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ウチダ 酸棗仁湯 煎じ薬:103
中国主治
(Chinese Mainly treatment) ?勞?煩不得眠、心悸盜汗、頭目眩暈、咽乾口燥、舌紅、脈細弦。中国臨床應用
(Mainly treatment) 不眠、更年期綜合症、神經衰弱、盜汗、健忘症。
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦250年 三国時代 『金匱要略』 校訂 →処方使用期間:1764年間中国辨證
(Dialectic) (1)失眠心煩。 (2)頭暈目眩。 (3)脈弦細而數。
生薬一覧
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 効能1 | 効能2 | 効能3 | 効能4 | 効能5 | 大分類 | 中分類 |
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酸棗仁 » |
0 |
安神薬 |
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川芎 » |
0 |
活血化瘀薬(理血薬) |
|||||||
知母 » |
0 |
清熱剤 |
清熱瀉火薬 |
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茯苓 » |
0 |
利水滲湿薬 |
|||||||
甘草 » |
0 |
補虚薬 |
補気薬 |
・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 |
中薬構成
(herb composition)
主薬である酸棗仁は、漢方の催眠薬の代表ともいうべきものです。これに加えられている茯苓にも動悸をしずめる作用があり、知母にも熱をさまし鎮静させる作用があります。茯苓を除き、すべて潤性薬、川芎・甘草を除きすべて降性薬であるところから、この方剤がイライラをしずめるのに適した薬物構成であることがわかります。
薬物はすべて補性薬ですから、虚証向きです。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
方 解
本方所治之失眠症、係因肝血不足,陰?陽亢,?熱?擾所致。方中重用酸棗仁,養血補肝,寧心安神,並可歛汗;茯苓與酸棗仁相伍,以加強寧心安神之效;川?調暢氣機,疏達肝氣與酸棗仁同用,又可養血調肝安神之效;知母滋陰清熱除煩,並可緩川?之辛燥,使無傷陰之弊;甘草生用,清熱和藥。諸藥合用,養肝血以寧心神,清?熱以除?煩,則睡眠自寧。
中国藥方加減
(Dialectic) 1.偏陰?有熱者:加生地、百合、白芍。 2.盜汗甚者:加五味子、浮小麥。 3.驚悸甚者:加龍骨、牡蠣、黨參。 4.氣?痿弱:加人參、?耆。 5.血?不眠:加當歸、熟地、何首烏。 6.煩熱不眠:加牡丹皮、梔子、淡竹葉。 7.煩燥不眠:合?膽湯。 8.驚悸不眠:合抑肝散。 9.陰?火旺:合?連解毒湯。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |