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荊防敗毒散エキス細粒G「コタロー」:
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦1587年 明時代 『万病回春』 {龍+共}廷賢 →処方使用期間:427年間生薬一覧
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 大分類 | 中分類 |
---|---|---|---|---|
羌活 » |
5 |
解表剤 |
辛温解表薬 |
|
独活 » |
5 |
君薬 |
祛風湿薬 |
|
柴胡 » |
5 |
臣薬 |
解表剤 |
辛涼解表薬 |
枳穀 » |
5 |
君薬 |
||
茯苓 » |
5 |
佐薬 |
利水滲湿薬 |
|
荊芥 » |
5 |
臣薬 |
解表剤 |
辛温解表薬 |
防風 » |
5 |
君薬 |
解表剤 |
辛温解表薬 |
桔梗 » |
5 |
君薬 |
化痰止咳平喘薬 |
止咳平喘薬 |
川芎 » |
5 |
使薬 |
活血化瘀薬(理血薬) |
|
甘草 » |
3 |
使薬 |
補虚薬 |
補気薬 |
・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 |
生薬説明
敗毒散は発散風寒、疏導経絡、行気和血の役割があり、風寒湿邪が肌?に鬱して瘡瘍になる。初期は、膿が形成していないうちに表には無汗寒熱証を現す。
人参を取り、荊芥、防風を加え、生姜、薄荷を使わないで、荊防敗毒散と改名した。
その開肌?、去風寒の効はいっそう強くなる。
だから、体質丈夫の人の敗毒散証の者に最も適する。
そして、瘡瘍初起の寒熱無汗をも治す。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |