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クラシエ 甘草湯 エキス細粒:KB-401・EK-401
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漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 →処方使用期間:1764年間生薬一覧
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 効能1 | 大分類 | 中分類 |
---|---|---|---|---|---|
甘草 » |
8 |
君薬 |
清熱解毒 |
補虚薬 |
補気薬 |
・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 |
生薬説明
甘草(生甘草)は、鎮痙・鎮痛作用(解痙止痛)、去疾・鎮咳作用(止咳)をもつ.また、細菌性トキシン・代謝産物・薬物などに対し解毒作用がある(解毒)。甘草(生甘草)は消炎作用(清熱)をもつ。
このほか、コルチコイド様作用によって水分を貯溜し抗利尿に働く(潤燥・潤肺)。
(補足)
本方は、甘草のもつさまざまな効能を利用するが、単独で用いることは少ない。
中薬構成
(herb composition)
『傷寒論』中で唯一の「甘草」ただ一味だけの方剤です。
甘草は、熱寒については平性、わずかに補性があり、かつ潤性と収(敏)性があります。緩和作用があり、激しい痛みを緩和する目的で用いられます。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |