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ツムラ 二朮湯 エキス顆粒(医療用):88
中国主治
(Chinese Mainly treatment) 治痰飲體質、手臂疼痛無外傷引起者。中国臨床應用
(Mainly treatment) 肩關節周圍炎、肩腕疼痛、上臂神經痛、五十肩、四十腕。
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦1587年 明時代 『万病回春』 {龍+共}廷賢 →処方使用期間:427年間中国辨證
(Dialectic) (1)肥胖痰飲體質。 (2)上臂痛。
中薬構成
(herb composition)
半夏から甘草までは二陳湯、これに白朮・人参・大棗を加えると六君子湯になりますが、人参・大棗は除かれています。
これに香附子・鬼活・威霊仙・天南星という発散性鎮痛ないし鎮痙薬を配合したものが本方剤で、本方剤は二陳湯ないし六君子湯を使いたいような胃アトニー者(ただし、人参が除かれているのでその程度は軽い)の痛みを目標につくられた方剤と見ることができます。
二朮湯の名は、白朮と蒼朮の両方が入っていることから名付けられたものですが、白朮が収敏性であるのに対して蒼朮は発散性で、蒼朮は方剤全体の発散性を増す目的で加えられたものです。
この方剤の特徴は、構成生薬が甘草を除いてすべて燥性薬であることで(潤性で収敏性である人参・大棗が除かれていることに注意)、しかもその大半が温性で補性であることから、この方剤が寒虚湿証向きの方剤です。
なお、構成生薬中に黄芩という消炎性健胃薬が入っていますが、これは白朮という胃アトニー向き健胃薬に配して、単なる胃アトニーではなく、炎症も若干ある場合を想定して、この方剤がつくられています。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
方 解
本方主治目標為上焦濕痰引起之疼痛。故患者係較肥胖有水毒性體質,而筋肉鬆軟,平素胃腸不佳者。 方中陳皮、半夏、茯苓、甘草、生薑即二陳湯,能燥濕化痰,為理脾胃治濕痰之妙劑;羌活逐風勝濕,利關節而和諸痛;南星破痰破結,並治風濕;白朮、蒼朮除濕,健脾胃;威靈仙可?在表之風濕,且可通行經絡而止痺痛;??清熱燥濕;香附和氣止痛。
中国藥方加減
(Dialectic) 1.血?有?:加當歸、赤芍。 2.氣?:加?耆、人參。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |