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東洋 薏苡仁湯 エキス細粒:TY-105
中国主治
(Chinese Mainly treatment) 一、肢體關節腫脹疼痛,屈伸不利,兼見頭身困重,或腰以下腫痛,常用於漿液性關節炎。 二、風寒濕痺,手足流注疼痛、麻木不仁、難以伸屈、關節煩疼。中国臨床應用
(Mainly treatment) 風濕性關節炎、類風濕性關節炎,肌肉風濕、肺水腫、肋膜炎、慢性腎炎、?氣
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦1500年 明時代 『明医指掌』 →処方使用期間:514年間中国辨證
(Dialectic) (1)痺証偏於濕。 (2)關節腫痛煩疼屈伸不利。
生薬説明
1.麻黄・桂皮・当帰は、表在血管を拡張して血行を促進し、体を温め痛みを軽減する(通陽・活血)。2.薏苡仁・白朮は、組織中の水分を血中に吸収して利尿により除き、浮腫を消退させる(利水)。麻黄・桂皮も利尿作用によりこれを補助する。また、筋のけいれんや痺れ痛みを緩解する(去風湿)。
3.当帰・芍薬は、滋養強壮作用により神経・筋肉を栄養し、機能を改善する(補血)。また、鎮痙・鎮静により、関節や筋のこわばりを緩解する(止痙)。甘草(炙甘草)は鎮痙作用によりこれを補助する。
4.●苡仁・白朮・桂皮は、消化吸収を促進する。
(補足)
本方は、血行促進・浮腫消退・鎮痙などの作用により、痺れ痛みを改善するものである。
中薬構成
(herb composition)
麻黄湯から杏仁を除いて、当帰以下を加えたものです。
麻黄湯は温性の発表剤ですが、これに蒼尤・薏苡仁という湿を除く薬物、芍薬という鎮痛薬、血液循環をよくする当帰が加えられて、やや慢性化して貧血傾向のあるリウマチ向きの方剤につくり上げられています。リウマチは漢方では風湿と言い、関節に水がたまって痛い病気とされていますが、この方剤はまさに風湿用の方剤です。
小青竜湯の場合と同じく、ここでも潤性薬たる杏仁は除かれています。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
方 解
經曰:「風、寒、濕三氣雜至,合而為痺」。 本方係由麻?加朮湯去杏仁,加入當歸、芍藥所組成的。方中?苡仁甘淡微寒,健脾利水,?濕除痺為君;麻?、桂枝辛?解表,?風散寒止痛為臣;蒼朮辛?燥濕,又助?風散寒;當歸、芍藥養血和血,緩急止痛,又含有治風先治血之意為佐;生薑辛?散寒,?風解表,健胃以增藥力;炙甘草調和諸藥為使,與芍藥相配,酸甘化陰,可防麻桂之辛散,又增緩急止痛之功。 共奏?經散寒,?濕止痛之功。
中国藥方加減
(Dialectic) 1.煩熱疼痛:加?柏、知母。 2.畏寒痛甚:加附子、地龍。 3.濕盛腫甚:加防己、桃仁、茯苓。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |