菌が腸に病巣を作ったために起こる病気です。無症状のことも少なくありませんが、肺結核患者で、腹痛、下痢、粘液便、粘血便、食欲不振などの症状を訴えます。【消化器系疾患】

" , "腸重積症":"

(ちょうじゅうせきしょう)生後6か月から1年の元気な赤ちゃんに突然おこる腸閉塞症です。直接の原因は不明のことが多いのですが、誘因としては、かぜなどのウイルス感染による腸間膜のリンパ節のはれや腸のポリープなどによって、腸管のなかに腸の一部が入りこんでしまうなどがあります。【消化器系疾患】

" , "腸燥便秘(大腸燥結)":"

(ちょうそうべんぴだいちょうそうけつ)主に脱水にともなう便秘です。原因は実熱と陰虚があるので区別する必要があります。【弁証論治】

" , "潮熱":"

(ちょうねつ)潮水が満ちるように全身にみなぎる熱のことです。陽明病の時にみられる熱型で、悪寒を伴うことなく、潮が満ちてくるように時を切って熱が高くなり、その時は全身にくまなく汗が出ます。【中医学用語】

" , "腸閉塞":"

(ちょうへいそく)腸が詰まってしまう病気で、症状としては、突然の激しい腹痛、またはだんだんに強くなる腹痛、嘔吐、腹鳴があげられます。【消化器系疾患】

" , "腸癰":"

(ちょうよう)虫垂炎(盲腸)のことです。【漢方症状】

" , "調理":"

(ちょうり)病気の回復期や回復後の養生のことです。【中医学用語】

" , "調理衝任":"

(ちょうりしようにん)月経の関係する経絡である衝脈と任脈を調整することで月経を順調にする方法です。【弁証論治】

" , "聴力障害(難聴)":"

(ちょうりょくしょうがい)子供の難聴は単に聞こえが悪いと言うだけでなく、言葉の遅れ、知能の遅れ、情緒障害などを伴います。音が耳から入り、脳に伝わるまでの経路のどこかに障害がある物で、遺伝性、炎症性、外傷、薬物などが原因で起こります。早期発見が大切で、障害の場所によって治療法が異なります。【耳鼻科疾患】

" , "調和肝胃法":"

(ちょうわかんいほう)肝の機能失調が胃に及び肝胃不和、嘔吐、胃痛などの状態になったときの治療法です。【弁証論治】

" , "調和肝脾法":"

(ちょうわかんひほう)肝の機能失調が脾に及び肝脾不和、腹痛、下痢などの状態になったときの治療法です。【弁証論治】

" , "直腸脱":"

(ちょくちょうだつ)直腸をささえる筋肉などの組織がたるむことによって、直腸が肛門の外に脱出する病気です。直腸脱が発生しやすい年齢は、筋肉組織などがたるみやすいお年寄り、または、子どもに多くみられ、ほとんどが、排便時に起こります。【消化器系疾患】

" , "沈艱痼疾":"

(ちんかんこしつ)難しく久しく治らない病のことです。類語;難病痼疾(なんびょうこしつ)。【中医学用語】

" , "鎮驚":"

(ちんきょう)不安感を解消することです。【中医学用語】

" , "鎮痙":"

(ちんけい)痙攣(けいれん)をしずめ疼痛を緩和することです。【漢方症状】

" , "鎮痛":"

(ちんつう)痛みをしずめることです。【漢方症状】

" , "沈脈":"

(ちんみゃく)指をちょっと触れただけでは感じとれず、強く押さえてはじめて感じとることができます。【漢方症状】

" , "椎間板ヘルニア":"

(ついかんばんへるにあ)手の指のしびれや痛みがあり、両足の感覚がなくなり、足が突っ張った感じで歩行困難になります。【神経・運動器系疾患】

" , "通竅":"

(つうきょう)意識をはっきりさせることです。【中医学用語】

" , "通経":"

(つうけい)月経を調節することです。【中医学用語】

" , "痛風":"

(つうふう)特に原因もないのに、ある日突然、関節、特に足の親指のつけ根の関節が激しく痛みだしたら、まず、痛風を疑わなければいけません。痛みは、足の親指のつけ根に最も起こりやすく、そのほか親指以外の足の指や足首、手の指、ひざ、ひじなどの関節に起こることもあります。跳び上がらんばかりの激痛ですが、放置しておいても1週間たらずで自然に治まります。が、忘れたころに、再び発作が起こります。【代謝性疾患】

" , "通便":"

(つうべん)便通を良くすることです。【中医学用語】

" , "通脈":"

(つうみゃく)脈拍を強くすることです。【中医学用語】

" , "通絡":"

(つうらく)経絡の気の流れを良くすることです。【中医学用語】

" , "通淋":"

(つうりん)小便の出にくい状態を改善することです。【中医学用語】

" , "月状骨軟化症":"

(つきじょうこつなんかしょう)主な症状は、手首の関節の中心より少し親指寄りのところを圧迫すると痛むことと、動きが制限されることです。【神経・運動器系疾患】

" , "ツムラ":"

(つむら)株式会社ツムラ。〒107-8521 東京都港区赤坂二丁目17番11号。私たちの事業領域の中心は医療用漢方製剤、トップシェアを誇る漢方製剤メーカーとして医療の現場に幅広く貢献しています。1976年、ツムラの医療用漢方製剤が初めて薬価基準に収載されて以来、漢方製剤はもはや医療の場に欠かすことができない存在となっています。現在、薬価基準に収載され全国の病院・医院で処方される129品目の漢方製剤をはじめ、ツムラの<医療用医薬品>は133品目にのぼり、広範な医療の現場で貢献しています。<OTC医薬品>の分野は、創業以来販売を続けている婦人薬「中将湯」がその代表的製品。風邪薬や胃腸薬など、漢方・生薬研究の成果を身近な場所でお使いいただくために、幅広い製品を揃えています。【その他】

" , "爪かみ":"

(つめかみ)指しゃぶりをする年齢よりも高くなるにつれて多く見られます。指しゃぶりを無理にやめさせた場合などにはその反動として現れることもありますが、何らかの不安や不満が原因と考えられます。緊張したりイライラするとひどくなって、深爪になることもあります。【小児科疾患】

" , "つわり(妊娠悪阻)":"

(つわり)妊娠4週目に入ってしばらくしたころから始まります。程度は人によってまちまちで、食欲の低下や好みの変化だけでなく、吐き気がひどくて、全く食べられなくなることもあります。【産・婦人科疾患】

" , "手足口病":"

(てあしくちびょう)口のなかやのどのまわりに小さな水疱ができ、同時に手のひらや足の裏にも小さな赤いぶつぶつ(丘疹)ができ、さらにその先端に水疱のできるものもあります。【小児科疾患】

" , "d-α-トコフェロール":"

(でぃーあるふぁとこふぇろーる)トコフェロールは、ビタミンEの総称です。トコフェロールには、天然のものと合成のものがあります。天然のトコフェロールがd型、合成がdl型です。
d型トコフェロールには、分子構造の異なるα型・β型・γ型・δ型の4種類あります。この中で最も生理活性の高いのがα型です。
医薬品として認められているのは〔d-α型〕と〔dl-α型〕の2つしかありません。
【ビタミンよもやま話】

" , "DHA":"

(でぃーえいちえい)ドコサヘキサエン酸のことで、EPAと同様に青魚の脂肪に多く含まれている。また、αーリノレン酸を多く含む食材が体内でEPAを経てDHAとなる。最初、学習能力や視力が向上するといわれていたが、コレステロールを減少し、各種生活習慣病に効果があることが分かってきた。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "dl-":"

(でぃーえるはいふん)塩酸メチルエフェドリンを合成すると、分子式は同じでも、その構造をみると左右対称の2種類の塩酸メチルエフェドリンができます。これらをd体・l体といい、薬理作用が異なる場合があります。Dl-塩酸メチルエフェドリンの〔dl〕は、d体・l体を1;1の比率で混合しているという意味です。【お薬よもやま話】

" , "定驚":"

(ていきょう)不安感を解消することです。【中医学用語】

" , "低血圧":"

(ていけつあつ)低血圧は、最高血圧が100mmHg以下の人を呼びますが、高血圧症と同様に原因不明がほとんどです。生まれつき虚弱な人はたいてい血圧が低く、困っています。低血圧の人は疲れやすく、耳鳴り、めまい、手足の冷感、胃腸が弱いという症状がありますが、あまり心配する必要はありません。【循環器系疾患】

" , "定魂":"

(ていこん)精神不安状態を安定させることです。【中医学用語】

" , "定喘":"

(ていぜん)呼吸困難、喘息を改善することです。【中医学用語】

" , "停留睾丸":"

(ていりゅうこうがん)睾丸が陰のうまで下がらず、鼠径管の中にとどまっている病気です。乳幼児は皮下脂肪が多かったり、睾丸が移動しやすい(移動性睾丸)ので、停留睾丸と間違えられる場合があります。【小児科疾患】

" , "デュピュイトラン拘縮":"

(でゅびゅいとらんこうりゅう)手のひらの皮膚の下にある腱膜が次第に肥厚し、そのため皮膚が収縮して指がひきつれ、曲がったまま、十分伸びなくなります。小指や薬指、中指にあらわれることが多く、普通、左右両方にきます。【皮膚科疾患】

" , "テルビナフィン塩酸塩":"

(てるびなふぃんえんさんえん)真菌の増殖を抑える薬で、白癬菌(はくせんきん)の感染でおこるみずむし(汗疱状白癬(かんぽうじょうはくせん)、趾間白癬(しかんはくせん)など)、いんきんたむし(頑癬(がんせん))、たむし・ぜにたむし(斑状小水疱性白癬(はんじょうしょうすいほうせいはくせん))、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)やカンジタ菌の感染でおこる指間びらん症、間擦疹(かんさつしん)、皮膚カンジダ症、癜風(でんぷう)などの治療に用います。【皮膚科疾患】

" , "てんかん":"

(てんかん)大脳皮質神経細胞の発作性異常活動による脳機能の突発性、一過性の障害で、てんかんとはこの発作がくり返される慢性脳疾患です。なんの前触れもなく、とつぜん数秒から数分間意識を失います。食事中に茶わんを落とす、名前を呼んでも返事をしないなどが起きます。【脳・神経系疾患】

" , "天癸":"

(てんき)腎精の充実とともに成熟する生殖機能の基本物質のことです。男子16歳、女子14歳で天癸至ります。【中医学用語】

" , "転筋":"

(てんきん)「こむらがえり」のことです。【中医学用語】

" , "添精":"

(てんせい)体や脳の基本物質である精を補充することです。【中医学用語】

" , "填精":"

(てんせい)体や脳の基本物質である精を補充することです。【中医学用語】

" , "伝染性紅斑":"

(でんせんせいこうはん)りんご病ともよばれます。熱はほとんど出ませんが、ときに微熱が出ることもあります。ほおについで首、胸腹部や四肢に、はしかのような発疹が出てくるのがふつうです。【皮膚科疾患】

" , "頭蓋内血腫":"

(とうがいないけっしゅ)頭を強く打ったために、頭蓋内に血のかたまりが出来た疑いがあります。【脳・神経系疾患】

" , "盗汗":"

(とうかん)寝汗のことです。。眠ると汗が出て、目がさめると汗がやむものです。【漢方症状】

" , "当帰":"

(とうき)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "動悸":"

(どうき)胸がどきどきすることです。心臓の鼓動がいつもより激しく打つことです。【中医学用語】

" , "統血":"

(とうけつ)血液が血脈から漏れ出ないようにコントロールする気の固摂作用のことです。【中医学用語】

" , "トウジン":"

(とうじん)キキョウ科のヒカゲノツルニンジン及びトウジンの根を乾燥したもので【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "冬虫夏草":"

(とうちゅうかそう)生薬の一種。コウモリ蛾の幼虫に寄生して生じたキノコ(フユムシナツクサタケ)を虫体ごと乾燥したもので、脂肪、タンパク質、コルジセピンなどを含み、強壮、鎮静、病後の虚弱症、インポテンツ、貧血症などに応用され、滋養強壮剤に配合されます。【生薬よもやま話】

" , "疼痛":"

(とうつう)ずきずき痛むことです。「うずき」です。【漢方症状】

" , "糖尿病":"

(とうにょうびょう)糖尿病の初期の段階には症状が全くなく、病気がある程度進行してはじめて、だるさやのどの渇き、多尿、やせ、食欲亢進といった症状が出てきます。こうした症状が出た時点ですぐ診断を受け、治療すればよいものを、放置したばかりに合併症に苦しむ人が少なくありません。【代謝性疾患】

" , "糖尿病性網膜症":"

(とうにょうびょうせいもうまくしょう)糖尿病の約半数の人は目に障害をきたすといわれています。そして網膜症を起こした人の約4分の1は、失明の危険があります。薬によるコントロールに頼らず、食事療法や運動をして血糖値を下げる工夫が大切です。【眼科疾患】

" , "動脈硬化":"

(どうみゃくこうか)過労、ストレスが続くと、めまい、耳鳴り、吐き気などが起きやすくなります。さらに進むと、脳卒中を起こして危険な事態を招きます。【循環器系疾患】

" , "東洋薬行":"

(とうようやくこう)株式会社 東洋薬行。〒113-0033 東京都文京区本郷6-19-7。「地道」とは、大地にそなわる道理の意。自然の理(ことわり)を理解し、自然の恵みを力とした原料・生薬こそ漢方薬材の在るべき姿として捉えた、さらなる漢方医療の普及と発展を目指す弊社の原点となる漢方思想です。また漢方薬となる薬物の生長と育成には、有効成分の含有量や薬効に関係する適切な自然環境・地域環境が大きな要素となり、品質および産出量とも密接に関わっています。これらの要素を含め、特定の自然環境で産出される品質が優れた生薬を「地道薬材」と称し、品質と治療効果の高さが伝統的に公認されています。【その他】

" , "吐逆":"

(とぎゃく)食べたものを吐き出すことです。【中医学用語】

" , "毒薬・劇薬":"

(どくやくげきやく)内服したり外用した時など体内に吸収された場合に、人や動物に副作用などの危害を起こしやすい「蓄積作用や薬理作用が激しい医薬品」のことです。劇薬よりも強いものが毒薬であり、効力にはおおよそ10倍の差があります。例えば、マウス経口ではLD50(実験動物の半数が致死する量)が劇薬の場合は体重1キログラムあたり300ミリグラム以下なのに対して、毒薬の場合は30ミリグラム以下という目安になっています。
薬局が一般の生活者へ販売する際には、「年月日・品名・数量・使用目的・購入する人の住所・氏名・職業」等を記入し、かつ「購入する人の署名又は記名押印」を入れた書類を提出してもらい、販売した日から2年間保管しなければなりません。(処方せんにより調剤された「毒薬・劇薬」は、特定の人への使用が決まっているので、規制する「毒薬・劇薬」にはあたらず、この書類の提出は不要です。)
容器又はパッケージに「毒薬」の場合は黒地に、白枠・白字で「毒」、「劇薬」の場合は白地に、赤枠・赤字で「劇」の表示がしてあります。
【お薬よもやま話】

" , "菟糸子":"

(としし)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "吐瀉":"

(としゃ)嘔吐と下痢のことです。【中医学用語】

" , "土臓":"

(どぞう)脾の別称です。血や気を作り出すので、万物を育てる土に例えています。【中医学用語】

" , "杜仲":"

(とちゅう)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "突発性難聴":"

(とっぱつせいなんちょう)今まで何でもなかった人が、ある日突然、耳の聞こえが悪くなるものです。難聴は片耳だけに起こることが多く、耳鳴りやめまいを伴うこともあります。しかし、繰り返すことがない点が、メニエール病と違います。【耳鼻科疾患】

" , "とびひ":"

(とびひ)乳幼児や低学年児(6、7か月児から小学生くらいまで)の顔や手足に水ぶくれ(水疱)が多数できて、破れやすく、破れると化膿菌(ブドウ球菌と連鎖状球菌のこと)の一種、黄色ブドウ球菌が他の皮膚について、次から次へと、飛び火して感染します。【小児科疾患】

" , "どもり":"

(どもり)言葉がなめらかに出てこない状態で、2歳半から3歳にかけてのお子様は、どもりやすい傾向にあります。この時期のどもりは、話したいことがたくさんあるのに表現能力がついていかないことが原因です。歩き始めのお子様が転びやすいのと同じなので、周囲が神経質になって言い直させたり、不安そうに見たりしてはいけないのです。お子様が言えた範囲内のことを確認してやるようにすると、2~3ヶ月の間に徐々に改善されることが多いです。【精神科疾患】

" , "トリコモナス性腟炎":"

(とりこもなすせいちつえん)淡黄色から緑色の膿をもったおりものがふえ、悪臭を発し、泡状のおりものがまじることがあります。外陰炎を併発すると陰唇がむくみ、性交痛や排尿時に不快感が起こります。【産・婦人科疾患】

" , "とり目":"

(とりめ)ビタミンAが不足したために起こる病気で、眼球の結膜が乾燥し、夕方薄暗い所で細かい字が見えにくくなります。【眼科疾患】

" , "内寒":"

(ないかん)陽気が衰え、温熱産生能力が低下して見られる寒冷の症状です。【中医学用語】

" , "内耳炎":"

(ないじえん)耳鳴り、難聴、めまいが出現します。内耳炎をおこす可能性があるのは、中耳炎、髄膜炎、およびおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)やはしか(麻疹)などのウイルス感染症です。【耳鼻科疾患】

" , "内痔核":"

(ないじかく)出血や痛み、痔核の脱出がみられますが、病状の程度によって四段階に分類されます。第1度;排便時に出血のみがみられますが、脱出はありません。第2度;排便時に痔核が脱出しますが、排便が終わると自然に元に戻ります。第3度;おなかに力を入れただけでも脱出し指で押し込まないと元に戻らなくなります。第4度;常時脱出したままなので、不快感を覚えます。【消化器系疾患】

" , "内湿":"

(ないしつ)水分代謝の異常や停滞で起こる病理産物です。希薄なものは飲、粘度のあるものは痰と呼びます。【中医学用語】

" , "内傷":"

(ないしょう)日常生活や精神的な原因で体に起こる病変のことです。【中医学用語】

" , "内生五邪":"

(ないせいごじゃ)疾病の過程において、臓腑や気・血・水(津液)などの異常によって生じた風・寒・暑・湿・燥・の5つの邪気のことを指します。六淫の邪は自然界にある気が体の中に入り疾病の原因になることを指すのに対して、内生五邪は体の中から生じるものを指すという違いがあります。【中医学用語】

" , "内燥":"

(ないそう)津液が不足して体内から起こる乾燥状態のことです。【中医学用語】

" , "内熱":"

(ないねつ)陽気が相対的に過剰となり体内に生じる熱のことです。実熱と虚熱があります。【中医学用語】

" , "内風":"

(ないふう)陰が不足し陽気を抑えられなくなり上昇し、めまい、ふらつき、震え、痙攣、ひきつりなど引き起こすことです。【中医学用語】

" , "軟堅散結法":"

(なんけんさんけつほう)痰や於血による腫瘤や硬結、結石などを消滅させる治療法です。【弁証論治】

" , "軟性下疳":"

(なんせいげかん)外陰部に紅色の丘疹ができ、やがて破れて痛みのある潰瘍となります。症状があらわれて2~3週間後に太もものつけ根のリンパ節がはれて大きくなり、強い痛みを感じます。皮膚科へ行って下さい。【皮膚科疾患】

" , "二陰":"

(にいん)前陰を生殖器・尿道、後陰を肛門とし二陰と呼びます。【中医学用語】

" , "にきび":"

(にきび)思春期に多く、一種の病気です。顔をよく洗って、清潔を保つこと。刺激物、厚化粧は避け、便秘を予防し、睡眠不足や過労に注意します。指でさわったりしてはいけません。【皮膚科疾患】

" , "肉じゅ蓉":"

(にくじゅよう)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "ニコチン酸アミド":"

(にこちんさんあみど)解糖系【酵素よもやま話】

" , "ニコチン中毒":"

(にこちんちゅうどく)ニコチンは、血のめぐりを悪くするために、狭心発作のような心臓病を誘発したり、皮膚の老化を促進します。【循環器系疾患】

" , "日光過敏症":"

(にっこうかびんしょう)普通は、全く問題にならない日光(紫外線)が当たっただけで赤くなったり、はれや水疱ができるなど炎症を起こします。【皮膚科疾患】

" , "乳管内乳頭腫":"

(にゅうかんないにゅうとうしゅ)40歳前後の女性に最も多く、20~80歳代にかけても広く発病します。乳腺の輸出管や、のう胞の中に、乳頭のようなしこりができ、乳頭からは血や水のような分泌物が出ます。【産・婦人科疾患】

" , "乳児疝痛(三ヶ月コリック)":"

(にゅうじせんつう)生後3ヶ月頃の赤ちゃんが、数日間、夕方のほぼ同じ時刻に泣き出してなかなか泣きやまないことがあります。こんなとき、ミルクをふくませたり、お腹をマッサージしてガスを出してやると泣きやむことも多いです。原因として、夕方の暗さに対する反応、あるいは腸にたまったガスの刺激で腹痛を起こすためではないか、などの説があります。【小児科疾患】

" , "乳腺炎":"

(にゅうせんえん)うっ滞乳腺炎と化膿性乳腺炎に分けられますが、前者は、母乳が乳管内にたまったために乳腺がはれて痛み、皮膚に熱感を生じます。後者はぶどう球菌などの化膿菌が乳頭から入り込むために発病、からだ全体に寒気を感じて、しばしば38度前後の発熱を起こします。わきの下のリンパ腺がはれ、激しく痛むこともあります。【産・婦人科疾患】

" , "乳腺症":"

(にゅうせんしょう)20~40歳代にかけて多く、ザラザラしたしこりが両側の乳房にできます。しこりは平たくて、大きくなったり小さくなったりします。押すと痛みますが、その痛みも強くなったり弱くなったりします。まれに、乳頭から血性の分泌物が出ることもあります。【産・婦人科疾患】

" , "乳腺線維腺腫":"

(にゅうせんせんいせんしゅ)乳房の中に、大豆大から鶏卵大ぐらいのしこりができますが、しこりは比較的かたく、コロコロしていて、押しても痛みを感じません。1個だけできることが多いものですが、まれに2、3個できたり両側の乳房にできることもあります。ただし、これは良性腫瘍で、がんになる心配はありません。【産・婦人科疾患】

" , "乳糖不耐症":"

(にゅうとうふたいしょう)ミルクを飲むとおなかがゴロゴロするという方へ
ミルクを飲むと「ガスが出やすくなる」「便がゆるくなる」「おなかが痛くなる」という経験をお持ちですか?
 このような方は、腸内の乳糖を分解する酵素が少なくなっている「乳糖不耐症」の傾向にあると考えられます。
【健康活動よもやま話】

" , "尿道炎":"

(にょうどうえん)男性の場合は、掻痒感や湿潤感などの不快感を覚え、排尿時に灼熱感を伴うこともあります。尿道から乳白色の膿が出るため、下着が汚れます。一方、女性の場合は、尿道が赤くはれ、排膿や頻尿が起こります。自覚症状は男性ほど激しくありません。【腎・泌尿器系疾患】

" , "尿毒症":"

(にょうどくしょう)腎不全の末期になって起こる症状群のことを尿毒症といいます。初期症状の中心は、疲労感や食欲不振、吐き気などですが、次第に全身性の多彩な症状が起こってきます。早期の診断と治療が大切です。【腎・泌尿器系疾患】

" , "尿閉":"

(にょうへい)小便不通のことです。【中医学用語】

" , "尿崩症":"

(にょうほうしょう)抗利尿ホルモン(ADHといわれ、尿が出るのを抑えるホルモン)の分泌が不足して、尿の濃縮がおこらなくなる病気です。原因の明らかでない場合もありますが、なかには間脳の腫瘍が原因になることもあります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "尿路感染症":"

(にょうろかんせんしょう)感染が膀胱や尿道など下部尿路の場合は、頻尿、排尿痛、排尿後も尿が残る感じがする残尿感などが主ですが、腎盂腎炎など上部尿路の場合は、発熱、腰痛などがみられます。しかし、年少児では発熱、不機嫌、食欲不振、下痢、腹痛、嘔吐など、ほかの疾患にもみられる一般的な症状だけの場合が多くなります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "尿路結石":"

(にょうろけっせき)腎臓や尿管、膀胱、尿道などの尿路に結石ができる病気です。結石は砂ほどの小さいものから腎盂全体を占めるほど大きなものまで、さまざまです。主な症状は結石ができた部位の痛みと血尿です。いったん尿路結石ができると、再発する可能性があるので、専門医に相談し、ときどき検査を受ける必要があります。また排出された結石の成分に基づいて、予防の指導を受けます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "人参":"

(にんじん)生薬の一種です。オタネニンジンの根を乾燥したものでサポニンなどを含有します。胃の衰弱による新陳代謝機能の改善に、また病弱者の胃部停滞感、消化不良、嘔吐、下痢、食欲不振に効果をあらわします。さらに疲労回復、作業能力増進、免疫機能亢進作用などが報告されています。【生薬よもやま話】

" , "妊娠性歯肉炎":"

(にんしんせいしにくえん)歯肉炎は、歯肉のみの炎症で、放置すると歯槽膿漏へ発展する、いわば歯槽膿漏の前段階です。この場合は、妊娠によるホルモンの変調が原因で、歯肉に炎症を起こしたものと考えられます。【口腔科疾患】

" , "妊娠中毒症":"

(にんしんちゅうどくしょう)妊娠後期にみられることが多く、主な徴候は、むくみ、たんぱく尿、高血圧の3つです。【産・婦人科疾患】

" , "ニンジン流エキス":"

(にんじんりゅうえきす)ウコギ科の多年生植物のオタネニンジンより抽出したエキスで、主成分はサポニン配糖体です。 このサポニンには、抗疲労作用、作業能力増進作用、血糖値降下作用などがあるといわれ、幅広く漢方処方に組込まれ、健胃消化薬・保健強壮薬としても配合剤に用いられています。 世界各国でその薬効が再認識されて疲労回復や胃腸の代謝機能を高める効果があり、消化不良や食欲不振などに効果があります。【生薬よもやま話】

" , "寧心":"

(ねいしん)精神不安状態を安定させることです。【中医学用語】

" , "熱寒":"

(ねっかん)病性の分類です。熱証;機能異常亢進的・炎症的な病の性質です。顔色が赤く、熱を帯びホカホカしている状態です。炎症を生じていたり、亢進的な状態も含まれます。寒証;機能異常衰退的・萎縮的・アトニー的な病の性質です。顔色が白く、冷えてゾクゾクする場合です。熱・寒は、体温計による熱とは必ずしも一致しません。感冒の発熱時のゾクゾクする悪寒(おかん)は「寒証」です。【弁証論治】

" , "熱邪":"

(ねつじゃ)病因の一つです。熱邪による病の特徴は、熱性陽性の実証をあらわします。例えば発熱して息粗い・紅腫・便秘などです。【中医学用語】

" , "熱証":"

(ねっしょう)熱邪を受けたり、陽気が相対的に盛んになって起こる温熱の症状です。機能異常亢進的・炎症的な病の性質です。発熱・ほてり・熱がり・口が乾く・顔色が赤いなどの症状です。【弁証論治】

" , "熱盛":"

(ねつせい)一般的な炎症や発熱性疾患のことです。実熱全般を特徴づける病態です。【漢方症状】

" , "熱性けいれん(ひきつけ)":"

(ねつせいけいれん)発熱とともにけいれん(ひきつけ)を起こす病気で、生後6ヶ月ごろから4から5歳ごろまでの子供に多く、なかでも、1から2歳に多発します。けいれんは、熱が38から39度を超えるころに起りやすく、発作は全身性のけいれんで2から3分ほどでおさまります。一度起こすと、繰り返し発作を起こすことがあります。なお、髄膜炎や脳炎の初期にも似た症状があらわれるので、発作を起こしたら、必ずドクターに診てもらいます。【小児科疾患】

" , "熱毒":"

(ねつどく)熱の勢いが強く、発赤、腫脹、化膿、高熱などを引き起こします。【中医学用語】

" , "ネフローゼ症候群":"

(ねふろーぜしょうこうぐん)高度のたんぱく尿、低たんぱく血症、高脂血症、全身性のむくみなどの症状があらわれる状態をいいます。つまり、ひとつの独立した病気ではなく、さまざまな病気の経過のなかであらわれる症候群のことです。これは、原因の80%が腎臓の糸球体疾患の病気によります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "粘液水腫(甲状腺機能低下症)":"

(ねんえきすいしゅ)甲状腺機能の低下により起きる病気で、先天性のものと後天性のものがあります。前者はクレチン症と呼ばれ、乳幼児期に知能が低下し、小人症となります。顔がむくむと共に、全身倦怠感や手足の冷え、汗が出なくなる、貧血、声がれ、いびき、脱毛、月経過多などの症状が現れます。表情がぼんやりした感じになり、動作が鈍くなったり、しゃべるのが遅くなったりします。【血液・リンパ疾患】

" , "捻挫・腱鞘炎":"

(ねんざけんしょうえん)急激な運動やケガ、事故などによって起こる筋肉や健の炎症によって痛みが起こります。【神経・運動器系疾患】

" , "ノイローゼ":"

(のいろーぜ)本人自身、自らの症状について大変苦しみます。発病時期は、男女とも10歳代後半から20から30歳代にかけての、生涯のうちで最も活動的な時期-したがって精神的負担も大きくなりやすい-に起こりやすく、15歳以前と50歳以後には、あまりみられません。心身の過労を避け、リラックスする時間と、話せる友人をもつことがなによりも大切です。【精神科疾患】

" , "脳":"

(のう)奇恒の腑の一つで、精が集まり脊髄ができ、脊髄が頭に集まり脳ができます。【中医学用語】

" , "脳炎":"

(のうえん)発熱や頭痛、吐き気や嘔吐などの症状があらわれますが、重症になると、精神障害や知のう低下、けいれん、項部硬直、運動まひなどが起こります。【脳・神経系疾患】

" , "脳梗塞":"

(のうこうそく)脳血栓と脳塞栓があります。脳血栓は老人に多く、夜間や朝の起床時に起こりがちで、症状が徐々に進み、脳塞栓は、昼間活動期に突然起こることが多く、特に心臓の弱い人に多くみられます。それぞれの症状は半身不随、言語不能、半盲症などです。一般に脳出血よりは軽症が多いのですが、大きな血管が詰まれば死に至ります。【脳・神経系疾患】

" , "脳出血":"

(のうしゅっけつ)急に意識がなくなって倒れ、手足など半身不随になるのが高血圧性脳出血の典型的な症状ですが、実際にはいろいろ違った症状があります。【脳・神経系疾患】

" , "脳性麻痺":"

(のうせいまひ)出生前や周産期のいろいろな原因による神経系の障害の総称で、非進行性です。原因としては、遺伝性疾患、風疹、トキソプラズマ、サイトメガロウイルスなどの感染、妊娠中毒症、母体の栄養障害、母体の循環障害、前置胎盤、胎盤早期剥離、遷延分娩、羊水過多、臍帯巻絡、凝固機能障害による脳内出血、重症黄疸など多数あげられます。【脳・神経系疾患】

" , "脳卒中":"

(のうそっちゅう)脳卒中とは脳の血管障害による意識障害や手足のまひを起こす状態の総称で、脳出血や脳梗塞をはじめ、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、高血圧性脳症など、いろいろなものが含まれます。【脳・神経系疾患】

" , "脳膿瘍":"

(のうのうしょう)発熱のほか、化膿巣が生じた部分を司どっている機能に障害が起こり、けいれんやまひ、失語症、意識障害などがあらわれます。【脳・神経系疾患】

" , "脳の動脈硬化":"

(のうのどうみゃくこうか)過労、興奮、ストレスが続くと、めまい、耳鳴り、吐き気などが起きやすくなります。さらに進むと、脳卒中を起こして危険な事態を招きます。【脳・神経系疾患】

" , "脳貧血":"

(のうひんけつ)脳へ流れる血液が一時的に少なくなるために起こります。座っていて急に立ち上がったときや、湯船から出たときに“立ちくらみ”が起こります。【脳・神経系疾患】

" , "農薬中毒":"

(のうやくちゅうどく)農薬の場合は、下手な手当をするよりも、一刻も早く医師に連絡をして指示を受けることが大切です。状況によっては酸素吸入や輸液をしなければならないこともあります。【消化器系疾患】

" , "膿漏":"

(のうろう)副鼻腔炎のことです。【中医学用語】

" , "ノコギリヤシ":"

(のこぎりやし)「ノコギリヤシ」は北アメリカ南部に広く分布する植物で、春に白い花をつけ高さ1~2m程に成長します。この「ノコギリヤシ」は昔からインディアンの間では強壮剤として珍重されていましたが、最近の研究により前立腺肥大に効果が高いことがわかり、にわかに注.目を集めています。前立腺肥大は、下図のように男性の加齢とともに前立腺が肥大して排尿障害が起きるものです。これは、60歳代以上の男性の7割にあるといわれています。また年々増加傾向にあり、現在、前立腺肥大症患者とその予備軍の総数は、何と約250万人と見られています。この前立腺肥大に高い効果を示す「ノコギリヤシ」ですが、すでにヨーロッパでは医薬品として用いられ、またアメリカでも機能性ハーブ(栄養補助食品)として広く利用されています。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "パーキンソン病":"

(ぱーきんそんびょう)四肢のふるえや筋肉のこわばり(硬直)を主症状とする病気です。そのため、動作は非常にゆっくりで、歩こうとしても第一歩がなかなか出せなかったり、前かがみになり、ひじ、ひざを少し曲げるような姿勢をとったりします。また、まばたきが少なくなり、無表情で仮面様の顔つきになります。【神経・運動器系疾患】

" , "肺":"

(はい)五臓の一つで、呼気によって気を産生します。三焦を通じて気や津液を送り代謝します。皮膚の汗腺を開閉し体温を調節します。【弁証論治】

" , "肺痿":"

(はいい)肺結核のことです。【中医学用語】

" , "肺陰虚":"

(はいいんきょ)肺の冷やす作用と潤す作用が不足した状態です。微熱と空咳(からせき)が起こります。【弁証論治】

" , "肺炎":"

(はいえん)寒気やせきなど、かぜによく似ていますが、続いて38~40度の高熱、苦しいからせき、全身倦怠、胸痛があらわれ、呼吸も浅く速く苦しくなります。全身の臓器のなかで唯一外気と接する肺は、常に無菌状態を保つように機能しています。この機能が低下すると細菌やウイルスなどによって炎症が生じます。こうして肺に生じた炎症を総称して「肺炎」といい、その範囲は肺組織だけでなく、気管支や細気管支も含みます。【呼吸器疾患】

" , "バイオリズム":"

(ばいおりずむ)人間の生体活動周期は、その人の誕生日から始まって、身体23日、感情28日、知性33日の3つの要素で構成されており、その周期リズムの組み合わせでその日のコンディションが分かるという説です。〆要注意は、周期の最初の日と周期の真中の日が、プラス期からマイナス期又はその逆のマイナス期からプラス期へ移行するという点で、不安定な要注意日と呼ばれています。〆生物学的、医学的な根拠についての文献は今までに見たことはありません。【健康活動よもやま話】

" , "梅核気":"

(ばいかくき)咽(のど)に梅干の種のようなものがつかえて吐こうとしても、飲み込もうとしても取れないという症状です。咽中炙肉と同じく半夏厚朴湯の証として有名です。【弁証論治】

" , "肺化膿症":"

(はいかのうしょう)胸痛やせき、寒気、発熱といった肺炎に似た症状で始まり、1週間ぐらいのうちに膿性のたんが多量に出るようになります。【呼吸器疾患】

" , "肺気虚":"

(はいききょ)肺の陽気の不足で、呼吸器系の機能低下や咳漱・呼吸困難および「皮毛を主る」機能が低下した衛気虚の症候も現れます。また水分代謝が障害され、痰が多量に出ます。【弁証論治】

" , "肺気腫":"

(はいきしゅ)初めにあらわれる症状は息切れで、坂道や階段を上るときに、息づかいが荒く、苦しくなります。また、ぜんそくや気管支炎を合併することが多く、その場合には喘鳴やせき、たんが激しく起こります。進行すると呼吸困難を起こすようになり、同時に、胸郭が膨張してビール樽のようになったり、唇にチアノーゼ(深青色)があらわれ、つめが太鼓のばちのように丸くなったりします。【呼吸器疾患】

" , "肺虚":"

(はいきょ)肺の気や陰が不足した病態のことです。【中医学用語】

" , "肺結核":"

(はいけっかく)胸痛や喀血、せきやたんなどがあらわれているときには、結核がすでに、中等度以上にまで進行しているものと、思わなければいけません。このほか、倦怠感、食欲不振、消化不良、体重減少などの全身症状があらわれ、呼吸困難や38度前後の熱をみることもあります。【呼吸器疾患】

" , "培元":"

(ばいげん)活動源である元気を補充することです。=益元、壮元、補元。【中医学用語】

" , "肺失宣粛":"

(はいしつせんしゅく)病邪によって肺の宣散・粛降の機能が障害されたもので、実証あるいは虚実挾雑に相当します。病邪の種類によってさまざまな症候があらわれますが主症状は咳漱・喀痰です。【弁証論治】

" , "肺水腫":"

(はいすいしゅ)血液(主として血漿(けっしょう))が血管から肺胞内にしみ出す病気です。発作的に呼吸困難があらわれ、血の混ざった泡状の痰(たん)を多量に出します。発作が起きたときには、横になったままでは呼吸ができないので、起き上がって前かがみの状態で呼吸する起座呼吸をしなければならなくなります。また、ときにチアノーゼを伴うことがあります。なお、重症の場合には、肺の機能低下のために血液の酸素が不足する低酸素血症になり、意識障害を引き起こすことがあります。【呼吸器疾患】

" , "排石":"

(はいせき)結石を出すことです。【中医学用語】

" , "排膿":"

(はいのう)化膿した部分を切開して膿(うみ)を出すことです。【漢方症状】

" , "肺癰":"

(はいよう)肺壊疽のことです。【中医学用語】

" , "白癬菌":"

(はくせんきん)人間や動物などの皮膚の角質層(角層)を住処とする真菌(カビ)・皮膚糸状菌の一種で、角質の成分であるケラチンというたんぱく質を栄養源にし、人間のアカが落ちるほとんどの場所に生息していますので、私たちの周りのいたるところに存在しています。

またこの白癬菌は水虫の原因菌であるため、“水虫菌”とも呼ばれています。
白癬菌はアカとなって皮膚(角質層)が剥がれ落ちるときに一緒にくっついて剥がれ落ちますが、白癬菌自体、感染力はそれほど強くなく、空気感染などはしないといわれています。

また乾燥した皮膚に白癬菌が付着したとしても、自然に落ちたり、洗い流せば感染することはありません。
【皮膚科疾患】

" , "白苔":"

(はくたい)舌診の症候の一つで、舌の上に白い苔のようなものが見られます。寒湿で起ります。熱の症状があれば褐色に変化します。湿が減少すれば、舌が乾燥し赤味がかった色になります。【中医学用語】

" , "白内障":"

(はくないしょう)目のレンズである水晶体が濁る病気で、ひとみが徐々に白くなるので、光を吸収しやすくなり、そのために、わずかな光を受けてもまぶしく、明るい所では物が二重、三重に見えたりします。【眼科疾患】

" , "麦粒腫":"

(ばくりゅうしゅ)ものもらいともいいます。まつ毛のそばやまぶたの裏にある皮脂腺に細菌が感染し、まぶたが赤くはれて痛みます。普通は1週間で自然に治っていきますが、ときに化膿がまぶた全体に広がったり、結膜炎や眼瞼縁炎を起こしたりすることがあるので油断はできません。【眼科疾患】

" , "はしか(麻疹)":"

(はしか(ましん))麻疹(ましん)ともいいます。2歳から5歳くらいの子どもがかかりやすく、高熱が出て鼻汁、くしゃみ、せきなど、かぜ様の症状がつづき、目が赤くなって目やにが出ます。頬の内側や軟口蓋などの粘膜にコプリック斑という白い小斑点が数個ないし数100個出ます。これがみられると発疹がまだ出ていなくても、はしかだと診断が下されます。このころ、少し下がり気味だった熱が再び上がるとともに発疹が出はじめます。発疹は耳の後ろや、ひたいの髪の生え際などから始まって、顔、首、体部に、さらに四肢へと広がります。【小児科疾患】

" , "破傷風":"

(はしょうふう)感染後、10日くらいたってから首筋がひきつれたり、物をかむと疲れやすくなって、次第に口が開かなくなります。また、全身の筋肉がこわばり、歩行困難に陥ることもあります。さらに、全身性のけいれんが起こって、死亡するケースも少なくありません。【神経・運動器系疾患】

" , "バセドウ病":"

(ぱせどうびょう)甲状腺のはれ、動悸、手の震え、疲労感、体重の減少、発汗、眼球の突出、運動時の息切れのほか、イライラしたり、怒りっぽくなったり、不眠、月経不順などがみられます。さらに病気の進行に伴って不整脈、高血圧、微熱、糖尿などがあらわれ、皮膚が黒ずむこともありますが、患者により、症状のあらわれかたや重さもいろいろです。【代謝性疾患】

" , "発黄":"

(はつおう)黄疸のことです。【中医学用語】

" , "白血病":"

(はっけつびょう)白血球系骨髄細胞の分化増殖の異常が原因の病気です。血液のがんともいわれ、急性のものと慢性のものとがあります。【血液・リンパ疾患】

" , "八綱弁証":"

(はっこうべんしょう)陰陽・虚実・表裏・寒熱の8つの対立概念に分類し病態を診断する方法です。【弁証論治】

" , "発熱性消耗性疾患":"

(はつねつせいしょうもうしっかん)発熱が原因で体力を消耗する病気の総称で、肝炎・結核・赤痢・コレラ・かぜ等が該当します。しかし、かぜ以外の病気にドリンク剤やミニドリンク剤を服用することは、ほとんどありません。そのため、ここで言う〔発熱性消耗性疾患〕とは、かぜのことです。【循環器系疾患】

" , "発表剤":"

(はっぴょうざい)病邪を体表から発散させる薬方です。別に発汗剤、解肌剤とも言います。【弁証論治】

" , "煩":"

(はん)胸部のうち特に心臓部に熱感を覚え苦しむことです。【中医学用語】

" , "反回神経まひ":"

(はんかいしんけいまひ)喉頭筋の運動が障害され、そのため、声帯がうまく合わず、声が出なくなってしまいます。【咽喉科疾患】

" , "煩渇引飲":"

(はんかついんいん)口渇がはなはだしく、いくら飲んでも飲み足りないことです。【中医学用語】

" , "煩躁":"

(はんそう)煩悶し、もだえ乱れる状態のことです。胸中の熱と不安をといい、手足をばたつかせることをといいます。【中医学用語】

" , "煩疼":"

(はんとう)わずらわしく疼くような痛みのことです。【中医学用語】

" , "煩熱":"

(はんねつ)わずらわしい身体の熱感のことです。【中医学用語】

" , "反鼻":"

(はんび)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "半表半裏":"

(はんぴょうはんり)横隔膜に隣接する臓器で、胃、肝、脾、肺、肋膜、心、食道気管支などです。【漢方症状】

" , "痺":"

(ひ)風、寒、湿の病因で起こる痛みや麻痺のことです。【中医学用語】

" , "脾":"

(ひ)五臓の一つで、胃が消化した飲食物から滋養物質と水液を分け全身に巡らせます。気血を生成する基礎物質を供給し、血液が血脈から漏れ出ないよう統制します。【弁証論治】

" , "脾胃":"

(ひい)胃は現在の胃と考えてよいですが、脾は脾臓の事ではなく膵臓の働きに近いです。胃が消化した飲食物から滋養物質と水液を吸収し肺に送り、肺から全身に巡らせます。脾胃=消化器系のことです。【中医学用語】

" , "BMI(肥満指数)":"

(びーえむあい)BMI;身長あたりの体重の指数でBody Mass Indexの頭文字です。現在最新の肥満度指数です。その定義は、〆BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)〆です。〆BMI=22が統計的に最も疾病にかかる確率が低いので、22に対応するものを標準体重(理想体重)としています。【健康活動よもやま話】

" , "脾胃湿熱(湿熱阻滞脾胃)":"

(ひいしつねつしつねつそたいひい)湿熱の邪による脾胃の障害である、湿困脾胃の症候とともに熱証がみられることが特徴で、胃腸障害・水分代謝障害に炎症をともなうものと考えられます。病邪の感染・脂肪や美食の摂取過多・酒の嗜好などによって発生します。
【弁証論治】

" , "脾胃不和":"

(ひいふわ)滋養成分を上昇させる脾の機能と、粕を下降させる胃の機能が折り合わず、吐瀉や胃のつかえが起こることです。【漢方症状】

" , "冷え性(冷え症)":"

(ひえしょう)寒冷というストレスに対して過敏な体質を持っている人で、ホルモンのバランスを崩し、おもに血液の流れを調節する自律神経の失調を起こし、その結果血管の少ない手足や腰の血液循環が悪くなり(血行不良)、身体が冷えるのです。【循環器系疾患】

" , "脾気虚":"

(ひききょ)脾気の不足です。吸収能力や栄養代謝の低下とともに全身的な気虚の症候がみられます。【弁証論治】

" , "脾虚":"

(ひきょ)脾の機能が落ちた状態のことです。【中医学用語】

" , "肥厚性鼻炎":"

(ひこうせいびえん)炎症のために鼻粘膜の組織が増殖して厚くなり元に戻らなくなった状態です。症状は、鼻カタルと似ていますが、鼻づまりの程度がやや強く、持続的で、詰まる側が一定しており、薬をつけてもなかなか治りません。【耳鼻科疾患】

" , "ひざが痛い":"

(ひざがいたい)4つの原因と対策【神経・運動器系疾患】

" , "脾失健運":"

(ひしつけんうん)脾の陽気の不足、運化機能の低下のあらわれとして、消化吸収力の低下・津液の輸送の障害、「四肢・肌肉を主る」機能の低下として横紋筋・平滑筋の緊張減弱・栄養障害を発生します。また、長びくと全身的な栄養不良として血虚の症候もあらわれ気血両虚となったり、腎に障害がおよんで脾腎両虚が生じます。【弁証論治】

" , "脾腎陽虚":"

(ひじんようきょ)脾と腎の陽が不足している状態です。慢性の下痢や腰痛が起こります。脾と腎の陽気が同時に虚する病態です。浮腫(むくみ)、尿量減少、冷え、下痢などが起こります。【弁証論治】

" , "ヒステリー":"

(ひすてりー)声が出ない、手足の感覚が手袋・靴下型にまひする、視力が低下する、視野が狭くなる、目が見えない、あるいは乳房、卵巣、腹部などが痛むなど、多様な症状をあらわします。【精神科疾患】

" , "鼻せつ":"

(びせつ)鼻腔の入口、鼻毛の生えている部分の毛根や皮脂腺に細菌が感染して痛み、赤くはれる病気です。強くはれると、鼻づまりや顔面痛、頭痛を起こし、発熱を伴うこともあります。【耳鼻科疾患】

" , "痞塞感":"

(ひそくかん)胸が塞がった(ふさがった)ような感じの症状です。【漢方症状】

" , "ビタミン":"

(びたみん)糖質、脂質、タンパク質、ミネラルと並ぶ五大栄養素の一つ。ごく微量で生命に必須な働きをし、食事で摂る必要のある微量栄養素。三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)と違って、血や肉になったり、エネルギーになることはないが、ほかの栄養素の働きをスムーズにする潤滑油のような役割をする。ビタミンには13種類があり、互いに助け合いながら体内の機能を調節しているので、どれか一つでも不足すると、正常に機能しない。【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミンB複合体欠乏症":"

(びたみんBふくごうたいけつぼうしょう)最近では、偏食をしない限り、ほとんど起こらなくなりました。バランスのとれた規則正しい食生活をしましょう。【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミンCの効果":"

(びたみんCのこうか)いま世界的にビタミンCの効果が見直されています。
 ビタミンCが不足すると、壊血病となり死に至ることは古くから解明されていまずが壊血病と言う馴染ない病気はともかく、最近今世紀最大の科学者と言われるアメリカのライナスポーリング博士によってビタミンCの驚く程巾広い効果が発見され又、それに基いて各国の科学者や各科の専門医師によって種々研究、実験の結果更に多<の効果が続々と発表されています。
 その主なものを列挙してみますと、
【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミンE":"

(びたみんいー)代表的な抗酸化ビタミン(抗酸化作用をもつビタミン)の1つであり、生活習慣病予防のためのサプリメントとして利用されている。活性酸素の害を抑え、過酸化脂質の生成を抑制して動脈硬化性疾患を予防する。【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミンA":"

(びたみんえい)レチノール、レチナール、レチノイン酸とも呼ばれる。食事に含まれるビタミンAとして、レバーや肝油など動物性食品に含まれるビタミンA、緑黄色野菜に多いβ-カロチン(体内で必要に応じてビタミンAに変換される)がある。ビタミンAの欠乏症では、暗いところで視力が低下する夜盲症が認められる。また、皮膚や粘膜の異常も生じる。【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミンC":"

(びたみんしー)柑橘類の成分が壊血病を予防することから発見された水溶性ビタミンの一種である。今日では、美白・美肌・シミの予防といった効果をもつ栄養素、あるいは、風邪やガン、動脈硬化性疾患に対する効果をもつビタミンとして注目されている。また、抗酸化作用をもつことから、生活習慣病を予防するためのベーシックなサプリメントとしてよく利用されている。【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミンD過剰症":"

(びたみんでぃーかじょうしょう)初期には高カルシウム血症による食欲不振、口渇、倦怠、頭痛があり、悪心、嘔吐、下痢がおこります。後に高カルシウム血症とともに高リン酸血症もおこり、腎、肺に石灰化をおこし、尿路結石の原因となります。【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミンB2の役割":"

(びたみんびーつーのやくわり)リボフラビンとも言います。糖質【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミンB6の役割":"

(びたみんびーろくのやくわり)塩酸ピリドキシンとも言います。タンパク質代謝の各酵素の補酵素として働きます。欠乏すると口内炎【ビタミンよもやま話】

" , "ビタミン不足":"

(びたみんふそく)ビタミンは微量でも欠乏すると各臓器に影響がでます。なかには、口の中の粘膜や舌が赤くはれ、皮膚があれるという症状があらわれることもあります。【ビタミンよもやま話】

" , "ビタモエムとは":"

(びたもえむとは)私達のからだの中では、いろいろな組織や臓器が極めて精密で複雑な機能をもち、休むことなく働いています。さらに個々の組織や臓器が、神経やホルモンなどの働きによって連携しあいながら、からだ全体の調和を保っています。

 私達が健康な生活を営むためには、これらの機能が円滑に働くように、消耗したエネルギーやからだの成分を食事などによって補わなければなりません。

 そのうちタンパク質(アミノ酸)は、身体を構成する主要な成分であるばかりでなく、生きていくために必要な働きをしている酵素もタンパク質からできています。
しかしタンパク質は食べだめが余り出来ないのに、常に新しいものと入れかわっています。
例えば胃や腸などの消化器の壁は1日内外で、血液や肝臓、皮膚などは10~15日、筋肉は約180日、その他組織タンパクは約80日で半分が新しいアミノ酸によって作りかえられています。

 消費される量と補給する量のバランスがくずれると、すぐ疲れる、病気にかかり易くなるなどのトラブルが起こってきます。この様な時に人体で造ることのできない必須アミノ酸が8種類バランス良く揃ったビタモエムをタンパク・アミノ酸の補給源としてお役立て下さい。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "鼻中隔弯曲症":"

(びちゅうかくわんきょくしょう)一般的な症状は、鼻づまりと頭重感です。鼻炎や副鼻腔炎を合併していると、鼻汁や後鼻漏(鼻汁がのどのほうに下がる)があり、ひどくなると、物のにおいがわらなくなります。【耳鼻科疾患】

" , "非特異性腟炎":"

(ひとくいせいちつえん)腟が赤くはれあがったり、ヒリヒリ痛んだり、おりものがふえたりします。おりものは、黄色く膿をもち、また血がまじることもあり、悪臭を放ちますが、一般に軽いのが特徴です。【産・婦人科疾患】

" , "微熱":"

(びねつ)熱が裏に隠れて表に現れないもので裏熱の一種です。西洋医学で言う微熱とは異なります。【漢方症状】

" , "皮膚カンジダ症":"

(ひふかんじだしょう)おむつかぶれの症状に似ていますが、赤みが点状で盛り上がっており、しだいにはがれ落ちて紅斑となります。原因は便中のカンジダ菌(カビの一種)です。おむつを当てているおしりは、ただでさえカビの繁殖に適しています。体力の低下時や入浴しなかったことなどがきっかけでカンジダ菌が異常繁殖し、皮膚の表皮、角層に侵入して炎症を起こします。【皮膚科疾患】

" , "皮膚掻痒症":"

(ひふそうようしょう)皮膚には特別変化もないのに、かゆみを起こします。軽い接触皮膚炎と間違えられることもあり、かきむしって皮膚病を誘発することもあります。怖いのは、糖尿病や痛風、慢性腎炎、尿毒症、ときに白血病や癌などの全身的疾患の一症状として起こるかゆみで、それを見逃すことです。【皮膚科疾患】

" , "脾不統血(気不摂血)":"

(ひふとうけつきふせっけつ)脾気虚・脾陽虚・中気下陥の症候とともにみられる出血で、気の固摂作用が減弱したことによるもので、気不摂血ともいいいます。【弁証論治】

" , "痞満感":"

(ひまんかん)なにかがつかえたり、いっぱいたまったような感じです。【漢方症状】

" , "皮毛":"

(ひもう)皮膚とうぶ毛のことです。汗腺、皮脂腺を含めた皮膚の表層のことです。【中医学用語】

" , "飛蚊症":"

(ひもんしょう)50歳代から60歳代にかけて、かなり多くの人にみられ、目の前を蚊が飛んでいるように見えるので、飛蚊症と呼ばれています。飛蚊症が網膜剥離、ぶどう膜炎などの前兆となることがあるので要注意です。【眼科疾患】

" , "百日咳":"

(ひゃくにちぜき)コンコンコン……とせきが何10回もつづいて出、最後に「ヒィー」と息を吸いこむのが特徴です。せきこみがはげしいので、まぶたがはれたり、白目(結膜)に出血したりすることもあります。【小児科疾患】

" , "憑依症":"

(ひょういしょう)「狐つき」のことです。【漢方症状】

" , "病因弁証":"

(びょういんべんしょう)主に外感、身体の外部から入る病邪が原因になって起こる症状に対して、病因が何かという観点から弁証します。【弁証論治】

" , "病邪":"

(びょうじゃ)外から侵入するものと、体内で出来る病理産物が病因となったものがあります。【中医学用語】

" , "表証":"

(ひょうしょう)次の症状は表証です。四肢(手足)の表層、後頭痛、肩こり、背中痛、多汗症、アレルギー性鼻炎は表証が多い。表証は主として外感病の初期に現れる病症で、発熱と悪寒が同時に見られ、浮脈(ふみゃく)を呈し、舌にはわずかに薄白苔が見られるのが特徴的症候です。風邪などの発病初期で病邪が体表にあり、悪寒、発熱などの症状を呈する病態です。【弁証論治】

" , "標治":"

(ひょうち)対症療法のことです。←→本治(ほんち)。【中医学用語】

" , "表裏":"

(ひょうり)病位(病気の位置)の分類です (上下概念)。表証;頭部・外表、あごから上の位置です。裏証;躯幹・内臓・口腔です。【弁証論治】

" , "避穢防瘴":"

(ひわいぼうしょう)細菌など病原性のものを防ぐことです。【中医学用語】

" , "貧血":"

(ひんけつ)ちょっとからだを動かしても、胸がドキドキするのは、鉄不足の結果起きた酸素不足のためなのです。そのため、 全身がだるく、耳鳴りやめまいを起こすこともあります。【血液・リンパ疾患】

" , "フィラリア":"

(ふぃらりあ)日本では大変まれですが、熱帯地方では多くの人が、蚊に何度か刺されることにより、感染しています。症状は、38度から40度の高熱と同時にリンパ節のはれや、皮膚に痛みのある発疹があらわれます。【皮膚科疾患】

" , "風":"

(ふう)六気の内の一つです。① 外風(がいふう);六淫の邪の一つ。他の邪気を連れて侵入することが多い。人体の上部(顔・鼻・喉)などをまず襲撃するが、患部が一定せず、場所がかわりやすい特徴をもつ。② 内風(ないぷう);内生五邪の一つ。肝との関係が密接。感情や長患いなどによって、陽を制することができないことにより、震え、ひきつけ、めまい、しびれなどを起こす。【弁証論治】

" , "風寒":"

(ふうかん)風邪+寒邪です。【弁証論治】

" , "風寒感冒":"

(ふうかんかんぽう)寒の邪気による風邪のことです。⇒解表散寒。【中医学用語】

" , "風寒表証":"

(ふうかんひょうしょう)体表から風寒の邪が侵入して起こる悪風、頭痛、発熱などの症状です。【弁証論治】

" , "風湿表証":"

(ふうしつひょうしょう)体表から風湿の邪が侵入して起こる悪風、しめつけられるような頭痛、関節痛、倦怠感、微熱などの症状です。【弁証論治】

" , "風邪":"

(ふうじゃ)風の性質に似た症状を引き起こす病因です。風のように発病も変化も早いです。肺、頭部、皮膚など上部や体表を犯し、震え、眩暈(めまい)、痙攣(けいれん)などの症状も見られます。【弁証論治】

" , "風疹":"

(ふうしん)発熱とともに、全身にピンク色の粟粒か、それよりもやや大きめの発疹が出ます。熱は出ないこともこともありますし、出てもあまり高くならず、およそ38度止まりのことが多いのです。耳の後ろや首、わきの下などのリンパ節がはれるのが特徴です。3日ばしかといわれるように、数日後には、解熱し、発疹も消えます。【皮膚科疾患】

" , "風熱感冒":"

(ふうねつかんぽう)熱の邪気による風邪のことです。⇒解表散熱。【中医学用語】

" , "風熱表証":"

(ふうねつひょうしょう)体表から風熱の邪が侵入して起こる軽い悪風、高熱、咽の痛み・発赤・腫脹などの症状です。【弁証論治】

" , "プール熱":"

(ぷーるねつ)咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)ともいいます。アデノウイルス感染症でもっともよくみられるものです。熱が出て、のどが痛く、結膜炎のため、目が真っ赤になります。プールで感染することが多いのでプール熱といいますが、プールに入らなくても感染することがあります。【咽喉科疾患】

" , "不感症":"

(ふかんしょう)女性が性欲を持ちながらも、性交したときに得られる感覚(オルガスムス)が少ないか、あるいは全く快感が得られないことを不感症といいます。性交に対する不安、男性に対する恐怖感や嫌悪感など心因性障害によることが多いです。【産・婦人科疾患】

" , "副睾丸炎":"

(ふくこうがんえん)副睾丸に細菌が感染して炎症が起きたものです。初期には、悪寒、震え、高熱とともに、副睾丸が痛んではれてきます。炎症は陰のうにも波及して、陰のう全体が赤くはれ上がり、痛みは下腹部や腰部などに響きます。ときには膿瘍ができて、膿[うみ]が出ることもあります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "腹診":"

(ふくしん)切診の一つで病人を仰臥させ腹部に触れたり、按圧して病状を診断することです。日本漢方では、重視します。【中医学用語】

" , "腹中雷鳴":"

(ふくちゅうらいめい)腹の中で雷のような音がすることです。【中医学用語】

" , "副鼻腔炎(蓄膿症)":"

(ふくびこうえん)鼻づまりと、黄色い膿性の鼻汁で、鼻汁がのどに落ちてきたりします。頭重や、頭痛を訴えることが多く、においがよくわからなくなることもあります。副鼻腔炎は、頬骨の下にある上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる空洞に炎症が起こるもので、副鼻腔内にうみがたまることが多いので蓄膿症ともいい、欧米に比べて日本に多い病気です。【耳鼻科疾患】

" , "腹皮拘急":"

(ふくひこうきゅう)腹直筋の緊張のことです。【漢方症状】

" , "腹部大動脈瘤破裂":"

(ふくぶだいどうみゃくりゅうはれつ)動脈瘤が大きくなると、脊椎を圧迫し、腰痛、腹痛、下肢放散痛などを起こします。これらの症状があらわれたら、すでに動脈瘤破裂の危険性が迫っており、早急に手術を受ける必要があります。【循環器系疾患】

" , "腹膜炎":"

(ふくまくえん)初めのうちはおなかが張った感じがするだけで、次第に、消化障害や下痢、微熱、下腹部の痛みなどを訴えるようになり、腹水の貯留がみられます。腹水のふくらみは、満腹時などの実質でふくれた場合と違い、おなかが水枕のようにだぶつきます。【消化器系疾患】

" , "腹満":"

(ふくまん)腹が脹ることです。【中医学用語】

" , "茯苓":"

(ぶくりょう)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "附子":"

(ぶし)猛毒を持つトリカブトの根です。根にアコニチンなどのアルカイドを含んでいます。漢方では、通常、長時間煎じたり加工したりして、毒性を弱めたものを使用します。心臓の働きを助ける目的で、処方の中にごく少量だけ配合します。妊娠中の女性には禁忌(きんき)で、扱いに注意を要する生薬です。【生薬よもやま話】

" , "腐熟":"

(ふじゅく)飲食物を消化する胃の機能のことです。【中医学用語】

" , "不仁":"

(ふじん)知覚麻痺を言います。下腹部に起るものを小腹不仁といい腎虚の症候に見られます。【中医学用語】

" , "不正咬合":"

(ふせいこうごう)いわゆる出っ歯(上顎前突じょうがくぜんとつ)、受け口(反対咬合)、乱杭歯(叢生そうせい)など、歯ならびや歯のかみ合わせの異常を不正咬合(ふせいこうごう)といいます。【口腔科疾患】

" , "不整脈":"

(ふせいみゃく)安静時には、洞結節から1分間当たり60~80回の刺激が規則的に発生し心筋を収縮させ、心臓から血液が送り出されますが、このリズムが異常に遅くなったり、速くなったり、あるいは不規則になったりすることがあります。こんな状態を不整脈といいます。【循環器系疾患】

" , "不定愁訴":"

(ふていしゅうそ)不定愁訴とは、特に更年期障害の時に起こる様々な精神症状、身体症状を言います。【産・婦人科疾患】

" , "ぶどう膜炎":"

(ぶどうまくえん)白目が紫がかった充血を起こし、まぶしさや流涙、ゴロゴロとした鈍い痛みを伴います。また、結膜炎と違って目やにがなく、物が霧状にかすんで見えるのが特徴です。【眼科疾患】

" , "不妊症":"

(ふにんしょう)正常な夫婦が特別な避妊法を用いないで性生活を営んでいるにもかかわらず、一定期間以上、妊娠しない状態を総称して不妊症といいます。日本では、その期間を2年間としていますが、外国では1年としているところもあります。また、不妊症という言葉に対して、妊娠はするが流産などにより生児を得られないものを不育症といって分けて考えることもあります。不妊夫婦の頻度は日本でも欧米でも、大まかに10パーセントと考えられます。【産・婦人科疾患】

" , "浮脈":"

(ふみゃく)脈のタイプです。指をちょっと触れるとよく感じられますが、強く押さえると感じなくなる脈のタイプです。【漢方症状】

" , "不眠症":"

(ふみんしょう)過度の不安、心配事があり、たまたま眠れない日があると、それを契機に一種の不眠恐怖症に陥り、不眠に対する過度な恐怖を覚えるようになります。長引く不眠は精神科に相談し、その性質、治療方針などをしっかり知っておくことが必要です。【精神科疾患】

" , "プラセンタ(胎盤加水分解物)":"

(ぷらせんたたいばんかすいぶんかいぶつ)胎盤(プラセンタ)を加水分解処理して得られたエキスで、体内に吸収されやすい20種近いアミノ酸とタンパク、ミネラル等を含んでおり、滋養強壮、肉体疲労時の栄養補給にすぐれた効果があります。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "プラセンタ(胎盤)製薬の効果":"

(ぷらせんたたいばんせいやくのこうか)●ひと晩寝ても、身体の疲れがとれない時
●ちょっと無理しただけで疲れてしまう時
●朝から身体が重くてだるい時
にお試し下さい。

次のような症状の方に非常に効果的です。
①手足がつめたい
 年中床に入っても手足が冷える。
②肌荒れ・シミ・ソバカス
 化粧ののりがどうも悪い。
③更年期
 体がのぼせたり、ほてったり、イライラする。
④顔色が悪い(貧血)
 時々頭が重く目まいがする。
⑤疲れやすい(慢性疲労)
 眼がしょんぼり動きや反応がにぶい。
⑥二日酔
 少ない酒量でもお酒が残る。
⑦精力減退
 体がどうもダルく気力がない。
⑧産前・産後の体力低下
 母乳の出の悪い方
【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ブルーベリーと夜間視力":"

(ぶるーべりーとやかんしりょく)ブルーベリー中のアントシアニンが映像を写すスクリーンにあたる網膜の光に対する感受性を高める働きがあり、特にかすみ目や夜間視力の向上に役立ちます。さらに抗菌作用で網膜の血管を強くする働きもあります。ヨーロッパでは、医薬品として用いられています。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "聞診":"

(ぶんしん)聴覚と臭覚によって病候パターンを決定することであり、呼吸・咳嗽などの声音と口臭・体臭・排泄物などにより診断します。【弁証論治】

" , "憤怒けいれん":"

(ふんぬけいれん)1から2歳の子供によくみられる発作で、転んだり怒られたりして、激しく泣いているうちに、息を止め、顔色が紫色になって、全身をかたくして震わせます。こういうときには、抱いてあげると落ち着きます。泣くたびに発作を起こすものから、年に1、2回というものまでいろいろですが、経過は良好で、後遺症もありません。【小児科疾患】

" , "平肝":"

(へいかん)肝の機能亢進状態を改善することです。【中医学用語】

" , "平喘":"

(へいぜん)呼吸困難、喘息を改善することです。【中医学用語】

" , "閉塞性動脈硬化症":"

(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)徐々に起こる場合には、指先の脱疽や間欠性跛行などといった症状があらわれますが、急に起きると、虚血のために筋肉や腸の毛細血管が破れ、24時間以上たつと壊死を起こします。【循環器系疾患】

" , "β-カロチン":"

(べーたかろちん)主に緑黄色野菜に含まれている。体内に入ると、その一部はビタミンAに変化する。ビタミンAはガンを予防する働きがあり、変化しなかった残りのβーカロチンは、活性酸素の害を防止するなどの働きをするといわれている。【ビタミンよもやま話】

" , "β-Dグルカン":"

(べーたでぃーぐるかん)きのこ類には、グルカンという多糖類が成分として含まれている。そのうち、βーDグルカンは、人間の免疫力を高める効果があるといわれている。さらに、アレルギー、ガンを抑制するのではないかということで、現在、各国で研究が進められている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "ベーチェット病":"

(べーちぇっとびょう)初期の四大症状は、口の中のアフタ性潰瘍、外陰部の潰瘍、皮膚の赤い発疹、目の痛みです。【皮膚科疾患】

" , "ヘルペス":"

(へるぺす)ヘルペスとは、皮膚に水疱疹と呼ばれる小さな水泡が集まった状態をいいます。水泡が比較的少ない単純性疱疹と、多数の水泡が帯状に集まる帯状疱疹に大別されます。【皮膚科疾患】

" , "ヘルパンギーナ":"

(へるぺんぎーな)ウイルスの感染によるものです。小さな水疱がのど(口蓋弓)の両側にでき、のどが痛くなって高熱が出ます。解熱薬を与え、水分をできるだけ多くとらせるように努めます。これは年長児や成人にもうつります。【循環器系疾患】

" , "変形性関節症":"

(へんけいせいかんせつしょう)これは関節の老化によるもので、股関節や膝関節に起こりやすく、手指では第一関節に好発します。【神経・運動器系疾患】

" , "変形性頚椎症":"

(へんけいせいけいついしょう)40歳過ぎに多い病気で、腕につながる神経が圧迫されて肩や腕の痛みやしびれ、知覚鈍麻、痙性まひ(突っ張るため動かしにくくなる状態)が起こります。さらに、椎骨動脈の圧迫で、めまいや頭痛、耳鳴りを起こすこともあります。【神経・運動器系疾患】

" , "変形性脊椎症":"

(へんけいせいせきついしょう)ふだん椎間板はクッションの役割をしていますが、変形すると、その機能が低下し、衝撃が直接脊椎に作用して、脊椎の一つ一つ(椎体)がぶつかりやすくなります。ときに腰痛、特に運動痛があります。動かしはじめに痛む傾向が強く、そのため朝起きたときにひどく痛み、少し動いているとだんだんよくなり、夕方になるとまた痛くなってきます。足のほうへ痛みが広がることもあります。また、変形の場所によっては手足のしびれなどの神経症状もみられます。【神経・運動器系疾患】

" , "変形性膝関節症":"

(へんけいせいひざかんせつしょう)年をとるにつれて、老化で膝関節が変形してくる病気です。中・高年に多く、特に太っている人によくみられます。膝関節がはれて正座がしにくくなったり歩き始めるときにひざが痛むのが特徴です。片側のひざだけにくることもあれば、両側に起こることもあります。【神経・運動器系疾患】

" , "変形性股関節症":"

(へんけいせいまたかんせつしょう)初めのうちは歩きすぎたときや、スポーツの後などに股関節部が痛んだり、疲れたりする程度で、しばらく休めばたいていよくなるのですが、そのうち少し歩いただけでも痛むようになり、痛くて、ひきずって歩くようになります。 また、股関節の動きが悪くなり、靴下をはいたり脱いだりする動作や、足のつめを切る動作に不自由を感じるようになります。【神経・運動器系疾患】

" , "変証":"

(へんしょう)変則的な病証のことです。←→正証。【中医学用語】

" , "弁証":"

(べんしょう)病変がどのような状態であるか判断することです。四診によって得られた身体情報にもとづいて疾病の現段階の病態を概括することです。【弁証論治】

" , "弁証施治":"

(べんしょうせち)弁証論治のことです。【弁証論治】

" , "弁証論治":"

(べんしょうろんち)中医学の特徴を代表する診断・治療の方法論です。弁証とは証候を弁別し分析することで、論治とは弁証の結果にもとづいて治療の方法と措置を決定することです。弁証論治では、中医学の四診・八綱・臓象・病因病機・治則・方薬などの基礎理論を運用して、患者に現れている所見に対し総合的な分析を加え、病がどの「証候」に属するのかを判断します。これが弁証の過程です。その後、弁証を基礎として相応する治療の方法と措置を設定します。これが論治の過程です。弁証論治の過程は、すなわち疾病を認識してそれを解決する過程です。弁証論治は弁証施治とも称します。【弁証論治】

" , "偏食":"

(へんしょく)幼児期に多く見られます。しかし、食品の取り方に片寄りはあっても、栄養的には、必要量を満たしているケースが多いです。【小児科疾患】

" , "偏頭痛":"

(へんずつう)吐き気や嘔吐、腹痛、顔面蒼白などを伴う場合もあります。疲労や人込みの場所への立ち入り、睡眠不足、悪天候、月経、ストレスなどがきっかけとなることがあります。【循環器系疾患】

" , "扁桃炎":"

(へんとうえん)39度~40度の高熱を出し、全身がだるく、のどが痛みます。とくに物を飲み込むときに強く痛みます。頭痛がしたり、関節が痛むこともあります。扁桃は赤くはれ、炎症が強いと、表面のくぼみに黄白色の膿栓がついています。【咽喉科疾患】

" , "便秘":"

(べんぴ)ふつうは、2~3日以上排便がない場合をいいますが、実際には、排便回数が異常に少ないとき、乾燥した便が出るとき、排便後もいろいろ障害を訴えるときも便秘とみなされます。便秘の状態が続くと、心身の不調を招き、また痔の最大の原因ともなります。【消化器系疾患】

" , "便秘の改善方法":"

(べんぴのかいぜんほうほう)便秘は、便がスッキリ出ないだけでも不快ですが、大腸内に便が残っているとおなかの張り、肌のトラブル、口臭、痔、頭痛などといった症状をともないます。
 排便反射の感受性が弱まる一番の原因は、「トイレのチャンスを逃す不規則な生活」です。まずは、ここから改善しましょう。
【消化器系疾患】

" , "扁平足":"

(へんぺいそく)足の変形の一種です。土踏まずのくぼみがなくなるため、歩くときに疲れやすく、痛みがあります。治療体操(扁平足体操)や足底板を用いますが、手術を必要とすることもあります。【神経・運動器系疾患】

" , "亡血":"

(ぼうけつ)出血による極度の貧血状態のことです。【中医学用語】

" , "膀胱":"

(ぼうこう)六腑の一つで、腎の付属器官として尿を貯蔵、排出するものです。【中医学用語】

" , "膀胱炎":"

(ぼうこうえん)かぜをひいたあとや冷えたりしたとき、また、ときには性交後に発病することもあり、新婚の女性が膀胱炎になると、ハネムーン膀胱炎とよぶことがあります。主な症状は、頻尿と排尿痛、尿の混濁です。【腎・泌尿器系疾患】

" , "芳香化湿":"

(ほうこうけしつ)良い香りのするものは、水分代謝をよくするため、これを使った体内の余分な水分を取り去る方法です。芳香性の生薬を用い、湿邪を発散したり利水して除去することです。【弁証論治】

" , "膀胱湿熱":"

(ぼうこうしつねつ)湿熱によって膀胱の機能が失調して起こる、排尿痛、排尿困難、濁尿などの症状です。【弁証論治】

" , "胞状奇胎":"

(ほうじょうきたい)胎盤になる前の絨毛が、異常な増殖をする病気です。妊娠初期に、濁った出血がみられ、流産に似た症状があらわれます。つわりの期間が長引き、重症を呈します。【産・婦人科疾患】

" , "芒硝を含む方剤の副作用":"

(ぼうしょうをふくむほうざいのふくさよう)腹痛、下痢、浮腫(むくみ)の可能性があります。【漢方副作用】

" , "望診":"

(ぼうしん)視覚により診断することで、病人の精神状態・挙動・全身・局部などの異常を診断します。【弁証論治】

" , "崩漏":"

(ほうろう)不正性器出血です。突然大量の出血を「崩」、少量の出血が持続するのを「漏」といいます。【中医学用語】

" , "補肝":"

(ほかん)肝の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "補気":"

(ほき)気を補う=益気のことです。【中医学用語】

" , "補虚瀉実":"

(ほきょしゃじつ)足りないもの、虚を補って、いらないもの、実を出すという治療原則のことです。【中医学用語】

" , "補血":"

(ほけつ)血を補うことです。=益血、養血。【中医学用語】

" , "補元":"

(ほげん)活動源である元気を補充することです。=培元、益元、壮元。【中医学用語】

" , "補心":"

(ほしん)心の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "保心":"

(ほしん)心の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "補腎":"

(ほじん)腎の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "補髄":"

(ほずい)髄液を補充することです。【中医学用語】

" , "補中":"

(ほちゅう)中焦=脾の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "補中益気":"

(ほちゅうえっき)気は脾の働きによって生成されるので、脾、中焦の機能を高めることで気を増やす方法のことです。【中医学用語】

" , "発作性頻拍症":"

(ほっさせいひんぱくしょう)発作が生じると脈が数え切れない程速く(1分間に150~300)打つものです。繰り返す傾向があり、発作が1~2日続くと乳児では心不全を起こします。【小児科疾患】

" , "ほてり":"

(ほてり)熱感のことです。【漢方症状】

" , "補肺":"

(ほはい)肺の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "補脾":"

(ほひ)脾の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "補法":"

(ほほう)正気の不足を補う治療法のことです。補気法、補陽法、補血法、滋陰法があります。【中医学用語】

" , "ホモシスチン尿症":"

(ほもしすちんにょうしょう)先天性のアミノ酸代謝異常による病気のひとつです。皮膚・毛髪・目の異常、けいれんの他、血管に血栓を作ったり、細長い手足になるなどの症状が見られます。マススクリーニング検査によって早期発見が可能です。特殊ミルク、またはビタミンB6を用いることによって、症状の出現は予防できます。【代謝性疾患】

" , "補腰":"

(ほよう)腰を強くすることです。=壮腰。【中医学用語】

" , "ポリフェノール":"

(ぽりふぇのーる)植物に含まれている成分で、抗酸化物質の一つ。特にブドウ糖が多く含まれており、タンニン、カテキン、アントシアニンなどは、ポリフェノールの仲間である。赤ワインに含まれているポリフェノールの抗酸化力は緑茶の4倍も高いといわれている。コレステロールの抑制、心臓病の防止、ガンの予防など多くの効能があるといわれている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "本草綱目":"

(ほんぞうこうもく)伝統医学を本格的に学ぼうとする人にとって、薬草個々の古典的解説書となれば、まず『本草綱目』(生薬学の教科書)をあげねばならないです。
中国では古来、医薬の学を“本草”と称し、薬のもととなる多数の植物、動物(人も含む)、鉱物からの医薬品をいい、本草の学問を“本草学”といっています。
中国の薬物書は内容が豊富であり、その最古のものは、後漢の時代にできたという『神農本草経』であり、6世紀に梁の陶弘景が校訂したものが後世に伝わっています。
『本草綱目』は、明の李時珍(1518~1593)によって書かれたもので、彼は、中国医学が世界に誇る薬学者の一人で、一開業医として生涯を送りましたが、本草学に異常な興味を抱き、全国を採取旅行して研究材料を集め、27年がかりで完成したのが『本草綱目』全52巻の大著です。
【生薬よもやま話】

" , "奔豚病":"

(ほんとんびょう)発作性心悸亢進、ヒステリー発作のことです。【漢方症状】

" , "麻黄を含む方剤の副作用":"

(まおうをふくむほうざいのふくさよう)動悸(ドキドキ)、不眠の可能性があります。【漢方副作用】

" , "マグネシウム":"

(まげねしうむ)マグネシウムはミネラルの1つである。体内に存在するマグネシウムの半分は骨に含まれている。マグネシウムは様々な酵素の働きに不可欠であり、また、細胞内の電解質のバランスを保つためにも重要な役割を果たしている。保健効果として、虚血性心疾患のリスクを抑えることなどが報告されている。元素記号Mg。【ミネラルよもやま話】

" , "麻木":"

(まぼく)運動麻痺、強度のしびれのことです。【中医学用語】

" , "摩耗症":"

(まもうしょう)摩耗症;歯ブラシや楊枝などの長期間の使用によって、歯が摩耗した状態をいいます。【口腔科疾患】

" , "慢性胃炎":"

(まんせいいえん)単に急性胃炎が慢性化したものでなく、初期は全く無症状のこともありますが、食欲不振になったり、胃がもたれたりして、発見されることがあります。慢性胃炎になると、程度の差こそあれ、胃の粘膜の荒れ(萎縮)がみられます。【消化器系疾患】

" , "慢性胃病の手当養生法":"

(まんせいいびょうのてあてようじょうほう)1.朝・昼・夕3回の食事を規則正しく食事の時間を一定に決めて確実に守ることが大切です。2.食欲の有無にかかわらず,一定の量を規則正しく守り,わずかしか食べなかったり余計に食べたりしないこと。3.1日3回以上胃を使わないこと。すなわち,間食を絶対にやめ,アメ1つなめるのもいけません。お菓子,くだもの等は食事の時に食べるようにして,間には食べないこと。4.タバコは食前には吸わないようにすること。特に朝食前の喫煙は絶対にさけること。5.お酒を飲んで胃のよくなった人はいません。特に,アルコール分が10%以上ある日本酒・洋酒等は,ますます胃を悪くします。6.食べていけないもの・・・・・・・てんぷら等のあげもの,いためもの,カレーライスのように刺激のあるもの,コーヒー等,タケノコの様なかたいもの。7.食べてよいもの・・・・・・・パン,かゆ,うどん,牛乳,白身の魚,やわらかい野菜,半熟卵,バナナ・リンゴ等のくだもの。8.食事が終わって2時間から3時間たってから,お薬を服用しますが,食前食後でなく,必ず食後2~3時間たってから服用するのは,胃が空になった時に胃を休養させるためです。『いかなる名医にかかっても,いかなる高貴薬を飲んでも,食事療法を抜きにした治療はありえない』とは古今の名医の言葉です。そんなに長期間はかかりません。全快までの辛抱ですから,必ず前記の食事療法を守って1日も早くよくなってください。【消化器系疾患】

" , "慢性咽頭炎":"

(まんせいいんとうえん)鼻とのどの境目あたりがカラカラに乾燥したようになり、唾液を飲み込むときに、のどにつかえるような感じがし、次第にいがらっぽく、痛むようになります。38度前後の発熱とともに全身倦怠などの症状があらわれます。【咽喉科疾患】

" , "慢性肝炎":"

(まんせいかんえん)明らかに肝炎の急性期の症状が認められたケースで、発症1年以上を経て、なお肝障害(GOT・GPTが持続的に高値を示すことなど)が認められる場合、または肝性検の組織所見で確認された場合は、慢性肝炎と診断されます。急激に悪化したり活動性が強くなる時期もありますが、一般には肝細胞の壊れ方が急性肝炎のように急激ではないため、少しずつ肝細胞が破壊される一方で肝臓の自己再生能力が細胞を修復するという、安定したかたちをとります。従って多くの場合、病気という自覚が持ちにくいのが実状です。【消化器系疾患】

" , "慢性関節リウマチ":"

(まんせいかんせつりうまち)朝起きたとき、手指の関節がなんとなく、はれぼったくてこわばり、動かしにくくなっています。こうした関節の異常は、左右の両手指にほぼ対称的に起こり、起きてしばらくからだを動かしているうちに自然にほぐれます。しかし、そのうちに、関節がはれて痛むようになります。【神経・運動器系疾患】

" , "慢性気管支炎":"

(まんせいきかんしえん)症状の始まりは、はっきりしないことが多く、いつとはなしにたんが絡むようになります。初めは冬期だけであったり、たばこを吸いすぎた時などに出るだけで、透明なたんですが、進行すると症状は1年じゅう続くようになり、たんに膿がまじったりします。さらに、肺の下葉に気管支の拡張が起こると、たんは1年じゅう膿性となります。【咽喉科疾患】

" , "慢性喉頭炎":"

(まんせいこうとうえん)のどがむずかゆい感じで始まり、いがらっぽく、やがて痛むようになります。声が出にくく、かれてきて、せきやたんが出るようになって、たんは数日のうちに粘っこくなってきます。【咽喉科疾患】

" , "慢性腎炎":"

(まんせいじんえん)20歳代までの青年期に多くみられ、年が増すごとに発病する頻度は低くなります。一般的な症状としては、むくみ、たんぱく尿、高血圧などが主なものです。腎炎と診断されたら、とにかく安静と保温を守ることが大切です。【腎・泌尿器系疾患】

" , "慢性腎不全":"

(まんせいじんふぜん)初期の症状の中心は、疲労感や食欲不振、吐き気などですが、次第に多彩な全身性の症状が起こってきます。【腎・泌尿器系疾患】

" , "慢性膵炎":"

(まんせいすいえん)何らかの原因で、膵臓に炎症が起きる病気で、その結果、消化液やホルモンの分泌に異常が現れます。いわゆる膵臓痛といって左肋弓のすぐ下から、ちょうどその後ろにかけて、キリキリと差し込むように持続的に痛みます。慢性膵炎の経過中に急性の症状が繰り返されるケース以外は、痛みの程度は軽いです。また、嘔吐、吐き気を伴う他、体重減少が見られます。【消化器系疾患】

" , "慢性中耳炎":"

(まんせいちゅうじえん)主な症状は耳だれと難聴で、かぜをひいたりして急に症状が悪くならない限り、痛みはありません。耳だれは粘膿性で、血液が混じることもあります。続けて出ていたり、かさぶたをつくる程度のこともあります。痛みがないため放置されがちですが、徹底的な治療が必要です。【耳鼻科疾患】

" , "慢性腸炎":"

(まんせいちょうえん)しばしば食欲不振や嘔吐を伴い、ときには発熱をみることがあります。完治するには長時間かかるので、あせりは禁物です。【消化器系疾患】

" , "慢性乳腺炎":"

(まんせいにゅうせんえん)乳輪の近くが赤くはれて、押すと痛みますが、急性化膿性乳腺炎のように高熱を出したり、強く痛んだりすることはありません。【産・婦人科疾患】

" , "慢性鼻炎":"

(まんせいびえん)慢性鼻炎;症状は鼻づまりと鼻汁です。鼻づまりが軽度のうちは片側ずつですが、進行すると両側になります。鼻汁は透明であったり、白く濁った粘液のときもあり、いろいろです。【耳鼻科疾患】

" , "慢性腹膜炎":"

(まんせいふくまくえん)初めのうちはおなかが張った感じがするだけで、次第に、消化障害や下痢、微熱、下腹部の痛みなどを訴えるようになり、腹水の貯留がみられます。腹水のふくらみは、満腹時などの実質でふくれた場合と違い、おなかが水枕のようにだぶつきます。【消化器系疾患】

" , "慢性扁桃炎":"

(まんせいへんとうえん)急性扁桃炎を繰り返しているうちに慢性化します。のどの軽い違和感や食べ物を飲み込みにくい感じがしますが、熱は微熱程度です。【咽喉科疾患】

" , "慢性膀胱炎":"

(まんせいぼうこうえん)膀胱の粘膜に炎症が起こる病気です。20~50歳までの女性に多くみられ、頻尿と排尿痛、尿の混濁など、典型的な膀胱炎症状が繰り返しあらわれることがあり、下腹部痛や腰痛、悪寒など、急性増悪を繰り返し、治りにくくなることがあります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "慢性涙のう炎":"

(まんせいるいのうえん)涙のうが化膿した状態です。目からいつも涙があふれ、涙のうのある目頭の部分を指で押すと膿汁が出てきます。【眼科疾患】

" , "万病一毒説":"

(まんびょういちどくせつ)すべての病気は一つの毒によって起こるという吉益東洞の説で、その毒を下すためには毒を用いて制するべしとしました。【その他】

" , "水いぼ":"

(みずいぼ)水いぼウイルス(伝染性軟属腫ウイルス)の感染によっておこる小児の皮膚感染症です。5~6歳児(女児より男児に多い)にもっとも多くみられ、後は免疫を得て、年齢とともに少なくなります。あわ粒くらいの軟らかいぶつぶつが、胸やお腹のわき、わきの下などにたくさんできます。その中央にくぼみがあり、みるからにみずみずしいので、水いぼと呼んでいます。【皮膚科疾患】

" , "水虫":"

(みずむし)白癬菌というカビの仲間が角質に感染して起きる皮膚病です。 ふつう足に起きた足白癬を水虫といって他の白癬と区別しています。 症状には、以下の3つのタイプがあります。 1.足の指の間に強いかゆみがあり、ただれて割れ目ができるもの。 2.小さな水疱ができるもの。 3.足の裏全体が厚ぼったく、かたくなって角質化するもの。 いずれにしても、足の清潔、通気性のよい靴下、足を蒸らさないことが大切です。【皮膚科疾患】

" , "みずむし":"

(みずむし)白癬菌というカビの仲間が角質に感染して起きる皮膚病です。 ふつう足に起きた足白癬を水虫といって他の白癬と区別しています。 症状には、以下の3つのタイプがあります。 1.足の指の間に強いかゆみがあり、ただれて割れ目ができるもの。 2.小さな水疱ができるもの。 3.足の裏全体が厚ぼったく、かたくなって角質化するもの。 いずれにしても、足の清潔、通気性のよい靴下、足を蒸らさないことが大切です。【皮膚科疾患】

" , "ミネラル":"

(みねらる)微量栄養素ながら身体には欠かせない成分。糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルのことを五大栄養素と呼ぶ。ミネラルでは、骨や歯を形成するカルシウムが有名だが、そのほか、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、クロム、コバルト、モリブデンなどがある。このうち不足しやすいのは、カルシウム、マグネシウム、鉄など。逆に、ナトリウム、リンは過剰摂取気味だ。【ミネラルよもやま話】

" , "ミノキシジル":"

(みのきしじる)もともとアメリ力で高血圧治療剤として開発された内服剤でした。ところが、治療中の患者の体毛が濃くなる、太くなるという副作用があらわれ、そこで改めて外用の発毛剤として開発されたのです。〆〆アメリ力の厚生省にあたるFDA(食品医薬品局)が唯一認めた外用発毛剤として、1988年には医療用医薬品、1996年からは一般用医薬品として発売されています。現在、世界約80力国で医療用医薬品として発売され,アメリ力の他にイギリス、ニュ-ジ-ランドなど約20力国で一般用医薬品として販売されています。〆〆壮年性脱毛症は、成長期が短く毛包が小さくなっています。ミノキシジルの最大の特長は、この小さくなった毛包を深く大きくすることです。ミノキシジルは毛包に直接作用し、細胞増殖や夕ンバク質合成を促進します。〆〆1.休止期の毛包を初期成長期ヘ移行促進させる作用があります。つまり、新しい髪の毛の発毛を促進させるのです。〆〆2.さらにミノキシジルは、成長期を維持させる作用があります。つまり、ヘアサイクルを 正常に戻し、小さくなった毛包を成長させます。【お薬よもやま話】

" , "未病":"

(みびょう)伝統医学では、西洋医学の“病気”のようなはっきりとした異常が現われていなくても、体内バランスに何らかの乱れがある場合は、広い意味での病気とみなし、治療すべきと考えています。伝統医学では、こうした状態を“未病(みびょう)”といい、中国最古の医学書『黄帝内経』にも“上工(名医)は未病を治す”と書かれています。【漢方症状】

" , "脈弦":"

(みゃくげん)脈診でぴんと張った弦をおさえたときのように触れる脈です。半表半裏(少陽)証で見られます。【中医学用語】

" , "脈数":"

(みゃくさく)脈拍数が1分間に90回以上のものです。熱証で見られます。【中医学用語】

" , "脈象":"

(みゃくしょう)血液の流量や血管・心臓の活動状態、精神状態などで変化する血管の拍動です。中医では脈診として基本的な診断の材料にします。【中医学用語】

" , "脈診":"

(みゃくしん)切診の一つで、手首の脈で一指づつ腕に向かって寸口、関上、尺中の両手首(橈骨)の動脈の状態で診断することです。【弁証論治】

" , "脈遅":"

(みゃくち)脈拍数が1分間に60回以下のものです。虚寒証で見られます。【中医学用語】

" , "脈浮":"

(みゃくふ)脈診で指を脈に置いただけで触れることです。表証で見られます。【中医学用語】

" , "民間薬":"

(みんかんやく)◇せんぶり;健胃◆◇おおばこ(車前子);鎮咳◆◇じゅうやく(どくだみ);便秘・尿量減少◆◇ウワウルシ;利尿◆◇センナ;便秘(強力)◆◇キササギ;尿量減少◆◇げんのしょうこ;整腸◆◇はとむぎ(ヨクイニン);美肌,いぼ,整腸◆◇ボウイ(防巳);神経痛の鎮痛剤◆◇柿葉;多量のビタミンC含む健康茶◆◇蓬(ヨモギ);動悸・息切れ◆◇ケツメイン(ハブ茶);緩下剤・便秘◆◇クコ;疲労回復・強精強壮◆◇南天の実;鎮咳剤◆◇ニワトコ(接骨木);打ち身・骨折を早く直す,利尿◆◇スギナ;利尿剤,膀胱炎◆◇ウラジロガシ;結石,胆石◆◇ナンバの毛;利尿剤◆【生薬よもやま話】

" , "ムイラプアマ":"

(むいあぷらま)生薬の一種。ボロボロノキ科のムイラプアマの根を乾燥させたもので、アルカロイド、ムイラプアミンなどを含み、神経衰弱などに応用され、滋養強壮剤などに配合されます。【生薬よもやま話】

" , "浮腫":"

(むくみ)むくみ、水腫に同じです。身体の組織間隙または体腔内にリンパ液・しょう液が多量にたまった状態です。特に皮下組織でおこり易く、局部は腫れ膨れます。【漢方症状】

" , "虫歯":"

(むしば)歯の表面にプラーク(歯垢)と呼ばれるものが付着することに始まります。プラークは歯の表面に付着し、細菌と多糖類からなっています。プラークが分厚くなると、細菌がつくる酸によってエナメル質の表面がまず溶かされます。その後蛋白分解酵素を出す細菌により象牙質も溶かされていきます。【口腔科疾患】

" , "無熱肺炎":"

(むねつはいえん)老人に多く、頭痛や食欲不振などが強くあらわれ、発熱がなく、せきもあまり出ません。【呼吸器疾患】

" , "胸やけ":"

(むねやけ)食道下の部分の運動障害で起こり、食道への胃液の逆流、胃液酸度の上昇、食道内圧の上昇などでみられます。原因として多いのは、逆流性食道炎です。過食や肥満は胸やけや逆流性食道炎の原因になり、生活習慣、食生活の改善が大切になります。脂肪の多い食べものは、控えめにしたほうがよく、前かがみの姿勢や腹を圧迫する衣類は避けるようにします。夜寝るときは、枕を高くするとよいでしょう。【消化器系疾患】

" , "夢遊症":"

(むゆうしょう)6~12歳の男子に多くみられる病気で、成長とともに治る。夜中に突然起きて、部屋の中を歩き回ったり、電気をつけてみたり、戸外へ裸足のまま走り出したりというような行動をとって、再び寝床に入って眠ります。場合によっては家族に誘導されて眠りますが、本人はその時の行動を全く覚えていません。【小児科疾患】

" , "明目":"

(めいもく)視力を高めることです。【中医学用語】

" , "メチルメチオニン":"

(めちるめちおにん)タンパク質を構成する必須アミノ酸のひとつ。胃散の分泌を抑え、粘膜の新陳代謝を活発にする。牛乳、レバー、全粒小麦などに多く含まれる。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "メニエール症候群":"

(めにえーるしょうこうぐん)発作的にめまいを繰り返す病気で、耳鳴りや難聴を伴うことが多く、めまいは周囲がグルグル回るようで、目を閉じると、自分自身が宙に浮いて回転するような感じがします。めまいが強いと、立ち上がったり歩いたりすることができず、冷や汗、吐き気を伴い、嘔吐することもしばしばあります。普通、発作は2~3時間でおさまりますが、ときには2~3日続くことがあります。【耳鼻科疾患】

" , "瞑眩":"

(めんげん)服薬して一時的に現れる予期しない激しい反応です。長く続けば副作用として対処すべきです。漢方独特の用語ですが、実際に瞑眩の出現する率は低いです。一説には0.3%程度です。【中医学用語】

" , "網膜剥離":"

(もうまくはくり)網膜がはがれ、眼底に写った像が脳に伝わらずに視野が欠けていきます。目の前で蚊が飛んでいるように見える飛蚊症が起きたり、まぶたを閉じていても稲妻が走るように見える光視症が起きたりしたら、すぐに処置しないと剥離が起こり失明してしまいます。【眼科疾患】

" , "木臓":"

(もくぞう)肝の別称です。肝の機能がとどこおりなく、全身に伸びやかに働く性質を木に例えています。【中医学用語】

" , "ものもらい":"

(ものもらい)麦粒腫(ばくりゅうしゅ)ともいいます。おもに、まつ毛の根元あたりのまぶたの一部が赤くはれて痛みます。まぶたには、涙や汗の分泌腺や毛穴がありますが、その小さな穴から細菌が入っておこる急性の化膿性炎症で、おもに黄色ブドウ球菌によっておこります。【眼科疾患】

" , "物を見るということ":"

(ものをみるということ)「物を見る」ということは、レンズに相当する水晶体を通った光がスクリーンに相当する網膜に映像を映し出すことによって、神経を通じて脳に伝え、映像として認識することです。加齢や病気などで水晶体や網膜に異常が生じてくると視力(見る力)が低下したり、視野が狭くなったりする症状が現れてきます。【眼科疾患】

" , "もやもや病":"

(もやもやびょう)10~15歳以下の若年群と、30歳をピークとした成人群にみられます。前者は、片麻痺、けいれん、意識障害などの発作をくり返し、知的障害、運動障害、言語障害などを残して進行が止まり、後者は脳出血やクモ膜下出血をおこす例が多いといわれます。【脳・神経系疾患】

" , "問診":"

(もんしん)問いに対して答えた病人の疾患の状態によって診断する方法であり、苦痛部位、口渇の有無、汗の状態等をたずねます。四診の一つで、質問によって診断することです。【弁証論治】

" , "夜驚症":"

(やきょうしょう)男子に多くみられるもので、3~6歳で発症し、多くは2~3年で自然におさまります。睡眠中に突然、激しく泣き出したり、起きあがって部屋の中を歩き回ったりします。汗をかき、脈も速くなります。だいたい数分間でおさまり、すぐ眠ってしまうが、本人は覚えていません。【小児科疾患】

" , "薬疹":"

(やくしん)内服薬や注射薬などによって、皮膚に起こる発疹のことで、大別すると、全身に発生する中毒疹(発疹の形としてはじんま疹様、あるいははしかのように小さな紅斑が全身に発生し、ときに口内や外陰部の粘膜にも発生する)と、ある定まった部位に発生する固定疹があります。抗生物質や鎮痛剤、かぜ薬などが薬疹を起こしやすい薬です。【皮膚科疾患】

" , "薬物アレルギー":"

(やくぶつあれるぎー)薬の副作用によって、さまざまな症状が出ることをいいます。一時的な発疹やかゆみで治まるケースもありますが、生命に関わることもあります。注射や服用によって体内に吸収された薬がアレルゲン(抗原)となって、抗原抗体反応を起こすために生じます。【その他】

" , "薬物中毒":"

(やくぶつちゅうどく)主なものに睡眠薬、麻薬、覚醒剤などがあり、長期連用の結果心身ともに障害を受け、中断すると激しい離脱症状を起こします。【消化器系疾患】

" , "夜尿症":"

(やにょうしょう)3歳頃までは夜中におもらしをするのは普通のことで、これは夜尿症とはいいません。しかし、4歳を過ぎては他に身体の異常が無いのに夜中に尿をもらす場合は夜尿症です。【小児科疾患】

" , "有酸素運動":"

(ゆうさんそうんどう)体内に絶えず酸素を取り入れながら行なう全身運動のこと。ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などがある。有酸素運動をすると、酸素が血液に混じり全身の筋肉に回り、呼吸器系、循環器系の働きが活発になる。ただし、正しく効果を得るためには、一定の強さで一定時間継続して行なう必要がある。いずれも、運動開始から15分前後から脂肪が燃焼しはじめるので、30分以上続けることが肝心だ。成人病予防、体脂肪の減少などに効果があるほか、糖尿病の運動療法にも取り入れられている。【健康活動よもやま話】

" , "誘導体":"

(ゆうどうたい)体内での吸収率を高めるために、ビタミン等の構造を変えたものです。
ビスイブチアミンは、ビタミンB1にイソブチリル基という分子を結合したビタミンB1誘導体で、ビタミンB1よりも大幅に吸収率が高まりました。
【ビタミンよもやま話】

" , "幽門狭窄":"

(ゆうもんきょうさく)胃や十二指腸に、潰瘍ができたり、その治りかけのときに、胃の出口にあたる幽門まで狭くなり、食物の流れが悪くなった状態をいいます。初めは、食後の膨満感や悪臭のあるゲップなどの症状が出ますが、さらに進むと、嘔吐を繰り返し、大量の胃液が失われるため、全身の栄養状態や体液のバランスが悪くなってきて、貧血を起こすこともあります。【消化器系疾患】

" , "湯島聖堂":"

(ゆしませいどう)孔子廟・昌平坂学問所・神農廟。
湯島聖堂は、元禄時代、5代将軍徳川綱吉によって建てられた本来は孔子廟です。東京都文京区湯島一丁目、JR中央線の御茶ノ水駅聖橋口からでて、聖橋を渡り右手の森の中にあり、「日本の学校教育発祥の地」の掲示があります。湯島天満宮(湯島天神)と共に、年間(特に受験シーズン)を通して合格祈願のために、参拝に来る受験生が訪れます。特に、合格祈願の鉛筆を買っていく受験生の姿が多く見受けられます。
【その他】

" , "指しゃぶり":"

(ゆびしゃぶり)指しゃぶりは赤ちゃんにとって珍しいことではありません。一般に生後1~2年の間に最も激しくなり、大半は3歳頃までに治ってしまいます。ごく普通の意味での癖のひとつと考えられますが、不十分な授乳や下の子の誕生、通園などのストレスがきっかけで始めることもあります。それほど神経質にならず、他のモノに関心を向けるようにすると、自然に治ることが多いです。【小児科疾患】

" , "癰":"

(よう)数個から十数個の毛穴を中心に化膿したもので、化膿性の皮膚病のなかで最も重いもののひとつ。糖尿病患者や慢性的な掻痒性皮膚病など、副腎皮質ホルモン剤を長期間使用している人によくみられます。【皮膚科疾患】

" , "養胃":"

(ようい)胃の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "養陰":"

(よういん)冷やし潤す力を補充することです。【中医学用語】

" , "養肝":"

(ようかん)肝の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "養顔":"

(ようがん)顔面の皮膚をととのえることです。【中医学用語】

" , "陽気":"

(ようき)一般的には、二つの対立するある事物の一側面をさしています。気血津液の気について、機能と物質でいえば、陽気は気の機能面をさしています。陽気の不足は、気虚・陽虚が含まれます。【中医学用語】

" , "陽虚":"

(ようきょ)陽虚;温める力が不足した状態です。陽気の働きが低下して、気虚の状態にさらに虚寒の冷えが加わる状態です。【弁証論治】

" , "陽経":"

(ようけい)体を巡る経絡のなかで六腑に帰属する手足の陽明・太陽・少陽の三経です。【中医学用語】

" , "養血":"

(ようけつ)血を増やすことです。【中医学用語】

" , "溶血性貧血":"

(ようけつせいひんけつ)貧血、黄疸、脾臓のはれなどを起こします。黄疸は、それほど強いものではありませんが、皮膚や白目が黄色くなり黄疸を呈します。【血液・リンパ疾患】

" , "養元":"

(ようげん)活動源である元気を補充することです。=培元、益元、壮元【中医学用語】

" , "陽亢":"

(ようこう)温める力が相対的に亢進(たかぶり、すすんだ)した状態です。【中医学用語】

" , "要指示医薬品":"

(ようしじやくひん)生活者が薬局で購入する場合には、「医師又は歯科医師が発行した」処方せんを必要とする医薬品です。OTC薬には要指示医薬品はありません。
要指示医薬品は、医療用医薬品の中で特に注意が必要として厚生大臣が指定したもので、例えば「抗生物質など、病原菌に対して耐性を生じやすいもの」、「使用がむずかしく、重篤な副作用のおそれがあるもの」等があります。
調剤して生活者に販売した時には、薬局が「品名・数量・販売年月日」、「処方せんを発行した医師又は病院の住所・氏名」、「薬を受け取った人の住所・氏名」を記録し、2年間保存しなければなりません。
【お薬よもやま話】

" , "陽証":"

(ようしょう)発揚、興奮、活動、温熱などの性質を持つ病態です。【弁証論治】

" , "養心":"

(ようしん)心の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "養心安神法":"

(ようしんあんじんほう)心の陰血が不足して起こる心神不安の治療法です。【弁証論治】

" , "陽衰":"

(ようすい)温める力が不足した状態のことです。【中医学用語】

" , "腰椎椎間板ヘルニア":"

(ようついついかんばんへるにや)背骨をつないでいる椎間板の組織や成分が、なんらかの原因によって変性をきたすのが椎間板ヘルニアです。ぎっくり腰の形で起こることが多く、痛みが腰から大腿、足へと放散します。また、しびれを起こすこともあります。【神経・運動器系疾患】

" , "腰痛":"

(ようつう)●筋肉の疲労による腰痛同じ姿勢や悪い姿勢を長時間続けている人などに多く、筋肉の緊張による疲労が原因と考えられています。ぎっくり腰などはいわば腰の捻挫で、ちょっとしたはずみで、激しい痛みが起こります。「魔女の一撃」とも言われています。●骨の異常による腰痛背骨と背骨の間には弾力性に富んだ椎間板がクッションの役目を果たしています。これが年齢とともに水分を失い固くなったり、飛び出すことが腰痛の原因と考えられます。【神経・運動器系疾患】

" , "陽土":"

(ようど)臓腑の関係である脾胃の陰陽、五行の土、脾胃を付した胃の別称です。【中医学用語】

" , "養脾":"

(ようひ)脾の機能を高めることです。【中医学用語】

" , "陽明":"

(ようめい)六腑に属する陽経の一つで、最も陽気が盛んです。【中医学用語】

" , "陽明病":"

(ようめびょう)実状を帯び腹満、便秘、潮熱のある腑証と口渇、熱、発汗のある経証があります。【弁証論治】

" , "ヨク苡仁":"

(よくいにん)生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "抑鬱":"

(よくうつ)気持ちが沈んで晴れ晴れしないことです。【漢方症状】

" , "翼状片":"

(よくじょうへん)球結膜(白目)が角膜(黒目)の上に三角状に伸び、かぶさるようになる病気です。原因は分かっていませんが、加齢とともに増加する傾向があり、お年寄りに多いです。高地や海辺など、紫外線の強い地域に住む人にもよく見られます。【眼科疾患】

" , "ラノコナゾール":"

(らのこなぞーる)カビの仲間を専門的に「真菌」といいます。水虫は、真菌による代表的な皮膚病です。この種の真菌をとくに白癬菌(皮膚糸状菌)と呼び、水虫のことを足白癬といいます。水虫のほか、体部白癬(ぜにたむし)、陰股部白癬(いんきんたむし)、頭部白癬(しらくも)、カンジダ症なども真菌による皮膚病です。
ラノコナゾールは、そのような真菌に効く「抗真菌薬」です。真菌の細胞膜をこわすことで殺菌的に作用します。真菌が死滅すれば、皮膚の発赤やかゆみもなくなります。
【皮膚科疾患】

" , "乱視":"

(らんし)乱視の場合は一点で像を結ぶことがないため、ものがにじんでみえることになります。遠視性と近視性、その混ざったものがあります。また角膜のけがや病気のために、角膜表面の凹凸不正がひどいことからおこる乱視(不正乱視)もあります。【眼科疾患】

" , "リウマチ":"

(りうまち)朝起きたとき、手指の関節がなんとなく、はれぼったくてこわばり、動かしにくくなっていることです。こうした関節の異常は左右対称に起こり、起きてしばらく、からだを動かしているうちに自然にほぐれてきます。【神経・運動器系疾患】

" , "リウマチ熱":"

(りうまちねつ)小児に多い病気です。発熱、関節炎、紅斑、皮下結節などの症状とともに、心筋炎、心臓弁膜症、中枢神経の障害による小舞踏病などの内臓病変をみます。【小児科疾患】

" , "利咽":"

(りえん)のど(咽喉)の調子を整えることです。【中医学用語】

" , "裏寒":"

(りかん)裏が冷えて下痢、腹痛、手足の冷えなどが起こる症状です。【弁証論治】

" , "理気":"

(りき)気の流れを良くすることです。気(氣)を正常に巡らせ機能を回復する治療法です。【中医学用語】

" , "力価":"

(りきか)アセトアミノフェンのような合成薬と違い、酵素は天然物由来の成分なので、効きめに関係しないものも含まれています。
そのため、配合量=効力ではありません。そこで効力を表わす単位として〔力価〕が用いられます。
【酵素よもやま話】

" , "裏急後重":"

(りきゅうこうじゅう)頻繁に便意を催すが、排便は少なく、肛門部の急迫性の痛みに苦しむことです。【漢方症状】

" , "六淫":"

(りくいん)熱寒にいたる病因です。風邪;神経が冒された場合 → 熱寒。寒邪;低温の侵襲を受けた場合 → 寒。暑邪;体温が発散しきれない場合 → 熱。火邪;刺激を受けた場合 → 熱。湿邪;体内水分が適量に排泄されない場合 → 熱寒。燥邪;体内における水分不足 → 熱寒。【弁証論治】

" , "リコピン":"

(りこぴん)βーカロチンと同じように植物の色素成分であるカロチン類に属す物質。トマト、スイカなどに含まれている。Βーカロチンのように体内でビタミンAに変わらないが、近年、βーカロチンを上回る抗酸化力があることが分かった。そして、ガンを抑制するという研究報告が注目を集めている。【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "利湿":"

(りしつ)体内の余分な水分を排出させることです。【中医学用語】

" , "裏証":"

(りしょう)病邪が体の深部や臓腑に侵入して引き起こす病変です。次の症状は、裏証です。四肢(手足)の内部、口内炎、ノドの異常、血圧異常、胃腸病等消化器系疾患、肥満症、不眠症、婦人病、インポテンツ。【弁証論治】

" , "利水":"

(りすい)腎を温めて、脾を健全にすることです。尿や発汗のことです。【弁証論治】

" , "利水通淋法":"

(りすいつうりんほう)膀胱湿熱証、排尿痛、排尿困難、濁尿などの治療法です。【弁証論治】

" , "利胆":"

(りたん)胆嚢の働きを良くすることです。【中医学用語】

" , "離断性骨軟骨炎":"

(りだんせいこつなんこつえん)関節軟骨の下の骨が死に、その部分の骨と表面の軟骨が関節内にはがれて落ちたものです。思春期の男子によくみられます。ひざやひじに起こることが多く、しばしば両側性です。【神経・運動器系疾患】

" , "六経":"

(りっけい)太陽、陽明、少陽、少陰、太陰、厥陰の6経絡のことです。【中医学用語】

" , "リパーゼ":"

(りぱーぜ)脂肪を脂肪酸とグリセールに加水分解する反応の触媒となる酵素。特に納豆、とうもろこし、落花生などに多く含まれる。【酵素よもやま話】

" , "流行性角結膜炎":"

(りゅうこうせいかくけつまくえん)はやり目ともいいます。アデノウイルスの感染によりおこります。熱が出てまぶたがはれ、目は赤くなります。角膜に炎症をおこすとまぶしさを訴え、涙が出ます。ひじょうにうつりやすいので、はやり目の人に触れた場合には、よく手を洗うことが大切です。【眼科疾患】

" , "流行性胸膜炎":"

(りゅうこうせいきょうまくえん)胸膜炎とは、以前は肋膜炎とよばれたもので、胸の痛みを主症状とする胸膜の炎症性の病気の総称です。進行すると呼吸困難が生じます。【呼吸器疾患】

" , "涼血":"

(りょうけつ)熱で出血しやすい状態を改善することです。【中医学用語】

" , "良性腎硬化症":"

(りょうせいじんこうかしょう)40歳以上の人に多くみられ、肩こりやめまい、動悸などを訴えることもありますが、全く自覚症状がないこともあります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "緑内障":"

(りょくないしょう)40歳以上になると、100人に1人という高頻度でみられます。多少見えにくいとか、疲れやすくなってきたのを、老眼の始まりと思って、ほうっておく人がいますが、その状態が続くと、視力が低下し、回復不能になりますから、早く受診することが大切です。また、眼圧が急激に上がる型の場合には、一刻も早く眼科で処置してもらいます。自己診断でほうっておくと、手遅れになってしまうケースがあります。【眼科疾患】

" , "鱗屑":"

(りんせつ)角質層がはがれ、皮膚に付着したものです。【皮膚科疾患】

" , "リンパ性浮腫":"

(りんぱせいふしゅ)初期には手足のむくみ、はれとして自覚されますが、病気が進むにつれ皮膚や皮下組織がかたくなり、象の皮膚のようにガサガサしてきます。【皮膚科疾患】

" , "リンパ節炎":"

(りんぱせんえん)リンパ節のはれですが、痛みがないため気がついたときには、かなり大きくなっていることが少なくありません。【血液・リンパ疾患】

" , "淋病":"

(りんびょう)男性の場合は、尿道から膿がジワジワと出てきます。また、排尿時に尿道がはれぼったくなり、焼けるような痛みがあります。女性の場合は、黄色く、不快なにおいのするおりものが出てきます。軽症の場合にはほとんど気がつかないこともありますが、ときに排尿時に不快感を覚えたり、腟口の近くにあるバルトリン腺が急にはれて痛むことがあります。【腎・泌尿器系疾患】

" , "淋癧痛":"

(りんれきつう)尿意は頻繁にあるが、尿がほとんど出ないで痛むことです。【漢方症状】

" , "羸痩":"

(るいそう)疲れて痩せること。やせ衰えること。【漢方症状】

" , "涙嚢炎":"

(るいのうえん)慢性症状では、涙と、膿の逆流が続きます。急性症状では、涙嚢部が赤くはれて痛みます。鼻涙管閉塞がもとになり、涙のはけが悪いため、涙嚢に涙がよどみ、ここに細菌が繁殖しておこります。【眼科疾患】

" , "瘰癧":"

(るいれき)頚部リンパ節結核です。【中医学用語】

" , "ルチン":"

(るちん)毛細血管を強化するビタミンPの別名で、そばに多く含まれている成分。ビタミンCの吸収力を助けるので、ビタミンCと一緒に摂ることが望ましい。近年、抗酸化物質としても注目されている。【ビタミンよもやま話】

" , "レイノー病、レイノー症候群":"

(れいのーびょうれいのーしょうこうぐん)冷房の効きすぎた場所に入ったとき、あるいは冷たい水に触れたとき、手や足が血の気を失って真っ白になったり、チアノーゼのように紫色になったりする病気がレイノー病です。同じような症状は膠原病患者やタイピストなど指先を酷使する職業の人にも現れますが、これは他の病気や仕事が原因となって生じるもので、レイノー病とは区別し、レイノー症候群と呼んでいます。【皮膚科疾患】

" , "歴節風":"

(れきせつふう)関節痛、多発性関節炎のことです。【漢方症状】

" , "裂肛(切れ痔)":"

(れっこうきれじ)便秘がちの人が、排便時に強い痛みを感じ、ティッシュペーパーに少量の血液がつくときにはまず裂肛です。【消化器系疾患】

" , "斂汗法":"

(れんかんほう)固渋法の一つで、慢性の汗、盗汗などをとめる治療法です。類語;止汗法。【弁証論治】

" , "攣急":"

(れんきゅう)「ひきつけ」のことです。【中医学用語】

" , "斂肺止咳法":"

(れんぱいしがいほう)固渋法の一つで、慢性の咳をとめる治療法です。【弁証論治】

" , "労咳":"

(ろうがい)肺結核のことです。【中医学用語】

" , "老視":"

(ろうし)いわゆる老眼のことで、目の老化現象です。老視になると、辞書や新聞などの細かい文字が、いくら目を凝らしてもはっきり見えにくくなります。そして、いつも無意識のうちに目を凝らし続けるため、ひどく目の疲れを覚えることがあります。我慢をして眼鏡を使わず、そのために眼精疲労を招くよりは、適切な段階で眼鏡をかけたほうがいいでしょう。【眼科疾患】

" , "老人":"

(ろうじん)老人;中医学では、45歳以上は老人です。【漢方症状】

" , "老人性痴呆症":"

(ろうじんせいちほうしょう)はじめに現れる症状のほとんどは、物忘れで、本人は忘れたことも自覚しないで平然としていることが多いです。うっかりガスの栓を閉め忘れた、時間や場所を勘違いした、服装がだらしなくなったといった症状が現れたときには、ボケはかなり進行していると考えて良いです。そして、さらに症状が進むと大小便の失禁や幻覚、興奮などが現れます。【精神科疾患】

" , "ローヤルゼリー":"

(ろーやるぜりー)ミツバチ属の働き蜂の咽頭腺から分泌され【健康に役立つ物質よもやま話】

" , "六因":"

(ろくいん)風・寒・暑・湿・燥・火、6種の発病因子です。【中医学用語】

" , "六淫の邪":"

(ろくいんのじゃ)風、寒、暑、湿、燥、火自然界に存在する6種類の邪気のことです。これらが正常な状態で6気といいます、人体に入り体に悪影響を与え始めたときに六淫の邪気と呼びます。【中医学用語】

" , "鹿茸":"

(ろくじょう)鹿茸;生薬の一種です。【生薬よもやま話】

" , "肋間神経痛":"

(ろっかんしんけいつう)肋骨に沿って走っている肋間神経に激しい痛みが走ります。発作的に突然痛んで、短時間でおさまり、これを繰り返す場合と、慢性的に持続する場合があります。また、せきや呼吸で痛みが増すことがあります。1~2週間で自然に軽快していきますが、1か月も続くときには、他の疾患が原因の場合がありますので、神経内科を受診します。【神経・運動器系疾患】

" , "六気":"

(ろっき)自然の風・寒・暑・湿・燥・火、6種の正常な気候の変化です。【中医学用語】

" , "肋骨骨折":"

(ろっこつこっせつ)肋骨骨折を起こすと、呼吸やせきに伴って痛みますが、肋骨が数本折れている場合には、痛みと胸郭の変形のために呼吸ができなくなるうえ、折れた肋骨で肺を傷つけ、気胸や血胸を起こすおそれがあります。【神経・運動器系疾患】

" , "論治":"

(ろんち)弁証に基づいてどのように治療するか決定することです。治則と治法を含みます。【中医学用語】

" , "和胃降逆":"

(わいこうぎゃく)胃の機能が失調し、気が下降できず嘔吐や吐き気、胃痛が起こったときの治療法です。【中医学用語】

" , "和解":"

(わかい)臓腑の機能を調和させて病邪を除く。半表半裏、少陽証の治療法です。【中医学用語】

" , "わきが":"

(わきが)汗を分泌する汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2つがあります。普通汗をかくというのはエクリン腺からの分泌で、これは身体の皮膚全体にあります。一方、アポクリン腺は脇の下や乳首、へそ、外陰部、肛門周囲などに分布しており、中でも最もアポクリン腺が集中しているのは脇の下です。アポクリン腺から出る汗は、エクリン腺から出る汗と比べて、たんぱくや脂肪分が多いです。このため、脇の下のアポクリン腺からの分泌の多い人は、その分泌物の分解によって、いわゆる「わきが」となり、あの独特の臭いを発するのです。【皮膚科疾患】

" , "和血":"

(わけつ)血液の流れを順調にすることです。【中医学用語】

" , "和降":"

(わこう)胃の機能を回復させることです。【中医学用語】

" , "和剤":"

(わざい)病邪が胸郭にある場合、発汗剤でも下剤でも解決出来ないので、和解中和して治す薬方、柴胡剤などです。【中医学用語】

" , "和法":"

(わほう)和剤を用いて行う治療法です。【中医学用語】

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