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フラーリンL粒:
漢方・中医学(Traditional Chinese Medicine)における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、体質の改善によって健康に導く」ことと、
「自然の生薬(herb) »を処方した漢方薬を使う」ことです。 |
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出典書籍
西暦1107年 宋時代 『和剤局方』 陳思文 →処方使用期間:907年間中薬構成
(herb composition)
四逆散を加減した疏肝養血・理脾の代表的組成になっています。
疏肝解鬱の柴胡が主薬で、鬱滞した肝気を疏通し条達させ、少量の薄荷が疏散条達の効能をつよめます。養血活血の当帰と養血敏陰の白朮は、肝の陰血を補充して柔肝し疏泄を調
整します。健脾の白朮・茯苓・炙甘草は脾運を高めて気血生化の源を益し、苦温のワイ姜が脾気を鼓舞します。全体で、肝の陰血を補い肝気を調節し、気血を調整し肝脾を併治する全面
的な用薬になっています。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂 »に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
中医学(漢方)は中国(China)で生まれ、発展した体系医学です。その起源(origin)は遠く2千3百年以上も前に遡ります。そして、日本にも古く(5世紀)に中国から朝鮮半島を経て伝わり、日本独自の発展をしました。 自然(nature)との調和(harmony)を求め、自然に学ぶ。自然を活かし、人(human being)を活かす。自然の恵み(mercy)。 五行:万物(all things)が木(tree)・火(fire)・土(earth)・金(metal)・水(water)の5つの要素で構成され、自然界の現象はこれらの運動や変化によって説明できるとした世界観です。陰陽五行説(positive and negative,five classification theory) » |