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槐角丸:
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦1107年 宋時代 『和剤局方』 陳思文 →処方使用期間:907年間生薬説明
槐角を主薬とした痔疾患の内服薬で、清熱・止血・理気活血に用います。生薬のそれぞれは次の効果があります。
●槐角…清腸涼血・止血。
●地楡…涼血・止血。
●防風…散風除湿・止瀉。
●黄芩…清熱乾燥。
●当帰…養血活血・潤腸→血流改善。
●枳穀…理気・昇堤→腸管の運動を正常化。
●槐角・地楡・防風・黄芩…風湿・熱邪による血瘀の出血に。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |