注文・問合せ0120-325-328
クラシエ 小半夏加茯苓湯 エキス細粒:KB-21・EK-21
をクリック → 説明表示
中国主治
(Chinese Mainly treatment) 一、痰飲,小便不利。 二、卒嘔吐、心下痞、膈間有水、眩悸者。中国臨床應用
(Mainly treatment) 妊娠嘔吐、各種嘔吐、梅尼爾症候群、急性胃腸炎、胃下垂、?氣、濕性肋膜炎。
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
漢方薬の効き目や使い方を記述する掲示板を利用する方は、次をクリックして下さい。
漢方薬クチコミ掲示板(ゲストブック) »
出典書籍
西暦250年 三国時代 『金匱要略』 校訂 →処方使用期間:1764年間中国辨證
(Dialectic) (1)嘔吐不?。 (2)上逆。 (3)?心,心下痞 (4)眩悸。 (5)尿少。
生薬一覧
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 効能1 | 効能2 | 大分類 | 中分類 |
---|---|---|---|---|---|---|
半夏 » |
6 |
君薬 |
化湿・理気・止嘔・化痰 |
止咳 |
化痰止咳平喘薬 |
温化寒痰薬 |
生姜 » |
2 |
使薬 |
化湿・理気・止嘔・化痰 |
解表剤 |
辛温解表薬 |
|
茯苓 » |
5 |
臣薬 |
利・止瀉・消腫・健脾 |
安神 |
利水滲湿薬 |
・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 |
生薬説明
1.半夏・生姜は、強い鎮嘔・制吐作用をもち、また胃腸の蠕動を調整します(理気・和胃降逆)。また、痰の抑制・鎮咳作用も持っています。胃気を降逆することにより、食欲を増進します。2.茯苓は、組織中や消化管内の水分を血中に吸収して利尿によって除く(利水)。
3.半夏・茯苓は鎮静に働く(安神)。
(補足)
本方は、胃内の溜飲による悪心・嘔吐に適している。
また、胃気虚による悪心・食べられない・上腹部膨満感などにも有効である。
中薬構成
(herb composition)
漢方で悪心・嘔吐を止める薬と言えば、何はおいても半夏を考えねばなりません。ところが半夏は、口に入れるといがらっぼくて、著しい不快感を伴います。それで半夏を用いる場合は、必ず生姜を一緒に入れます。そうすることによって、副作用を抑えるばかりでなく作用を助けます。
嘔吐は、漢方医学の考え方によれば、余分な水が胃部に停滞し、それが下にくだらずに吐くのだと考えるのですが、半夏も生姜も茯苓もすべて燥性薬(体内の水分を排泄する薬)であり、半夏と茯苓は降性薬です。茯苓はさらに臍部の動悸をしずめる作用があると考えられておりまして、方剤全体として、悪心・嘔吐で苦しむ場合の鎮静剤と見ることができます。
半夏・生姜・茯苓はすべて補性薬、半夏・生姜は温性薬で、一応裏寒虚証用と見ることができますが、熱寒・実虚にかかわらず、広く用いることができます。ただし、胃内停水があって、悪心・嘔吐のあることを条件とします。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
方 解
本方是治因胃?有停水而引起嘔吐之妙方,又是治妊娠嘔吐及各種疾病引起嘔吐不止的常用處方。 方中半夏燥濕化痰,降逆鎮嘔;生薑?中健胃,開結散飲。茯苓與半夏相輔,誘導胃?水停,而使排尿通暢,使飲自小便出。
中国藥方加減
(Dialectic) 1.胃?嘔吐:加黨參,陳皮。 2.寒熱錯雜嘔吐:加?連,??。 3.妊娠惡阻:加當歸,川?。 4.食滯嘔吐:加枳殼,神?,麥芽。 5.嘔吐痰水:合二陳湯。 6.嘔吐喜飲:合胃苓湯。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |