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漢方 東洋 当帰芍薬散料 エキス細粒:TY-085

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中国主治

(Chinese Mainly treatment) 一、妊娠腹中疼痛及婦人少腹諸痛。 二、腹中拘急綿綿作痛,按之痛減、頭眩、小便不利、足?浮腫、舌淡紅、苔白膩,脈濡細緩。 三、養血安胎,用於?前?後之補養或妊娠腹痛,或習慣流?者。

中国臨床應用

(Mainly treatment) 妊娠腹痛、更期綜合症、盆腔炎、不孕症、卵??腫、習慣性流?、妊娠?氣、慢性腎炎、高血壓、低血壓、前列腺肥大、慢性闌尾炎、慢性肝炎、膽?炎、黑斑、帶下。
中医師

漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、 「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。
生体における「気=エネルギー(energy)的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液(blood)」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。
人間の健康は、これら「気」(陽)「血・津液」(陰)の調和(harmony)のもとに保たれています。「血・津液」は、原動力となる「気」のもとで初めて活性化され、全身を循環して五臓六腑に栄養を供給します。 この陰陽(positive and negative principles)が調和(陰平陽秘)していれば、健康でいられますが、陰陽のバランスが崩れると、さまざまな病気が起きてくるのです。
黄帝:三皇五帝時代。夏王朝の始祖。宮廷医師、岐伯との問答形式で記された古典的医学書「内経 »素問」の著者です。日本ではユンケル「ユンケル黄帝液」などと商品名に利用されています。

クスリ

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出典書籍

西暦250年 三国時代 『金匱要略』 校訂 →処方使用期間:1764年間

中国辨證

(Dialectic) (1)妊娠或男、婦少腹疼痛喜按。 (2)頭眩、面色蒼白。 (3)小便不利。 (4)苔白膩。 (5)脈濡緩。

生薬一覧

当帰芍薬散の中薬一覧(herb list)
生薬名(herb name) 薬量(quantity) 君臣佐使(role) 効能1 効能2 効能3 効能4 大分類 中分類

リンク沢瀉 »

4

利水止瀉・消腫

清熱

利水滲湿薬

リンク白朮 »

4

利水止瀉・消腫

健脾

補虚薬

補気薬

リンク茯苓 »

4

利水止瀉・消腫

健脾

利水滲湿薬

リンク芍薬 »

6

補血

止痙・止痛・調経

補虚薬

補血薬

リンク当帰 »

3

補血

活血

止痙・止痛・調経

散寒(通陽)

補虚薬

補血薬

リンク川芎 »

3

活血

止痙・止痛・調経

散寒(通陽)

活血化瘀薬(理血薬)

君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。
臣薬…主薬を補助して主薬の効き目を強化する薬物です。
佐薬…主薬に協力して二次的な症状を取り除くか、または主薬を制御し、主薬による副作用を抑えるか防ぐ薬物です。
使薬…方剤の中では二次的な薬物か、引経(薬物を病のある場所まで引率していく作用)の薬物です。

生薬説明

1.当帰・芍薬は、滋養強壮作用により、体を栄養・滋潤し、内分泌機能を調整する(補血)。
2.当帰・川芎は、血管拡張により血行を促進し(活血)、体を温める。
3.当帰・芍薬・川芎は、子宮筋の収縮を調整し、内分泌機能を調整して、月経を調整する(調経)。また、鎮痙・鎮痛に働く(止痛)。
4.白朮・茯苓・沢瀉は、組織中や消化管内の水分を血中に吸収し、利尿作用によって排除する(利水)。これにより、浮腫を消退し下痢を止める。白朮・茯苓は、消化吸収を強める(健脾)。
(補足)
本方は、肝脾不和に用いる方剤で、「補血活血」の当帰・芍薬・川芎によって肝血を補い、肝気を鎮めて横逆を抑えるとともに、「健脾利水」の白朮・茯苓・沢瀉を配合し、脾の運化を助けて肝気が乗じないようにしている。不顕性・顕性の浮腫を除き、また血行を促進することにより、「冷え」を改善する。

方 解

本方為婦科及胎?疾病常用方劑,適用於肝?血凝,脾?濕滯之證。但不局限於婦人、男性亦可使用。 方中當歸、白芍養血柔肝;川?活血化?;白朮健脾燥濕安胎;茯苓、澤瀉滲濕利水。諸藥合用共奏養血柔肝、活血化?,健脾利濕之功。

中国藥方加減

(Dialectic) 1.腎?腰?:加熟地、杜仲、桑寄生。 2.脾?、納少便溏:加黨參、山藥、白扁豆。 3.血?眩暈:加熟地、丹參、赤芍。 4.肝鬱氣滯:加柴胡、香附。 5.血熱:加牡丹皮、生地、梔子。 6.??腹痛或黑斑:合桂枝茯苓丸。 7.煩躁口?:加?連、??。 8.?色帶下:加山藥、?柏、車前子。 9.前列腺炎:合導赤散。

薬剤師

中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。

自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。

五行説

五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。リンク陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) »

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