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東洋 桂枝加厚朴杏仁湯 エキス細粒:TY-028
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 →処方使用期間:1764年間中薬構成
(herb composition)
桂枝湯に厚朴と杏仁を加えたものです。桂枝湯は、汗の出やすい、顔色のあまりよくない、虚証者向きの軽い発散剤ですが、これに降性薬の厚朴と杏仁を加えたものが本方剤です。
杏仁は鎮咳・去痰薬、また厚朴には胸腹部の膨満を下に押し下げるような作用があり、杏仁の鎮咳作用を強化する目的で、しばしば杏仁とペアで用いられます。
したがって本方剤は、桂枝湯を用いたい場合で、咳や喘鳴のある場合に用うべき方剤です。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |