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ツムラ 三物黄芩湯 エキス顆粒(医療用):121
中国主治
(Chinese Mainly treatment) 婦人?後外感風邪,四肢苦煩熱,頭不痛,但煩者。中国臨床應用
(Mainly treatment) ?褥熱,肺結核,不眠症,自律神經失調,口?炎,吐血,下血,凍傷,火傷,蕁麻疹,濕疹,乾癬,婦人血道症,更年期之病態,夏天手足煩熱,高血壓等。
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦250年 三国時代 『金匱要略』 校訂 →処方使用期間:1764年間中国辨證
(Dialectic) (1)?後外感風邪。 (2)四肢煩熱。 (3)眠差。 (4)皮膚乾燥。
生薬一覧
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 効能1 | 効能2 | 効能3 | 効能4 | 大分類 | 中分類 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
黄芩 » |
6 |
君薬 |
清熱化湿 |
清熱解毒 |
瀉火 |
凉血 |
清熱剤 |
清熱燥湿薬 |
苦参 » |
3 |
臣薬 |
清熱化湿 |
清熱剤 |
清熱燥湿薬 |
|||
生地黄 » |
6 |
佐薬 |
清熱凉血 |
滋陰 |
清熱剤 |
清熱涼血薬 |
・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 |
生薬説明
黄芩:苦寒。清熱、涼血止血、安胎、鎮静。消炎、鎮静、解熱、利尿作用を有します。苦参:苦寒。清熱燥湿。陰を補い精を益す。津を生じ渇を止む。解熱利尿作用を有します。
乾地黄:甘苦寒。清熱滋陰、涼血、陰を滋し陽を退け血を涼す。血虚の発熱を治します。
3薬が協力して四肢煩熱を主徴とする血熱血燥を治します。
本方の証は陰虚火旺による四肢煩熱で、本方はそれを滋陰清熱するものです。
臨床的には産褥熱、婦人血の道、更年期障害、その他で手足の火照る者に用います。
また苦参は殺虫作用を有し、水虫や頑癬、乾癬に用いて効奏することもあります。
中薬構成
(herb composition)
構成生薬の三者とも寒性薬で、解熱・消炎作用が強いです。
生地黄(しょうじおう)は血熱をさます薬と言われ、手足がほてるのを除くには最もよい薬とされています。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
方 解
方中??清熱瀉火為君;苦參去風清熱兼利尿為臣;地?滋潤補血兼退血熱為佐。三藥合用,使火平而風息,陰復而肝寧,則肢體煩熱自除矣。
中国藥方加減
(Dialectic) 1.不眠甚者:加酸棗仁,茯神。 2.?熱甚者:加?連,梔子。 3.膚乾癢甚者:合消風散。 4.婦人更年期之病態:合逍遙散。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |