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漢方 附子人参湯(附子理中湯):

ツムラ+ジェーピーエス製薬


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中国主治

(Chinese Mainly treatment) 脾胃?寒、飲食不化、?腹冷痛、嘔吐泄瀉、四肢不?、苔白、脈沈遲。及一切沈寒痼疾。

中国臨床應用

(Mainly treatment) 急慢性胃腸炎、子宮功能性出血、上消化道出血、紫癜、肺心病、慢性支氣管炎、肺氣腫、慢性肝炎、早期肝硬化、小兒肺炎、過敏性結腸炎、霍亂吐瀉、妊娠惡阻、消化不良症、胃弛緩、胃下垂。
中医師

漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、 「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。
生体における「気=エネルギー(energy)的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液(blood)」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。
人間の健康は、これら「気」(陽)「血・津液」(陰)の調和(harmony)のもとに保たれています。「血・津液」は、原動力となる「気」のもとで初めて活性化され、全身を循環して五臓六腑に栄養を供給します。 この陰陽(positive and negative principles)が調和(陰平陽秘)していれば、健康でいられますが、陰陽のバランスが崩れると、さまざまな病気が起きてくるのです。
黄帝:三皇五帝時代。夏王朝の始祖。宮廷医師、岐伯との問答形式で記された古典的医学書「内経 »素問」の著者です。日本ではユンケル「ユンケル黄帝液」などと商品名に利用されています。

クスリ

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出典書籍

西暦1107年 宋時代 『和剤局方』 陳思文 →処方使用期間:907年間

中国辨證

(Dialectic) (1)腹痛不?。 (2)或嘔或利。 (3)四肢厥冷。 (4)舌淡苔白。 (5)脈沈遲。

生薬一覧

附子人参湯(附子理中湯)の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 大分類 中分類

リンク附子 »

1

臣薬

温中散寒

温経散寒

補陽

止痛

温裏薬(散寒薬)

リンク乾姜 »

3

使薬

温中散寒

温経散寒

補陽

止痛

温裏薬(散寒薬)

リンク人参 »

3

君薬

補気健脾

生津

消痞

補虚薬

補気薬

リンク白朮 »

3

臣薬

補気健脾

利水

止瀉

補虚薬

補気薬

リンク甘草 »

3

佐薬

補気健脾

生津

止痙

補虚薬

補気薬

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

生薬説明

1.乾姜・附子は、末梢性・中枢性に血行を促進し、特に腹部を温めて痛みを止め(温中散寒)、冷えによる胃腸平滑筋のトーヌスL昇を緩解する.また、トーヌスが低Fし蠕動無力を呈している状態(気虚・陽虚)には、血行改善によりトーヌス・蠕動を正常化させる(温陽)。
2.人参・白蛇・甘草(炭甘草)は、消化吸収を強め元気をつけ、全身の機能を高める(補気健脾)。
3.白市は、消化管内の水分を血中に吸収して利尿によって排除し、下痢~軟便を緩解させる(利水止潟)。
4.人参はと腹部の唐えを除く(消瘤)、甘草(災甘草)は乾姜の刺激性を緩解し、鎮痛・鎮痛に働く。
5.附子は、血管拡張により血行を促進し、全身の代謝を高める.また、鎮痛作用をもつ。
(補足)
本方の主たる適応病態は、腹痛、下痢、嘔吐で、この部分は人参湯と共通している.附子理中湯は、これに更に寒冷刺激による寒症状(四肢の冷えなど)の強いもの、あるいは上記症状の激しいものに適応となる.方中の附子は、強い温中散寒の効を持ち、中焦の寒を去って脾胃の機能を回復させる。

方 解

本方為理中丸加附子而成,比理中丸更具?中?寒之功。
方中乾薑辛熱,?中扶陽?寒;人參甘?補中而壯脾胃益氣,兩藥相配,標本兼顧為主;白朮燥濕健脾;炙甘草甘?,配伍乾薑、辛甘化陽,鼓舞脾陽;附子辛熱回陽氣,散陰寒。

中国藥方加減

(Dialectic) 1.吐血、便血:加三七、白?。 2.?寒甚:加肉桂。 3.心下動悸:加茯苓。 4.嘔多:加生薑、?茱萸。 5.痰飲食積:合胃苓湯。 6.霍亂泄痢:加?連、枳實。

薬剤師

中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。

自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。

五行説

五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。リンク陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) »

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