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ウチダ 黄芩湯 煎じ薬:350
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 →処方使用期間:1764年間中薬構成
(herb composition)
半夏潟心湯から黄連・乾姜・人参・半夏を去って、奇薬を加えたものとも見ることができるが、方剤の意味を考える上では、むしろ桂枝加苛薬湯の桂枝を黄苓に代え、温性薬の生姜を去ったと見る方がわかりやすい。
黄苓と桂枝の入れ替えは、ちょうど黄連湯の場合と反対で、この場合は温性の芳香性健胃薬を、寒性の苦味健胃薬に代え、さらに温
性の生姜が除かれているので、方剤全体が寒性、消炎性となっている。
構成生薬はすべて収敏性であり、奇薬には鎮痛、大裏・甘草には緩和作用があるから、熱証の人の炎症性下痢(泄瀉)・腹痛には格好の方剤
と見ることができよう。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |