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ツムラ 釣藤散 エキス顆粒(医療用):47
中国主治
(Chinese Mainly treatment) 肝經熱厥、頭暈目眩、胸膈脹痛、胸悶氣鬱、煩熱躁?,或卒然拘攣,眼目翻騰,身熱足冷或吐利。中国臨床應用
(Mainly treatment) 高血壓、偏頭痛、神經官能症、梅尼爾氏綜合症、肩胛?痛、更年期綜合症、動脈硬化症。
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦1800年 日本時代 『本朝経験方』 →処方使用期間:214年間中国辨證
(Dialectic) (1)肝陽偏亢。 (2)眩暈頭痛。 (3)煩熱躁?。 (4)脈弦有力。
生薬説明
1.釣藤鈎は鎮静・鎮痙・降圧作用をもち、顔面部の充血を緩解し、自律神経の興奮を鎮める(平肝潜陽)。2.菊花は鎮静・降圧作用をもち、眼の充血や頭痛を和らげる。また視覚を改善する(明目)。
3.防風は頭痛を止め、鎮痙に働く。
4.石膏は体内の熱をさまし、鎮静に働き上記3薬の効果を強める。
5.人参・甘草・茯苓は消化吸収を促進し、全身の機能を高める(補気健脾)。
6.半夏・陳皮・生姜は胃腸の蠕動を強め、●痰・制吐に働き、茯苓とともに消化管内の水分停滞を除く(理気化痰)。
7.麦門冬は滋潤(滋陰)と鎮静に働き(養心安神)、他薬の燥性を和らげる。
(補足)
本方は脾虚によって生じた痰濁が、肝風と共に上逆する「風痰上擾」の症候に適応がある。
中薬構成
(herb composition)
白虎加人参湯から知母と糧米を去って、半夏以下を加えたものと見ることができます。
石膏が入っているので熱証用であるし、人参が入っているので多少とも虚証向きに考慮されていることがわかります。
この方剤の主薬は、方剤の名が示すように釣藤ですが、釣藤には鎮静・鎮痙作用があり、血圧降下作用もあるようで、おそらくは脳動脈硬化に対して良い影響を与えるのではないかと思われる。こ
れに発散薬である菊花・防風などが加わって、脳動脈硬化に伴う頭
痛や神経症状を除くものと考えられる。菊花には、眼や脳の充血を
去り、血圧を下げる効果もあるようである。
快苓は、半夏・生姜・陳皮とともに、停滞した水(めまし)は水の
停滞によると漢方では考える)を追い出す役をするとともに、動悸
などに対する鎮静効果も期待される。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
方 解
經云”無風不作眩”、”無肝不作眩”,肝為剛臟,體陰而用陽,肝陰不足,肝陽偏亢,化風上擾,則作眩暈。 方中鉤藤平肝清熱,菊花甘微寒微苦,輕清浮散,平肝熄風以助鉤藤平肝之力;防風辛?而潤,助?風之功;石膏辛寒,清熱降火,肝風常易挾痰、陳皮、半夏同用健脾燥濕化痰,以杜生痰之源;麥冬養陰安神;茯神寧心安神;人參、茯苓補氣健脾化濕;生薑、甘草調和脾胃,共奏平肝清熱安神之功。
中国藥方加減
(Dialectic) 1.肝陽亢盛(血壓偏高):加天麻、牛膝、石決明、??、梔子。 2.痰濁較盛:加天麻、白朮、澤瀉。 3.頭痛甚:加川?、葛根、蒿本。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |