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コタロー 木防已湯 エキス細粒:N36
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦250年 三国時代 『金匱要略』 校訂 →処方使用期間:1764年間中薬構成
(herb composition)
方剤の名は木防已湯ですが、使用経験より見て、木防已を用いず、防已(漢防已)を用いるのがよいとされています。
石膏は強い寒性薬、防已は利尿薬で、この二つが主薬を成しているので、本方剤は熱証用で湿証用と言うことができます。防已・石膏・桂枝はいずれも発散薬で、停滞した水分を発散させる方剤です。
石膏・防已という強い潟性薬が入っているので、著しい虚証には用い難いですが、桂枝・人参、ことに人参という補性薬が入っているので、息切れなどの虚証症状はあってもさしつかえありません。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |